リアル(井上雄彦)のネタバレ解説・考察まとめ
『リアル』とは1999年より井上雄彦が『週刊ヤングジャンプ』で連載しているスポーツ漫画。主人公は3人の青年。高校生の野宮は小学生からバスケにのめり込んでいたが、バイク事故を起こし、中退。その時、車いすの青年、戸川と出会う。彼は短距離走の実力ある選手であったが、骨肉腫により右脚を切断する。そして、車イスバスケを通して、目の前の困難と戦っていた。もう1人、高橋久信は野宮と同じ高校のバスケ部に所属していたが、交通事故により下半身不随となる。彼は車イスバスケに熱中し、自尊心の高い自分を変えようとする。
調布ドリームス
永井(ながい) 背番号5
ローポインターのガード。38歳。1点プレイヤー。日本代表候補の一人。坊主頭の寡黙な男で、ドリームスの精神的な支えとなっている。チームの練習見学に来ていた高橋に声をかけ、高橋がドリームスに入部するきっかけを作る。高橋が入所しているリハビリ施設の出身者で、健康運動指導士原フジ子の教え子でもある。
青木(あおき) 背番号13
フォワード。監督の指示によってエースキラーとして戸川をフェイスディフェンスする。前半は戸川を完全にチームから引き離すものの、後半、弱点を克服した戸川に突破される。新入部員の高橋を煽ったりと性格は悪く、東京一性格が悪いとチームメイトから言われている。しかし日本代表入りを目指す練習熱心な熱い努力家でもある。
藤倉(ふじくら) 背番号7
センター。35歳。国内トップクラスのセンターで日本代表候補の一人。ひげが特徴。長野が目指すセンター。
安田(やすだ)
ドリームスの監督。戸川を高く評価すし、スカウトしようとしている。タイガースとの試合でドリームスが勝利した場合、戸川が入部するという賭けを戸川とし、結果ドリームスが勝利するが、タイガースは試合中米澤の抜けた4人の状態でプレーしていたため、戸川のドリームス入りは無効にするという大人の対応を取ってくれる。
松尾(まつお)
ドリームスのマネージャー。イケメンである高橋に興味を持ち、練習に5分早く来るようになる。
東京ライトニングス
安西 義輝(あんざい よしき)
23歳。ポイントガード。同じポイントガードのポジションを狙う野宮からは一方的にライバル視されている。新人ながらオフェンス能力に優れ、スピードもシュート力もある。スタープレイヤーとしてチームを牽引し、メンバーや経営者から大きな期待をかけられている。イケメンのため女性ファンも多い。基本的に一匹狼で、仲間を信用しないため、ヘッドコーチ田中は頭を抱えている。トライアウトに臨んできた野宮に対し敵対心を露わにした。
田中 純市(たなか じゅんいち)
ヘッドコーチ。安西の能力は評価してはいるが、個人プレーのことを気に病んでいる。ポイントガードについて、他のメンバーの良さを引き出す役割があるとの持論を持っている。
MWP及び白鳥の関係者
モモ
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人気漫画『SLAM DUNK』(スラムダンク)に登場する陵南高校は、神奈川県屈指のバスケットボール名門校であり、物語序盤から強力なライバルとして強い存在感を発揮した。同校の選手たちも深堀りされており、それぞれが壮絶な過去を持っている。 天才選手として持て囃されながら、かつて自分を超える天才に敗れた仙道彰。才能の無さを嘆き、なおバスケへの情熱を捨てられない魚住純。パワハラに反抗した末にプレイする場所を失った福田吉兆。ここでは、陵南高校の関係者の中でも特に壮絶な過去を持つキャラクターを紹介する。
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目次 - Contents
- 『リアル』の概要
- 『リアル』のあらすじ・ストーリー
- 運命のバイク事故と車いすバスケの世界
- それぞれの変化
- プロになる決意
- A-CAMP
- 車いすバスケが繋いだもの
- 『リアル』の登場人物・キャラクター
- 人物相関図
- 主要人物
- 野宮 朋美(のみや ともみ)
- 戸川 清春(とがわ きよはる)
- 高橋 久信(たかはし ひさのぶ)
- 野宮朋美の関係者
- 山下 夏美(やました なつみ)
- 関(せき)
- 柾(まさき)
- 山路(やまじ)
- 太田(おおた)
- 今井(いまい)
- 木下(きのした)
- 秀島 聡一郎(ひでしま そういちろう)
- 成瀬(なるせ)
- Hugo(ヒューゴ)
- 野宮の母親
- 戸川清春の関係者
- 安積 久美(あづみ くみ)
- 山内 仁史(やまうち ひとし)
- 勝田 虎(かつた とら)
- コウ
- ジャック・ランドール
- ラリー
- 高橋久信の関係者
- 花咲 満(はなさき みつる)
- スコーピオン白鳥(すこーぴおんしらとり)
- 高橋 久行(たかはし ひさゆき)
- 高橋 千鶴子(たかはし ちづこ)
- 本城 ふみか(ほんじょう ふみか)
- 小林 カオル(こばやし かおる)
- 石崎(いしざき)
- 原 フジ子(はら ふじこ)
- 古田(ふるた)
- 東京タイガース
- 長野 満(ながの みつる) 背番号7
- 金子 謙一(かねこ けんいち) 背番号11 → 5
- 米澤 一良(よねざわ かずよし) 背番号9 → 4
- 垣内 大二朗(かきうち だいじろう) 背番号7→8
- 目黒 知憲(めぐろ とものり) 背番号9
- 水島 亮(みずしま りょう) 背番号16
- 原(はら)
- 田村(たむら) 元背番号4
- 調布ドリームス
- 永井(ながい) 背番号5
- 青木(あおき) 背番号13
- 藤倉(ふじくら) 背番号7
- 安田(やすだ)
- 松尾(まつお)
- 東京ライトニングス
- 安西 義輝(あんざい よしき)
- 田中 純市(たなか じゅんいち)
- MWP及び白鳥の関係者
- モモ
- 松坂マンバ(まつざかまんば)
- アイアン野毛(あいあんのげ)
- 小森 鉄也(こもり てつや)
- 『リアル』の用語
- スポーツ用語
- バスケットボール
- 車イスバスケットボール
- クラス分け
- ローポインター
- ポイントガード(PG)
- 各チーム
- 東京タイガース
- 調布ドリームス
- 東京ライトニングス
- 『リアル』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 高橋 久信「夕暮れの空はどこか非現実的に見えた 感覚のない脚だけが俺のリアルだった」
- 若林「ヒーローを目指すのが男ってもんスよ」
- 野宮 朋美「もっとマシな人間になりてえよ」
- 野宮 朋美「努力するモンをあざ笑ってきたお前に何ができる? 何ができんだよ?」
- 山内 仁史「何のために生まれてきたかわからないじゃん そんなヒマないよ」
- 高橋 久行「君自身の声を…聞こえないふりをしていると…そのうち本当に聞こえなくなってしまう」
- 山下 夏美「笑いたい奴は笑え!って―――」
- 『リアル』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 『スラムダンク』のキャラクターが登場
- 『リアル』15巻発売記念特設サイト
- 『リアル』と「コブクロ」のコラボレーション