ウィザードリィ外伝五つの試練（The Five Ordeals）のネタバレ解説・考察まとめ

2023.02.05

『ウィザードリィ外伝五つの試練（The Five Ordeals）』とは、2006年にWindowsで発売された3Dダンジョン・ロールプレイングゲーム。日本国産の『ウィザードリィ』シリーズの1つである。
正伝シリーズへの原点回帰をうたい、初期の5種族8職業というシンプルなゲームシステムと、前作の『戦闘の監獄』のUI（ユーザーインターフェース）を採用。ストーリーが独立した公式5本のシナリオに加え、ユーザーが作成したシナリオを遊ぶ事もできるエディタが組み込まれている事が特徴。

隊列と射程

召喚呪文

召喚呪文は魔術師呪文「コンジュレーション」「メイルシュトローム」、僧侶呪文「サモンエレメンタル」が存在する。
召喚できるモンスターはそれぞれの呪文で異なり、呼び出されるモンスターもランダムだが、召喚できれば追加の戦力となり、敵の攻撃を代わりに引き受けてくれる壁役にもなってくれる。

シナリオエディタサービス

本作ではシナリオエディタが用意されている。エディタではストーリー、拠点の施設の名称、迷宮の構造、メッセージ、モンスター、アイテムなどを自由に作成可能。
あくまで「初期作に近いシステムのウィザードリィ」のシナリオエディタであることを重視しているために、新種族や新職業の追加などはできない。
ただし、ゲームのルールを決められた範囲内で変更することは可能である。

作成したシナリオはインターネットなどを通じて他のユーザーへと受け渡すことができる。シナリオデータ共有のためのアップローダー・感想を得るための掲示板も
公式に用意されており、ユーザーは他のユーザーによって制作されたシナリオを統一された場所から無料でダウンロードすることができる。

ユーザーシナリオは100作品以上が登録されており、これは実質、初期作品に近いシステムを採用した『ウィザードリィ外伝』シリーズの非公式続編が100作品以上も登場しているということでもある。
その中には、これまでの作品への不満を解消したものや、ウィザードリィのシステムの枠の中で全く新たな感覚の冒険を楽しめるものが生まれている。

『ウィザードリィ外伝五つの試練（The Five Ordeals）』の登場人物・キャラクター

味方、NPC

セレーネー伯爵

公式シナリオ「満月王の子供達」に登場するキャラクター。獣人族の王であり、変身能力を持つ。
呪いをかけられ中庭で大木に変化しているが、シナリオのを謎を解き五人の子供達を連れ帰ると呪縛が解け、その謝礼としてクリアアイテム「アナプシュケーの妙薬」を得られる。

酢漬け男

公式シナリオ「ガルヴァンの酢漬け男」に登場するキャラクター。
本シナリオの敵役「ガロウズ」とは元親友で、魔物に変質してしまったガロウズを止める為、不死となる「奇跡の水」に浸かり、200年に渡って戦い続けていた。

鋼の王

公式シナリオ「灼熱の車輪」に登場するキャラクター。王国を治めていた強き王だったが、行方知れずとなる。
ライブハウス666にて、冒険者たちと相容れない音楽に染まった「ゴ＊ッ＊ド」に変わり果てており、戦う事になる。

敵モンスター

バウンダリィウォッチャー

公式シナリオ「旅人の財産」地下8階に出現する固定ボス。
勝利するとアイテム「銀の時計」を入手できる。
（シナリオエディタのモンスターグラフィック番号は323）

メラスケイモン

公式シナリオ「旅人の財産」地下10階に出現する最終ボス。
勝利するとクリアアイテム「契約のメダル」を入手できる。
（シナリオエディタのモンスターグラフィック番号は324）

ネペレー

『ウィザードリィ外伝五つの試練（The Five Ordeals）』のアイテム

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