ピッチ・パーフェクトラストステージ（映画）のネタバレ解説・考察まとめ

2023.02.05

『ピッチ・パーフェクトラストステージ』とは2017年にアメリカで製作された青春アカペラミュージカル映画。
2012年の映画『ピッチ・パーフェクト』、2015年の映画『ピッチ・パーフェクト2』の続編。
前作で世界アカペラ選手権で優勝し、大学を卒業した「バーデン・ベラーズ」メンバーだったが、実社会の厳しさに揉まれる毎日を送っていた。しかしひょんなことから再結成し、米軍慰問団ツアーに参加することになる。ポンコツぶりを発揮しながらも突き進み、いよいよベラーズは感動の「ラストステージ」を迎える。

アシュリー（演：シェリー・レグナー）

アシュリー（左）とジェシカ（右）

ジェシカと共にベラーズメンバーの中で最も注目されない存在。
実際メンバーもジェシカとアシュリーの区別がついていない。
あまりに存在感が薄く重要でないため、誘拐事件の際にアシュリーとジェシカ以外は手を出したら許さないと太っちょエイミーに言われてしまう程である。

「ニュー・バーデンベラーズ」を取り巻く人々

DJキャレド（演：DJキャレド）

米軍慰問団ツアーを仕切る売れっ子音楽プロデューサーとして本人役で出演。
ツアー当初はベラーズメンバーに興味がなく、ライバルのセクシーバンド「エバーモイスト」ばかり注目していた。
またツアーの最中に豪勢なパーティーを開くが、ベラーズメンバーに滅茶苦茶にされてしまう。
しかし、ツアーの度に魅力が増すベラーズに、段々と声援を送るようになる。
そしてテオの進言でベッカの才能に気付き、ソロデビューをベッカに提案する。
本業も同じように音楽プロデューサーとして有名だが、DJやラジオ番組のパーソナリティをこなすなどマルチな才能を見せている。

テオ（演：ガイ・バーネット）

吹き替え：高橋広樹

音楽プロデューサー、キャレドのレーベルの幹部。
魔法の耳を持つ男としてDJキャレドに信頼されている。
ベッカを一目で気に入り、何かに付けベッカに近づこうとする。
そしてベッカの音楽性に才能を感じ、キャレドにベッカを推薦し、ソロデビューのきっかけを作る。
ベッカといい雰囲気になりかけるが、結局部下とボスという関係に落ち着く。

カラミティ（演：ルビー・ローズ）

カラミティ（左）

吹き替え：西島麻紘

米軍慰問団ツアーに参加したバンド「エバーモイスト」のボーカルを担当するリーダー。
特別番組の前座に選ばれるため、DJキャレドやテオに取り入ろうと画策する。
自分達のバンドが前座に出たいがために、ベラーズメンバーをことあるごとに挑発し、敵意むき出しで攻撃してくる。

シカゴ（演：マット・ランター）

シカゴ（左）

ジョージア州出身のイケメン軍人。
元々州兵をしていたが、指揮官に士官学校を勧められ卒業し、今の職に就く。
米軍慰問団ツアーでベラーズメンバーの案内役をすることとなり、ジョークを交えながらも軍人らしく誠実な態度でメンバーの世話をする。
クロエがシカゴを見て一目で恋に落ち、旅を通して心を通わせ合い、ベッカのソロのステージが終わった後二人は熱いキスを交わす。

ファーガス（演：ジョン・リスゴー）

吹き替え：福田信昭

太っちょエイミーーの父で、麻薬や爆弾を扱う犯罪組織のボス。
父が犯罪者であることを知り、ショックを受けて家出した太っちょエイミーとは疎遠になっていた。
しかし自身の口座が凍結されてしまったため、娘の隠し口座を狙って再び太っちょエイミーに近づく。
最初は上手くいっていたが太っちょエイミーに陰謀がバレて拒絶されたため、ベラーズメンバーを誘拐し太っちょエイミーを脅す。
最後は太っちょエイミーにこてんぱんにされ、軍警察に逮捕される。

ジョン（演：ジョン・マイケル・ヒギンズ）

ジョン（左）

吹き替え：青山穣

アカペラ協会理事であり、アカペラコメンテーターとしてアカペラ界では知られた存在。
シリーズを通してベラーズが出演したアカペラ大会のすべてのコメンテーターをしつつ、毒舌を吐きながら彼女達を見守ることがライフワークになっている。
今作ではベラーズメンバーのドキュメンタリー制作のため密着取材をしつつ、米軍慰問団ツアーのコメンテーターもしている。
ジョンはシリーズ当初から女性蔑視発言を繰り返しているが、今作でも「バーデン・ベラーズは女のくせに菓子作り以外で優勝した」などと失礼な発言を連発している。

ゲイル（演：エリザベス・バンクス）

ジョン（左）とゲイル（右）

吹き替え：魏涼子

ジョンと同じくアカペラ協会理事を務め、一緒にアカペラコメンテーターをしている。
ジョンの女性蔑視発言には辟易しているが、今作の最後でジョンに愛の告白をされる。
ジョン＆ゲイルの辛口で切れ味鋭いコメントと絶妙なやりとりがシリーズの見どころの一つになっている。

『ピッチ・パーフェクトラストステージ』の用語

aokoakagi

@aokoakagi

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