宮本武蔵(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

宮本武蔵(みやもとむさし)とは、『刃牙シリーズ』第4作目『刃牙道』に登場する宮本武蔵のクローン。天下無双の名に恥じない強さを発揮し、『刃牙シリーズ』に登場する数々の猛者と闘い勝利した。二刀流を得意とし、強者と闘い勝つことに心から喜びを感じる生粋の武人である。自身を天下一と信じて疑わない傲慢さと、勝つためなら手段を選ばない狡猾さの裏には、日々強くなるための鍛錬を怠らない真面目さと、戦の中で身につけた厳しい死生観がある。

宮本武蔵の関連人物・キャラクター

徳川光成

武蔵のクローンを造るプロジェクトを立ち上げた徳川光成

水戸黄門である徳川光圀の11代目の子孫であり、『刃牙シリーズ』の第1作目『グラップラー刃牙』で開かれた地下闘技場最大トーナメントの主催者。スカイツリーの地下に宮本武蔵のクローンを作るプロジェクトを立ち上げた人物。

徳川寒子

徳川光成の姉で霊媒者の徳川寒子

徳川光成の姉。職業は霊媒者。どんな人の霊も現世に降ろすことができる。宮本武蔵のクローンに、宮本武蔵本人の記憶や魂を吹き込んで、現世に蘇らせた人物。

宮本武蔵の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「剣とはそんな不便なものか」

剣が無くても人を斬れることをほのめかす武蔵

佐部京一郎と対峙した時に武蔵が言ったセリフ。武蔵は剣を握っていないにも関わらず、佐部は7度斬られたと言うので、徳川が武蔵に剣を握っていないのにどのように斬るのかと問うた。
すると武蔵は、「剣がなくては人は斬れんか。剣とはそんな不便なものか」と言った。武蔵ほどの達人になれば、刀を持たなくても相手を斬れると伝えることで、底知れない強さを表現している。

「我は天下一。俺ほどになるとな、姿がそのまま刃、帯刀するまでもない」

徳川邸で武蔵と刃牙が立ち合う際、武蔵は素手にも関わらず、刃牙に丸腰でいいのかと尋ねる。
すると刃牙は「あんたも素手だ」と問い返すと、武蔵は刀を握る構えをして刃牙を斬った後に言ったセリフ。
「我は天下一。俺ほどになるとな、姿がそのまま刃、帯刀するまでもない」
そのセリフを聞いた刃牙は驚愕した。

「武と云うよりは舞、舞踊だな」

独歩を馬鹿にする武蔵

武蔵が愚地独歩と立ち合う前、独歩がレンガを割り、瓶を手刀で切り、足刀で木を切った姿を見た時に言ったセリフ。
「武と云うよりは舞、舞踊だな。しかし何故石や木を?」
まるで独歩を馬鹿にするようなセリフである。

「烈海王、敗れたりッッ」

不利な状況にいながらハッタリをかます武蔵

武蔵が烈に剣を渡し、素手で近づこうとすると、烈は武蔵に連撃を加えて圧倒する。
劣勢にも関わらず武蔵が烈に言ったセリフ。
「烈海王、敗れたりッッ」
この言葉は巌流島での闘いで、佐々木小次郎に対して「小次郎、敗れたりッッ」と言ったことで有名で、観客も皆知っていたために場内は爆笑の渦となった。

宮本武蔵の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

モデルは宮本武蔵

二刀流の宮本武蔵

宮本武蔵は、江戸時代初期の剣術家、兵法家、芸術家である。二刀を用いる二天一流兵法の開祖。京都の兵法家である吉岡一門との闘いや、巌流島での佐々木小次郎との決闘が有名である。自著『五輪書』には、十三歳から二十九歳までの六十余度の勝負について書かれており、無敗との記載もある。芸術にも秀で、『鵜図』『紅梅鳩図』『正面達磨図』『盧葉達磨図』『盧雁図屏風』『野馬図』など国の重要文化財に指定されている。

記憶の片隅に追いやられた佐々木小次郎

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