ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』とは、映画三部作の興行収入が全世界で3,000億円を超える大人気シリーズ『ロード・オブ・ザ・リングシリーズ』三部作の第二作目で、2002年に公開された。原作はJ・R・R・トールキンの小説『指輪物語』でエルフなど架空の種族や架空の地が舞台となっている。前作ですべての指輪を統べる強大な力を持った「一つの指輪」を葬る旅に出たフロドたちは、何人もの仲間を失いながらも3手に分かれ、それぞれの戦いに挑んでいく。中つ国では闇の勢力がますます力を増大させていた。

冥王サウロンやサルマンによって品種改良されたオーク。
オークより大型で、太陽に対する耐性が強く、持久力もある。

ナズグル

出典: blog.livedoor.jp

指輪の幽鬼。元は人間の王たちであったが『力の指輪』の魔力に魅せられ、闇の世界に取り込まれて、サウロン配下の幽鬼となった9人の騎士。黒衣をまとい黒馬にまたがった姿から黒の乗手とも呼ばれ、冥王サウロンの勢力の中で最も強力な存在。

トロル

身長4mほどの巨体で怪力。知能が低く、凶暴で日光を浴びると石化する。闇の勢力に使われている。

『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「体に命が戻るのを感じた。私の果たすべき役割を終えるために戻されたのだ。」

白の魔法使いとして復活し、ファンゴルンの森でアラゴルンたちの前に現れたガンダルフ。

ファンゴルンの森で、オークに捕まったメリーとピピンを探すアラゴルンたちの前に、白い魔法使いが姿を現した。サルマンだと思ったアラゴルンたちだが、実は、バルログとともに地底に落ちて死んだと思われていたガンダルフだった。地底に落ちたガンダルフは、激闘の末にバルログを倒したが、力尽き、時と空間を超えてさまよった末に、元の世界に戻されたのだ。灰色の髪や髭、そして灰色の服を着ていた「灰色のガンダルフ」は、真っ白な髪や髭に、真っ白な服を着た「白のガンダルフ」となって舞い戻った。

「子を埋葬するなど、親にとってあってはならないことだ」

セオデン「子を埋葬するなど、親にとってあってはならないことだ」
ガンダルフ「そなたの息子は勇士であった。彼の魂はそなたの祖先たちの元に導かれるであろう」

サルマンに操られていたセオデンは、息子が死んだことを知らされても理解できていなかった。その後ガンダルフが意識の中のサルマンを追い出してくれたことによって自分を取り戻す。そこで息子が死んでしまったことを知ったセオデンは、息子を埋葬し、その墓前で行ったガンダルフとの会話の中のセリフ。

「檻の中で年を取り、戦う機会が失われること、武勇を立てられないことを恐れています」

出典: note.com

ローハンの王宮で剣の稽古をするエオウィン。

サルマンの軍勢との戦いを前に剣の練習をするエオウィン。名セリフはそこへやってきたアラゴルンが聞いた「あなたの恐れるものは?」という質問への答え。エオウィンは戦うことを決意しているが、セオデン王は戦いは男のものであるという考えに加え、女性であり自分の姪でもあるエオウィンに対して戦いに参加することを認めなかった。

「5日目の朝日が昇った時に戻る」

出典: search.yahoo.co.jp

ヘルム峡谷の戦いの開戦前に「5日目の朝日が昇るときに戻る」と言って去った言葉通り、5日目の朝、援軍を引き連れ東の方から現れたガンダルフ。

ヘルム峡谷の石の要塞に立てこもることを決めたセオデン王。ガンダルフは「5日目の朝日が昇った時に戻る」とアラゴルンに告げ、伝説の白馬である飛蔭に乗り、北へ向かったエオメルの部隊を探しに行く。その言葉通り、ガンダルフは5日目の朝日が昇った時にエオメルの部隊を引き連れて戻ってきた。

アイゼンガルドを襲撃するエントたち。

出典: wulfa8.com

アイゼンガルドを襲撃するエントたち。

木の守り神であるエントの最長老木の鬚は、メリーとピピンから中つ国の戦いについて聞くが、長老会議の結果、戦いには加わらないことに決めた。しかし、可愛がっていた木々を切られ破壊された森を見た木の髭は怒り、エントたちを呼び出し、アイゼンガルドを攻撃した。オークたちに岩を投げ、足で蹴飛ばし、川の堰を壊して洪水を引き起こし、アイゼンガルドを壊滅したのだ。

『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

ガンダルフ役はショーン・コネリーになるかもしれなかった

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