CYBORGじいちゃんG(Gちゃん)のネタバレ解説・考察まとめ
『CYBORGじいちゃんG』とは、土方茂(小畑健)による全31話の日本のギャグ漫画。集英社の『週刊少年ジャンプ』にて、1987年と1988年の読みきり掲載を経て1989年に連載された。天才科学者壊造時次郎(かいぞうときじろう)が農作業用サイボーグとなって困っている人を助けたり、ライバルの悪の科学者社礼頭毒郎(しゃれこうべどくろう)と戦っていく姿をコミカルに描いている。土方茂は後のヒットメーカー小畑健のペンネームであり、初の連載作品となった。
壊造時次郎の孫の小学生。時次郎がサイボーグじいちゃんGへと生まれ変わった時にはかっこいいと思っていた。元気で素直な少年だったが、ある時授業参観に来た時次郎が学校を破壊してからはグレてしまい、不良ぶるようになってしまう。
壊造 哀(かいぞう あい)
壊造時次郎の孫で、純情でお淑やかな女の子。男に免疫が無く、社礼頭否作から貰ったラブレターで舞い上がっていた。否作とデートをするも、時次郎や社礼頭の妨害を受け、更には否作の頭がとんがっているのにショックを受けて寝込んでしまう。結果、弟の壊造敬同様にグレてしまう。
壊造 英一(かいぞう えいいち)
壊造時次郎の息子。元々は時次郎と共に農夫をしていたが、上京に伴いサラリーマンとなり家族を養っている。破天荒な行動をする時次郎に頭を痛めている。美女に弱く、そのせいで家庭を崩壊させかけたことがあるが、妻の壊造優の思いを知ると改心した。
壊造 優(かいぞう ゆう)
結婚15年目でも夫、壊造英一を愛し続ける一途な女性。料理は得意だが手編みものは苦手。涙腺がゆるく、怒ったり驚いたりするとよく涙を流している。
社礼頭一家
社礼頭 毒郎(しゃれこうべ どくろう)
壊造時次郎に恨みを持つ天才科学者で、表向きは女子大の教授を務めている。以前は第二次世界大戦中陸軍に所属しており、その技術力の高さから重用されて兵器としての改造人間を生産しようとした。しかし当時の部下の時次郎と対立し、フィアンセであった喜由にまで愛想を尽かされてしまう。 時次郎との決別の際頭に一撃くらっており、そのせいで老化が異常に進んで技術力も低下してしまっていた。
社礼頭 否作(しゃれこうべ いなさく)
社礼頭毒郎の孫で、瓶底メガネをかけて角が生えたような尖った頭をしている。中学生でありながらミニ4駆に夢中になっており、それでいて生徒会長も務めている。選挙に勝利したのは毒郎と共同開発した洗脳メガホンの力によってであり、洗脳から覚めた女生徒たちには露骨に嫌われている。壊造哀に思いを寄せており、祖父毒郎の力を借りて自分の物にしようとしている。
改造手術被害者
長谷川さんちのタコばあさん
タコに似た顔の老婆。Gちゃんによって踏みつけられて気絶、改造されてタコの体に人間の頭が付いたような姿にされてしまう。
風速ババア
Gちゃんの改造手術によって風速で走ることが可能になった老婆。和服を着ている。
たかしくん
敬の同級生で、Gちゃんによって脳を電子頭脳と入れ替えられてしまった。
その他のキャラクター
世界堂 絶人(せかいどう ぜっと)
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目次 - Contents
- 『CYBORGじいちゃんG』の概要
- 『CYBORGじいちゃんG』のあらすじ・ストーリー
- CYBORGじいちゃんGの誕生
- サイバーメタル・アイアンばあちゃんQの復活
- Gちゃんの敵たち
- 社礼頭毒郎との対決
- 『CYBORGじいちゃんG』の登場人物・キャラクター
- 壊造一家
- 壊造 時次郎(かいぞう ときじろう) / サイボーグじいちゃんG
- 壊造 喜由(かいぞう きゆ) / サイバーメタル・アイアンばあちゃんQ
- 平成ガンテツ号(へいせいガンテツごう)
- 壊造 敬(かいぞう けい)
- 壊造 哀(かいぞう あい)
- 壊造 英一(かいぞう えいいち)
- 壊造 優(かいぞう ゆう)
- 社礼頭一家
- 社礼頭 毒郎(しゃれこうべ どくろう)
- 社礼頭 否作(しゃれこうべ いなさく)
- 改造手術被害者
- 長谷川さんちのタコばあさん
- 風速ババア
- たかしくん
- その他のキャラクター
- 世界堂 絶人(せかいどう ぜっと)
- 町長
- 鬼教官(おにきょうかん)
- アルセーヌ・ブルジョワーノ・フィリップ四世
- もうろく怪獣ジジラ
- 坂本先生(さかもとせんせい)
- オマルコ=モーロ
- 沢村 栄吉(さわむら えいきち)
- 光 源次郎(ひかる げんじろう)
- 相川 舞子(あいかわ まいこ)
- カブ吉
- 『CYBORGじいちゃんG』の用語
- 火の玉じいちゃんGエンブレム烈風アタック
- 強力若人G (きょうりょくわこうどじー)
- プラズマ堆肥融合・鶏ふんガスエンジン
- 『CYBORGじいちゃんG』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
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- カッコ良いGちゃんの初登場シーン
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- 『るろうに剣心』に時次郎と喜由がモデルになっているキャラクターが登場
- 『こち亀』の原作者秋本治が絶賛
- 土方茂の卓越した画力