空条ホリィ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

空条ホリィとは、『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』の主人公・空条承太郎の母親である。第2部の主人公であるジョセフ・ジョースターとスージーQの間に生まれ、日本人の空条貞夫と結婚して息子の承太郎を授かった。性格は母のスージーQに似て明るく、息子の承太郎を溺愛し過ぎるがあまり、承太郎からは疎まれ、反抗的な態度をとられていたが、承太郎、ジョセフ他の主要メンバーがエジプトへと旅立つことになったのは、この空条ホリィの命を救うためであった。

「なんか…急に! すごく気分が…よくなったわ! それに今…心が通じたわ」と、ホリィが突然目を開けて急に起きあがるので、見守っていたスージーQが驚いている。

「2人が帰ってくるのよ ママ! パパと! 承太郎よッ!」

承太郎たちと心が通じたと喜ぶホリィ

承太郎とジョセフが無事に帰ってくることを確信し、「2人が帰ってくるのよ ママ! パパと! 承太郎よッ!」と、嬉しそうにスージーQに話している。

「パパと承太郎よ 帰ってくるわ!」

嬉しさのあまり、両腕を広げて空を仰ぐホリィ

これは原作コミックスには無く、アニメ用に追加されたシーンで、ホリィは承太郎とジョセフが帰ってくる喜びを全身で表し、「パパと承太郎よ 帰ってくるわ!」と言っている。
アニメではこの時、承太郎とジョセフが飛行機で日本へと向かっている様子が描かれている。

驚いて絶叫するホリィ

自宅で直感的に承太郎を感じ、写真を抱きしめているところへ本人が帰宅する

自宅で洗濯物をたたんでいた時、突然金属的な音が鳴り響き、ホリィは承太郎が自分のことを考えていると感じた。
その直後、部屋の中にあった承太郎の写真を愛おしそうに抱きしめながら、独り言を言っていた所へ本人が帰って来たため、驚いて写真を落としてしまう。

沈んだ気分からハイテンションへ

承太郎に顔色の悪さを指摘され、「元気か?」と言われて息子の愛を感じ喜ぶホリィ

抱えて来た男性が血塗れになっている訳を聞いても、「てめーには関係のないことだ」と言われてしょげていたホリィ。
その直後、承太郎が振り返って自分を気遣う言葉をかけてくれたので、満面の笑みで喜びを表している。
この「やっぱりね」は、そっけない態度をとっていても本当は心の優しい子だと分かっているんだから…と、ホリィが直前に言っていたことに対しての「やっぱり」である。

空条ホリィの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

テレビアニメの中でホリィが松田聖子の「青い珊瑚礁」を鼻歌で歌っている

自宅で洗濯物をたたみながら鼻歌を歌っているシーン

テレビアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』の中で、ホリィが洗濯物をたたみながら、松田聖子の「青い珊瑚礁を歌っているシーンがある。

ホリィは、父ジョセフに向かって「あたしの名のホリィ(HOLY)っていうのはネ 日本語で『聖なる』って意味なの……だから 聖子さーんってお友だちは呼ぶのよ フフ! これからパパ!日本ではあたしのこと 聖子って呼ばなきゃ返事しないわよ」と言っていたため、ホリィが倒れた時に名前を呼んでも返事がないのは、聖子と呼ばないからなのか?とジョセフは考えた。

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