読み書きができない"失読症"でも功績を残した有名人まとめ
「失読症」は学習障害の一種で、知的能力に問題がないにも関わらず文字の読み書きに困難を抱える状態のことだ。社会生活で様々な困難を抱える症状だが、中には失読症でありながら偉大な功績を残した人物もいる。ここではそんな有名人やエピソードをまとめた。
▼ 失読症とは?
学習障害の一種で、知的能力及び一般的な理解能力などに特に異常がないにもかかわらず、文字の読み書き学習に著しい困難を抱える障害である。
出典: ja.wikipedia.org
「文字とその文字が表す音とが一致・対応し難く、勝手読みや飛ばし読みが多い」、「音読作業と意味理解作業が同時にできないため読み書きに時間がかかる」などの特性がある。
出典: www.dinf.ne.jp
英語圏では失読症の発現率は10%から20%といわれている。
出典: www.dinf.ne.jp
ハーバード・スタンフォードの研究チームによると、ディスレクシア(失読症)の子供は普通の子供の10倍以上の時間をかけて1語を理解している。
▼ 失読症の有名人
人気ハリウッドスターであるトム・クルーズが自ら『自分はディスレクシア(失読症)だ。』と公表した事によって、この障害の知名度が高まったと言われている。
出典: ja.wikipedia.org
脚本の文章は理解できないので、台詞を覚えるときはテープに全て録音して繰り返し聞いていた。
出典: sped.wikidot.com
子供のときは失読症のために12 年で15の学校を渡り歩き、補修クラスに入れられていた。
失読症だったときは集中力を高め、文章を視覚的なイメージに置き換えていた。
「『トップガン』を撮影していた22歳のときにレッスンをいくつか受けて、すぐに投げ出してしまった。操縦の理論を理解することができなかったんだ」とトムは告白。その後、無事にライセンスを取得。
新興宗教であるサイエントロジーの活動によりこの学習障害を克服し「大人になって、サイエントロジーの教育本を読んだことで完ぺきに読解ができるようになった」と語っている。この経験から学習障害児への支援活動にも取り組んでいる。
出典: ja.wikipedia.org
小学校を同級生に比べて2年遅れで卒業。そのことでイジメを受けた過去や、学校が嫌いだったことも告白。
現在でも本や脚本を読む際は普通の人に比べ、2倍の時間がかかるという
「自分が被害者と思ったことは一度もない。映画づくりが、負わなくていい重みから私を救ってくれた」
出典: www.asahi.com
「学習障害は、思っているよりもずっと一般的なものです。自分一人だけが悩んでいるものではありません。それでも、学習障害があることで、今後やりたいことをやるためには、さまざまな困難が降りかかるでしょう。でも、それはあなたの可能性を狭めるものではないのです」
幼少期にディスレクシアに悩まされたが聖書の朗読などで、現在では改善されつつある。
出典: www.youtube.com
7歳で失読症と診断され、人の3分の2を理解するのに3倍の努力が必要だった。
出典: sites.google.com
「今でも毎日のように闘っている状態。ほかの俳優に比べて台本を読んだり、覚えたりするのが大変なんだ」
母親は、本を50冊読んだらオートバイを買ってあげることを約束し、やる気を出させたという。彼は一生懸命、本を読んだが、50冊は達成できなかった。しかしそのことで、読書が好きになった。
Related Articles関連記事
ミッション:インポッシブル(M:I)のネタバレ解説・考察まとめ
1966年から7年間放送された往年の人気TVシリーズ「スパイ大作戦」を基に、トム・クルーズが主演と初のプロデューサーを兼ね、ブライアン・デ・パルマ監督で映画化したスパイ・アクション超大作。1996年製作のアメリカ映画。スパイ組織IMFに属するイーサン・ハントは、ある任務に失敗し多くの仲間を失うが、生き残ったことで裏切り者にされてしまう。身の潔白を証明するため、新たなメンバーと独自に捜査を開始する。
Read Article
ミッション:インポッシブル/フォールアウト(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』とは、2018年に公開されたスパイ・アクション映画。1996年の『ミッション:インポッシブル』から続くトム・クルーズ主演・製作シリーズ作品の第6作目。 イーサン・ハントがテロ組織「シンジケート」の残党「アポストル」によるプルトニウム爆破テロを防ぐためにチームと一丸となって奮闘する展開と共に、彼がいかに家族や仲間を大切に想っているかが描かれる。
Read Article
M:i:III(ミッション:インポッシブル3)のネタバレ解説・考察まとめ
往年の人気TVドラマ「スパイ大作戦」の映画化で、大ヒットスパイ・アクションにまで成長させたトム・クルーズ製作・主演のシリーズ第3弾。2006年公開のアメリカ映画。TVシリーズ「エイリアス」「LOST」で注目を集めたJ・J・エイブラムスの劇場映画初監督作品。フィアンセとの結婚を控え、一線を退き教官となった主人公イーサン・ハントが、凶悪な敵を前に世界を駆け巡り、再び危険なミッションに挑む。
Read Article
ミッション:インポッシブル2(M:I-2)のネタバレ解説・考察まとめ
往年のTVドラマ「スパイ大作戦」を映画化した「ミッション:インポッシブル」に続き2000年に製作されたトム・クルーズ製作・主演のシリーズ第2弾。バイオレンスの詩人ジョン・ウー監督が起用され、前作とは一味違った独自のアクション・シーンが満載。休暇中のイーサン・ハントの元に、新たなミッションが届いた。それは20時間で人を死に至らしめる驚異の殺人ウィルス”キメラ”を狙う元同僚の陰謀を阻止することだった。
Read Article
トップガン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『トップガン』とは1986年にアメリカ合衆国で制作された青春映画である。アメリカ海軍のエリートパイロット養成機関「トップガン」に送り込まれた青年マーヴェリックが美しき教官チャーリーとの恋、ライバルとのトップ争い、そして友人の死を乗り越えていく姿を描き出していく。迫力満点の空中戦、戦闘機に乗っているかのような臨場感、胸躍る音楽に彩られた大ヒット作だ。
Read Article
ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
往年の人気TVシリーズを、トム・クルーズ製作・主演、「Mr.インクレディブル」のブラッド・バード監督で映画化した大ヒット・アクションシリーズ第4弾。前作から5年後の2011年、日米同時公開。爆弾テロ犯の濡れ衣を着せられたイーサン・ハントとそのチームが、組織の後ろ盾を失いながらも事件の黒幕を突き止めるべく世界を股に過酷なミッションに挑む姿を圧倒的なスケールで描き出す。
Read Article
宇宙戦争(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『宇宙戦争』とは、アメリカ合衆国で2005年6月に公開されたSFアクション映画である。 H・G・ウェルズのSF小説『宇宙戦争』を原作としたスティーヴン・スピルバーグ監督作品。 主人公レイは、離婚した妻がボストンの実家を訪ねる間、妻に引き取られ、自分を軽蔑する子供達ロビーとレイチェルを預かった。そんなある日、奇妙な稲妻が町に落ち、地中から巨大な何かが現れて人々を攻撃、街を破壊していく。今まで家族をかえりみなかった父親だったが、必死に子供達を守っていく中で家族を守る父親へと変わっていく。
Read Article
ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
トム・クルーズの代名詞ともいえる大ヒットスパイアクションのシリーズ第5作。2015年公開のアメリカ映画。監督は、クルーズ主演映画「アウトロー」のクリストファー・マッカリー。各国の元エリート諜報部員を集めた謎のスパイ組織「シンジケート」の暗躍により、秘密工作機関IMFはまたも解体の危機に陥る。組織の後ろ盾を失いながらも、イーサンは仲間とともに世界の危機を救うため史上最難関のミッションに挑む。
Read Article
アウトロー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『アウトロー』とは、2012年に公開されたアメリカのサスペンスアクション映画で、リー・チャイルドが発表した小説『アウトロー』を原作としている。5人の命が亡くなる射殺事件の容疑をかけられたジェームズの要請を受けたジャック・リーチャーは、弁護士の依頼を受けて不可解な射殺事件の捜査を開始することにする。監督はクリストファー・マッカリーが努め、主人公のジャック・リーチャーをトム・クルーズが演じ、ロザムンド・パイク、リチャード・ジェンキンス、デヴィッド・オイェロウォ、ロバート・デュヴァルらが共演した。
Read Article
レインマン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『レインマン』とは、1988年にアメリカで公開された、自由奔放な弟と自閉症の兄の心の繋がりを描いたロード・ムービーである。高級車のディーラーの仕事をしているチャーリーの元に疎遠だった父親の訃報が届き、そこで初めて自分に兄がいるという事実を知る。事業が上手くいかず四苦八苦していたチャーリーは遺産目当てに故郷に戻るが、遺産の300万ドルが兄のレイモンドに相続されることを知り、施設にいたレイモンドを半ば強引に連れ去るのだった。
Read Article
トップガン マーヴェリック(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『トップガン マーヴェリック』とは、2022年に公開された、米海軍のエリート・パイロットチーム「トップガン」をテーマにしたアクション映画。1986年公開の『トップガン』の36年振りの続編にあたる。不可能なミッション達成のために指名されたのは、伝説のパイロット、ピート・マーヴェリック・ミッチェル海軍大佐。マーヴェリックは精鋭パイロット達に訓練を施す教官として、若きトップガンと共に命を懸ける。 全世界興行収入は、主演であるトム・クルーズのキャリア史上最高額となる10億ドル超えを達成している。
Read Article
オール・ユー・ニード・イズ・キル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』とは、桜坂洋が2004年に発表したライトノベル「All You Need Is Kill」を原作に、ダグ・リーマンが映画化した作品。エイリアンに侵略されつつある近未来の地球を舞台に、出撃しては戦死する2日のループを繰り返し、戦闘能力を身に着け、ループの原因となっている敵を倒す方法見つけ出して勝利を掴むまでを描く。
Read Article
ナイト&デイ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ナイト&デイ』とは、監督はジェームズ・マンゴールド、脚本はパトリック・オニールが手がけた、2010年公開のアクションコメディ映画である。CIAエージェントのロイが、CIA・FBIが絡んだゼファー騒動にジューンを巻き込んでしまうことから、騒動が大きくなっていく。ジューンは、並外れた戦闘能力を持つロイに怯え、様々な危険に巻き込まれることに嫌気がさし、精神的にも不安定になっていた。そんなジューンを優しく守るように陰で支えてくれるロイに、ジューンは少しずつ心を開くようになっていったのだった。
Read Article
【日本大好き】海外芸能人・有名人・セレブまとめ
日本人の間でも広く知られている海外の芸能人・有名人・セレブの中には、大の親日家として友好的な顔を見せてくれる人もいます。特に日本好きとして知られるトミー・リー・ジョーンズは長年BOSSのCMに出演してくれており、彼の姿を楽しみにしていた日本人も多いのではないでしょうか。この記事では、そんな「日本大好き」な海外の著名人について紹介しています。
Read Article
【トム・クルーズ】この渋さがたまらない!海外のカッコイイおじさま俳優まとめ【ブラッド・ピット】
海外の俳優たちを見てみると、けっこう歳がいっているはずなのにめちゃくちゃカッコイイ人っていますよね。ヒゲや長髪など、日本人男性がやるとあまりウケが良くないビジュアルも、海外だとなぜか魅力的に映るのが不思議です。この記事では、アラフォー以上の海外の俳優についてまとめました。いやぁみんなカッコイイですね!このシブさ、そして全身から溢れ出る大人の余裕と色気がたまらん。
Read Article
【レインマン】トム・クルーズ出演映画30選!50歳を超えても魅力がいっぱい!【トップガン】
トム・クルーズが出演している映画を30作品紹介する。 兄弟の絆や主人公たちの感情の変化が細かく描かれた感動作「レインマン」やトム・クルーズのカッコよさが際立つ愛と青春の名作「トップガン」など。50歳を超えても魅力に溢れた彼の様々な演技を楽しめる作品ばかりとなっている。
Read Article
【タイタニック】今すぐ見るべき「名作映画」ランキングTOP30!【ゴッド・ファーザー など】
これだけ観ておけば話の種に困ることはない、名作だけに絞った映画ランキングを作りました!タイタニックやゴッド・ファーザーなど、映画好きなら全て観ておいて当たり前の作品ばかりです!もしまだ観たことがない映画があれば、この機会に是非鑑賞してみてください!
Read Article
2015年公開のハリウッド映画まとめ!『アベンジャーズ』から『ミッション:インポッシブル』まで超豊作
アメリカの有名映画制作会社が数多く拠点を置き、アメリカ映画の代名詞ともいえるハリウッド。『スター・ウォーズ』や『アベンジャーズ』、『ミッション:インポッシブル』や『ジュラシック・ワールド』など、日本でも大人気の映画が勢ぞろいしています。特に2015年には『アベンジャーズ』と『スター・ウォーズ』の同年公開に加え、名だたるシリーズの続編や新作が発表されました。ここでは大豊作の年のハリウッド作品をご紹介!
Read Article