ウェカピポ（スティール・ボール・ラン）とは【徹底解説・考察まとめ】

隣の世界へ移動できるヴァレンタイン大統領の能力によって、体の半分だけを連れてこられたDioは、遺体の左目を奪われてしまう。さらに、Dioの体は細切れになり始めた。ヴァレンタイン大統領以外が別世界の自分と出会うと、融合して消滅してしまうのだ。隣の世界のDioが近くにいたため、融合が始まっていた。Dioは融合を止めるため、隣の世界でもジョニィが銃で撃たれながらも生存していると考え、隣の世界で撃たれたジョニィを恐竜で連れてきた。そのジョニィはヴァレンタイ大統領に爪弾を命中させ、ヴァレンタイン大統領は絶命する。
しかし絶命する直前、大統領がドアに挟まったことでスタンド能力が発動し、大統領は生存する。Dioはこの光景を見たことにより、何かに挟まることが元の世界へ帰る方法だと確信する。するとDioは「大統領の能力がわかった」と、隣の世界のウェカピポをDioの元に呼び寄せた。
まんまと近づいてしまった隣の世界のウェカピポは、Dioに覆いかぶさるように引っ張られた。ウェカピポに挟まれることで、能力が発動し元の世界へ帰ることが出来たDIo。しかしこれは同時に、ウェカピポの死を意味していた。
元の世界へ来たのはDioだけではなく、隣の世界のウェカピポも一緒に来てしまったのだ。二人のウェカピポが出会ってしまったことにより、融合が始まり二人のウェカピポは消滅してしまった。過去に妹の夫や国家に裏切られたウェカピポは、Dioの裏切りにより、唐突にあっけない最期を迎えることになってしまう。最後まで裏切られ続けた人生であった。

ウェカピポの能力

レッキングボール

レッキングボールは「壊れゆく鉄球」という意味を持つ。その由来は鉄球に衛星と呼ばれる小さな球が埋め込まれており、時間差でこの衛星一つ一つが外れて、攻撃してくる様が壊れているように見えるからである。ツェペリ家の鉄球とは異なる歴史を持っており、王族護衛の人間のみが扱える技術で鉄球を使用している。

左半身失調

レッキングボールにはツェペリ家の鉄球にはない効果がある。それこそが「左半身失調」であり、直接鉄球が当たらずとも、衛星の衝撃波に触れると左半身の感覚が消失してしまう。実際に左半身が無くなっている訳ではないため、動かすことは可能である。しかしながら、左側の「視覚」「聴覚」「触覚」などあらゆる情報が遮断されるため、戦闘において強力な効果を発揮する。

ウェカピポの関連人物・キャラクター

マジェント・マジェント

マジェント・マジェントはウェカピポとコンビを組んでいた大統領の刺客。ジャイロ達をコンビで襲撃するも、左目を失い戦闘不能になる。その後、裏切り行為をしていたウェカピポに復讐するため再登場する。スタンドは「20th センチュリー・ボーイ」。スタンドを身に纏っている間は、全てのダメージが地面や周囲に拡散され、絶対無敵の防御能力を誇る。最後はウェカピポとの戦いで、馬車諸共川に沈み、スタンド能力を解除できず川底に沈み続けることを選択し、待つことと考えることをやめた。

マジェント・マジェント（スティール・ボール・ラン）とは【徹底解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

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マジェント・マジェントとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の第7部『スティール・ボール・ラン』の登場人物で、「ウェカピポ」とコンビを組んでいる大統領の刺客。ジャイロ達をコンビで襲撃するも、左目を失い戦闘不能になる。その後、裏切り行為をしていたウェカピポに復讐するため再登場する。スタンドは「20th センチュリー・ボーイ」。スタンドを身に纏っている間は、全てのダメージが地面や周囲に拡散され、絶対無敵の防御能力を誇る。最後は馬車諸共川に沈み、スタンド能力を解除できず川底に沈み続けることを選択する。

ジョニィ・ジョースター

CV：梶裕貴（ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』、ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』）
『ジョジョの奇妙な冒険』の第7部『スティール・ボール・ラン』の主人公。下半身不随だったが、ジャイロと出会った事で馬に乗れるようになる。
「爪弾」を飛ばすスタンド「タスク」の使い手。ジャイロとコンビを組んで「スティール・ボール・ラン」レースに参加する。自分の足が動くようにしてくれた「聖人の遺体」を欲している。ジャイロと違い、殺意を込めて敵を撃つ「漆黒の意志」を持っている。愛馬の名はスローダンサー。
極寒の地でマジェントとウェカピポの襲撃を受けた。ウェカピポの左半身失調に動揺するも、同郷で原理を知っていたジャイロに助けられ、ジャイロと共に勝利した。以降はウェカピポと協力関係となる。

ジョニィ・ジョースター（スティール・ボール・ラン）とは【徹底解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

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ジョニィ・ジョースターとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン』の主人公で、元ジョッキーにしてスタンド使い。19歳。
下半身不随だったが、ジャイロと出会った事で馬に乗れるようになる。「爪弾」を飛ばすスタンド「タスク」の使い手。
ジャイロとコンビを組んで「スティール・ボール・ラン」レースに参加する。自分の足が動くようにしてくれた「聖人の遺体」を欲している。
ジャイロと違い、殺意を込めて敵を撃つ「漆黒の意志」を持っている。愛馬の名はスローダンサー。

ジャイロ・ツェペリ

CV：三木眞一郎（ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』、ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』）
物語本編におけるジョニィの親友にして相棒。国王に仕える鉄球使いの刑務官であり、ネアポリス王国の死刑執行人の家系であるツェペリ家の長男。国家反逆罪で処刑されることになった無実の少年を救うため、国王の恩赦を得られるスティール・ボール・ラン・レースに参加する。愛馬の名はヴァルキリー。
ウェカピポと同じ国の出身。ウェカピポのレッキングボールが王族護衛のための鉄球技術であることや、ウェカピポの妹についても知っていた。ウェカピポの妹の目を治療しようとしたが失敗した過去があり、妹が生きている事をジャイロは知っていた。ジャイロの治療が失敗したことで、妹は盲目になってしまったが、そのおかげで現在も生きている。ウェカピポはジャイロから妹が生きていることを聞かされ、ジャイロ達に協力することとなる。

ジャイロ・ツェペリ（スティール・ボール・ラン）とは【徹底解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

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ジャイロ・ツェペリとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン』の主人公で、国王に仕える刑務官にして鉄球使い。24歳のイタリア人。
冤罪で死刑宣告を受けた靴磨きの少年マルコの恩赦を得るため、海を渡り「スティール・ボール・ラン」レースに参加する。愛馬の名はヴァルキリー。
普段はひょうきんで明るい性格だが、「納得」するためには命をかけるほど正義感が強い。ジョニィの相棒にして、「黄金の回転」を彼に教える師匠でもある。
物語終盤、ヴァレンタイン大統領と交戦して死亡。

ディエゴ・ブランドー

CV：子安武人（ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』）
スティール・ボール・ラン・レース参加者の一人で、ウェカピポと共にファニー・ヴァレンタイン大統領に戦いを挑んだ人物。D4Cの能力で別世界に連れて行かれたDioは、元の世界へ帰るためウェカピポを犠牲にした。Dioの裏切りによりウェカピポは死亡する。
フェルディナンド博士のスタンド「スケアリー・モンスターズ」の能力で恐竜化する。貧しい境遇で虐げられた彼が望むのは、この世への権力と復讐である。愛馬の名はシルバーバレット。ヴァレンタイン大統領と交戦し死亡した。
のちに敗北を悟った大統領が別の世界から生きている彼を連れて来た際は、時間を止めるスタンド「THE WOLRD」の使い手であった。最終巻にてスティール・ボール・ラン・レースを1着でゴールするが、ルーシー・スティールの持ってきた「基本世界のディエゴ」の遺体と接触し、消滅した。