『天空の城ラピュタ』とは、1986年に公開されたスタジオジブリ初制作の日本のアニメーション映画。監督・脚本・原作は宮崎駿。不思議な「飛行石」を持つ少女シータと、空に浮かぶ伝説の島を目指す少年パズーの冒険を描く。
スタジオジブリの名作冒険ファンタジー映画『天空の城ラピュタ』には、あまり知られていない裏設定・都市伝説などが存在する。知っていればより楽しめること間違いなしの裏話・都市伝説・トリビア・小ネタなどを紹介する。
出典: d.hatena.ne.jp
日本では冒険活劇として高く評価されているラピュタだが、海外では日本ほど評判が良いわけではない。
まず、タイトルの「ラピュタ」はスペイン語で「売春婦」を指す卑俗な言葉にあたる。そのため、海外では『天空の城(Castle in the Sky)』というタイトルに変更されている。
評判が芳しくない理由には、他国の文化要素を独自の解釈で設定に取り入れた点も挙げられる。海外の人々の感想を日本人の感覚に置き換えるなら、「チマチョゴリを着用してカンフーを操る侍映画」を見た時のような違和感があるのだという。
『天空の城ラピュタ』にはもう一つの幻のエンディングがある説
出典: hopecchi.com
一般的なエンディングでは、ドーラ一家と別れたパズーとシータが雲の向こうへと飛び去っていく。ここで映画は終わり。 絵コンテでは凧はどこかの港町に降りるところで終わっている。その後、空へと昇ったラピュタが地球の周りを回り続け、クレジットが流れるという展開である。
小説版ではもう少し先の話まで書いてある。シータをゴンドアまで送ったのは鉱夫のパイクだ。パズーはオーニソプターを作成中で、まだゴンドアには行っていない。
ところが、映画公開時、「パズーがシータをゴンドアへ送り届けた」というエンディングを見たという者が後を絶たない。パズーがシータを家まで送り届け、そのまま別れる映像が流れたというのだ。
しかも、かなりの人数がその映像を記憶しているというのである。
エンディングについてネット上でも議論が飛び交う
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/03/07(月) 17:21:08.08 ID:X5EW+n0LO
天空の城ラピュタのエンディングでバズーがシータを故郷に送る描写があった記憶があるんだが
アレはなんだったんだろう
スレ違いかも知れんが見た人いるよな?
8. 名無しぶる 2011年03月09日 13:00
>>61を観たという人は大量にいるが、
ジブリはそんなシーンはないと名言しており、
この話は幻のエンディングとして都市伝説化している。
31. 2011年03月09日 13:54
>>61が都市伝説になってるなんて知らなかった
家にあるラピュタのビデオは金曜ロードショーのを録画したけど、
その場面が映ってるし
ラピュタはそれしか観た事ないし
40. 名無しぶる 2011年03月09日 14:44
※31は釣り?
本当ならつべにでも上げてほしいんだが
何で都市伝説化してるかというと、
見たという人は大勢いるのに未だかつて映像がネット上に上がったことが無いからだ
41. 名無しぶる 2011年03月09日 15:00
※31はマジならネット上にあげるべき
まぁ、釣りだろうけどな
未だかつて映像が確認されたことはねーんだよ
42. 名無しぶる 2011年03月09日 15:13
>61
普通に昔録画したビデオには映ってたな。
今でも実家にあるはず。
44. ぶびびん 2011年03月09日 15:30
釣りというか、イメージの問題じゃないか?
海賊団と別れて、二人が飛んで行った → 行き先は? → まぁ普通に考えたら、
シータを故郷に送っていったんだろうな
というのが摺り込まれただけかと。
45. 名無しぶる 2011年03月09日 15:31
ラピュタには別EDも特別カットもねーよ、ちゃんと公式でも否定されてるガセだから
47. 名無しぶる 2011年03月09日 15:40
ラピュタって金曜ロードショーでしか見たことないがシータを送って終わりだった気がする
(テレビで1回見ただけで小説なんて手を出したこと無いので記憶の改竄ではないと思う)
あれって都市伝説だったの?
53. 名無しぶる 2011年03月09日 16:03
※31
それどっかの動画サイトに投稿してこいよ。本物だったら歴史ひっくり返した英雄になれるぞ
87. 名無しぶる 2011年03月09日 21:19
>>61
俺もラピュタのラストの映像を見たことがあるんだよね。
でも小説を読んだことが無いから混合してるとは思えない。
※31は本当ならアップして欲しいわ。
ジブリは否定してるから凄い話題になると思う。
56. 名無しぶる 2011年03月09日 16:43
俺もラピュタのそのシーン少し覚えてるわ
なんか、シータは山小屋みたいな所で羊を飼いながら生活していたような
61. 名無しぶる 2011年03月09日 17:12
ラピュタは※45のリンク先が真相だと思う
番組が尺合わせにオリジナルでカット入れた説
今は25分とか24分とかから別の番組放り込んでるけど、昔はキッチリ2時間枠だったから、
そういうこともあったろう
95. 名無しぶる 2011年03月10日 01:15
61は俺も覚えてるんだよなぁ…
バズーがタコでシータを送り届けて、でまたタコで飛び立って帰っていくシーンとか。
子供ながらに「この凧、どこまで飛べるんだよw」ってツッコんだ記憶がある。
それと、最後にシータが暖炉の上(中?)にそっと飛行石を置くシーンとか。
まぁ、実際にそういった映像が発見されない限りはジブリの公式見解を
信じるしかないんだけどさ。
115. 名無しぶる 2011年03月16日 22:37
だからラピュタのは簡易エンドもしくは提供部分で流された画像によるものだってば
これだけ強くて整った印象を与えたって事はあの絵の喚起するイメージが実に素晴らしく、
簡易とは言え編集に才があったって事だろう
米45のリンク先がほぼ真相だと思われる
「君を乗せて」が流れない金ロ以外の地方放映されたバージョンな
ジブリは別エンディングを否定
幻のエンディングだが、ジブリ側はそのようなエンディングは存在しないと公式に否定している。ではなぜ、これほどまでに都市伝説が広まってしまったのだろうか。
原因は様々だが、小説版や後日談関連のイラスト、金曜ロードショーでの省略エンディングなどさまざまな要因によって「パズーがシータをゴンドアへ送った」という幻のエンディングが、多くの人々の記憶の中で形成されたのではないだろうか。
パズーのセリフが原因説
幻のエンディングという都市伝説が生まれた原因の一つとして、作中のパズーのセリフが原因として挙げられる。
パズーは劇中で「全部片付いたらきっとゴンドアへ送っていってあげる。見たいんだ、シータの生まれた古い家や谷やヤギ達を」と語っている。この言葉から、物語のその後にパズーが約束を果たした光景を、観客が容易に想像できたのである。
小説が原因説
著者:亀岡修、イラスト:宮崎駿によるノベライズ版が、徳間書店『アニメージュ』誌に連載され、後にアニメージュ文庫として出版された。全2巻。
映画では描かれていない飛行客船襲撃よりも前のエピソードや、映画のラストの半年後を舞台としたエピローグが書かれており、その他細かい設定や、登場人物の心情描写の補完がなされている。
小説版の結末が相まって都市伝説化した可能性がある。ちなみに小説版では、二人は結婚したわけではなく、それぞれの生活を送りながら文通を続けているとされている。
小説 天空の城ラピュタ 前篇(1986年5月31日初版、ISBN 4-1966-9556-6)
小説 天空の城ラピュタ 後篇(1986年7月31日初版、ISBN 4-1966-9557-4)
後日談イラストが原因説
「アニメージュの付録カレンダー」などで描かれたイラストの中には、パズーが自作の人力飛行機に乗ってシータの元を訪れる絵が描かれている。これは没になったシーンの構想図なのだが、この視覚的イメージが都市伝説の強力な裏付けになったと考えられている。
また、映画公開後に宮崎が描いたイラストの中にも、後日談を連想させるもの(たとえば「スタジオジブリ作品関連資料集I」の65ページ掲載のイラスト。パズーがオーニソプターに乗ってシータを訪問する様が描かれている)がある。
静止画エンディングが誤解を生んだ説
金曜ロードショーでは放映時間の有効利用のため最後のスタッフロールがカットされることがある。その場合、本編にあまり関係がないシーンを省いた作中の静止画が使用され、下のほうにスタッフや吹き替え声優が流れる。
ようするに、このときは時間の都合でエンディングが省略された静止画のエンディングロールが流されたというの真相のようである。エンディングでは、抱き合う二人、家畜のヤクとシータ、二人がカイトに乗るシーン、飛行機に乗ってシータの家に遊びに来た風のパズー、などの静止画が流れていた。
テレビ放映用に静止画のエンディングが流されたのは一回きりのようだ。そのため、見た人が「別エンディングだ!」と勘違いし、幻のエンディングとして記憶に残ったのだろう。
幻のEDの正体と言われているのがテレビ放映向けのエンディングロールとして1度だけ流れた静止画ED。
そのエンディングロールでは、抱き合う二人、家畜のヤクとシータ、二人がカイトに乗るシーン、飛行機に乗ってシータの家に遊びに来た風のパズー、などの静止画が流れていた。
一昔前のテレビ放映ではCMを挟んで21時~23時の枠できっちり終わることが多々あった。そうするとどうしても放映時間が足りなくなるので、内容を大幅にカットする必要があった。
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目次 - Contents
- 『天空の城ラピュタ』の概要
- 裏設定・都市伝説・トリビアについて
- 『天空の城ラピュタ』の裏設定・都市伝説・トリビア
- DVDジャケットに「隠れトトロ」がいる
- 女海賊ドーラの若かりし頃の姿はシータに瓜二つ
- シータの名前の由来は宮崎駿が学生時代に制作した人形劇『サイン・コサイン・シータ』の登場人物
- 「バルス」はトルコ語「バルシュ」が語源
- サーバーも落ちる恐怖の呪文バルス
- バルスがたった3文字だけなのは「殺されることを想定して短い言葉にした」説
- パズーはポイ捨て常習犯説
- 大人気キャラムスカ
- ラピュタが崩壊するシーンでゴミのように落ちているムスカ
- 『未来少年コナン』のレプカはムスカの子孫説
- ムスカには双子の弟がいる
- ムスカは拳銃の名手
- パズーとルフィという声優・田中真弓が演じるキャラクターの対照的な「海賊」への意志
- ラピュタの心臓部は宮崎監督と弟子の共作
- ジブリにおける俳優起用のルーツは『天空の城ラピュタ』
- 海外では日本ほど評判が良くない
- 『天空の城ラピュタ』にはもう一つの幻のエンディングがある説
- エンディングについてネット上でも議論が飛び交う
- ジブリは別エンディングを否定
- パズーのセリフが原因説
- 小説が原因説
- 後日談イラストが原因説
- 静止画エンディングが誤解を生んだ説
- ロボット兵のデザインの元ネタは短編アニメ『スーパーマン』
- 『天空の城ラピュタ』は1870年頃が舞台
- ドーラの息子達の名前の由来は全員フランス王
- ドーラの子分たちの名前は人種が元になっている
- 当初の設定ではシータはドーラの娘とする予定だった説
- ドーラが読む暗号解読本のタイトルは「ANGO」
- 「ラピュタ」の元ネタは『ガリバー旅行記』
- ムスカの本当の名前は「ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ」
- シータの本当の名前は「リュシータ・トエル・ウル・ラピュタ」
- 困ったときのおまじない「リテ・ラトバリタ・ウルス・アリアロス・バル・ネトリール」は解読不能
- 飛行石の元ネタは宮崎駿が少年時代に熱中した絵物語『沙漠の魔王』
- 人気声優林原めぐみが盛りだくさん
- 『天空の城ラピュタ』のベースとなった幻の作品『ラーマヤナ』と『リトル・ニモ』
- 『天空の城ラピュタ』と庵野秀明監督による『ふしぎの海のナディア』のルーツは同じ
- ラピュタが滅んだ原因は未知の疫病
- 『天空の城ラピュタ』と『風の谷のナウシカ』はつながっている説
- 『風の谷のナウシカ』に出てきた芽はラピュタの大樹になる説
- 謎の生物「ミノノハシ」はシュナの旅にも登場する
- 園丁ロボットはその後も動物たちと平和に生きている
- 飛行石は酸素も作れる
- ロボット兵は巨神兵が元になっている
- ロボット兵は元々『ルパン三世』に登場していた
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