大石秀一郎(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

大石秀一郎(おおいししゅういちろう)とは、漫画『テニスの王子様』に登場するキャラクターで、青春学園3年のテニス部副部長である。部長の手塚国光(てづかくにみつ)が怪我の治療のため不在の間は大石が部長代理を務めた。プレイスタイルはカウンターパンチャーでダブルス専門の選手である。菊丸英二(きくまるえいじ)とのペアは「黄金(ゴールデン)ペア」と呼ばれている。面倒見が良く世話焼きな性格から、「青学の母」とも呼ばれている。タマゴのようなシルエットの髪型に前髪2本が触覚のように出ているのが特徴だ。

全国大会決勝の立海大付属との試合。大石と菊丸にとって、最後のダブルスとなった。流れは立海のジャッカル桑原(じゃっかるくわはら)と丸井ブン太(まるいぶんた)のペアが掴んでいた。5-2と立海ペアが後一点取れば試合が終わってしまうというところまで来てしまった。だが、これは青学ペアの時間稼ぎであった。それは、S1での試合が控えている越前リョーマ(えちぜんりょーま)が記憶喪失になり、テニスの仕方も忘れてしまっていたからだ。越前は過去に対戦した人とテニスをすることで徐々に記憶を取り戻しており、そのために時間を稼いでいた。記憶が戻りつつあるという報告を聞いた青学ペアは「同調(シンクロ)」を発動。一気に逆転し、7-5で青学ペアの勝利に終わった。

「黄金(ゴールデン)ペア」が合宿追放をかけて同士討ち

『新テニスの王子様』でU-17日本代表選抜合宿に召集される大石たち。コーチの「二人組を作って下さい」という指示で大石はいつものように菊丸とペアを組む。選手全員がダブルスマッチのペア決めかと思っていたが、「その二人組でシングルスマッチを行う」という同士討ちであった。負けた方は合宿から脱落という試合なので、菊丸はずっと空元気であった。プレイにもそれが現れていて、本気を出せないでいた。それに対し大石は痺れを切らして、手加減をするなと怒りを見せた。それにより菊丸は本気を出し、7-4で大石に勝利した。大石は合宿から追放され、崖の上で三船入道(みふねにゅうどう)コーチの特訓に参加することとなった。崖の上の特訓は過酷なもので、まずは崖を自力で登ったり、三船コーチが用を足すための穴を掘ったり、風船を腰につけて鷹から逃げる特訓など様々であった。

大石&仁王ペア 1軍高校生に挑む

崖の上の特訓から合宿に戻ってきた大石たちは「革命軍」として2軍に配属される。大石は同じく崖の上の特訓から戻った仁王雅治とペアを組み、1軍の高校生選手で陸奥兄弟と言われる陸奥悠歩(むつゆうほ)&悠馬(ゆうま)ペアと戦う。この合宿ではシャッフルマッチと言われる試合が主流で、軍が低い方が試合に勝ったら高い方がいるポジションに入れ替わることができると言うものである。大石のペアである仁王は「イリュージョン」という他人になりすます技を使用することができる。仁王は菊丸に「イリュージョン」し、大石と「黄金(ゴールデン)ペア」として戦う。菊丸になりすました仁王と大石は「同調(シンクロ)」していた。だが相手は双子。「同調(シンクロ)」の精度も高く、高校生選手としての実力も高い。仁王と大石は1ゲーム先取したが相手の「同調(シンクロ)」に圧倒される。だが、大石が前衛に出る「大石の領域(テリトリー)」という技で相手から一番近い位置に付く。仁王が陸奥兄弟の片方に「イリュージョン」し、なんと「同調(シンクロ)」している陸奥兄弟と「同調(シンクロ)」したのだ。仁王と意識を共有し、陸奥兄弟の思考や動きが大石に筒抜けになる。そしてスコア不明で大石&仁王のペアが勝利した。そして大石は1軍No.16となり、その後W杯中学生日本代表選手に選ばれた。

大石が肩に打球を受け流血 「精神の暗殺者(メンタルアサシン)」がコートを牛耳る

U-17W杯予選リーグBブロック1回戦で、大石は高校生選手で1軍No.9の越知月光(おちつきみつ)とペアを組む。相手はギリシャのタラッタ・ヘラクレスとパパドプーロス・エヴァゲロス。圧倒される大石&越知ペアだったが、越知は「マッハ」と言う超高速サーブを打ち冷静を保っている。大石は憧れの眼差しを向けていた。
だが実力は圧倒的なギリシャペアになかなか流れを掴めずにいた。そこで大石は三船コーチに叱咤され、自分本来のテニスをしようと自信を取り戻した。大石は「大石の領域(テリトリー)」で前衛に出てギリシャのパスコースを塞いだ。ヘラクレスは大石の頭上を抜くロブを上げるが、その先には越知が構えていた。越知がスマッシュを決めてサビースゲームをキープした。
するとギリシャペアも本気モードになり、ヘラクレスは体から光を放ち、必殺技「オリンポス白銀の光(レウコンアルギュロスポース)」を打とうとする。大石は越知の様子が今までとは違うことに気がつく。越知はヘラクレスが纏っている光のようなオーラを放ち、髪の毛が逆立っていた。大石は越知に「目を閉じていろ」と言われ、怖がるも律儀に指示を守った。そしてヘラクレスと越知の打ち合いになった。エヴァゲロスも蚊帳の外である。
大石のレシーブになり、越知に「目を開けろ」と言われ目を開けた。だがヘラクレスのサーブはダブルフォルトになる。次のエヴァゲロスもダブルフォルト。ギリシャペアは焦りを見せていた。これが越知が「精神の暗殺者(メンタルアサシン)」と呼ばれる所以である。越知の何事にも動じない佇まいと、鋭い眼光での睨みで、相手のプレッシャーを増幅させミスを誘発させた。
再びヘラクレスと越知の打ち合いが始まろうとしており、大石が目を瞑ったその時、ヘラクレスは打球を大石の肩にぶつけてきた。大石は肩から血を流して倒れており、駆け寄った越知もうろたえていた。だが大石は「負けるもんか!」と立ち上がった。手当を済ませた大石は再びコートに入り、越知から「無理はするな」とボールを手渡される。
満身創痍の中、目を閉じて越知とヘラクレスの打ち合いを待つ大石。ヘラクレスはまたも大石を狙おうとするが、実は心優しいヘラクレスには迷いがありコースを変えた。その先にいた越知はあっさり返球した。打ち合いをせずに相手にプレッシャーを与え、越知はコートを支配していた。試合は7-5で大石&越知ペアが勝利した。

大石秀一郎の関連人物・キャラクター

菊丸英二(きくまるえいじ)

菊丸英二は、青春学園中等部3年のテニス部レギュラー。ダブルスプレイヤーで、大石とのペアは「黄金ペア(ゴールデンペア)」と呼ばれている。身体の柔らかさと高い動体視力を活かして、どんな無理な体制でもボールを捉えて打ち返すことができる。前衛でのアクロバティックプレーが得意。仲間思いの性格から、特にダブルスを良く組む大石のことを「相棒」と呼び慕っている。
『新テニスの王子様』ではU-17日本代表選抜合宿に参加。大石とシングルスで戦い勝利し、合宿に残った。
明るく人懐っこい性格をしており、後輩でも親しく接している。センター分け外ハネの髪型で、右頬に白い絆創膏を貼っているのが特徴。語尾に「にゃ」を付けたり、「〜だよん」など、可愛らしい言葉遣いをする。また、ユニフォームのズボンの下にスパッツを履いているのも特徴的である。

renote.net

手塚国光(てづかくにみつ)

手塚国光は、青春学園3年のテニス部部長である。中学テニス界で知らない人はいない程の全国区プレイヤー。入学当初から実力者だった手塚は先輩に目をつけられ、ラケットで攻撃される。振り下ろされたラケットが手塚の左肘に直撃し、それ以降酷使すると古傷が開く様になってしまった。また、肘を庇ってプレイすることで肩にも負担がかかり、肩も痛めることになってしまう。関東大会で氷帝学園の跡部景吾(あとべけいご)と戦った際に左腕を酷使し故障。その後治療のため九州へ行くことになる。手塚が治療のため不在の間は、大石が部長代理としてテニス部をまとめていた。
『新テニスの王子様』ではU-17日本代表選抜合宿に参加。青春学園の元部長である高校生の大和祐大(やまとゆうだい)と対戦後にプロになるためドイツへと渡る。世界大会ではドイツ選手として参加する。
眼鏡をかけており、いつも無表情なのが特徴。口癖は「油断せずに行こう」。

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越前リョーマ(えちぜんりょーま)

越前リョーマは、青春学園1年のテニス部レギュラーでスーパールーキーである。名テニスプレイヤーである父親の越前南次郎(えちぜんなんじろう)の英才教育で育った。アメリカ育ちの帰国子女。オールラウンダーであり、「ツイストサーブ」や「ドライブB」などの得意技を持っている。作中では一度桃城とダブルスを組んだが、根っからのシングルスプレイヤーである。部長の手塚から「青学の柱になれ」と言われ、大石含む先輩たちからも期待されており、青春学園の未来を託されている。
『新テニスの王子様』ではU-17日本代表選抜合宿に参加する。崖の上の特訓に参加し、戻ってきた選手である。規定違反を犯し合宿を追放されてからは、アメリカ代表選手として登場する。
クールで強気で、負けず嫌いな性格である。いつも白いキャップを被っている。菊丸には「おチビ」というあだ名で呼ばれている。本人は身長を気にしており、テニスにも身長は武器になるため、先輩の乾貞治(いぬいさだはる)からは毎日二本の牛乳を飲むように言われている。

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大石秀一郎の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「俺達は勝つ為に来た!!」

関東大会決勝戦で立海大付属と戦った時である。部長の手塚が怪我の治療のため不在の間、大石は部長代理を務めていた。部をまとめる責任感を感じている大石は「俺達は勝つ為に来た!!」と相手選手に勝利宣言をし、チームの士気を高めた。

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@yusoka01246

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忍足謙也(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

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忍足謙也とは、『テニスの王子様』に登場するキャラクターであり、四天宝寺中学校テニス部3年生。全国大会編にて初登場。全国大会準々決勝の不動峰戦では石田銀と共にダブルス2に登場し、神尾アキラ、石田鉄と対戦。スピードテニスに自信を持つ神尾アキラをも上回るスピードテニスを見せ、圧倒した。準決勝での青学戦では財前光と共にダブルス1に登場する予定だったが、千歳千里に譲ったため、プレイを見れたのは不動峰戦のみ。通称は「浪速のスピードスター」。氷帝学園の忍足侑士は従兄弟にあたる。

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乾貞治(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

乾貞治(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

乾貞治(いぬいさだはる)とは、『テニスの王子様』に登場するキャラクターであり、青春学園テニス部3年生。緻密なゲームメイクと相手の打つ方向を予測するデータテニスを得意としており、口癖は「~の確率〇〇%」。立海の柳蓮二とは幼馴染であり、関東大会では激闘の末、勝利した。番外編ではギャグ要因として登場することもしばしばで、疲労回復のため開発した乾特製ドリンク「乾汁」は、罰ゲームとして定番となっている。海堂とダブルスを組むことが多く、トレーニング量は海堂の2.25倍と、ストイックな一面もある。

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日吉若(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

日吉若(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

日吉若(ひよしわかし)とは、『テニスの王子様』に登場するキャラクターで、氷帝学園中等部2年テニス部のレギュラーである。プレイスタイルはベースライン上で積極的に攻撃するアグレッシブベースライナー。実家が古武術の道場をやっており、古武術を取り入れた通称「演武テニス」で独特なフォームをしている。氷帝学園テニス部次期部長として扱われている実力者。神経質な面もあるが、性格は冷静沈着で他人に流されない。キリッとした目とキノコヘアーが特徴的である。座右の銘と口癖は「下剋上」。

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平等院鳳凰(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

平等院鳳凰(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

平等院鳳凰(びょうどういんほうおう)とは『新テニスの王子様』に登場するキャラクターで、U-17選抜メンバーNo.1の実力者をもつキャラクターである。金髪の長髪、無精髭が特徴の高校生離れをした貫禄ある顔が特徴的で、額と背中には古傷がある。見た目は大人っぽく、高校3年生には見えない。多種多様な技と強靭な肉体、何度でも這い上がる精神の持ち主。勝利に対して異常な執着をもち、戦った相手が二度と立ち向かってこれないように屈辱を与え、自信を打ち砕く戦い方をする。同じU-17の徳川カズヤとは因縁の関係である。

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毛利寿三郎(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

毛利寿三郎(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

毛利寿三郎(もうり じゅさぶろう)とは、『新テニスの王子様』にて登場するキャラクターで、U-17日本代表の高校1年生である。播州弁を話すのが特徴で、四天宝寺中学校に在籍していたが、途中で立海大附属中学校へと転校している。自身の才能に甘えて練習を怠っていたため、関東大会で越知に敗北したことで一度は挫折を味わった。試合の後で病院へ行った際に目撃した幸村精市のリハビリ姿に心を打たれ、日本代表に選ばれるほどの努力を重ねた。越知とのペアは「超高校級ダブルス」とも言われてる。

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