シンデレラマン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『シンデレラマン』とは、2005年にアメリカ合衆国で制作された、実話を基にした感動の映画。右手の怪我と大恐慌によって苦しい生活を強いられていたプロボクサー、ジム・ブラドックが一夜限りの試合で勝利を収める。それをきっかけに再びボクサーとして奇跡の復活を遂げ、恐慌にあえぐ人々を勇気付けていく姿を白熱の試合シーンと家族の絆を交えながら描き出していく。オスカー俳優ラッセル・クロウ主演、共演は同じくオスカー女優レネー・ゼルウィガー、監督も同じくオスカーを獲得したロン・ハワードが務めた。
ジム「まず最初に、タートル(亀)を買いに行かなくてはなりません」
ジムは妻メイと共にマックス・ベアとの試合前に行われた記者会見に出席した。その時に記者の1人から、「チャンピオンになったら最初にしたいことは何ですか」、と聞かれる。その質問に対してジムは、「まず最初にタートル(亀)を買いに行かなくてはなりません」、と答える。ジムとメイの3人の子供達は「タイトル」を「タートル」と勘違いしたのだ。記者達が笑った後、ジムはタイトルとタートルの両方を持ち帰ってくることができれば子供達は喜ぶだろうと言葉を続けた。家族を思うジムの優しさがにじみ出ている。そしてマックス・ベアと15ラウンド戦い抜いて優勝したジムは約束通りタイトルだけではなくタートルも手にし、子供達を喜ばせたのだ。
メイ「わかったわ、もういい。あなたのそばですべてをささえてきたわ。今までは。今回はダメ、ジミー。私にはムリよ」
ボクサーの夫であるジムを献身的に支えてきた妻のメイ。しかし、リングで2人の相手を殺したと噂されるボクサーのマックス・ベアとの試合に臨むジムのことが心配でならない。その彼女は、「わかったわ、もういい。あなたのそばですべてをささえてきたわ。今までは。今回はダメ、ジミー。私にはムリよ」、と言う。夫に無事でいて欲しい、子供達を悲しませないで欲しいという、大切な人を思うからこその正直な妻の思いが強く感じられる。
肉屋から盗んだサラミをジムとジェイが返しに行くシーン
ジムの息子ジェイは肉屋からサラミを盗んでしまう。母親に理由を聞かれても全く答えようとしないジェイ。そのジェイに、ジムは盗んだサラミを返しに行くように伝える。サラミを返した後、ジェイに対してジムは、絶対に親戚の家に預けるようなことはしない、と約束する。それを知ったジェイは抑えていた感情が出て、泣いてしまう。そのような息子をジムは優しく抱きしめる。断固とした父親の姿と優しく家族を思う気持ちが伝わるシーンだ。
世界ランク2位のコーン・グリフィンに勝利を収めるシーン
右手の怪我を隠して試合に臨み、それが原因でライセンスを剥奪されてしまったジム・ブラドック。貯金は底を突き、どん底の生活を強いられていた。過酷な肉体労働で日銭を得るジムは一夜限りの試合に臨む。相手は世界ランク2位のコーン・グリフィンだ。既に過去の人となっていたジムであったが、大方の予想を裏切り、驚いたことにグリフィンに勝利する。まさに大番狂わせとなった試合だ。この一夜限りの試合で勝利を収めたことにより、再びボクサーとしてジムは復活を遂げる。その活躍は恐慌にあえぐ人々を勇気付けていくのであった。
『シンデレラマン』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
史実とは異なるマックス・ベア像
映画の中では攻撃的で傲慢な怪人のように描写されているボクサーのマックス・ベアだが、史実とは異なる部分があるという。実際のベアは明るくて陽気な性格であった。そしてユーモアがあり、愛想が良かった彼は周囲の人達を大いに笑わせていたそうだ。
しかし1930年8月25日にベアと対戦してノックアウトされたフランキー・キャンベルは試合の翌日に亡くなっていることは事実だ。つまり、ベアのパンチは何気ないパンチではなく、非常に強烈なものであるということだ。映画ではそのことを気にも留めていないようだが、実際には刑事罰を受けてボクシングから離れていた。ボクシングに復帰後もキャンベルの遺族に対して賞金の一部を贈り、彼の息子が大学を卒業するまでの学費を負担していた。また、悪夢にもうなされていたという。
1932年8月31日にベアと対戦したアーニー・シャーフに勝利しているが、シャーフは1933年2月10日にプリモ・カルネラと対戦してノックアウト負けした。そして2月14日に死去したが、死因はベアから受けた強烈なパンチであるといわれた。実際のところ因果関係は薄く、病死との説が有力である。
身長は189センチで、端正な顔立ち、そして人を喜ばせることが好きである性格から映画俳優として数多くの作品に出演したこともある。
ラッセル・クロウ演じるボクサー、ジム・ブラドックに感情移入させるための仕方のない設定であるのだろうが、常に人を愛して喜ばせていた一面も持ち合わせていた人物である。
2度目のタッグを組んだロン・ハワード監督とラッセル・クロウ
ラッセル・クロウは本作『シンデレラマン』でロン・ハワード監督と2度目のタッグを組んだ。ハワード監督との初めてのタッグはアカデミー作品賞に輝いた2001年の映画『ビューティフル・マインド』だ。クロウはノーベル経済学賞を受賞した実在の数学者を演じてアカデミー主演男優賞にノミネートされ、ハワードはアカデミー作品賞と監督賞を受賞した。そして2度目のタッグとなった『シンデレラマン』でもクロウは実在の人物を演じ、感動的な演技を披露した。
ジム・ブラドックの孫が出演
映画『シンデレラマン』でクロウ演じるジムと港湾労働で知り合う男・マイクの妻・サラ・ウィルソンを演じているのはローズマリー・デウィットだ。実は彼女の母方の祖父はジム・ブラドック、つまりローズマリーはジムの孫である。舞台女優として活動を始めたデウィットは『プロミスト・ランド』や『マーガレット』、『カンパニー・メン』などの映画や『ラスト・タイクーン』や『ブラック・ミラー』などのテレビドラマに出演している。
『シンデレラマン』の主題歌・挿入歌
主題歌:トーマス・ニューマン「Cinderella Man」
Related Articles関連記事
ダ・ヴィンチ・コード(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ダ・ヴィンチ・コード』とはダン・ブラウンの小説を原作に、2006年に公開されたアメリカの映画。監督はロン・ハワードで、脚本は原作者のブラウンとアキヴァ・ゴールズマンである。2006年の映画興行収入は2番目に高いが、批評家からは酷評も目立つ話題作。大学教授のロバート・ラングドンは、友人でルーブル美術館館長のソニエールが死体で見つかったことから警察に呼び出される。ロバートが追っ手を避けながらソニエールの孫娘と一緒に、ダ・ヴィンチの絵画に秘められたキリストの謎に近付いていくミステリーサスペンス映画。
Read Article
ビューティフル・マインド(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ビューティフル・マインド』とは、ノーベル経済学賞受賞の数学者ジョン・ナッシュの半生を描いたアメリカの映画。 数学界、経済界にとって画期的な理論「ナッシュ均衡」を発見、発表する天才数学者のジョンだが、人付き合いが苦手な中で仲の良い友人が出来たり秘密部隊から極秘任務を任されるという幻覚を見る統合失調症に苦心した。本作では統合失調症の世界観の例を示すとともに、最初は自身の幻覚を現実と思い込んでいたジョンが事実を受け止め、周囲の人たちと共にその事実と向き合っていく様が描かれている。2001年公開。
Read Article
レ・ミゼラブル(レミゼ)のネタバレ解説・考察まとめ
2012年に公開されたミュージカル映画。主役のジャンバルジャンが牢獄から仮釈放されるシーンから始まる。ジャンバルジャンを追いかけるジャベール警部、ジャンバルジャンに自分の子供を託すファンティーヌなどの登場人物たちにより彼の人生は激動の時代を駆け抜けることとなる。そしてフランス革命が起き、それぞれの人生が変わるのであった。一人の男の一生を描いた超大作である。
Read Article
シカゴ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『シカゴ』とは、監督ロブ・マーシャルメインキャストにレニー・ゼルウィガー、リチャード・ギア、キャサリン・ゼタ=ジョーンズの3人を起用したミュージカル映画。 1920年代、ショービジネスと犯罪の町シカゴを舞台に、スターを夢見る主人公が、殺人を起こし刑務所に収容されながらもスターへの道を上る様子を描いている。 キャッチコピーは「この街では、銃弾一発で有名になれる」 近年のアメリカ映画において、ミュージカル映画はヒットしないと言われていたが、そのジンクスを覆した作品ともいわれている。
Read Article
アメイジング・スパイダーマン2(マーク・ウェブ版)のネタバレ解説・考察まとめ
「アメイジング・スパイダーマン2」は、映画「スパイダーマン」のリブート(再始動)作品。 恋人「グウェン」を危険にさらさないという、彼女の亡き父との約束に悩む「スパイダーマン」こと「ピーター」は、両親の死に繋がる大きな陰謀に巻き込まれ、運命に翻弄されていく。
Read Article
バックドラフト(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『バックドラフト』とは、消防士の兄弟の火災現場での活躍と葛藤、謎の放火犯を追う物語。監督は『ビューティフル・マインド』『ダ・ヴィンチ・コード』で知られるロン・ハワードが務めており、出演者はカート・ラッセル、ロバート・デ・ニーロなど豪華な顔ぶれが揃っている。火災現場の視覚効果をアメリカの特殊効果及びVFXの制作会社インダストリアル・ライト&マジックが務めている。エグゼクティブ・プロデューサーはブライアン・グレイザーと『砂の惑星』のラファエラ・デ・ラウレンティスが務めている。
Read Article
ブリジット・ジョーンズの日記(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ブリジット・ジョーンズの日記』とは、2001年に公開されたロマンティック・コメディ映画。原作は作家ヘレン・フィールディングの同名コラムで、結婚相手が見つからない女性の寂しい本音を赤裸々に描いている。ブリジットはちょっと太めのシングル女性で、お酒と煙草が止められず、恋も仕事も失敗ばかり。そんなブリジットの等身大の姿が、世の女性の多くの共感を呼び、異例の大ヒットとなった。温かくて親切で正直な愛すべきキャラクター、ブリジットの恋と仕事を巡るドタバタ劇を描いたコメディ満載のハートフルストーリーだ。
Read Article
マン・オブ・スティール(DCEU)のネタバレ解説・考察まとめ
『マン・オブ・スティール』とは、2013年に公開されたアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。「DCコミックス」の人気アメリカン・コミック『スーパーマン』の実写映画作品である。『スーパーマン』シリーズを含めると、本作は通算第6作目の作品だ。科学や文明が発達して人工生育が常識である、地球から遠く離れた惑星「クリプトン」で、数百年ぶりに自然出産で「カル=エル」という子供が生まれた。のちに「スーパーマン」と呼ばれる彼は、子供のいなかった夫妻に育てられたのち、自分の出自を知るための旅にでる。
Read Article
ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』とは、2018年製作のアメリカ映画。日本公開は2018年の7月。スター・ウォーズシリーズのスピン・オフ作品で、「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」に続く第二弾。旧三部作(エピソード4~6)で主役の一人であった、ハン・ソロの若き日の姿を描く。ソロの愛機であるミレニアム・ファルコン号や、長年の相棒であるチューバッカとの出会いなどに関する秘話が明かされる。
Read Article
レディ・イン・ザ・ウォーター(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『レディ・イン・ザ・ウォーター』とは2006年に公開されたファンタジームービー。『シックス・センス』(1999)など衝撃的な結末の映画が大ヒットしたM・ナイト・シャラマンが監督を務めた。殻に閉じこもった人生を送っていたある中年男が、海の精に出会う。中年男は周囲の人々と協力して、海の精を助け、世界を救うために大奮闘する。天敵の恐ろしい魔物も登場し、危険と困難を伴うミッションを通して、中年男は失っていた自信を取り戻し、人生を見つめ直す。現代に蘇ったおとぎ話が、大きな感動を与えてくれる作品だ。
Read Article
アポロ13(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『アポロ13』とは、1995年にアメリカで制作されたSF映画。『フィラデルフィア』と『フォレスト・ガンプ/一期一会』でアカデミー主演男優賞を2年連続受賞したトム・ハンクス、『パトリオット・デイ』で知られるケビン・ベーコン、『バーティカル・リミット』で知られるビル・パクストンが出演した。 アポロ13号が宇宙空間で未曾有の事故に遭遇しながらも奇跡の生還を果たした実話が壮大なスケールと感動のドラマを交えて描かれる。 『バックドラフト』や『シンデレラマン』などで知られるロン・ハワードが監督を務めた。
Read Article
アオラレ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『アオラレ』(Unhinged)とは2020年にアメリカで公開されたサイコスリラー映画。あおり運転をされた母子が巻き込まれる恐怖が描かれている作品。監督はデリック・ボルテ。オスカー俳優ラッセル・クロウがあおり運転をする男トムを演じる。狂気の男にあおられるのは『移動都市/モータル・エンジン』のカレン・ピストリアが演じる母レイチェル。日本でも社会問題にもなり、時折ニュースにもなるあおり運転が引き起こす事件が想像を上回る恐怖として描かれた作品。
Read Article
ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』とは2016年に公開されたロマンチック・コメディである。ブリジット・ジョーンズシリーズ最後の完結作ということで大きな話題を呼んだ。43歳になっても相変わらずシングルトンのブリジット・ジョーンズだったが、今回はイケメン億万長者ジャックと元恋人マークのと間で恋の三角関係を繰り広げる。果たしてブリジットはどちらを選ぶのか。そして今度こそ彼女は幸せをつかめるのだろうか。世界中の女性に愛されたブリジット・ジョーンズのドタバタ恋愛劇がついに完結する。
Read Article
ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』とは2004年に公開されたロマンティック・コメディ映画。前作『ブリジットジョーンズの日記』(2001)の続編としてイギリスとアメリカに共同制作され、またもや大ヒット映画となる。相変わらずドジでぽっちゃり女子のブリジットと、堅物だけど真面目で温かいマークは、恋人として蜜月の日々を送っていた。しかしお互いの育ちや環境の違いで衝突したり、美人な同僚に嫉妬したり、と波乱万丈なブリジットの恋模様がキュートなコメディタッチで描かれている。
Read Article
白鯨との闘い(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『白鯨との闘い』とは、ロン・ハワードによる2015年のアメリカ合衆国のアクション映画。 小説家のハーマン・メルヴィルは捕鯨船・エセックス号の真実を探るため、船員に取材を申し込む。 かつてエセックス号は巨大な白鯨に襲われたことで沈没。そのため船員たちはボートで大海原を漂流する事態になる。主要キャストにクリス・ヘムズワース、キリアン・マーフィー、トム・ホランドらが出演。海の上でサバイバル生活を余儀なくされた男たちの様子が描かれており、海の脅威と巨大な白鯨の迫力が見所の作品。
Read Article
スパイダーマンの歴代スーツまとめ
『スパイダーマン』とは、MARVEL COMICS発祥のアメコミヒーローである。 スパイダーマンは、スパイダースーツを着用してヴィランたちと戦いを繰り広げる。これまでスパイダーマンは『サム・ライミ版スパイダーマン』『アメイジング・スパイダーマン』『MCUスパイダーマン』の3つのシリーズで映画化されてきた。シリーズによってスパイダースーツの形状や能力が異なっている。
Read Article
誤訳が多い?字幕翻訳家・戸田奈津子に対する怒りの数々をまとめてみた
日本を代表する翻訳家として知られる戸田奈津子。これまで数々の映画の字幕翻訳を手がけ、私たちもそれを当たり前のように視聴してきました。ところが、実際には彼女の翻訳が間違いだらけだとして問題になっているようで、様々な議論が交わされています。この記事では、そんな戸田奈津子の誤訳に寄せられた声についてまとめました。叩くのは簡単だけど、語学って本当に難しいんです。文句ばかり言うんだったら、いっそのことご自分で訳されてはいかがでしょうか。あぁもちろん、細かなニュアンスも完璧に、誰からも批判されないヤツをね!
Read Article
【レ・ミゼラブル】ヘレナ・ボナム=カーターの七変化まとめ!ジョニー・デップに負けてない!【ハリー・ポッターシリーズ】
ヘレナ・ボナム=カーターといえば、『レ・ミゼラブル』のテナルディエ夫人役や『ハリー・ポッター』シリーズのベラトリックス・レストレンジ役が有名ですよね。なんとなく想像される通り、どこかぶっ飛んでいる役が多いのが彼女の特徴です。他にどんなのを演じているか、この記事でまとめました。ジョニー・デップも良い意味で変な役が多いけど、ヘレナだってそれに負けてないですよ!
Read Article
初心者にもおすすめ!傑作ミュージカル映画まとめ
ミュージカル映画というジャンルの中には新旧・実写・アニメなど数えきれない名作、傑作が存在する。ここではふだんミュージカルを観ない人にもわかりやすくとっつきやすく、何より面白いミュージカル映画作品をランキング形式でまとめた。
Read Article
CMにサッカーの試合に使われまくる名曲「民衆の歌」の動画まとめ
「民衆の歌」はヴィクトル・ユーゴー原作のミュージカル『レ・ミゼラブル』の劇中歌として作られた曲で、ミュージカル映画でもエンディングテーマとして使われ、世界中に感動をもたらした。「民衆の歌」は『レ・ミゼラブル』に留まらず、テレビCMやフィギュアスケートの曲、サッカーの試合など様々な場所で使われている。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『シンデレラマン』の概要
- 『シンデレラマン』のあらすじ・ストーリー
- 将来有望なプロボクサーから失業者になる
- 一夜限りのカムバック
- 無敵のボクサーとの試合、そして勝利
- 『シンデレラマン』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- ジム・ブラドック(演:ラッセル・クロウ)
- ジム・ブラドックの家族
- メイ・ブラドック(演:レネー・ゼルウィガー)
- ジェイ・ブラドック(演:コナー・プライス)
- ハワード・ブラドック(演:パトリック・ルイス)
- ローズマリー・ブラドック(演:アリエル・ウォーラー)
- ボクシング協会の関係者
- ジョー・グールド(演:ポール・ジアマッティ)
- ジミー・ジョンストン(演:ブルース・マッギル)
- ボクサー
- マックス・ベア(演:クレイグ・ビアーコ)
- コーン・グリフィン(演:アート・ビンコースキー )
- アート・ラスキー(演:マーク・シモンズ)
- ボクサーの関係者
- アンシル・ホフマン(演:ケン・ジェームズ)
- その他の人物
- ルシール・グールド(演:リンダ・カッシュ)
- マイク・ウィルソン(演:パディ・コンシダイン)
- サラ・ウィルソン(演:ローズマリー・デウィット)
- ジョー・ジャネット(演:ロン・カナダ)
- フォード・ボンド(演:デビッド・ヒューバンド)
- スポーティ・ルイス(演:ニコラス・キャンベル)
- ローリック神父(演:チャック・シャマタ)
- ジェイク(演:ジーン・パイアズ)
- アンジェロ(演:アンジェロ・ダンディー)
- アル・フェイジン(演:ランス・ハワード)
- タフィー・グリフィス(演:トーマス・カジドロウスキー)
- マカヴォイ(演:フルヴィオ・チェチェーレ)
- アリス(演:アリシア・ジョンストン)
- クインシー(演:ジェリー・クイグリー)
- 『シンデレラマン』の用語
- フーヴァー村
- ライトヘビー級
- スパーリング
- 『シンデレラマン』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ジム「まず最初に、タートル(亀)を買いに行かなくてはなりません」
- メイ「わかったわ、もういい。あなたのそばですべてをささえてきたわ。今までは。今回はダメ、ジミー。私にはムリよ」
- 肉屋から盗んだサラミをジムとジェイが返しに行くシーン
- 世界ランク2位のコーン・グリフィンに勝利を収めるシーン
- 『シンデレラマン』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 史実とは異なるマックス・ベア像
- 2度目のタッグを組んだロン・ハワード監督とラッセル・クロウ
- ジム・ブラドックの孫が出演
- 『シンデレラマン』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:トーマス・ニューマン「Cinderella Man」
- 挿入歌:トーマス・ニューマン「The Hope of The Irish」