トランスフォーマー/ロストエイジ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『トランスフォーマー/ロストエイジ』とは、2014年に公開されたアメリカ合衆国のSFアクション映画。実写映画『トランスフォーマー』シリーズの4作目であり、前作『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』から5年後を描いた作品でもある。シカゴ惨劇から5年後、オートボットを排除しようとする組織によって、オートボットたちが次々と消されていってしまう。そんな中、廃品回収業を営む発明家・ケイドは、映画館の中で眠っていたオプティマス・プライムと出会い、戦いに巻き込まれていく。
KSIが開発した、軍事用人造トランスフォーマーの試作モデル。フレイトライナー・アーゴシーに変形する。
その正体は、前作で倒されたはずのディセプティコンのリーダー「メガトロン」の生まれ変わり。
実は頭部だけになっても生き残っており、KSIに囚われていたブレインズに自らのスペックを伝え、彼を介してKSIに新たなボディ「ガルヴァトロン」を開発させた。
その後、頭部に密かに寄生させていたインセクティコン(羽虫型のディセプティコン、メガトロンの眷属)を、ガルヴァトロンのボディに送り、自らの染色体を移植させた。
中国・北京で起動後、あらかじめ植えつけておいた染色体を使い、スティンガーたち「人造トランスフォーマー」の無線操縦システムを掌握し、新たなディセプティコン軍団を再建させる。
今回の目的は、KSIからシードを奪い、大都市でシードを発動させて大虐殺を行い、さらなる軍勢を作って人類を絶滅させることだ。
それが、彼の復活のデモンストレーションとなる予定だったが、ダイナボットを援軍に呼んだオプティマス・プライムによって計画は失敗してしまう。
そして、自らの再起を誓い、その場を静かに立ち去っていった。その後の消息は不明。
スティンガー(声:不明)
「KSI」がバンブルビーをモデルに開発した、人造トランスフォーマーのプロトタイプ。赤いパガーニ・ウアイラに変形する。
開発元の「KSI」によれば、バンブルビーと同じかそれ以上の性能を持つとされているが、バンブルビーからは「Fuck」「粗悪な模造品、コピー商品」呼ばわりされている。
バンブルビーと違ってラジオで会話する場面はなく、挙動時には独特の電子音を発している。
劇中ではガルヴァトロンのような人格がある描写はないが、設定上は人格があり、歪んだ性格の持ち主とされている。
中国・香港戦では、無理矢理ダイナボット「ストレイフ」に飛び乗り、バンブルビーと死闘を繰り広げる。
だが、地下に落下したところでバンブルビーに首を吹き飛ばされ、死亡してしまう。吹き飛んだ頭部は、ストレイフに噛み砕かれてしまった。
KSIセントリー(トラックス)(声:不明)
「KSI」が開発した、シボレー・トラックスに変形する、量産型の人造トランスフォーマー。
量産型の中でも一番個数が多く、赤・黒・グレー・青の4色のカラーバリエーションがある。
ゴーグルのような形状の単眼と、銃と二枚刃の武器を持っているのが特徴的。
KSIボス(声:不明)
「KSI」が開発した、量産型の人造トランスフォーマー。
片腕にカッターなど、トラックスによく似たところはあるが、頭部や肩など細部が異なり、体格も大きい。
ジャンクヒープ(声:不明)
「KSI」が開発した、量産型の人造トランスフォーマー。
ウェイスト・マネジメント社のごみ収集車から、緑色の大型の個体・白色の中型の個体・黄土色の小型の個体3体のトランスフォーマーに分離変形する。
トゥーヘッド(声:不明)
「KSI」が開発した、量産型の人造トランスフォーマーで、複数体存在する。
ディセプティコン「ショックウェーブ」と同型個体だが、頭部が2つあり、角の本数も左右非対称である。胸部と腕部の形状も異なっている。
オレオボット(声:不明)
「KSI」が開発した人造トランスフォーマー。
オートボットたちによるKSIの研究所への奇襲攻撃の際、破壊された。
インセクティコン(声:不明)
シリーズ2作目『トランスフォーマー/リベンジ』に登場したものと、同型の羽虫ディセプティコン。
メガトロンの眷属で、本作では彼の染色体を人造トランスフォーマーたちのボディに入れ込む作業をしていた。
創造主(声:なし)
トランスフォーマーを生み出した存在。
冒頭でわずかに登場した以外は、ロックダウンとオプティマス・プライムの間で交わされた会話にのみ登場した。
約6500万年前、全宇宙の生命体をシードによって金属化し、トランスフォーマーたちを造り出した。
地球にいた恐竜たちを絶滅させたのは、金属化したものからトランスフォーマーたちを生み出すためとされている。
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目次 - Contents
- 『トランスフォーマー/ロストエイジ』の概要
- 『トランスフォーマー/ロストエイジ』のあらすじ・ストーリー
- あらすじ【起】
- あらすじ【承】
- あらすじ【転】
- あらすじ【結】
- 『トランスフォーマー/ロストエイジ』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- オプティマス・プライム(声:ピーター・カレン/吹き替え版:玄田哲章)
- バンブルビー(声:なし/吹き替え版:山寺宏一など)
- ケイド・イェーガー(演:マーク・ウォルバーグ/吹き替え版:土田大)
- テッサ・イェーガー(演:ニコラ・ペルツ/吹き替え版:中川翔子)
- シェーン・ダイソン(演:ジャック・レイナー/吹き替え版:早志勇紀)
- 人間
- ルーカス・フラナリー(演:T・J・ミラー/吹き替え版:佐藤せつじ)
- ジョシュア・ジョイス(演:スタンリー・トゥッチ/吹き替え版:梅津秀行)
- ハロルド・アティンジャー(演:ケルシー・グラマー/吹き替え版:仲野裕)
- ジェームズ・サヴォイ(演:タイタス・ウェリヴァー/吹き替え版:広瀬彰勇)
- ギル・ウェンブリー(演:ジェームズ・バックマン/吹き替え版:かぬか光明)
- ダーシー・トリル(演:ソフィア・マイルズ/吹き替え版:林真里花)
- 蘇月明(スー・ユエミン)(演:李冰冰/吹き替え版:魏涼子)
- トランスフォーマー
- ラチェット(声:ロバート・フォックスワース/吹き替え版:浦山迅)
- ハウンド(声:ジョン・グッドマン/吹き替え版:楠見尚己)
- クロスヘアーズ(声:ジョン・ディマジオ/吹き替え版:手塚秀彰)
- ドリフト(声:渡辺謙/吹き替え版:水内清光)
- レッドフット(声:不明)
- ブレインズ(声:レノ・ウィルソン/吹き替え版:斎藤志郎)
- センチネル・プライム(声:なし)※頭部のみ登場
- ガルヴァトロン(声:フランク・ウェルカー/吹き替え版:大友龍三郎)
- スティンガー(声:不明)
- KSIセントリー(トラックス)(声:不明)
- KSIボス(声:不明)
- ジャンクヒープ(声:不明)
- トゥーヘッド(声:不明)
- オレオボット(声:不明)
- インセクティコン(声:不明)
- 創造主(声:なし)
- ロックダウン(声:マーク・ライアン/吹き替え版:磯部勉)
- スチールジョー(声:不明)
- グリムロック(声:不明)
- スコーン(声:不明)
- スラッグ(声:不明)
- ストレイフ(声:不明)
- スラッシュ(声:不明)
- スナール(声:不明)
- スロッグ(声:不明)
- 『トランスフォーマー/ロストエイジ』の用語
- トランスフォーマー
- オールスパーク
- オートボット
- ディセプティコン
- 人造トランスフォーマー
- KSI
- 墓場の風
- トランスフォーミウム
- シード
- ダイナボット
- テメノス
- シカゴの惨劇
- ダークマター
- ジャッジメントソード
- ダガーガン
- 『トランスフォーマー/ロストエイジ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- テッサ「パパは前から私の英雄よ」
- 『トランスフォーマー/ロストエイジ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 中国での戦闘中、ジョシュアが牛乳を噴き出すシーン、そこで使われた牛乳は3作目でも同じものが使われていた
- ハリウッド映画事情を揶揄するセリフが登場する
- ケイドたちやオートボットが隠れ家で火を囲みながら、ダンスをするシーンがカットされた
- 既に絶滅しているはずの恐竜が登場している
- 『トランスフォーマー/ロストエイジ』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:イマジン・ドラゴンズ『Battle Cry』