越前南次郎(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

越前南次郎(えちぜんなんじろう)とは、『テニスの王子様』に登場するキャラクターで、主人公越前リョーマ(えちぜんりょーま)の父親である。元プロテニスプレイヤーで、世界大会で37戦全勝したという偉業を持つ。現役時代は「サムライ南次郎」と呼ばれていた。リョーマは毎日のように南次郎に勝負を挑むが、一度も勝ったことがない。引退後もその実力は衰えておらず、また知名度も高い。今は臨時で寺の住職をしている。性格は陽気で子供っぽく、よくグラビア雑誌を読んでいる。リョーマが通っている青春学園中等部のOBでもある。

越前南次郎の概要

越前南次郎(えちぜんなんじろう)は『テニスの王子様』に登場するキャラクターの1人。主人公・越前リョーマの父親で、かつては「サムライ南次郎」と呼ばれ世界を相手に戦った名テニスプレイヤーである。現役を退いてしばらく経つが、その腕は今でも全く衰えておらず、相当な腕を持つはずのリョーマをいつも軽くいなしている。

越前南次郎のプロフィール・人物像

学校:青春学園中等部 OB
誕生日:11月11日(さそり座)
年齢:推定40歳
身長:178cm
体重:不明
利き腕:右
得意技:サムライゾーン、無我の境地、天衣無縫の極み
家族構成:妻(倫子)、長男(リョーガ)、次男(リョーマ)、姪(菜々子)、猫(カルピン)
職業:寺の住職(代理)

越前南次郎は許斐剛による漫画『テニスの王子様』に登場するキャラクターである。主人公の越前リョーマの父親であり、元プロテニスプレイヤー。世界大会で37戦全勝という結果を出している実力者だ。現役時代は「サムライ南次郎」と呼ばれており、引退してからもその名を知らないテニスプレイヤーはいない。登場回は多くないのだが、登場する度に視聴者や読者に大きなインパクトを残すキャラクターだ。
リョーマが通う青春学園中等部のOBで、現在もテニス部の顧問を務めている竜崎スミレにお世話になった。南次郎は若くして単身でアメリカに留学。プロテニスプレイヤーとしてその名を轟かせた。プロになり1年半で世界ランク1位目前になるも突如引退した。当時留学中に出会った竹内倫子(たけうちりんこ)と結婚し、リョーマを授かった。アメリカでリョーマを育て、テニスを教える。
リョーマが幼い頃、南次郎がリョーマの兄として越前リョーガを家に連れて来た。リョーマとリョーガは兄弟としてアメリカで一緒に暮らしていた。リョーガの正体は明らかにされておらず、越前家の血縁者であることだけ明らかになっている。リョーガはアメリカにいる頃、叔母に引き取られることとなり、南次郎のもとから離れた。
しばらくして南次郎と家族は日本に戻り、姪の越前奈々子(えちぜんななこ)を住まわせながら今は臨時でお寺の住職をしている。リョーマの日々の練習に付き合うも、ハンデを背負った状態なのにリョーマは南次郎に勝ったことがない。リョーマは南次郎を倒すことを目標としている。
南次郎はリョーマの出場した全国大会決勝戦を見に来たことがある。リョーマの先輩であるテニス部員達の中でもその名は有名であった。だがリョーマの父親が南次郎だとは知らなかったので、驚いた様子であった。

性格は陽気で子供っぽく、いつもダラダラと過ごしている。足で鐘を突きながらグラビア雑誌を読んだりしている。飼い猫のカルピンにちょっかいをかけ、よく噛まれたり引っ掻かれたりしている。

声優:松山鷹志

アニメ『テニスの王子様』で越前南次郎の声を担当したのは、俳優・声優として活動する松山鷹志だ。彼は歌手や作詞家としても活動している。主な出演作品は『トランスフォーマー カーロボット』(ゴッドマグナス)、『ハングリーハート WILD STRIKER』(村上監督)、『アークナイツ』(Ace)など。
松山鷹志は俳優として、ミュージカル『新テニスの王子様』The Second Stageに出演している。舞台の越前南次郎役が、アニメで越前南次郎を演じている声優に変わったとして、発表時は多くのファンが驚きの声を上げていた。

テニミュ歴代俳優:上島雪夫/本山新之助/本山新之助/森山栄治/上島雪夫/富田昌則/森山栄治/中河内雅貴/松山鷹志

ミュージカル『テニスの王子様』、通称「テニミュ」では多くの役者が越前南次郎役を演じてきた。1stで越前南次郎を演じたのは上島雪夫、本山新之助。2ndでは本山新之助、森山栄治、上島雪夫が担当。4thでは中河内雅貴が演じ、新テニミュ1stではアニメでも越前南次郎を演じている松山鷹志が抜擢された。

越前南次郎の能力

最強の元プロテニスプレイヤー

現役時代は世界大会37戦全勝を誇った実力者。その力は引退してもなお衰えず、主人公であり息子のリョーマにはハンデ付きでも負けたことがない。歳を取り現役時代と比べると多少の衰えがあるだろうが、中学生には引けを取らない強さである。

詳細な能力データ

プレイステーション2のゲーム『テニスの王子様 最強チームを結成せよ!』では、初期パラメーターがHからSで表記されている。南次郎は隠しキャラとして登場しており、「フットワークA / パワーSS / スタミナS / メンタルS / テクニックSS」となっている。

越前南次郎の必殺技

サムライゾーン(親父ゾーン)

ボールの回転を操り、相手の打つボールが自分の手元に返ってくるという技。

無我の境地

己の限界を超えた者だけが辿り着ける境地。身体能力が一時的に急上昇し、過去に対戦した相手の技を無意識に繰り出せる。

天衣無縫の極み

無我の奥に存在する最後の扉で、圧倒的な無我の境地のパワーを見せるもの。南次郎曰く、テニスを始めた時のテニスが楽しくてしょうがない気持ちこそが「天衣無縫の極み」である。

越前南次郎の来歴・活躍

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