ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』とは、映画三部作の興行収入が全世界で3,000億円を超える大人気シリーズ『ロード・オブ・ザ・リングシリーズ』三部作の第二作目で、2002年に公開された。原作はJ・R・R・トールキンの小説『指輪物語』でエルフなど架空の種族や架空の地が舞台となっている。前作ですべての指輪を統べる強大な力を持った「一つの指輪」を葬る旅に出たフロドたちは、何人もの仲間を失いながらも3手に分かれ、それぞれの戦いに挑んでいく。中つ国では闇の勢力がますます力を増大させていた。

本名はメリアドク・ブランディバック。
中つ国のホビット庄に住むホビット族の青年。映画では年齢は不明だが、原作によれば誕生は第三紀2982年で、フロドより14歳下、36歳の時にホビット庄を旅立った。ホビット族の大家系のひとつ、ブランディバック家の一人息子。メリーの父親の妹がフロドの母。頭が良く、明るいしっかり者でピピンと仲が良い。ピピンとはいとこ同士。フロドと共に旅に出るが、冥王サウロンの手下ウルク=ハイにフロドと間違われ、ピピンと一緒にさらわれてしまう。オーク同士が揉めている時に通りかかったローハンの騎馬隊がオークを倒している間に、隙をついてファンゴルンの森へ逃げ込んだ。ファンゴルンの森に住む木の守り神であるエント族の長老である木の鬚に中つ国の現状を話し、サルマン軍と戦うよう説得したのは主にメリーである。

ピピン(演:ビリー・ボイド)

本名はペレグリン・トゥック。
中つ国のホビット庄に住むホビット族の青年。映画では年齢は不明だが、原作によれば誕生は第三紀2990年で、フロドより22歳下、28歳の時にホビット庄を旅立った。フロドの親戚でメリーとはいとこ同士。おっちょこちょいだが、機転が利くときもある。メリーと一仲が良い。フロドと共に旅に出るが、冥王サウロンの手下ウルク=ハイにフロドと間違われ、ピピンと一緒にさらわれてしまう。連れ去られている途中、エルフからもらったマントのブローチをわざと落とし、アラゴルンたちの追跡を助けた。オーク同士が揉めている時に通りかかったローハンの騎馬隊がオークを倒している間に、隙をついてファンゴルンの森へ逃げ込んだ。ファンゴルンの森に住む木の守り神であるエント族の長老である木の鬚にサルマン軍と戦うよう決起を促すが、エント族は長老会議で戦わないと決めた。しかし、ピピンが機転を利かせ森の南に木の鬚を連れて行ったことで、無残に破壊された森の木々を見ることとなった。サルマン軍への怒りから木の鬚がエント族を呼び集め、攻撃するきっかけを作ったのがピピンである。

ガンダルフ(演:イアン・マッケラン)

出典: gigazine.net

以前は灰色の長い髪とひげに灰色のとんがり帽子、灰色のマントを着ており、灰色の杖を持っていた「灰色のガンダルフ」と呼ばれていた魔法使い。エルフからは「ミスランディア」と呼ばれている。映画でも原作でも生年月日は不明。5人の賢者がサウロンに対処するために結成した白の会議の一員。
人間の老人のように見えるが、実際は人間ではなく、魔法使い(イスタリ)である。冥王サウロンに立ち向かう勢力をまとめてかれらを助ける使命を受け、西の海の果ての神々から遣わされた。深い知識を持ち、剣や魔法などの戦闘能力に長けている。花火の製造やパイプの煙など、火、煙に関する技に熟達しているが、それが魔法によるものなのかは不明。ローハンの戦いでは北へ向かった騎馬隊を連れ帰った時、敵に向かい白い杖から白い光を発しているがこれも魔法の力によるものか不明である。
ガンダルフは以前から、ビルボが魔法の指輪を持っていることに気づいてはいた。しかし、ビルボの111歳の誕生日にビルボの指輪への執着ぶりを見て、それが「一つの指輪」ではないかと疑い、古書で「一つの指輪」の見抜き方を調べる。ビルボからフロドに譲られた指輪を燃える火の中に放り込むと指輪の表裏に文字が浮かび上がった。それはエルフ文字で書かれたモルドールの言葉で、一つの指輪についての記述だった。これが「一つの指輪」だと確信したガンダルフは、サウロンの手下が奪いに来ると考え、フロドにすぐに旅立つように告げた。ガンダルフはフロドたちに同行するが、旅の途中でバルログと戦い、谷底へ落ちて死亡したと思われていた。しかし落ち続けた地の底から山の頂上にたどり着き、そこでバルログを倒した後、使命を成し遂げるべく黄泉の国から送り返され、より強いパワーと知恵を持った「白の魔法使い」になって甦ったのだ。白くまっすぐな髪とひげ、白衣を身につけ、白い杖を持った「白の魔法使い」として蘇った後、ファンゴルンの森でアラゴルンたちと合流し、ローハンの王セオデンのもとへ向かった。

アラゴルン(演:ヴィゴ・モーテンセン)

長寿を誇る人間の種族ドゥーネダイン。映画では87歳と自ら告げていたが原作では67歳。生年月日は第三紀2931年3月1日。父親は北方のドゥーネダインの族長アラソルン。アラゴルンはかつて冥王サウロンの腕を切り落とし、サウロンの肉体を滅ぼした人間の王イシルドゥアの正当な世継ぎと言われる。イシルドゥアはサウロンを滅ぼし、強大な力を持つサウロンの「一つの指輪」を手に入れた。一緒にサウロンと戦った裂け谷の領主エルロンドが指輪を破壊するよう説得したにもかかわらず、イシルドゥアは指輪を破壊せず王家の宝とした。「一つの指輪」の魔力に負けて破壊せず自分のものとしたイシルドゥアだが、その後オークに襲われ、指輪は彼の手から抜け落ち、行方不明となっていた。
アラゴルンは幼少の頃、父親を亡くし、母と共にエルロンドに引き取られ、彼の養子となる。裂け谷で育ち、エルロンドの娘アルウェンと恋に落ちる。この頃から北方の野伏として、諸国を旅する。ガンダルフと出会ってからは、彼の旅に同行し、サウロンの勢力と戦いを続けた。ガンダルフの依頼によりサウロンのスパイが増えているホビット庄を見守っていたが、フロドが指輪を持ち裂け谷に向かうことをガンダルフから聞き、フロドを守ることになった。卓越した剣術の持ち主で、フロドとはブリー村で出会い、始めは野伏を意味する「ストライダー」と呼ばれていた。エルロンドの指輪の処遇を決める会議で人間の王国・ゴンドールの唯一の王位継承者であることが明らかになった。戦いではリーダーシップを発揮し、サルマン軍に攻撃されたローハンを勝利に導く。

レゴラス(演:オーランド・ブルーム)

エルフ族の闇の森の王スランドゥイルの息子。生年月日は不明だが映画での設定は2931歳。裂け谷の領主エルロンドの指輪の処遇を決める会議に父の代理として参加し、9人の仲間の一人となった。弓の名手で常に弓矢と矢筒を身につけ、遠くの敵も射倒すことが出来る。エルフは体も精神も極めて強靭かつ繊細である。見た目も美しく、病気にもかからず、老いもせず、寿命もない。長い間走り続けても疲弊することもなく、高い身体能力を持つ。エルフの能力として人間には見えない非常に遠くのものを見ることができる。エルフとドワーフは通常仲が悪いが、旅を続ける中でギムリとは固い友情を育んでおり、倒した敵の数を競い合っている。

ギムリ(演: ジョン・リス=デイヴィス)

ギムリ(画像中央)

ドワーフ族の男。映画では年齢は不明だが、原作によれば誕生は第三紀2879年で139歳。常に兜と鎖帷子を身に付け、斧を武器に戦う勇敢な戦士。父のグローインと一緒に裂け谷の領主エルロンドの指輪の処遇を決める会議に出席し、9人の仲間の一人として旅を共にすることになった。グローインはフロドの養父ビルボと冒険に出たドワーフのうちの1人である。エルフとドワーフは通常仲が悪いが、旅を続ける中でレゴラスとは固い友情を育んでおり、倒した敵の数を競い合っている。

ボロミア(演:ショーン・ビーン)

弟ファラミア(画像左)とボロミア(右)。(『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 スペシャル・エクステンデッド・エディション』より)

人間の国ゴンドールの執政デネソールの長男。ファラミアの兄。映画では年齢は不明だが、原作によれば誕生は第三紀2978年で41歳。武勇に優れた武将で、父親のデネソールから寵愛を受ける。弟のファラミアとは仲が良い。常に剣と盾、執政の長子に受け継がれてきた角笛を持っている。裂け谷の領主エルロンドの指輪の処遇を決める会議に出席し、9人の仲間の一人として旅を共にすることになった。ゴンドール復興のため「一つの指輪」の力を欲するボロミアは、旅の中で「一つの指輪」の誘惑に抵抗できずに、フロドから指輪を力ずくで奪おうとする。その直後に正気に戻り、自身の行動を激しく後悔する。オークとの戦いでピピンとメリーを守ろうとして勇敢に戦ったが、ウルク=ハイの放った矢に射抜かれ、死亡した。

エルフ

エルロンド(演:ヒューゴ・ウィーヴィング)

出典: www.cinematoday.jp

裂け谷の領主であり、人間とエルフのハーフ。映画では年齢は不明だが、原作によれば誕生は第一紀532年。第一紀は4902年、第二紀は3441年続き、ホビット庄を旅立ったフロドと出会ったのが第三紀の3018年のため、エルロンドの年齢は10829歳。エルフの王ケレボルンとガラドリエルの娘と結婚し、2人の息子と娘アルウェンに恵まれた。後に引き取ったアラゴルンを養子としている。
5人の賢者がサウロンに対処するために結成した白の会議の一員であり、同じく白の会議の一員であるガンダルフとは旧知の中。
「力の指輪」のうち、エルフに贈られた「三つの指輪」の中で最も力のある「風の指輪ヴィルヤ」の所有者。「風の指輪ヴィルヤ」は金のバンドに大きな青い石が嵌められており、癒しと保護の力がある。「三つの指輪」は「風の指輪ヴィルヤ」のほかにガンダルフが所持する「炎の指輪ナルヤ」、エルフの国ロスローリエンの奥方ガラドリエルが所持する「水の指輪ネンヤ」がある。エルロンドはオークに襲われたフロドを助け、「一つの指輪」の処遇を決める会議を開く。ローハンのヘルム峡谷での戦いに、ローハンの援軍としてロスローリエンのエルフ軍を派遣した。

アルウェン(演: リヴ・タイラー)

fyutal3
fyutal3
@fyutal3

Related Articles関連記事

ファンタジーの定番「エルフ」とは!?元ネタ・特徴・能力・有名キャラクターを徹底解説!

ファンタジーの定番「エルフ」とは!?元ネタ・特徴・能力・有名キャラクターを徹底解説!

エルフとは、ファンタジー風の異世界を舞台とする作品にたびたび登場する、人間に近い姿をした「亜人」と呼ばれる種族の1つである。もともとは北欧に伝わる妖精の一種で、『指輪物語』や『ロードス島物語』といった作品で取り上げられながら設定が整理されていった。 エルフは長い耳と人間の数倍以上の寿命を持ち、種族的に高い魔力を持つ。自然を崇拝し、森の中を主な生活圏にしており、他種族に対しては排他的な傾向が強い。ここでは、ファンタジー物の作品では定番のキャラクターであるエルフについて解説していく。

Read Article

北欧神話徹底解説・考察まとめ!おもしろくて分かりやすい!

北欧神話徹底解説・考察まとめ!おもしろくて分かりやすい!

北欧神話(ほくおうしんわ)とは、キリスト教が広まる以前にノルド人(ノース人)が信仰していた神話体系。ノルド人がスカンジナビア半島を勢力圏としていたため、スカンジナビア神話とも呼ばれている。口伝によって伝えられていたが、13世紀頃、アイスランドの詩人スノッリ・ストゥルルソンによって『エッダ』という書物にまとめられた。 「滅亡の運命」が定められた神々の隆盛と終焉を描いており、全体的に暗い印象のエピソードが多い。物語全体の完成度が高く、漫画などの現代の創作物においてもたびたび題材として用いられる。

Read Article

ファンタジーの定番「ドワーフ」とは!?元ネタ・特徴・能力・有名キャラクターを徹底解説!

ファンタジーの定番「ドワーフ」とは!?元ネタ・特徴・能力・有名キャラクターを徹底解説!

ドワーフとは、ファンタジー風の異世界を舞台とする作品にたびたび登場する、人間に近い姿をした「亜人」と呼ばれる種族の1つである。もともとは北欧神話に登場する妖精の一種で、『指輪物語』や『ロードス島物語』といった作品で取り上げられながら設定が整理されていった。 ドワーフは小柄で屈強な体を持ち、手先が器用で鉱物の加工を得意とする。酒を好み、髭が長く、偏屈なところはあるが人間に対して友好的である。ここでは、ファンタジー物の作品では定番のキャラクターであるドワーフについて解説していく。

Read Article

ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間』とは、2001年~2003年に公開された、J・R・R・トールキン作の『指輪物語』を原作とした『ロード・オブ・ザ・リングシリーズ』三部作映画の第一作目。中つ国(ミドル・アース)を舞台に、主人公のフロドを含む9人の旅の仲間が、冥王サウロンを完全に滅ぼすため、全てを統べる「一つの指輪」を破壊する物語である。

Read Article

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』とは、映画三部作の興行収入が全世界で3,000億円を超える大人気シリーズ『ロード・オブ・ザ・リングシリーズ』三部作の完結編で、2003年に公開された。原作はJ・R・R・トールキンの小説『指輪物語』で架空の種族や架空の地が舞台である。すべての指輪を統べる強大な力を持つ「一つの指輪」を葬る旅に出たフロドは目的地の滅びの山があるモルドールの目の前まで来ていた。アラゴルン達は人間の国ゴンドールに加勢し、サウロン軍に勝利、とうとう最終決戦を迎える。

Read Article

ホビット 思いがけない冒険(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ホビット 思いがけない冒険(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ホビット 思いがけない冒険』は、『ロード・オブ・ザ・リング』の60年前の前日譚となる『ホビット』三部作の1作目で、2012年に公開された。原作はJ・R・R・トールキンの小説『ホビットの冒険』。ニュージーランドの壮大な風景に加え、最新技術を活用した今までにない映像美、臨場感溢れるアクションシーンの連続で、観客を興奮の渦に巻き込む。ホビット族のビルボが困難を乗り越えながら仲間との友情を築いていく冒険物語で、『ロード・オブ・ザ・リング』につながるシーンも多く、シリーズの理解も深まる見逃せない作品。

Read Article

ホビット 決戦のゆくえ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ホビット 決戦のゆくえ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ホビット 決戦のゆくえ』とは、『ロード・オブ・ザ・リングシリーズ』の60年前が舞台となる『ホビット』3部作の最終章で、2014年に公開された映画。原作はJ・R・R・トールキンの小説『ホビットの冒険』。ホビット族のビルボが仲間と共にドワーフ王国の再興を目指す冒険物語で、壮大な世界観や臨場感溢れる映像、圧倒的スケールの戦闘シーンが観る者を魅了する。町を襲う竜や闇の勢力との壮絶な死闘に加え、ビルボとドワーフら旅の仲間の絆、エルフの女性とドワーフの若者の切ない恋の行方も魅力の作品。

Read Article

ホビット 竜に奪われた王国(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ホビット 竜に奪われた王国(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ホビット 竜に奪われた王国』とは、『ロード・オブ・ザ・リングシリーズ』の60年前が舞台となる『ホビット』3部作の2作目で、2013年に公開された。原作はJ・R・R・トールキンの小説『ホビットの冒険』。ホビット族のビルボが仲間と共に困難を乗り越えながら、ドワーフ王国の奪還を目指す冒険物語で、大蜘蛛や火を吐く竜との戦い等、最新技術を活用した臨場感溢れる映像が観る者を圧倒する。『ロード・オブ・ザ・リング』の人気キャラクター、レゴラスの再登場や彼の想い人の初登場、冥王サウロンの復活など見所満載。

Read Article

美女と野獣(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ

美女と野獣(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『美女と野獣』(原題:Beauty and the Beast)は2017年にアメリカで制作された映画。1991年に制作された、ディズニーアニメーション不朽の名作を完全実写化。魔女の呪いによって醜い野獣の姿に変えられてしまった王子と、孤独を抱えながらも前向きに生きる美しい娘ベルが出会い次第に惹かれあっていく模様を描く。愛すること、信じ抜くことを描くファンタジーロマンス。

Read Article

キング・コング(King Kong)のネタバレ解説・考察まとめ

キング・コング(King Kong)のネタバレ解説・考察まとめ

映画史に残る1933年制作の怪獣映画の古典「キング・コング」を「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督がSFXを駆使してリメイクしたのが、この2005年版「キング・コング」。映画撮影のため南海に浮かぶ海図には乗らない神秘の島・髑髏(どくろ)島に到着した撮影隊がキング・コングを初め様々な怪獣や恐竜たちと遭遇する、ラブロマンスとホラー要素もある痛快アクション・アドベンチャー。

Read Article

グリーンブック(Green Book)のネタバレ解説・考察まとめ

グリーンブック(Green Book)のネタバレ解説・考察まとめ

『グリーンブック』とは、ユニバーサル・ピクチャーズ配給、ピーター・ファレリー監督による長編伝記コメディ映画。黒人差別が強い時期に、単独でディープサウスへの演奏旅行へ挑む天才黒人ピアニストと腕っぷしが強いイタリア系アメリカ人運転手が、ツアーの道程でさまざまな嫌がらせに遭遇し、当初はいがみ合いながらも一つ一つトラブルを切り抜け、最終公演までツアーを敢行する。その後2013年まで生涯続くことになる、厚い友情と信頼関係を築きあげるまでを描いた。8週間の実録ロードムービー。2018年制作・アメリカ作品。

Read Article

グッドライアー 偽りのゲーム(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

グッドライアー 偽りのゲーム(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『グッドライアー偽りのゲーム』とは、ニコラス・サールの小説『老いたる詐欺師』を映画化したクライムミステリーである。監督は数々のヒット作を持つビル・コンドン。イギリス映画界の重鎮であるヘレン・ミレン、イアン・マッケラン、ジム・カーターを起用し、緊張感に満ちた、良質な大人のサスペンスを生み出した。世間を知らない初老の資産家ベティの全財産の乗っ取りを企む老獪な詐欺師ロイと、相棒のヴィンセントが仕掛ける危険な罠。60年もの間ベティの心の奥底にくすぶっていたロイへの怒りが今、解き放たれようとしていた。

Read Article

ダ・ヴィンチ・コード(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ダ・ヴィンチ・コード(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ダ・ヴィンチ・コード』とはダン・ブラウンの小説を原作に、2006年に公開されたアメリカの映画。監督はロン・ハワードで、脚本は原作者のブラウンとアキヴァ・ゴールズマンである。2006年の映画興行収入は2番目に高いが、批評家からは酷評も目立つ話題作。大学教授のロバート・ラングドンは、友人でルーブル美術館館長のソニエールが死体で見つかったことから警察に呼び出される。ロバートが追っ手を避けながらソニエールの孫娘と一緒に、ダ・ヴィンチの絵画に秘められたキリストの謎に近付いていくミステリーサスペンス映画。

Read Article

ストレンジャー・シングス 未知の世界(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

ストレンジャー・シングス 未知の世界(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ストレンジャー・シングス 未知の世界』とは、Netfixで配信されているSFホラードラマシリーズ。 アメリカ・インディアナ州の町ホーキンスに超能力を持つ少女・イレブンが現れ、平凡な町が超常現象に見舞わていく様子が描かれている。エミー賞やゴールデングローブ賞ではドラマ部門の作品賞にノミネートされ、世界的な成功をおさめた。80年代のアメリカを舞台としているが、エッジの効いた作風で注目を集め、さまざまなブランドから関連商品が発売されるなど2010年代のポップ・カルチャーを代表する作品となった。

Read Article

オーシャン・オブ・ファイヤー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

オーシャン・オブ・ファイヤー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『オーシャン・オブ・ファイヤー』とは2004年に公開されたアメリカ映画である。実在の騎手フランク・ホプキンスの半生を基に、アラビアの砂漠を横断するエンデュランス競技を圧倒的スケールで描き話題となった。監督はジョー・ジョンストン、主演のヴィゴ・モーテンセンが主人公を演じた。凄腕の騎手フランク・ホプキンスの元に、アラブの族長シーク・リヤドが訪れ自らが主宰するレースに招待する。唯一のアメリカ人参加として多くの差別や妨害を受けながら愛馬ヒダルゴと共に灼熱の砂漠へと降り立つのだった。

Read Article

映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ撮影裏画像まとめ!オーランド・ブルームなどイケメン俳優のショットも掲載

映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ撮影裏画像まとめ!オーランド・ブルームなどイケメン俳優のショットも掲載

ファンタジー超大作『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの撮影裏画像を集めました。フロド役のイライジャ・ウッド、アラゴルン役のヴィゴ・モーテンセン、レゴラス役のオーランド・ブルームなどイケメン俳優のショットはもちろん、特殊メイクを施されるキャストの姿など貴重なメイキングシーンを掲載。ファン必見の画像をたっぷり紹介していきます。

Read Article

MCUとロード・オブ・ザ・リングシリーズ両方に出演している俳優まとめ【リヴ・タイラーなど】

MCUとロード・オブ・ザ・リングシリーズ両方に出演している俳優まとめ【リヴ・タイラーなど】

『アベンジャーズ』シリーズなどで人気を誇るMCU作品と、ファンタジー超大作『ロード・オブ・ザ・リング』や『ホビット』シリーズの両方に出演している俳優をまとめました。『インクレディブル・ハルク』ではヒロインのベティを、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズではエルフの姫アルウェンを演じたリヴ・タイラーをはじめ、様々な俳優が両シリーズに出演しています。ここでは彼らが演じたキャラクターや登場作品もあわせて紹介していきます。

Read Article

歴代シャーロック・ホームズ役者には個性的なイケメンがずらり!

歴代シャーロック・ホームズ役者には個性的なイケメンがずらり!

シャーロック・ホームズ!彼がいなかったら、テレビドラマでの刑事物やバディ(相棒)物というジャンルはおそらく生まれていなかったと思います。彼を演じた役者の数もかなりのボリュームで、まだ映画に音がない(サイレント映画)時代から既にホームズ映画はありました。そんなホームズを演じた様々な俳優達を時系列で紹介します。

Read Article

【ハリー・ポッター好きにおすすめ!】魔法・冒険がテーマのファンタジー映画10選【ロード・オブ・ザ・リング/ナルニア国物語】

【ハリー・ポッター好きにおすすめ!】魔法・冒険がテーマのファンタジー映画10選【ロード・オブ・ザ・リング/ナルニア国物語】

この記事では魔法や冒険をテーマにしたファンタジー映画をまとめた。子ども向けのものから少しダークなものまで幅広く紹介している。『ハリー・ポッターシリーズ』が好きならばどの映画もハマること間違いなしだ。気になった作品があればぜひチェックしてみてほしい。

Read Article

【ロード・オブ・ザ・リングシリーズ】オーランド・ブルームのカッコ良さが癖になる出演映画まとめ【パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズ】

【ロード・オブ・ザ・リングシリーズ】オーランド・ブルームのカッコ良さが癖になる出演映画まとめ【パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズ】

オーランド・ブルームといえば、甘ーいマスクが印象的な俳優ですよね。彼の名を一躍有名にしたのは、やはり何といっても『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズでしょう。以降、様々な話題作に出演しています。この記事では、そんなオーランド・ブルームの出ている映画をいろいろまとめました。

Read Article

【美女と野獣】ハリー・ポッターシリーズ俳優が共演している作品まとめ!こんなにあった!【マレフィセント】

【美女と野獣】ハリー・ポッターシリーズ俳優が共演している作品まとめ!こんなにあった!【マレフィセント】

かつて『ハリー・ポッター』シリーズに出演していた俳優たちは、別の作品でも共演していることが多々あります。この記事では、そんな映画の数々についてまとめました。たとえば、2017年の映画『美女と野獣』。ハリポタでハーマイオニー役を務めたエマ・ワトソンの他、トレローニー先生役だったエマ・トンプソンが出ています。偶然とはいえ、同じエマ繋がりなのか面白いですね!

Read Article

目次 - Contents