蒼き流星SPTレイズナー(Blue Comet SPT Layzner)のネタバレ解説・考察まとめ

『蒼き流星SPTレイズナー』とは、地球人とグラドス星人の混血児エイジが、地球侵略を目論むグラドス星の野望を阻むために戦う姿を描いた、1985年に制作された日本サンライズ(当時)制作の日本のロボットアニメである。スタイリッシュなキャラクターやSPTのデザインと、ハードな動きを追求した作画やリアルな設定で高い評価を得ながら、スポンサーが商品で事故を起こしてしまったために降板するという不運にあい、無念の打ち切りとなった。現代においても評価の高い『蒼き流星SPTレイズナー』についてまとめた。

MF-DJ-91U ダルジャン

ゴステロが死鬼隊として搭乗した専用のMFである。左腕の装甲にメタルクローやニードルショット、左肩にレーザード・バズソーなど、格闘戦の装備を有する。

運動性では通常のレイズナーを8%上回る。

全高11.55mである。

MF-MC-73U ガッシュラン

死鬼隊のマンジェロ専用のMFである。機動性が高く、両足の鉤爪で相手のSPTの肩にしがみつき、左腕のスクイーズ・アームで頭部コクピットを破壊するという戦法に特化している。

胸には2門のバルカン砲を有する。

全高8.51mである。

MF-ED-52U エルダール

死鬼隊のボーン専用のMFである。両掌からスネークドリルとして触手を伸ばし、火炎放射器も装備する。

全高11.52mである。

MF-DK-61U ダンコフ

死鬼隊のゲティ専用のMFである。大型で、パワーは全SPTの中で最高に位置する。

全高10.43mである。

E-MF-LZ-00X-2 レイズナーMk.Ⅱ

アニメ雑誌などで公開されたが、劇中には登場しなかった。V-MAXは「V-MAXIMUM(ブイ・マキシマム)」に変更されているが、発動に際しては超光速の運動性を発揮するとされている。

TS

「テラー・ストライカー(Terror Striker)」の略で、量産型の無人メカの総称である。

TS-SG-50C スカルガンナー

月に達したエイジたちが廃墟と化した月面基地で遭遇したTSである。
熱重粒子弾の装備と対生物用サーマルビームを有する。対人用の兵器だが、レイズナーやべイブルなども苦戦させる。

全高9.76mである。

TS-TP-50D ターミネーターポリス

グラドス軍支配下の地球で治安維持に使用されるTSである。基本構造はスカルガンナーと同じだが、機能としてはスカルガンナーに劣る。

宇宙船など

GTC-DN-03 グラドス・トライポッド・キャリア

エイジが搭乗していた宇宙船である。3本脚を持ち、宇宙空間ではその脚を畳み、地球上では脚を開いて航行する。その脚部にSPTを搭載していた。

星系内を航行出来るが、超光速航法は不可能である。

グラドスの刻印

かつて地球を訪れた旧グラドス人がクスコの地下に建造した円筒型のメカである。未熟なグラドス人と地球人が出会い、衝突した時の為のセーフティ装置で、ジュリアの胸のペンダントによって始動する。

「刻印」が発動されると、グラドス星と地球の空間は歪み、通行不可能になる。

『蒼き流星SPTレイズナー』の用語

コズミック・カルチャー・クラブ

『蒼き流星SPTレイズナー』の制作時は米国と、また当時まだ成立していたソビエト連邦の間で冷戦の状態だった。
物語では舞台となる1996年は米ソの冷戦が続いているとの想定で描かれていた。
第一話でも火星での米ソの対立が描かれているが、その対立の時代を超える次世代の育成として国連がプロデュースした宇宙体験教室が「コズミックカルチャークラブ」である。
物語の語り手アンナ・ステファニーを始め、デビッドやシモーヌ、ロアンなどがメンバーであった。

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@mattyoukilisd0

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