孤爪研磨(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ
孤爪研磨(こづめ けんま)とは、漫画『ハイキュー!!』に登場する音駒高校バレーボール部の2年生。運動選手としてはスタミナがないが鋭い観察眼を持つ切れ者で、通称「音駒の脳」。ゲームが大好きで、バレーボールに関しても相手チームの弱点を探り攻略するための戦略を練る。1つ歳上の黒尾鉄郎(くろお てつろう)とは自宅が隣同士で、彼に勧められて7歳の頃からバレーボールを一緒に練習するようになり、現在ではチームメイトである。主人公の1人である日向翔陽(ひなた しょうよう)とは、練習試合をきっかけに友達になる。
早流川戦で疲労困憊の研磨が発したことば。試合中、研磨はチームメイトを信頼して一生懸命プレーできたからこそチームが勝利したという意味である。幼馴染の黒尾は動じなかったが、研磨が心を開いてくれたように感じたチームメイトは嬉しかったに違いない。
「よそはよそ、うちはうちです」
春高全国大会3回戦で音駒は烏野と対戦する。1セット目で、相手チームのセッター影山が「ネット際じゃなくてもアタックライン近辺に上げてもらえば十分です」とチームメイトに格好よく語り掛けるのを見て、研磨がチームメイトに「よそはよそ、うちはうちです」というシーン。烏野の影山は全日本ユースの強化合宿にも呼ばれた優秀な選手なので、研磨はそれを知ってチームにいつも通りに頑張ろうと諭しているのである。
「翔陽、面白いままでいてね」
春高全国大会烏野戦では、研磨はいつになく積極的だった。日向の助走を妨げ速攻を封じる作戦をとるが、日向がそれに対応してブレイクスルーしたあとに、研磨は日向に「面白いままでいてね」という。研磨は日向の攻撃を封じる自分の策略を封じられると、次の策略で日向に対抗するのが面白いからである。
「バカ、ボールまだ落ちてない」
研磨はライバル日向翔陽に触発されて、今までチームメイトに見せたことのないガッツを見せる。春高全国大会3回戦烏野高校戦3セット目では、読み合いで翔陽に負けたあとも研磨の素晴らしいプレーは続く。
「クロ、おれにバレーボールを教えてくれてありがとう」
バレーボールを面白いかと聞かれ「別に」と応えていた研磨が、春高全国大会烏野戦のあと初めて「面白かった」と言及した。その直後、研磨が黒尾に対して伝えたことば。
孤爪研磨の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
黒と金の髪型はプリンヘッドと呼ばれている
研磨は、生え際から半分くらいが黒色、そこから毛先までが金色で、肩につかない程度の長さの髪型をしている。その後ろ姿は、まるでカラメルがかかったプリンのようなので、「プリンヘッド」と呼ばれている。研磨の髪型がプリンヘッドになった経緯について、3巻に挿絵が載っている。ある日、山本竹虎がバレー部の部室に入ると、ゲームをしている(下を向いている)研磨が目の前に現れる。研磨は山本から、その絵面が「貞子みたいで怖い!!、目立つ」と言われる。怖くて目立つのでは髪型を変えようと、研磨は髪色を金髪に染める。しかし、研磨はめんどくさがりなので、髪が伸びて根本が黒くなってもそのままなのだった。
ゲーマー研磨の”早起き”ゲーム事件
孤爪のゲーム好きは、漫画の至る場面から察することができる。基本的に、孤爪はバレーボールをしているか、ゲームをしているかのどちらかである。梟谷学園4校+烏野高校の合同合宿で差し入れのスイカを食べているときや最終日にBBQをしているとき、そして部室や宿泊先などでチームメイトと一緒に話しているときも、ゲームをしていた。
アニメ4期17話では、音駒の3年生が雑談している場面で、黒尾によって孤爪の「”早起き”ゲーム事件」が語られている。朝5時頃、黒尾が「寝坊常習の研磨」の部屋の前をジョギングで通ると、いつも電気がついているので徹夜かと思いきや「(研磨曰く)午前2時に”早起き”してゲームをしていた」という。徹夜すると親にゲーム捨てられるので、”早起き”なら文句は言われないだろうと思ったのだという。研磨もゲーム好きは生きていく糧になっていく。大学生ではプロのゲーマーになるのである。
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目次 - Contents
- 孤爪研磨のプロフィール・人物像
- 孤爪研磨のポジション・能力
- 孤爪研磨の来歴・活躍
- 黒尾鉄郎との出会い
- 孤爪研磨、音駒高校バレー部に入部する
- 音駒バレー部と烏野バレー部の出会い
- インターハイ予選後の東京遠征at梟谷学園
- 夏休みの5校合同合宿at森然高校
- 春高地区予選大会を終えて合同練習試合
- 春高東京都代表決定戦2013年
- 準決勝、梟谷学園戦
- 3位決定戦、戸美学園戦
- 春の高校バレー全国大会2013年
- 1回戦、清川高校戦
- 2回戦、早流川工業戦
- 3回戦、烏野高校戦
- 孤爪研磨、マルチに活躍する大学生になる
- 弧爪研磨の関連人物・キャラクター
- 日向翔陽(ひなた しょうよう)
- 黒尾鉄郎(くろお てつろう)
- 猫又育史(ねこまた やすふみ)
- 灰羽リエーフ(はいば りえーふ)
- 孤爪研磨の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「クロ、今の止めない?なんか恥ずかしい」
- 「強いのは俺じゃなくて、みんなだから」
- 「翔陽はいつも新しいね」
- 「台無し感がすごい…」
- 「重力なんでこの世にあんの… 重力ムカつく!」
- 「”仲間のためにがんばる”はオカシイこと??おれがやったらオカシイの??」
- 「よそはよそ、うちはうちです」
- 「翔陽、面白いままでいてね」
- 「バカ、ボールまだ落ちてない」
- 「クロ、おれにバレーボールを教えてくれてありがとう」
- 孤爪研磨の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 黒と金の髪型はプリンヘッドと呼ばれている
- ゲーマー研磨の”早起き”ゲーム事件