ピッチ・パーフェクトラストステージ（映画）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

2023.02.05

『ピッチ・パーフェクトラストステージ』とは2017年にアメリカで製作された青春アカペラミュージカル映画。
2012年の映画『ピッチ・パーフェクト』、2015年の映画『ピッチ・パーフェクト2』の続編。
前作で世界アカペラ選手権で優勝し、大学を卒業した「バーデン・ベラーズ」メンバーだったが、実社会の厳しさに揉まれる毎日を送っていた。しかしひょんなことから再結成し、米軍慰問団ツアーに参加することになる。ポンコツぶりを発揮しながらも突き進み、いよいよベラーズは感動の「ラストステージ」を迎える。

『ピッチパーフェクトラストステージ』の登場人物・キャラクター

クロエ（中央）

吹き替え：嶋村侑

「バーデン・ベラーズ」に情熱を注ぎ、ベッカと共にメンバーを大学アカペラ選手権と世界アカペラ選手権W優勝導いた主要メンバー。
バーデン大学卒業後は、動物の看護師として働いていたが、自分の仕事にウンザリしていた。
心機一転、米軍慰問団ツアーに参加し、シカゴと出会い、情熱的な恋に落ちる。
その後獣医学校に合格し、ツアー後は獣医師を目指すと宣言する。

オーブリー（演：アンナ・キャンプ）

吹き替え：本名陽子

「バーデン・ベラーズ」の元リーダー。
大学時代からメンバーを厳しく指導し、完璧主義で勝つことに常に執着している。
完璧主義なあまり、シリーズ1作目の大学アカペラ選手権で緊張しすぎて舞台で吐き散らしてしまった過去がある。
最初は「バーデン・ベラーズ」の古い伝統を重視し、メンバーを頑なにルールで縛り付けていたが、メンバーと本音でぶつかり合ううちにだわりを捨て、新しいベラーズを作っていった。
大学卒業後は自ら研修施設を経営し、シリーズ2作目でそこに研修に来た後輩メンバーをそこで鬼のように鍛え上げる。そしてオーブリーの厳しさが後輩メンバーを世界アカペラ選手権優勝に導いた。
今作では軍の幹部である父、ポーゼン将軍のコネを使い、米軍慰問団ツアーにメンバーを招待する。
ツアー終了後はエーゲ海でドゥーラ（助産師）になろうと決心する。
実はパパッ子で、忙しい父に会えないことをとても寂しがっていたが、今作の最後で父と再会することができた。

エミリー（演：ヘイリー・スタインフェルド）

吹き替え：清水理沙

シリーズ2作目から登場したメンバー。
伝説のベラーズOGの娘ということで、鳴り物入りで入部したが、最初は失敗ばかりを繰り返していた。
しかし得意の作詞作曲で、世界アカペラ選手権優勝に一役買う。
ベッカ達が卒業した後は、リーダーとして「バーデン・ベラーズ」を率いる。
今作では妊娠したステイシーの代わりに、ベラーズOGで結成された「ニュー・バーデン・ベラーズ」の一員として米軍慰問団ツアーに参加する。
大学では異常心理学を専攻し、大学院進学試験を目指している一方でハムスターを飼うという女子らしい趣味も持つ。

シンシア（演：エスター・ディーン）

黒人のレズビアン。
ギャンブル依存症やレズビアンであることを最初はメンバーに隠していたが前作、前々作でカミングアウトした。
力強いラップが得意で、バーデンベラーズの歌を支える大黒柱。
バーデン大学卒業後は航空学校に入学。しかしパイロット試験に不合格になり、航空学校を退学になってしまう。
ファーガスの誘拐から救出後、ゲイが解禁された空軍に入隊したいと夢を語る。

リリー（演：ハナ・メイ・リー）

吹き替え：下山田綾華

常に小声で話すミステリアスな東洋人。
今作では、宇宙人の存在が噂される「エリア51」が出身地であることが明かされる。
米軍慰問団ツアーに出演していたバンド「ヤングスパロー＆DJドラゴン」のDJドラゴンと会った瞬間、運命的な恋に落ちる。
お互いに会話はなくとも、視線や仕草でコミュニケーションするという独自な方法で愛を育む。
ファーガスの誘拐から救出された後、憑りつかれていた悪魔が体から出て普通に喋れるようになり、本名はエスターであると名乗る。

フロレンシア（演：クリッシー・フィット）

リリー（左）とフロレンシア（右）

グアテマラ出身で爆弾発言が多い不思議系女子。
アクロバティックなダンスが得意で「バーデン・ベラーズ」の歌に華を添える存在。
ファーガスの手下であるフランス男の色男っぷりにメロメロになり、ホイホイとついていきあっさりと誘拐されてしまう。
バーデン大学卒業後はジュースの移動販売の仕事をしていたが、米軍慰問団ツアー終了後はフランチャイズ化するという経営手腕を見せた。

ステイシー（演：アレクシス・ナップ）

出産をベラーズメンバーに電話で報告するステイシー

吹き替え：織部ゆかり

「バーデン・ベラーズ」のお色気担当。
シリーズを通してセクシーな歌声やダンスを披露していたが、今回は妊娠していたためツアーに参加できなかった。
大学卒業後はスポーツインストラクターとして勤めていたが、誰の子か分からない赤ちゃんを身ごもったという。
そしてツアー中に、女の子を出産したことを電話でベラーズメンバーに報告する。
生まれた女の子に「バーデン・ベラーズ」から取ってベラと名付け、仲間に絆の温かさを思い出させる。

ジェシカ（演：ケリー・ジェイクル）

ジェシカ（左）と誘拐されたベラーズメンバー

ベラーズメンバーの中で最も存在感の薄いジェシカ。
前作では名前さえもメンバーから覚えてもらってないことが発覚する。
今作でもメンバーの中で自分のことが話題に上がっても、まさか自分が注目されると思っておらず無視してしまうほど存在感が薄い。
存在感薄いコンビとしてアシュリーといつも一緒に行動している。

アシュリー（演：シェリー・レグナー）

「ニュー・バーデンベラーズ」を取り巻く人々

aokoakagi

@aokoakagi

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