【FAIRY TAIL】剣咬の虎(セイバートゥース)の登場人物・キャラクター解説まとめ【フェアリーテイル】
『FAIRY TAIL』(フェアリーテイル)は魔導士ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」のナツやルーシィ、ハッピーの活躍を描く漫画である。作中では「フェアリーテイル」以外にも様々な魔導士ギルドが登場する。「剣咬の虎(セイバートゥース)」はX791年時点においてフィオーレ王国最強のギルドと言われており、中でも滅竜魔導士のスティングやローグ、ミネルバといった面々は実力が高い。
レクター
13歳(7年後)で、背中に紋章がある。
好きなものはスティングくん、嫌いなものはいじめっ子。
スティングに付き従う、赤茶色の毛をしたオスのエクシード。
「〜!ハイ」が口癖で、周りの者を君付けで呼んでいる。
言葉遣いは丁寧だが、敵対する者には丁寧ながらも慇懃無礼な態度が目立つ。
強くなることを望んでおり、幼少期の頃にスティングの強さに見惚れて弟子入りした。
スティングが子供の頃に竜を倒したということを周囲に信じてもらえず、嘘つき呼ばわりされていたため、スティングと「皆の見ている前で火竜(ナツ)を倒し、彼を嘘つきじゃなくする」という約束を交わしており、スティングが最強だと信じている。
スティングがナツに敗北した後、ジエンマに怒りの制裁を下されるスティング達を弁解しようと試みる。
怒りの収まらないジエンマに消されたように見えたが、実際はミネルバの魔法で別の場所に飛ばされており、事実上人質に取られていた。
ミネルバがミリアーナを解放する際にくっついて脱出し、「妖精の尻尾」の優勝決定直後にスティングと再会する。
ローグ・チェーニ
「影竜のローグ」の異名を持つ男。19歳で、マントの左肩に白い紋章がある。
好きなものはフロッシュ、嫌いなものは昼間。
「剣咬の虎」最強の五人の一人で、双竜の片割れ。
右目が隠れた黒髪を持つ青年。背中に黒いマントを羽織り腰に日本刀のような刀を差している。
「ローグ」という名前の意味(『悪者、悪党』などを意味する)を嫌い、当時はライオスと名乗っていた。
影竜・スキアドラムから滅竜魔法を教えられ、体内に滅竜魔法の魔水晶を埋め込んだ「第三世代の滅竜魔導士」。
自身の体を「影」と化すことで回避や移動を行い、相手の死角を突いた攻撃を得意とする。
スティング同様、自力でドラゴンフォースを発動できる。
また、ナツやスティングと同じく乗り物酔いをする(作中の描写は無く本人の発言)。
かつてはガジルの弟分で、彼に憧れ、元々ガジルが所属していた「幽鬼の支配者」に入ろうとしていたが、ギルドが壊滅し後に彼が敵対していた「妖精の尻尾」に加入したことに疑問を抱いていた。
スティングと比べ冷めている言動が多い。
スティング同様自分の力を過信しており冷徹に見えるが、ギルドから追放されてしまったユキノを心配したり、フロッシュの事も大切に思っているなど、寡黙ながらも内心は思いやりの深い性格の持ち主。
大魔闘演武では4日目のバトルパート「タッグバトル戦」ではスティングとのペアでナツとガジルペアと戦うも、第二魔法源と3ヶ月の修行によってパワーアップした彼らには敵わず、スティングと一緒にナツ一人に敗北した。
最終日では再びガジルと戦い、彼に圧倒される。
戦う中でガジルが「妖精の尻尾」にいる意味が「仲間」だったことに気付き、同時に自分が何のために戦っているのかが分からなくなるが、ガジルに「カエル(フロッシュ)は仲間だろ」と指摘される。
戦意喪失するが、途中で正体不明の自分の運命を司る影によって操られ、圧倒的な力でガジルを追い詰めるが、自身の影を食べ鉄影竜になったガジルに倒され、正気に戻る。
大魔闘演武終了後は竜を倒すために協力し、リヴァイアや運命を司る影から未来の自分のことを聞かされ精神的に追い詰められるが、スティングの言葉で立ち上がり、闇に染まらないと誓い、彼と共にリヴァイアやシザーランナーといったドラゴンに立ち向かった。
フロッシュ
性別・年齢は不明で、背中にギルドの紋章がある。
好きなものはカエル、嫌いなものはミミズ。
ローグに付き従う、緑色の体色のエクシード。
一人称は「フロー」で、口癖は「フローもそー思う」。
現在着ているピンク色のカエルの着ぐるみを見つけて以来、いつも着用している。
一見動きが遅いように見えるが、実は身体的にはレクターよりも動きは速いらしい。
口調は幼くやや舌足らずだがローグ同様、ギルドから追放されてしまったユキノを心配するなど、思いやり深く仲間思いな性格でもある。
レクターとは何だかんだありながら仲が良い様子で、彼が消えた時は落ち込んだ素振りを見せていた。
自分のことをカエルだと思って育ったが、自分がカエルでは無いと分かった時は3日間泣き続けたらしい。
ローグと出会った時から決して彼のそばを離れず、お互い切り離せない存在となっている。
ローグに出会った経歴は不明だが、少なからず7年前はまだ彼と出会っていない様子。
未来のローグの話から、1年後何者かがフロッシュを殺害すると予言されている。
ユキノ・アグリア
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