伏黒甚爾/禪院甚爾(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ
伏黒甚爾(ふしぐろ とうじ)/禪院甚爾(ぜんいん とうじ)は、『呪術廻戦』の登場人物で、生まれつき呪力を持たない代わりに超人的な身体能力を備えた"天与呪縛"という特殊体質の持ち主。
虎杖悠仁の級友である伏黒恵の実父で、呪術師の名門禪院家の出身だが、実家では日陰者扱いされていた。出奔して荒んだ生活を続け、術師殺しとして名を馳せ、最強の呪術師・五条をも倒すも、死の淵で才能を開花させて息を吹き返した彼の前に敗死。
物語開始時点で故人だが、様々な人物に深く関わり、印象的な悪役として高い人気を誇る。
時期は不明ながら禪院家を出奔し、自身の能力を活かして呪術師を主な標的とする殺し屋となる。孔ともこの頃に知り合い、実行役と後方支援の形でたびたび組んで仕事をしていた。しかし生業とするほど頻繁に仕事を受けていたわけではなく、基本的にはその時交際していた女性の下を転々としながらヒモ生活を続ける。
ある時、伏黒家の女性と出会い、そこに婿入り。彼女に対してはそれなりに愛情を抱いており、この頃は比較的性格も丸くなっていた。一方で生まれた息子には性別も確認せずに“恵”という名前をつけ、後に本人からは恨まれる。これは子に興味が無いというより、まともな家庭環境になかったことから「どのように我が子に接すればいいか分からない」という面が強かったと思われ、かなり歪んだ形ではあるが彼なりに愛情を抱いてはいた。
しかし恵の母親である女性は、彼を産んでしばらくして死亡。恵のことを託されたものの一気に張り合いを失い、再びそれ以前の荒んだ生活を繰り返すようになる。
やがて息子に類稀な呪術の才能があることに気づき、自ら禪院家当主の直毘人に接触。我が子を禪院家に売りつける話をまとめる。これは金銭目的であると同時に、「息子ほどの才能の持ち主なら自分の下で育つより禪院家に預けられた方が幸せだろう」という屈折した親心、「自分を否定した禪院家に自分の血を引く子供を育てさせる」という迂遠な復讐と、複雑怪奇な想いの果ての行動だった。
この時得た金を資金として、当時の妻と共に蒸発する。なお、直毘人とは「恵の才能が本物なら次期当主にする」という誓約も交わしている。甚爾本人はこれを冗談の類と捉えていたようだが、直毘人は本気だったらしく、後に条件付きながら「伏黒恵を禪院家に引き取り、次期当主にする」という遺言を残している。
"星漿体"天内理子抹殺依頼
呪術界の要人たる天元の新たな肉体こと“星漿体”を巡る謀略が巻き起こり、孔からしばらくぶりに仕事を持ちかけられる。
依頼者は天元を神と崇め、だからこそ彼が新しい肉体を得る(=不純物が混ざる)ことを忌避する宗教団体・盤星教。仕事の内容は星漿体の少女・天内理子の抹殺。これを引き受けるも、天内の護衛に五条とその相棒の夏油傑がついていることを知り、彼らが健在である限りは依頼達成は難しいと判断。まずは五条を排除すべく様々に策を巡らせる。
盤星教からもらえる報酬を全額懸賞金にして、何人もの呪詛師に天内を襲わせる。全て五条たちが返り討ちにするも、当時の最強クラスの呪詛師でも彼らには勝てないだろうことは織り込み済みで、真の狙いは間断なく襲撃される状況に置くことで相手を消耗させることにあった。
果たして五条は護衛期間中ずっと気を張り詰め、それが終わった瞬間にわずかに隙を見せる。そこを狙って不意打ちを仕掛け、夏油と天内を先行させた五条と交戦。呪術師殺しと謳われた実力を遺憾なく発揮し、用意していた呪具や低級呪霊を駆使して五条に致命傷を負わせる。
五条との再戦
天元の下に向かう夏油と天内を追撃。天内を殺害し、怒りに燃える夏油をも撃破。呪術の特性から「殺すと厄介」と判断して夏油にはトドメを刺さず、天内の遺体を奪って撤収した。
盤星教に天内の遺体を届けて依頼を達成するも、そこに仕留めたはずの五条が現れる。死の淵でさらなる才能の開花を果たし、自分で自分の傷を癒して息を吹き返した、「恐らくは現代最強の術師」となった五条と再び交戦。依頼を達成した自分に五条と戦う理由は無く、なぜここで逃げずに“戦う”という選択をしたのか違和感を覚えながらも冷静に相手の力を分析。十分に勝機はあるとして暴威を振るうも、五条が新たに修得した術式の前に一蹴され、胴を大きく抉られる致命傷を負う。
もはや助からないことを理解しつつ、ここで違和感の正体にも思い至る。「恐らくは現代最強の術師」となった五条を捻じ伏せることで、かつて自分を否定した呪術界の鼻を明かしてやりたいという気持ちが己の中に芽生えたのだ。
「自尊心(それ)は捨てたろ」
そう言って自嘲しながら、甚爾が最後に考えたのは我が子恵とその母となってくれた亡き妻のことだった。五条に言い残すことはあるかと問われ、それを"無い"と一蹴しつつ、自分の子(=恵)が数年後に禪院家に売られることを五条に伝えて絶命。甚爾が自身をも打ち倒した「恐らくは現代最強の術師」五条に恵を託そうとしたのは、自分の中でどうにも拭い切れない禪院家への不信や、呪術師としてより良い環境を与えようとしたある種の親心だと思われる。
結果として甚爾の思惑通り、恵は五条の下で呪術師としての道を歩んでいく。
霊媒による疑似的な復活
十年後、その五条が渋谷にて特級呪霊たちの罠により封印。彼を助けようとする呪術師たちと、それを妨げようとする呪詛師たちが戦う中、オガミ婆が切り札として己の孫に伏黒甚爾の肉体を憑依させる。
しかし甚爾の肉体の規格外の強靭さに孫の魂は擦り切れてしまい、肉体に誘いこまれる形で本人の魂までも定着。記憶も人格も取り戻し、疑似的な復活を遂げる。
自我を取り戻した直後にオガミ婆を素手で殴殺し、術の制御を失った結果暴走。肉体に刻まれた闘争本能に導かれ、ただ強い相手を求めて呪霊と呪術師たちが相争う渋谷駅近辺をさまよう。
そんな中、恵と七海、禪院家の人間である真希と直毘人らが特級呪霊・陀艮と交戦する場に乱入。真希から特級呪具・游雲を奪い取り、これを振り回して陀艮を攻撃。唐突に乱入してきた男が甚爾であることに気づいた直毘人のサポートもあり、ついには陀艮を撃破する。
果たされた息子との邂逅
陀艮を倒した後、次なる標的を見定めるも、なぜか居合わせた中ではもっとも力量の劣る恵を連れ去るようにしてその場を離脱。渋谷の路地裏まで移動し、そこで改めて恵と相対する。
格上相手に食い下がり、なんとか自分に肉薄する恵を前に、不意に理性を取り戻す。名を問い、恵がそれに答えると、“名字が禪院ではない(=禪院家に引き取られたわけではない)”ことに意外そうな声を上げる。
陰惨な呪術の世界そのままの禪院家の中ではなく、恐らくは自分を倒した五条悟の下で、仲間にも恵まれながら、息子は自分とも渡り合うほどの力をつけつつある。全てを恨み、全てに絶望し、全てを放棄した自分の遺した子が、その才を存分に開化させようとしている。ロクデナシの父親にできることはもう無い、きっといない方がいい。そのような想いの下、「よかったな」と言い残して自害。今まで戦っていた相手が何者なのかも分からないまま、唐突な幕切れに呆然と立ち尽くす恵の前で、二度目の死を迎えた。
伏黒甚爾/禪院甚爾の関連人物・キャラクター
伏黒恵(ふしぐろ めぐみ)
唯一婿に入るほど本気で向き合っていた女性との間に設けた一人息子。「自分とは違う、恵みの多い人生を歩んでほしい」との想いからこの名をつけるも、本人にはさっぱり伝わっておらず、「息子に女の名前をつけたクソ親父」と疎まれている。甚爾自身、恵の母親の死で本格的に自暴自棄になって以降はほとんど顔を合わせることもなく、仲間に「恵は元気か」と尋ねられても誰のことだかしばらく思い出せないほどだった。
甚爾と異なり、並外れた呪術の才能の持ち主で、実家の禪院家に売り飛ばす。非道ではあるが、「これだけの才があれば、自分の下にいるより、呪術だけを価値基準とする禪院家で育てられた方が本人のためになるだろう」という歪んだ愛情からの行いでもあった。
自身を倒して“現代最強の術師”となった五条を、息子の将来を託すさらに良い師だと判断し、彼に恵を託して死亡する。後に渋谷事変で降霊術により疑似的な復活を果たし、成長した恵と対面。彼に名を尋ね、“禪院”ではなく“伏黒”だと返されたことで、思惑通り五条が息子の師となったこと、自分が愛した女性の性を使っていることに安堵。自分という存在が息子の人生を邪魔することを危惧してか、「よかったな」と言い残して自害した。
伏黒恵(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
伏黒恵(ふしぐろ めぐみ)は、『呪術廻戦』の登場人物で、呪術の名門禪院家の血筋を引く麒麟児。東京都立呪術高等専門学校の一年生にして二級呪術師の資格を有し、主人公虎杖悠仁とはクラスメイト。
一見するとクールで真面目な優等生ながら、内には激しい情動を秘める。善人だった姉が呪いによって倒れたことが呪術師を目指す動機となっており、最強の呪術師五条悟に師事する。自身を救うために特級呪霊両面宿儺の宿主となった虎杖を庇い、彼の善性と呪術師としての潜在的な才能を信じて、宿儺の力を求めるあまたの敵と戦っていく。
伏黒津美紀(ふしぐろ つみき)
最後に結婚した女性の連れ子。義弟となった恵曰く「文句のつけようのない善人」であり、悪辣かつ非道な甚爾とは真逆の性質を持つ少女。
家族として生活した期間は短く、津美紀の母親と早々に蒸発する。それでも津美紀は母親だけでなく甚爾も「いつか帰って来る」と信じて待ち続けており、自分が殺しを生業としていること、様々な悪事に手を染めてきたことはうまく隠していたようである。
Related Articles関連記事
呪術廻戦の御三家・禪院家まとめ
禪院家(ぜんいんけ)とは、『週刊少年ジャンプ』の人気漫画『呪術廻戦』に登場する呪術界のエリート家系・御三家の一つである。術式至上主義であり、術式を持たない者は血族であっても落伍者として蔑まれる。また男尊女卑の思想も強く残っており、長く続くがゆえに古き因習に囚われている。 『呪術廻戦』では禪院家出身のキャラクターが多く登場するが、人間性を疑いたくなるような人物も多く、読者の中では「禪院家は『クズ』の集団」という認知が進んでいる。
Read Article
呪術廻戦(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『呪術廻戦』とは、芥見下々による呪術を題材としたバトル漫画。作者にとって初連載となる作品だが、連載開始から話題となり、週刊少年ジャンプの看板作品へと成長。アニメ化、映画化と様々なメディアミックスを果たしている。 高校生の虎杖悠仁は、ある日友人を救うために最強の呪霊両面宿儺の体の一部を取り込んでしまう。否応なく呪術の世界に巻き込まれた虎杖は、邪悪にして強大な宿儺の力に振り回されながらも、新たな学友や師と共に、時に呪霊と、時に邪悪な呪術師との壮絶な戦いを繰り広げていく。
Read Article
呪術廻戦 死滅回游のネタバレ解説・考察まとめ
「死滅回游(しめつかいゆう)」とは、『呪術廻戦』に登場する用語で、作中で行われる“人造の術師による集団での殺し合い”のことを指す。 「呪術の可能性を見極める」という目的のために暗躍する呪詛師・羂索が仕掛けたもので、より優れた術師を、彼の想像を超えた存在を生み出すよう様々な総則(ルール)が設けられている。開催場所である「結界」の中に一度でも踏み込めば、他人を殺し続ける以外に自分を守れない非常に悪質なシステムとなっている。主人公虎杖悠仁の学友・伏黒恵の義姉である伏黒津美紀も巻き込まれている。
Read Article
呪術高等専門学校(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ
呪術高等専門学校とは、『呪術廻戦』に登場する、呪術師たちの育成機関と事実上の総本山を兼ねた組織である。 東京と京都に一校ずつ存在し、表向きには全寮制の宗教系学校とされている。実際に高等学校に相当する授業も行っており、三年間過ごせば同等の卒業資格が得られる。内部には校舎や学生寮など学校としての施設の他、呪物の中でも特に危険なものを封じている忌庫、日本呪術界の中枢たる重要人物天元が座す薨星宮が存在する。 呪術師への仕事の斡旋なども行っており、卒業していった呪術師の多くがここを拠点に活動している。
Read Article
呪術廻戦 懐玉・玉折のネタバレ解説・考察まとめ
『呪術廻戦 懐玉・玉折』(じゅじゅつかいせん かいぎょく・ぎょくせつ)とは、芥見下々の漫画作品『呪術廻戦』の65話から78話にかけて描かれた、現代最強の術師五条悟と最悪の呪詛師夏油傑の青春時代を題材とした一連のエピソードである。 東京都立呪術高等専門学校の学生である五条と夏油は、“2人で最強”を自称する名コンビだった。「星漿体」こと生け贄にされる予定の少女の護衛を任された2人は、術師殺しとして名高い伏黒甚爾と対決し、挫折と苦悩の中でそれぞれが歩まんとする道を違えていく。
Read Article
呪胎九相図(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ
呪胎九相図(じゅたいくそうず)とは、『呪術廻戦』に登場する、人間とその負の感情が形を成した怪物・呪霊のミックスである。 明治初期、“史上最悪の呪術師”加茂憲倫が悪逆極まる人体実験の末に造り出した存在。全九体が胎児の状態で封じられていたが、戦力を欲した特級呪霊たちによって盗み出され肉体を与えられる。特級呪霊の目標である「人類の廃絶」が成った方が自分たちに都合がいいとの判断から彼らに加担するも、紆余曲折を経て袂を分かつ。互いを“兄弟”と認識し、人でも呪霊でもないからこそ強固な絆で結ばれている。
Read Article
劇場版 呪術廻戦 0(東京都立呪術高等専門学校)のネタバレ解説・考察まとめ
『呪術廻戦 0(東京都立呪術高等専門学校)』とは芥見下々による漫画作品で、『呪術廻戦』と共通の世界観を持つ同作前日譚。MAPPAによりアニメ映画化され、2021年冬に公開が開始された。 強大で凶悪な特級呪霊・祈本里香に憑依された少年・乙骨憂太(おっこつ ゆうた)は、これを御する術を求めて東京都立呪術高等専門学校に転入することとなる。そこで乙骨が新たな友と共に呪術を学んでいく中、呪術界の変革がため祈本里香の力を我が物にせんと目論む術師夏油傑が暗躍。日本中を巻き込む壮大な呪術合戦が幕を開ける。
Read Article
呪術廻戦 渋谷事変のネタバレ解説・考察まとめ
『呪術廻戦 渋谷事変』(じゅじゅつかいせん しぶやじへん)とは、芥見下々の漫画作品『呪術廻戦』の83話から133話にかけて描かれた、“最強の術師”五条悟の封印に端を発する呪術師と呪霊たちによる大規模な抗争である。 人類殲滅を目論む自然呪霊一味は、そのための最大の障害である五条悟を十重二十重の策をもって封印。これを知った人間の呪術師たちは、五条を奪還すべく結界で閉じられた渋谷駅一帯に雪崩れ込み、呪霊たちと死闘を繰り広げる。両者の戦いの裏では、別の思惑を持つ第三者の企みが静かに進行していた。
Read Article
呪術廻戦 0.5巻(劇場版特典)のネタバレ解説・考察まとめ
『呪術廻戦 0.5巻』とは芥見下々原作の『呪術廻戦』の劇場版映画『呪術廻戦 0』の入場者特典。先着500万名限定で、劇場来場者に配布される。 映画『呪術廻戦 0』に登場するキャラクターの人物相関図に始まり、キャラクターの紹介などを収録。またQ&Aコーナーや描き下ろし漫画なども収録されており、『呪術廻戦』の初心者から玄人ファンまで楽しめる内容になっている。
Read Article
呪術廻戦の呪術・術式・呪具まとめ
『呪術廻戦』とは、芥見下々によって『週刊少年ジャンプ』で連載されている、呪いを題材にした漫画である。 高校生である虎杖悠仁は、憎しみや悲しみが集まってできた『呪霊』を祓う為、特級呪物である『両面宿儺の指』を飲み込む。それにより『呪いの王』とされる両面宿儺が受肉するが、虎杖は両面宿儺を抑え込むことができた。虎杖は呪術師を育成する都立呪術高等専門学校へ入り、呪霊を滅する為の戦いを始める。 登場人物たちは様々な呪術や呪具を使って戦闘を行う。
Read Article
呪術廻戦の呪術師・呪詛師まとめ
『呪術廻戦』とは、芥見下々によって『週刊少年ジャンプ』で連載されている、呪いを題材にした漫画である。 主人公の虎杖悠仁は、人間の憎しみや恐れが集まった『呪霊』を倒す為に、『呪いの王』と称される両面宿儺の遺物『両面宿儺の指』を取り込む。それにより両面宿儺が受肉してしまう。しかし虎杖は両面宿儺を抑え込む力を持っていた。虎杖は呪術師を育成する都立呪術高等専門学校へ入り、呪霊を滅する為の戦いを始める。 作中には様々な呪術を使う呪術師、呪詛師が登場する。
Read Article
呪術廻戦の呪霊・受肉体・過呪怨霊まとめ
『呪術廻戦』とは、芥見下々によって『週刊少年ジャンプ』で連載されている、呪いを題材にした漫画である。 高校生である虎杖悠仁は、憎しみや悲しみが集まってできた『呪霊』を祓う為、特級呪物である『両面宿儺の指』を飲み込む。それにより『呪いの王』とされる両面宿儺が受肉するが、虎杖は両面宿儺を抑え込むことができた。虎杖は呪術師を育成する都立呪術高等専門学校へ入り、呪霊を滅する為の戦いを始める。 『呪術廻戦』には、人間に害をなす様々な呪霊が登場する。
Read Article
呪術廻戦の領域展開まとめ
『呪術廻戦』とは、芥見下々によって『週刊少年ジャンプ』で連載されている、呪いを題材とする漫画作品である。 人の負の感情が実体を得た怪物「呪霊」に襲われた高校生・虎杖悠仁(いたどり ゆうじ)は、仲間たちを守るため“呪いの王”両面宿儺の指を飲み込み、その身に宿儺の強大な力と暴虐な魂を宿す。これを御する術を学ぶため、虎杖は呪術師となる道を歩み始める。 領域展開は作中に登場する呪術の一種で、「一定の領域を自分にとって一方的に有利な空間へと作り替え、その中に敵を閉じ込める」という強力無比な大技である。
Read Article
呪術廻戦の呪物まとめ
『呪術廻戦』とは、芥見下々によって『週刊少年ジャンプ』で連載されている、呪いを題材にした漫画である。 高校生の虎杖悠仁は、人の恐れや憎しみの集合体である「呪霊」に襲われる。虎杖は呪霊を倒すための力を得る為、“呪いの王”とされる「両面宿儺」の指を取り込んだ。それにより両面宿儺が受肉してしまうが、虎杖は両面宿儺を抑え込む力を持っていた。虎杖は、宿儺の指を全て取り込んでその呪いを消す為に呪術師となる。 「呪物」とは、作中に登場する呪いがこもった物体である。
Read Article
呪術廻戦の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ
『呪術廻戦』とは、日本の漫画家・芥見下々によるダークファンタジー・バトル漫画である。集英社の『週刊少年ジャンプ』にて2018年に連載を開始。連載初期から人気を博し、『週刊少年ジャンプ』の看板作品へと成長した。作中では主人公の虎杖悠仁(いたどり ゆうじ)を始め、個性豊かなキャラクターが多く登場する。しかし作品が”呪い”というディープなテーマに沿ったバトル中心の作品であるためか、恋愛要素はほぼない。そんな中、読者達の間で恋愛関係にあるのではと囁かれているキャラクター達も多くいる。
Read Article
呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. 両面宿儺」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「五条悟 vs. 両面宿儺」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語の終盤で繰り広げられた、それぞれの時代で“最強”と呼ばれた者たちによる頂上決戦である。 仲間たちの奮闘で封印から解放された“現代最強の術師”五条は、“史上最強の呪霊”両面宿儺が自身の教え子である伏黒恵の体を乗っ取って完全復活を遂げたことを知る。五条は伏黒を救うため、宿儺はかつてのごとく思うまま暴威と殺戮に酔い痴れるため、両者は呪術の奥義を尽くして激突する。
Read Article
呪術廻戦の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話まとめ
『呪術廻戦』は集英社の『週刊少年ジャンプ』の人気漫画であり、漫画家・芥見下々が描くダークファンタジーバトル漫画だ。MAPPAによりTVアニメ化され、劇場版も公開される。 呪霊という人の負の感情から生まれた化け物と、それを祓う力を持つ呪術師とのバトルがメインの漫画であるが、ストーリーの各所に伏線が見え隠れする。ファンの間ではこれに関する考察が盛り上がりを見せている。また単行本の空きページや『呪術廻戦 公式ファンブック』では作者の芥見下々が裏話やトリビア、小ネタ、エピソードや逸話などを語っている。
Read Article
呪術廻戦の御三家・五条家まとめ
五条家(ごじょうけ)とは、『週刊少年ジャンプ』の人気漫画『呪術廻戦』に登場する呪術界のエリート家系・御三家の一つである。相伝の術式「無下限呪術」と特異体質「六眼」を代々継承しており、「日本三大怨霊」の1人・菅原道真を祖先に持つ。同じ御三家の禪院家とは犬猿の仲。 『呪術廻戦』の重要人物・五条悟の生家であり、それ以外の五条家の人間は登場していない。最強の呪術師である五条悟を当主とし、物語軸現代においては五条悟のワンマンチームとなっている。
Read Article
呪術廻戦の御三家・加茂家まとめ
加茂家(かもけ)とは、『週刊少年ジャンプ』の人気漫画『呪術廻戦』に登場する呪術界のエリート家系・御三家の一つである。平安時代に華々しく活躍した”陰陽師”と呼ばれる呪術師を祖先に持ち、伝統と格式、血統と名を重んじる家柄である。呪力で強化した血液を操る相伝の術式「赤血操術」を代々受け継いできた。 『呪術廻戦』本編では次期当主として呪術高専京都校3年生・加茂憲紀が登場している他、歴史上最悪の術師として悪名高い、加茂憲倫が登場している。
Read Article
呪術廻戦の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ
『呪術廻戦』(じゅじゅつかいせん)とは、日本の漫画家・芥見下々の描くダークファンタジーバトル漫画。2018年に『週刊少年ジャンプ』にて連載が開始された。”呪い”というネガティブでディープなテーマを持ちながら、王道である熱いバトルや個性豊かなキャラクターなどが支持を得て人気を集めている。緻密に練り上げられたストーリーには伏線や謎が散りばめられており、作中で既に回収された伏線もあるが、未だ謎として残っているものも多々ある。
Read Article
呪術廻戦の衝撃的な死を遂げたキャラクターまとめ
人を呪う術と、それを用いて戦い人々を描いた『呪術廻戦』(じゅじゅつかいせん)には、「人を呪わば穴2つ」という言葉を体現したかのごとく衝撃的な死を遂げるキャラクターが多数登場する。 呪霊に騙され、弄ばれるようにして殺害された吉野順平。主人公虎杖悠仁に後を託し、その目の前で散った七海建人。生きる希望を手に入れた直後に射殺された天内理子。最強最悪の呪霊両面宿儺に挑んで敗死した漏瑚。ここでは、『呪術廻戦』において衝撃的な死を遂げたキャラクターを紹介する。
Read Article
呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. 伏黒甚爾(禪院甚爾)」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「五条悟 vs. 伏黒甚爾(禪院甚爾)」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。主人公の師である五条の学生時代が舞台となる『懐玉・玉折編』のメインエピソードである。 高校生にして最強クラスの呪術師である五条は、星漿体と呼ばれる特殊な定めを背負った少女天内理子の護衛を命じられる。一方、呪術師殺しとして名を馳せる甚爾は理子の暗殺を依頼され、その護衛である五条を排除するべく十全に策を練っていく。消耗した五条に、準備万端整えた甚爾が襲い掛かる。
Read Article
呪術廻戦名勝負「両面宿儺 vs. 漏瑚」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「両面宿儺 vs. 漏瑚」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。主人公虎杖悠仁の内に潜む“最強最悪の呪霊”両面宿儺と、虎杖の師を封じた自然呪霊一味の中心人物である漏瑚の対決で、いわゆる「敵 vs. 敵」の構図となった。 漏瑚たちによる五条の封印と、その奪還を目指す術師たちの抗争である「渋谷事変」の最中、“最強最悪の呪霊”宿儺が覚醒。宿儺が漏瑚に「一撃入れられれば仲間になる」と提案し、漏瑚がこれを受け入れたことで、両者は華々しく激突する。
Read Article
呪術廻戦名勝負「両面宿儺 vs. 八握剣異戒神将魔虚羅」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「両面宿儺 vs. 八握剣異戒神将魔虚羅」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。主人公虎杖悠仁の内に潜む“最強最悪の呪霊”両面宿儺と、歴代の術師の誰もが調伏に失敗した最強の式神魔虚羅が、すさまじい力をぶつけ合う壮絶な内容となった。 渋谷事変と呼ばれる人と呪霊の抗争の中、“最強最悪の呪霊”たる両面宿儺は一時の自由を得る。この時、人間の術師である伏黒恵は追い詰められた末に魔虚羅を召喚。魔虚羅の暴走による相打ちを狙うも、ここに宿儺が駆け付ける。
Read Article
呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁 vs. 脹相」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「虎杖悠仁 vs. 脹相」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語中盤の大きな山場である渋谷事変で描かれたもので、両者の一進一退の激しい攻防と予想だにしない結末で話題となった。 恩師でもある“最強の術師”五条悟が封印されたことを知った虎杖は、彼を救うため仲間たちと共に呪霊が待ち構える渋谷の結界内部に突入。脹相はその虎杖を“弟たちの仇”と付け狙い、仲間とはぐれた彼を襲撃。互いに技と力を尽くした末に、脹相は自分と虎杖の縁に気付いて混乱する。
Read Article
呪術廻戦名勝負「伏黒恵・禪院真希・七海建人・禪院直毘人 vs. 陀艮・漏瑚 vs. 伏黒甚爾」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「伏黒恵・禪院真希・七海建人・禪院直毘人 vs. 陀艮・漏瑚 vs. 伏黒甚爾」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語中盤の大きな山場である渋谷事変で描かれたもので、目まぐるしく優劣が引っ繰り返る展開と乱入に次ぐ乱入で手に汗握る内容となった。 師でもある“最強の術師”五条悟が封印されたことを知った伏黒は、彼を救うため仲間たちと共に呪霊が待ち構える渋谷の結界に突入。強大な呪霊である陀艮に苦戦する真希たちを援護するも、予想外の新手が現れる。
Read Article
呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. 漏瑚・花御・真人・脹相・羂索」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「五条悟 vs. 漏瑚・花御・真人・脹相・羂索」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。最強の名をほしいままにする男に、これまで主人公を苦しめてきた強敵たちが団結して挑むというもので、物語中盤の山場である渋谷事変の大きなきっかけとなった。 渋谷駅一帯が結界に覆われ、内部の一般人が脱出できない状況となる。相手側の要求もあり、“最強の術師”五条がこの状況を打破すべく出撃するが、犯人の自然呪霊たちは彼を封じる必勝の策を用意していた。
Read Article
呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・釘崎野薔薇・東堂葵 vs. 真人」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「虎杖悠仁・釘崎野薔薇・東堂葵 vs. 真人」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語中盤の山場である「渋谷事変」を彩る、最後にして壮絶な対決となった。 “最強の術師”五条悟の封印を巡り、渋谷駅一帯は人間の術師と呪霊たちの戦場と化していた。呪霊の真人は、挑発を兼ねて虎杖の目の前で彼の尊敬する術師を殺害。さらに仲間を惨殺されたことで、虎杖はついに心折れるも、彼を救うべくさらなる増援が到着する。虎杖と真人の因縁に、決着の時が近づいていた。
Read Article
呪術廻戦名勝負「髙羽史彦 vs. 羂索」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「髙羽史彦 vs. 羂索」とは、呪い呪われつつ悪を討つ呪術師たちの活躍を描く芥見下々の漫画『呪術廻戦』で行われた戦いの1つ。「おもしろい」と感じたことを実現する超人と、己の好奇心のために日本を滅ぼそうとする魔人による異色の対決である。 新宿で現代の術師たちが史上最強の呪霊両面宿儺と死闘を繰り広げていた頃、羂索は岩手で「日本人全てを使った呪霊」を生み出す準備を進めていた。自分を倒しに現れた髙羽を「取るに足らない雑魚」と断じる羂索だったが、あまりに異質な彼の術式にがぜん興味を掻き立てられる。
Read Article
呪術廻戦名勝負「乙骨憂太 vs. 夏油傑」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「乙骨憂太 vs. 夏油傑」とは、強大な呪霊と化した幼馴染に憑かれた少年の成長と活躍を描いた『呪術廻戦 0(東京都立呪術高等専門学校)』で繰り広げられた戦いの1つ。同作最後の戦いであり、『呪術廻戦』本編にも大きな影響を与えている。 強大な怨霊と化した幼馴染の祈本里香に呪われた乙骨は、東京都立呪術高等専門学校に入学して里香を御する術を学び始める。呪術師の楽園を作ることを目論む夏油は、里香を自身の使い魔とするため乙骨の抹殺を画策。幼馴染への愛と呪術師の未来を懸けて、両者は激突する。
Read Article
呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・七海建人 vs. 真人」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「虎杖悠仁・七海建人 vs. 真人」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。主人公である虎杖、ベテラン術師である七海の両名と凶悪な呪霊である真人との間に最初の因縁が生まれた戦いである。 映画館で呪霊による死者が発生し、虎杖は七海と共にこの調査に赴く。その犯人は真人という強大な呪霊で、なぜか吉野順平という学生と行動を共にしていた。真人を追う七海から順平のことを調べるよう命じられた虎杖は、彼に接触して次第に友人になっていく。
Read Article
呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. 漏瑚」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「五条悟 vs. 漏瑚」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。漏瑚の高い実力と、それを遥かに上回る五条の恐るべき強さが明らかになった戦いである。 人類殲滅を掲げる自然呪霊の1員たる漏瑚は、協力者である羂索の誘いに乗って“最強の術師”の異名を持つ五条悟を自ら討ち取ろうとする。五条はこれを迎え撃ち、そのすさまじい力を見た上で「弱い」と断言。わざわざ教え子の虎杖悠仁を連れ出して見学させつつ、漏瑚に圧倒的な実力の差を見せつける。
Read Article
呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. ミゲル」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「五条悟 vs. ミゲル」とは、強大な呪霊と化した幼馴染に憑かれた少年の成長と活躍を描いた『呪術廻戦 0(東京都立呪術高等専門学校)』で繰り広げられた戦いの1つ。ぽっと出の外人キャラクターが“最強の術師”を相手にひたすら圧倒されて振り回されるという内容だが、五条の恐るべき実力が明らかになるに従い注目度が劇的に上がっていった。 「術師の楽園を作る」と語る夏油傑を気に入ったミゲルは、彼のために教え子たちの下へと急ぐ五条の足止めを買って出る。“最強の術師”を相手に、ミゲルの決死の奮闘が始まる。
Read Article
呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語の序盤で主人公の虎杖たちが直面した絶体絶命の窮地であり、事前に「3人の内の1人が死亡」という説明があったことで緊迫感ある展開となった。 少年院に強力な呪霊が発生し、緊急事態として虎杖ら3人が生存者の避難誘導を命じられる。虎杖は「いざとなれば自分の内の宿儺の力を使おう」と安易に考えていたが、事態は連鎖的加速的に悪化していく。
Read Article
呪術廻戦の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『呪術廻戦』とは、若き呪術師たちの戦いと成長の日々を描いた、芥見下々による漫画作品。 最強最悪の呪霊両面宿儺をその身に宿してしまった高校生虎杖悠仁。両面宿儺の力を御するため、虎杖は呪術師を目指して呪術高等専門学校に通い始める。 作品の人気が高まるに従い、個々のキャラクターへの注目の度合いも上がっていき、彼らが発した心揺さぶるセリフに惹かれる読者も増えていった。呪いという人間の感情に直結するものを扱うため、時に生々しく、時に華々しく、時に人間の弱さを残酷に突きつける名言が数多く登場する。
Read Article
呪術廻戦の歴代OP・ED主題歌・挿入歌・サウンドトラックまとめ
『呪術廻戦』(じゅじゅつかいせん)とは、芥見下々によるダークファンタジーバトル漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。この記事では、『呪術廻戦』を彩るオープニング・エンディング主題歌、挿入歌、そして本作の前日譚である『呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校』を原作とする劇場アニメ『劇場版 呪術廻戦 0』の主題歌を紹介していく。
Read Article
目次 - Contents
- 伏黒甚爾/禪院甚爾のプロフィール・人物像
- 伏黒甚爾/禪院甚爾の呪具・能力
- 天与呪縛(てんよじゅばく)
- 天逆鉾(あまのさかほこ)
- 万里ノ鎖(ばんりのくさり)
- 刀
- 武器庫呪霊
- 伏黒甚爾/禪院甚爾の来歴・活躍
- 禪院家の日陰者
- 術師殺し
- "星漿体"天内理子抹殺依頼
- 五条との再戦
- 霊媒による疑似的な復活
- 果たされた息子との邂逅
- 伏黒甚爾/禪院甚爾の関連人物・キャラクター
- 伏黒恵(ふしぐろ めぐみ)
- 伏黒津美紀(ふしぐろ つみき)
- 禪院直毘人(ぜんいん なおびと)
- 五条悟(ごじょう さとる)
- 孔時雨(こん しう)
- 伏黒甚爾/禪院甚爾の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「自尊心(それ)は捨てたろ」
- 伏黒甚爾/禪院甚爾の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 伏黒甚爾/禪院甚爾が力を得るために失ったのは伏黒恵の母親という説