同業者からも愛される博多華丸大吉の人気の秘密

お笑いコンビの「博多華丸大吉」は地元の福岡でブレイクするが、同業他社の進出で仕事が減って人気が低迷した時期もあった。しかしR1グランプリの優勝やテレビ番組でのトークが視聴者に受け、人気は不動のものとなった。ここでは視聴者だけでなく、同じお笑い業界の人々からも愛される博多華丸大吉の人気の秘密をまとめた。

また、番組内で大吉は「華丸・大吉」の芸名誕生秘話についても明かした。明石家さんまのマネージャーを務めたこともある吉田武司さんが、福岡よしもとの初代所長に就任。大吉によれば、吉田所長の「まだ芸もないんだから、自己紹介で芸人だってわかってもらわないと」という意向から芸名の候補が2つに絞られたそうだ。その名もなんと「華丸・大吉」か「ゴモラとガメラ」である。「まぁ『ゴモラとガメラ』よりは…」と考えた結果「華丸・大吉」の方を選択したのだと大吉は笑いながら振り返った。

その吉田所長からはお笑いの基本をみっちりと叩きこまれたようで、華丸は当時を思い出し「もう、大変でした」としみじみ語った。ちなみに“吉田所長との思い出”は昨年放送された『ブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツっ!』でも語られているが、その際に大吉は吉田所長から「芸人として頑張れ」とアツい言葉を掛けてもらっていたと発言している。

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■博多華丸・大吉「無理に面白くしてもバレる」

博多華丸・大吉さん。彼らは『背伸びをせず』『身の丈で生きる』ことの大切さを説いています。漫才のネタやご当地グルメを紹介するという強みを武器としている彼らは、自身たちを“福岡県の職員”とまで言い切っています。この軸のブレなさも安定した人気の秘訣なのかもしれません。

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また、『人間関係に関しては、物事を長いスパンで見ること』、『人に頼み事をする際は必ず深く考えることが大切』と説き、また『あなたの話は面白くない』と言われるという読者の悩みには、『無理に面白くしてもバレるため、身の丈にあったトークを心がけましょう』、と答えるなど、本当に真摯になって答えてくれています。地味、無個性なんて言われてもいますが、彼らのような実直な人柄こそが、人間関係を円滑に進める秘訣なのかも!?

(スピリチュアル系雑誌『TRINITY』(ELAURA))

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■博多華丸 「く~」でナレーション 慈英本人でなく…

お笑いコンビ「博多華丸・大吉」の博多華丸(43)が2日、都内のスタジオで映画「ゴール・オブ・ザ・デッド」公開ナレーションイベントを行った。

人気サッカーチームの試合に乱入したゾンビが満員のスタジアムを恐怖のどん底に陥れるという、サッカーとゾンビがコラボした異色のゾンビ映画。もともとソンビものは好きだという華丸は「青春時代ぐらいからずっと時代とともに見てきました。僕ら43歳ぐらいはゾンビ世代ですね」。

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そんなゾンビにサッカーということで、サッカーのキャスターとして活躍する川平慈英(51)のモノマネで知られる華丸に予告編のナレーションとして白羽の矢が立った。まさかの大役に「ご本人でもいいんじゃないか、なぜ僕に来たのか。ご本人には申し訳ない、おこがましいですね。ゆうても僕は顔マネなので、成立しているのかと」と首をかしげた華丸。今のところ、川平からは“抗議”は来ていないと言い「怒っているという話は聞いていない。二人三脚でやらせていただいている。(今回の仕事は)おしのびです、偽物なので」と笑わせた。

相方の博多大吉(43)と一緒の仕事が多く、あまり一人で取材に応じたことがないという華丸。「一人って緊張しますね。スギちゃんって大変だなって。相方が話している間とかの考える暇がないじゃないですか」と慣れない仕事に苦笑いだった。

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■博多華丸 インフルエンザB型でダウン

漫才コンビ、博多華丸・大吉の華丸がインフルエンザに感染したことが25日、分かった。所属事務所が同日、明らかにした。

事務所によると華丸はこの日、体調不良を訴え横浜市内の病院で診察を受けたところ、インフルエンザB型に感染していると診断された。

今後2、3日は自宅で療養し、医師の判断を仰いで仕事復帰するという。26日には東京都内のスタジオで映画の公開アフレコの予定していたが、延期することが決まった。

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■博多大吉が「ジャニーズ気取りか!?」と怒られた!

先日放送されたラジオ番組「おぎはやぎのメガネびいき」で、お笑いコンビ・博多華丸の博多大吉が、自身が所属する吉本興行のDVD権利に対して、クレームが寄せられていることを暴露した。

リスナーから様々なクレームエピソードを募集して、それに答えるというコーナーにクレーム処理班として博多大吉が出演。MCであるおぎやはぎの矢作兼から「最近、腹が立っていることは?」という話題を振られると、「リアルに受けているクレームで自分では処理できないものが1個あるんですけども…」と切り出し、「吉本の芸人を使うとDVDにやりにくいねってすごい言われるんですよ。各番組から」と内部事情を暴露。それに対しておぎはやぎの小木博明は「それは…結構前からそういう話になってますねぇ」と言葉を慎重に選びながらコメントした。

出典: npn.co.jp

本来、現場のタレントにはほとんど伝わらないことなのだが、大吉は「僕は面と向かって言われました。『使いづらいんだよ』って言われるんで。吉本は吉本でDVDやってますんで、揉めちゃうんですけどね」と明かした。矢作は「権利の話なんでね。本当にこれは、可哀想な話というか…誰も悪くないんですよ。吉本も、そういうもの(自社レーベル)を持ってるわけですから」とフォロー。

さらに、大吉はお笑い芸人・カンニングの竹山隆範からも指摘されたようで「イベントをやって、DVDにするときに吉本が…ちょっとゴネたというか。それはちょっと言われましたね。『ジャニーズ気取りか!?』みたいなことも言われましたんでね」と告白し、それを聞かされた大吉はぐうの音も出なかったという。

矢作がフォローするように、各々会社の権利を守るのは当たり前であるが、現場で働く芸人が直接、関係者から言われるのは少し可哀想な気もするが…。

出典: npn.co.jp

■博多華丸 「細かすぎて」が転機

博多華丸・大吉。今ではこの名前を聞いただけで、「児玉清さんのモノマネ」や「大吉先生の話術」など様々な情報が頭の中に浮かぶだろう。そんな、華丸・大吉自身の口から「それぞれが売れた転機」について語られた。

2月7日深夜に放送された『有田のヤラシイハナシ』では、自分達で考えた質問をインタビュアーに読み上げてもらいそれを次々に答えていく「自作自演インタビュー~だから俺は売れたのさ~」が放送された。ゲストで登場した博多華丸・大吉の2人は、東京でブレイクしたきっかけについて次のような自己分析を行っていた。

出典: news.livedoor.com

2005年に満を持して上京した2人だったが「面白いんだけど、それが伝わりづらい」との理由から、番組のオーディションにことごとく落とされていた。しかし、ちょうどその時バラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』のコーナー「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」が始まった頃だった。この「伝わりづらい面白さ」が活かせるコーナーで、華丸は“児玉清さんのモノマネ”を披露したところ非常に高い評価を受けた。そこから他の番組への出演も増えてきたようで、大吉は「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」への出演を「ほんと大きな転機でした」と振り返る。

出典: news.livedoor.com

2011年に『THE MANZAI』で披露した漫才は(大会最高顧問を務めた)ビートたけしから絶賛されたが、2012年の『アメトーーク!』においても異例の2週間連続で「華丸・大吉芸人」が放送されるなど、博多華丸・大吉の魅力は今や多くの人が知るところとなっている。華丸はモノマネとドラマ『めんたいぴりり』での好演、一方の大吉はラジオに加えて『年齢学序説』など著作物の執筆、といったようにピンでの活動もそれぞれマルチに行っている。個としても十分な力を兼ね備えている2人が、今後どのように活動の幅を広げていくか大いに注目したい。

出典: news.livedoor.com

華丸のモノマネによって博多華丸・大吉というコンビに対する認知度は一気にアップしたが、大吉自身が売れた要因はまた別にあったと明かす。大吉は2012年にスタートしたTBSラジオ『たまむすび』の水曜日レギュラーとなったが、そこでの話術が業界内を中心に大きな反響を呼んだと自らのブレイクを話した。その上で大吉は恐縮しながらも、まず「(モノマネという)わかりやすい笑い」で華丸の顔を知ってもらい、次に相方の自分(大吉)が「王道の喋り(の技術の高さ)」で評価されるという「コンビ芸人にとって理想の売れ方」だと分析した。

出典: news.livedoor.com

■博多華丸・大吉 地味ささえも武器に……“九州芸人”の象徴的コンビが「二度売れた」理由とは

関西以外の地域からついに「二度売れた」芸人が現れた。それは、福岡吉本出身の博多弁漫才師、博多華丸・大吉だ。彼らは福岡を拠点として芸人活動を開始。1990年にデビューするとすぐに地元でレギュラー番組が始まり、MCを務めることになった。それが実現できたのは、彼らがたまたまこの時期に設立されたばかりの、福岡吉本の初期メンバーだったからだ。

華丸・大吉はローカル番組に数多く出演し、九州芸人のリーダー的な存在として長きにわたって君臨してきた。ただ、この恵まれた環境のせいで、のちに彼らは思わぬ苦労を強いられることになる。

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2005年、華丸・大吉は満を持して東京進出を果たした。だが、ここで彼らは、これまで経験していなかった未知の分野に挑戦することになった。それは、全国ネットのバラエティ番組における、ひな壇での立ち振る舞い方だ。ローカル番組でずっとMCを務めていた彼らには、ひな壇芸人としての経験がほとんどなかった。横並びで大勢の共演者がいる状況で、いつどうやって前に出ればいいのか分からない。このときの彼らは、関西で天下を取った芸人が東京に出たときに直面するのと同じような壁にぶつかっていたのだ。

そんな苦手意識を打ち破るきっかけになったのは06年、華丸がピン芸日本一を決める『R-1ぐらんぷり』で優勝したことだ。このとき彼が披露したのは、『アタック25』(朝日放送)司会者で俳優の児玉清(故人)のものまね。華丸のものまねは、全国ネットのバラエティ番組に挑む彼らにとって貴重な飛び道具となった。

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また08年、大吉は『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の「中学の時イケてないグループに属していた芸人」に出演。冴えない学生時代を過ごした芸人たちが、その頃の思い出を面白おかしく語るこの企画は大きな反響を呼んだ。

大吉は、文化祭のときに焼却炉でゴミを燃やす仕事に没頭していたため、「焼却炉の魔術師」というあだ名が付けられたというエピソードを披露。「焼却炉の魔術師」は、この年の「アメトーーク!流行語大賞」に選出された。徹底的に地味で目立たないという大吉のキャラクターの魅力が、このときにようやく開花した。

これ以降、彼らはピンでもコンビでもバラエティ番組に通用する戦力として少しずつ認められていった。11年には『THE MANZAI』で決勝進出。博多弁漫才師としての確かな実力を見せつけた。

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博多ラーメンのとんこつスープのように、濃厚でこってりした芸風の華丸。辛子明太子のように、ピリッと辛口でクールな目線が冴えわたる大吉。九州仕込みの2つの個性がぶつかり合うことで、博多華丸・大吉という唯一無二のコンビが誕生した。彼らは関西以外の地域から「二度売れる」という前人未到の偉業を成し遂げて、生きる伝説となった。

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