マイク・O(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ
マイク・Oとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の第7部『スティール・ボール・ラン』の登場人物で、SBRレースを裏で支配している「ファニー・ヴァレンタイン大統領」の側近。語尾に「世界」をつける癖がある。金属に息を吹き込むことで風船のように膨らませ、バルーンアートのように変形させて操ることができるスタンド「チューブラー・ベルズ」の使い手。遺体を盗んだ「ルーシー・スティール」を救出しにきた「ホット・パンツ」のスタンド「クリーム・スターター」により、自分の顔が膨らみ破裂して死亡する。
釘や雨戸の金属などを風船のように膨張させ、犬や鳥のバルーンアートのようにして自在に操ることができる。ゴム風船のような性質のため、引っ張ったり膨張させても割れることはない。ドアの隙間など狭い場所も、ゴムの性質を生かして通ることが可能である。相手の体内に侵入して、体内で破裂させることにより相手を死に至らしめる。
バブル犬やバブル鳥など動物のような形態に変化させ、臭いで自動追尾させるなど簡単な命令を出すことも可能である。風船から金属に戻すことはマイク・Oの意志でもできる。破裂の衝撃を使い、金属を遠くに飛ばすことで遠距離からの攻撃もできる。
バブル動物が破壊されると本体にダメージはないが、どこで破裂したか検知できる。近距離から遠距離、さらには追跡まで可能な応用力がとても高い強力なスタンドである。
マイク・Oの関連人物・キャラクター
ファニー・ヴァレンタイン大統領
CV:加瀬康之(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』、ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』)
マイク・Oが側近として仕えている第23代アメリカ合衆国大統領であり、レースの裏の支配者。遺体を狙っている裏切り者を炙り出すため、マイク・Oに犯人の追跡を命令する。
物にはさまる事で平行世界から別の人間(大統領自身も含む)を連れて来れるスタンド「D4C(Dirty deeds done dirt cheap=いともたやすく行われるえげつない行為)」の使い手。口癖は「どジャアア~~~ン」。
元軍人であり、砂漠「悪魔の手のひら」で遭難したとき「聖人の心臓」を手に入れ、ただひとり生還する。祖国であるアメリカに永遠の繁栄をもたらすため、「スティール・ボール・ラン」レースを利用して、強烈な繁栄のパワーを持つ「聖人の遺体」を手に入れようと目論む。
聖人の遺体から新たな能力「ラブトレイン」を身に着け、ジャイロとの戦いには勝利するが、ジャイロの教えで「タスク ACT4」を身に着けたジョニィに敗北、死亡する。
ディエゴ・ブランドー
CV:子安武人(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』)
SBRレース参加者の一人で、マイク・Oに裏切り者の体重や性別など重要情報を教えた人物。ファニー・ヴァレンタイン大統領とディエゴが交わしていた契約を完了させるため、マイク・Oは大統領の側近としてディエゴに近づき、裏切り者の情報を聞き出した。
フェルディナンド博士のスタンド「スケアリー・モンスターズ」の能力で恐竜化する。貧しい境遇で虐げられた彼が望むのは、この世への権力と復讐である。愛馬の名はシルバーバレット。ヴァレンタイン大統領と交戦し死亡。
のちに敗北を悟った大統領が別の世界から生きている彼を連れて来た際は、時間を止めるスタンド「THE WOLRD」の使い手であった。最終巻にて「スティール・ボール・ラン」レースを1着でゴールするが、ルーシー・スティールの持ってきた「基本世界のディエゴ」の遺体と接触し、消滅した。
ディエゴ・ブランドー(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
ディエゴ・ブランドーとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン』の登場人物で、天才ジョッキーにしてのちにスタンド使いとなる。通称「Dio」。20歳。
「スティール・ボール・ラン」レースの参加者で、愛馬の名はシルバーバレット。貧民出身で過酷な幼少期を過ごし、上昇志向が強い性格。
大統領から「聖人の遺体」の後継者に指名され、「スティール・ボール・ラン」レースを1着でゴールするが、ルーシー・スティールの持ってきた「基本世界のディエゴ」の遺体と接触し、消滅した。
スカーレット・ヴァレンタイン
レースを裏で支配するファニーヴァレンタイン大統領の妻。マイク・Oの護衛対象である人物。ファーストレディとして確固たる意志を持っているものの、夫婦としての関係性は深くない。自身はレズビアンであり、ルーシー・スティールの罠にハマってしまった。相手のお尻で顔を圧迫される「圧迫祭り」が大好物である。ルーシーが自身の変装をして大統領に近づいていたことと、好意を持っていた相手に騙されていたことで、激怒したスカーレットはルーシーに銃弾を容赦無く放つ。しかしルーシーの作戦により、バブル犬が追跡対象のルーシーではなく誤ってスカーレットを攻撃してしまい死亡する。
ルーシー・スティール
CV:桑島法子(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』)
大陸横断レース「スティール・ボール・ラン」を主催したスティーブン・スティールの妻。大統領の真の目的を知り、夫を守ることを決意。大統領から遺体を盗み出す際に、マイク・Oのバブル犬に襲われる。大統領夫人に変装し、大統領を眠らせ遺体を盗むことに成功したものの、マイク・Oのバブル犬と大統領夫人に襲われてしまう。
バブル犬の特性を利用し、大統領夫人を殺すが、マイク・Oがバブル犬が破裂したことを察知し、窓越しにマイク・Oが現れる。救出しにきたホット・パンツがマイク・Oとの死闘に勝利し、事態は収集する。しかしルーシーを逃すことが難しいと判断したホット・パンツは彼女を肉スプレーで変装させ、大統領夫人として屋敷に残るよう指示を出した。
夫を一途に愛し、強い意志と行動力を持つ女性である。夫を守るために物語の裏で暗躍するファニー・ヴァレンタインと対決した。
ルーシー・スティール(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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ルーシー・スティールとは『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの第7部に当たる『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン』に登場する人物で、ストーリーの軸となる大陸横断レース「スティール・ボール・ラン」を主催したスティーブン・スティールの妻。流した涙が固形化しカッターになり、切り付けられた者の運命を操るスタンド「チケット・トゥ・ライド」という能力を持つ。14歳という幼さだが、夫を愛しぬく強い意志と行動力を持ち、夫を守るために物語の裏で暗躍するファニー・ヴァレンタインと対決した。
ホット・パンツ
CV:豊口めぐみ(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』)
ホット・パンツとはSBRレースの参加者の一人であり、正体を隠し男装をしている女性騎手。スタンドは自分もしくは他人の肉体を搾り取って放射する「クリーム・スターター」。幼少期グリズリーに襲われた際、弟を差し出して自分が生き延びた罪悪感から「聖人の遺体」を求め、SBRレースに参加する。遺体を盗み出したルーシーの救出と遺体の回収のため、屋敷に潜入したホット・パンツは、ファニー・ヴァレンタインの側近であるマイク・Oと戦うことになる。マイク・Oに肉スプレーを付着させ、自身が膨らむようにしたことでマイク・Oは破裂死した。
聖人の遺体をめぐる戦いで「ファニー・ヴァレンタイン」と戦い敗北。「D4C-ラブトレイン」の能力で、体内に入った異物が心臓に達し死亡する。
ホット・パンツ(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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ホット・パンツとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の第7部『スティール・ボール・ラン』の登場人物で、SBRレースの参加者の一人であり、正体を隠し男装をしている女性騎手。スタンドは自分もしくは他人の肉体を搾り取って放射する「クリーム・スターター」。幼少期グリズリーに襲われた際、弟を差し出して自分が生き延びた罪悪感から「聖人の遺体」を求め、SBRレースに参加する。聖人の遺体をめぐる戦いで「ファニー・ヴァレンタイン」と戦い敗北。「D4C-ラブトレイン」の能力で、体内に入った異物が心臓に達し死亡する。
マイク・Oの名言・名セリフ/名シーン・名場面
「オレのことはどうでもいい世界さ」
ミシガン湖畔にてディエゴを待っていたマイク・Oは、ディエゴに「レースはどんな調子の世界だ?」と話しかけた。見覚えのない顔に戸惑うディエゴであったが、続けて「オレの事はどうでもいい世界さ 昨日我々は両耳部と右腕部を手に入れたよ」とディエゴに言った。この会話からディエゴはこの人物が、アメリカ政府の人間であることを悟った。
マイク・Oは裏切り者の情報を教えるという、ディエゴとの契約を果たすためやって来ていた。ディエゴは渋々裏切り者が、体重51kg以下の女であるという情報を口にした。驚くマイク・Oであったが、自信満々のディエゴは「これで貸し借りはなしだ」とその場を去っていった。
マイク・Oの口癖は「世界」であり、語尾に世界がつくとても特徴的なキャラクターである。マイク・Oの元を去ったディエゴは、心の中で「オレには関係ないセカイだしな…」とわざと言っている。ディオといえば旧世界においてスタンドが「ザ・ワールド」であるため、ディエゴとマイク・Oに関係性を持たせるあたり、原作者の遊び心が満載のシーンであった。
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目次 - Contents
- マイク・Oのプロフィール・人物像
- マイク・Oの来歴・活躍
- ディエゴ・ブランドーからの重要情報
- 裏切り者の追跡
- ファーストレディの誤殺とホット・パンツ
- マイク・Oの最期
- マイク・Oのスタンド:チューブラー・ベルズ
- スタンドとは
- ステータス
- 能力:金属を風船のように膨らませ、バルーンアートにして操る
- マイク・Oの関連人物・キャラクター
- ファニー・ヴァレンタイン大統領
- ディエゴ・ブランドー
- スカーレット・ヴァレンタイン
- ルーシー・スティール
- ホット・パンツ
- マイク・Oの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「オレのことはどうでもいい世界さ」
- 「おまえへのギロチン処刑の世界を兼ねたッ」
- マイク・Oの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- マイク・Oの由来はイギリスのミュージシャン「マイク・オールドフィールド」
- スタンドの由来は「マイク・オールドフィールド」のアルバム『Tubular Bells』