トランスフォーマー/ロストエイジ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『トランスフォーマー/ロストエイジ』とは、2014年に公開されたアメリカ合衆国のSFアクション映画。実写映画『トランスフォーマー』シリーズの4作目であり、前作『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』から5年後を描いた作品でもある。シカゴ惨劇から5年後、オートボットを排除しようとする組織によって、オートボットたちが次々と消されていってしまう。そんな中、廃品回収業を営む発明家・ケイドは、映画館の中で眠っていたオプティマス・プライムと出会い、戦いに巻き込まれていく。
トランスフォーマー
ラチェット(声:ロバート・フォックスワース/吹き替え版:浦山迅)
オートボットの軍医兼科学者。
前作と同じカラーリングの「ハマーH2のレスキュー車」に変形するトランスフォーマー。
オプティマス・プライムの命令に従い、人間との接触を断って地球へ潜伏していた。
だが、ミシガン湖に停泊していた船の中に隠れていたところを、「墓場の風」とロックダウンに襲われて重傷を負った。
ロックダウンからオプティマス・プライムの居場所を尋問されるが、自白することを拒否したため、トランスフォーマーたちの命といえる「オールスパーク」をえぐり取られて死亡してしまう。
その後、彼の遺体はCIAを通じてKSIの研究所へ運び込まれ、研究材料として解剖されてしまった。
ハウンド(声:ジョン・グッドマン/吹き替え版:楠見尚己)
深緑色に迷彩の混じったオシュコシュ社製軍用トラックに変形する、オートボットのワンマンアーミー。
全身には満載の兵器、アーミーベストを纏った大柄な肥満体と、ヘルメットを被ったヒゲ面が特徴的なトランスフォーマー。
オートボットの中でも年長者で、バンブルビーとドリフトたちの喧嘩の仲裁役を担ったり、ケイドに同乗するなど人情味のある性格をしている。
しかし、オートボットに対して挑発的な態度が目立つジョシュアの事は、快く思っていない。
オプティマス・プライムの事を「ボス」と呼んで慕っている。
クロスヘアーズ(声:ジョン・ディマジオ/吹き替え版:手塚秀彰)
オートボットの空挺兵。
緑色のシボレー・C7コルベット・スティングレイに変形するトランスフォーマー。
皮肉屋で捻くれた物言いや態度が多く、セリフを2回繰り返す癖がある。
オートボットの中でも特に人間(墓場の風やアティンジャーたち)から受けた仕打ちに憤りを感じている。
そのため、テッサを救出する際やダイナボットのとの共闘に際しても当初は渋る反応を見せたが、いざ実践になるとノリノリで戦いに挑んでいる。
戦いが終わった後、自分と一緒に戦ったダイナボット「スコーン」に「(トゲトゲした体の特徴から)トゲトゲ」とあだ名をつけて気に入っているなど、お調子者の面も見られる。
ドリフト(声:渡辺謙/吹き替え版:水内清光)
元ディセプティコンのオートボット。
青いシコルスキーS-97レイダーに似た架空のヘリコプターと、ブガッディ・ヴェイロン・グランスポーツ・ヴィテッセに変形するトランスフォーマー。
日本の鎧武者のような風貌と、日本刀のような形状の剣による二刀流が特徴的で、オプティマス・プライムの事を「先生」と呼んでオートボットの中で一番彼の事を慕っている。
基本的に冷静沈着な物腰であるが、バンブルビーやハウンドの挑発に乗って斬りかかったり、「無駄な戦いは避けるべき」と言っておきながら宇宙船内へ侵入した直後に襲われた時は真っ先に攻撃するなど、短気な一面がある。
レッドフット(声:不明)
レッカーズの1人で戦略家のトランスフォーマー。
ケイドが解析した「墓場の風」の無人偵察機の映像で登場。
その映像で、彼もオートボット狩りに遭って破壊されたことが判明した。
ブレインズ(声:レノ・ウィルソン/吹き替え版:斎藤志郎)
「KSI」に囚われていた元ディセプティコン。
前作よりオートボットへ鞍替えした小型のトランスフォーマー。
本作では「墓場の風」によるオートボット狩りに遭い、「KSI」に囚われた挙句、高圧電流を発する拘束具を取り付けられ、片足を失ってしまう。
メガトロンをはじめとするトランスフォーマーの残骸の解析を強制されていたが、オートボットたちの活躍によって脱出することが出来た。
自分を捕まえ、強制労働させたジョシュアの事は「フランケンシュタイン博士」と呼んで嫌悪している。
メガトロンの生存に気づいていたが、自らの境遇に絶望し、死を覚悟していた彼はあえてKSIに警告しなかった。
センチネル・プライム(声:なし)※頭部のみ登場
前作で登場した先代のプライム。
惑星サイバトロンの復興を願ってメガトロンと結託し、後に「シカゴの惨劇」と称される事件を引き起こした張本人。
「KSI」の研究施設にて、頭部の残骸のみが登場し、メガトロンの頭部同様、トランスフォーマーの情報を抽出するために利用されていた。
ガルヴァトロン(声:フランク・ウェルカー/吹き替え版:大友龍三郎)
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目次 - Contents
- 『トランスフォーマー/ロストエイジ』の概要
- 『トランスフォーマー/ロストエイジ』のあらすじ・ストーリー
- あらすじ【起】
- あらすじ【承】
- あらすじ【転】
- あらすじ【結】
- 『トランスフォーマー/ロストエイジ』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- オプティマス・プライム(声:ピーター・カレン/吹き替え版:玄田哲章)
- バンブルビー(声:なし/吹き替え版:山寺宏一など)
- ケイド・イェーガー(演:マーク・ウォルバーグ/吹き替え版:土田大)
- テッサ・イェーガー(演:ニコラ・ペルツ/吹き替え版:中川翔子)
- シェーン・ダイソン(演:ジャック・レイナー/吹き替え版:早志勇紀)
- 人間
- ルーカス・フラナリー(演:T・J・ミラー/吹き替え版:佐藤せつじ)
- ジョシュア・ジョイス(演:スタンリー・トゥッチ/吹き替え版:梅津秀行)
- ハロルド・アティンジャー(演:ケルシー・グラマー/吹き替え版:仲野裕)
- ジェームズ・サヴォイ(演:タイタス・ウェリヴァー/吹き替え版:広瀬彰勇)
- ギル・ウェンブリー(演:ジェームズ・バックマン/吹き替え版:かぬか光明)
- ダーシー・トリル(演:ソフィア・マイルズ/吹き替え版:林真里花)
- 蘇月明(スー・ユエミン)(演:李冰冰/吹き替え版:魏涼子)
- トランスフォーマー
- ラチェット(声:ロバート・フォックスワース/吹き替え版:浦山迅)
- ハウンド(声:ジョン・グッドマン/吹き替え版:楠見尚己)
- クロスヘアーズ(声:ジョン・ディマジオ/吹き替え版:手塚秀彰)
- ドリフト(声:渡辺謙/吹き替え版:水内清光)
- レッドフット(声:不明)
- ブレインズ(声:レノ・ウィルソン/吹き替え版:斎藤志郎)
- センチネル・プライム(声:なし)※頭部のみ登場
- ガルヴァトロン(声:フランク・ウェルカー/吹き替え版:大友龍三郎)
- スティンガー(声:不明)
- KSIセントリー(トラックス)(声:不明)
- KSIボス(声:不明)
- ジャンクヒープ(声:不明)
- トゥーヘッド(声:不明)
- オレオボット(声:不明)
- インセクティコン(声:不明)
- 創造主(声:なし)
- ロックダウン(声:マーク・ライアン/吹き替え版:磯部勉)
- スチールジョー(声:不明)
- グリムロック(声:不明)
- スコーン(声:不明)
- スラッグ(声:不明)
- ストレイフ(声:不明)
- スラッシュ(声:不明)
- スナール(声:不明)
- スロッグ(声:不明)
- 『トランスフォーマー/ロストエイジ』の用語
- トランスフォーマー
- オールスパーク
- オートボット
- ディセプティコン
- 人造トランスフォーマー
- KSI
- 墓場の風
- トランスフォーミウム
- シード
- ダイナボット
- テメノス
- シカゴの惨劇
- ダークマター
- ジャッジメントソード
- ダガーガン
- 『トランスフォーマー/ロストエイジ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- テッサ「パパは前から私の英雄よ」
- 『トランスフォーマー/ロストエイジ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 中国での戦闘中、ジョシュアが牛乳を噴き出すシーン、そこで使われた牛乳は3作目でも同じものが使われていた
- ハリウッド映画事情を揶揄するセリフが登場する
- ケイドたちやオートボットが隠れ家で火を囲みながら、ダンスをするシーンがカットされた
- 既に絶滅しているはずの恐竜が登場している
- 『トランスフォーマー/ロストエイジ』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:イマジン・ドラゴンズ『Battle Cry』