孫悟空(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

孫悟空(そんごくう)とは、『ドラゴンボール』シリーズの漫画・アニメにて主役を務める人物。戦闘民族サイヤ人として生まれたことから強い相手との戦闘を好み、幼少の頃より数々の相手との戦いを経てきた。やがて地球の平和を脅かす強敵たちとも対峙し、地球の危機を何度も救うことになる。持って生まれた朗らかさと純粋さが悟空の人間性に不思議な魅力を添えており、戦った後に仲間となる人物も多い。悟空自身も非常に仲間想いであり、強いだけではなく優しさも併せ持った戦士である。なお、私生活では妻チチの他、2人の息子がいる。

マジュニア編

第23回天下一武道会に出場するため再び姿を現した悟空。19歳の青年となった彼は身長も伸び、すっかりたくましい体つきになっていた。悟空は第2試合で、この大会に匿名で出場しているという女性武道家と対戦。自分との約束を忘れたのかと問われる悟空だったが、何のことかなかなか思い出せずにいた。結局悟空はこの試合に勝利し、相手の女性の正体が少年時代に出会った少女チチであると判明し、その場で彼女との結婚を宣言した。
悟空はその後も順調に勝ち進み、決勝まで駒を進める。決勝戦の相手はマジュニアと名乗る男だったが、このマジュニアこそがピッコロ大魔王が吐き出した卵から孵化した人物であった。悟空はマジュニアとの激闘の末に勝利をおさめるも、身体はボロボロになっていた。日本刀の使い手であるヤジロベーに仙豆(せんず)をもらい体力を回復した悟空は、周囲の反対を押し切ってマジュニアにも仙豆を与える。仙豆はソラマメに似た形状の豆。非常に高い回復力があり、普通の人間ならば1粒食べるだけで10日間は何も食べなくても平気でいられるほどの栄養価がある。悟空によって仙豆を与えられ命を救われたマジュニアは以後、悟空の良きライバルとなって物語の中核を担っていく存在となる。なお、マジュニアという名は天下一武道会の出場に際して正体を隠すために本人が名乗った名前であり、本来はピッコロ大魔王の息子にして生まれ変わりであるため、以後は周囲にピッコロと呼ばせている。

『ドラゴンボールZ』

サイヤ人編

悟空がマジュニアを撃破し、天下一武道会で優勝してから5年。悟空はチチと結婚しており、授かった息子に養父の名をとって「悟飯」と名付けた。平和な日々を送る中、悟飯を連れてカメハウスを訪問した直後、悟空と同じ猿のような尻尾を持つ異星人が現れる。この人物はラディッツと名乗るサイヤ人であり、悟空が自分の弟「カカロット」であることを明かした。ラディッツは戦闘民族サイヤ人として地球の征服を悟空に持ちかけるも、悟空はこれを拒否。その答えにラディッツは悟飯を人質として連れ去ってしまう。悟飯を連れ戻すため、悟空はピッコロと手を組むことを決意。ピッコロの必殺技である魔貫光殺砲(まかんこうさっぽう)が悟空もろともラディッツの身体を貫き、ラディッツを倒すことに成功した。ラディッツは息絶える直前、2人のサイヤ人が1年後に地球にやって来ることを言い残している。死亡した悟空は、1年後に地球にやって来るという新たなサイヤ人を倒すため、ドラゴンボールで生き返るその日まで界王のもとで修行に励むことにした。一方、ラディッツ戦において驚異的な潜在能力を見せた悟飯に才能を見いだしたピッコロは、自身のもとで悟飯に厳しい修行を課し、来たるべきサイヤ人戦に備えることにした。

1年後、ラディッツの予言通りに2人のサイヤ人が地球に襲来。1人は惑星ベジータの王子であるベジータ、もう1人はベジータの側近でありパートナーでもあるナッパである。地球に到着後、ナッパは一瞬にして東の都を破壊。これをきっかけにして悟空を始めとする戦士たちがサイヤ人の襲来を知る。ヤムチャ、天津飯、餃子、ピッコロなど、戦士たちが次々とナッパに殺されていく中、ついに悟飯をも殺そうとした直前、悟空が現場へと駆けつける。修行を積み、レベルアップした悟空の戦闘力の前にナッパはまったく無力であった。界王拳によって一時的にパワーを高めた悟空はナッパに一撃をくらわせ、戦闘不能状態にする。ナッパはこの時ベジータに命乞いをするが、呆れ果てたベジータによって殺された。
ナッパが殺害された後、悟空はベジータとの戦闘に突入する。ベジータにとって悟空は、サイヤ人でありながら地球に味方をする裏切り者という認識であり、憎むべき相手であった。悟空は当初2倍界王拳で戦うも、ベジータの戦闘力の前に圧倒されてしまった。しかし、3倍界王拳を用いることで徐々に悟空が優勢になり始める。ベジータは必殺技であるギャリック砲を放つが、悟空はそれすらも押し返す。最後の手段として大猿化を選んだベジータに襲われる悟空だったが、最後に放ったエネルギー波でベジータの右目を潰すことには成功した。尻尾を切ることでベジータの大猿化を解除したのは隠れていたヤジロベーであったが、ベジータが元の姿に戻ってからもベジータの優勢は変わらなかった。しかし、ベジータが太陽の代わりに作り出したパワーボールを見てしまった悟飯が大猿化したことで形成は逆転。ベジータは悟飯の尻尾を切断したものの、悟飯が元の姿に戻る途中の大猿の下敷きになり、戦闘不能に陥った。逃げ出そうとするベジータにクリリンがとどめを刺そうとした時、悟空がそれを止める。強い者との戦いを望む悟空にとって、ベジータはまた戦いたいと思わせる相手であったのだ。その悟空の想いに応えてクリリンはベジータを見逃し、地球におけるサイヤ人との戦闘は終結した。

ナメック星編

ナメック星における悟空とフリーザ(最終形態)。

ピッコロがナッパに殺害されたことで神の存在もなくなってしまい、地球からドラゴンボールが消滅。悟空自身もベジータとの戦いで重傷を負っており、療養が必要であった。神の生まれ故郷であるナメック星にはナメック星独自のドラゴンボールが存在することを知った悟飯、クリリン、ブルマの3人は、このドラゴンボールを使って殺された仲間たちを生き返らせることになり、宇宙船でナメック星へと飛ぶ。しかし、ナメック星にはすでに先客がいた。同じくドラゴンボールを探し求めてやって来たフリーザ軍である。フリーザは不老不死の肉体を手に入れるためにドラゴンボールを探していた。また、同じ頃ベジータもナメック星に到着する。ベジータはフリーザの配下であったが、ベジータもまたドラゴンボールで不老不死の力を得ようと考え、フリーザから離反を決意する。悟空たち、フリーザ軍、そしてベジータによるドラゴンボール争奪戦の幕開けであった。

フリーザは配下であるギニュー特戦隊をナメック星に呼び寄せ、その力を知るベジータは、敵対しているはずの悟飯とクリリンに共闘を提案する。ギニュー特戦隊との激闘の中、悟空がついにナメック星に到着する。悟空はギニュー特戦隊を撃破するが、この戦いで再び重傷を負ってしまう。悟空は回復設備に入り、全快を待つことになった。その間にドラゴンボールを悟飯とクリリンに使用され、不老不死の望みが絶たれたフリーザは激怒。第二形態、第三形態、ついには最終形態へと姿を変えながら、戦士たちとの激闘を繰り広げていく。そこに、全快した悟空がようやく駆けつけた。最初はフリーザと互角の戦いを見せていた悟空だったが、20倍界王拳でパワーを上げてもフリーザには攻撃が効いていなかった。フリーザは実力の半分しか出していなかったのである。20倍もの界王拳で体力を使い果たしてしまった悟空は切り札として元気玉を使用。仲間たちの協力もあり、フリーザに元気玉が命中、フリーザを倒したかに見えた。
しかし、フリーザは死んではおらず、逆にフリーザによってクリリンが殺されてしまう。この時、悟空の中で何かが切れた。大事な親友、そして戦友であるクリリンが殺されたという激しい怒りによって、伝説といわれていた超サイヤ人へと覚醒する。超サイヤ人に目覚めた悟空は、それまでとは比較にならないほどの戦闘力でフリーザを圧倒し、徐々に追い詰めていく。それまで宇宙最強として君臨していたフリーザにとって、自分の戦闘力を上回ることになった超サイヤ人・悟空との戦いは、精神的にもダメージが大きいものであった。錯乱状態になりながら悟空に攻撃を仕掛けるも、もはや冷静さを欠いたフリーザに技を使いこなすことはできず、自滅することになった。悟空に命乞いをし、超サイヤ人になってもなお根っから非情になりきれない悟空はこれを許したが、フリーザはその甘さに付け入り背を向けた悟空に最後の攻撃を放つ。しかし、悟空はこれを跳ね返し、フリーザを撃破した。直後、ナメック星は爆発し、消滅してしまう。悟空の行方もわからなくなっていたが、辿り着いた先の惑星で修行をしていることが後にわかった。

人造人間・セル編

完全体となったセルと戦う悟空。

フリーザを倒した悟空の帰還を待ちわびていた仲間たちだったが、死んだはずのフリーザが父親のコルド大王とともに地球に現れ、激しく動揺する。そこに突如として謎の青年が現れ、フリーザとコルド大王を瞬殺する。しかも青年は超サイヤ人になることができ、このことも一同を驚かせた。そのタイミングで地球へと帰ってきた悟空に対し、青年は2人で話がしたいと告げる。青年はトランクスと名乗り、未来から来た人物であった。そしてまた彼はベジータとブルマの息子でもある。トランクスの話によると、なんと悟空は人造人間と戦う前に心臓病で亡くなってしまうという。人造人間は、かつて悟空が撃破したドクター・ゲロによって作り出された人間兵器であり、悟空を殺すためにプログラムされている者たちのことである。トランクスのいる未来は、この人造人間たちが大暴れすることで悲惨な状態になっており、もし悟空が生きていれば違った未来になるのではと考え、ブルマのつくったタイムマシンで過去へとタイムスリップしてきたのであった。真相を知った悟空はトランクスから心臓病の薬を受け取り、人造人間の襲来に備えて修行に励むことになる。

3年後、人造人間19号と20号が街を襲い始める。悟空は白い肌で太った体型をしている人造人間19号と戦うが、心臓病の影響で本調子が出せず、追い詰められていたところをベジータに救われた。同時に出現した人造人間20号は、いったんその場から逃走する。この人造人間20号の正体は実はドクター・ゲロであり、自分自身を改造して人造人間になっていたのだった。20号の手により、人造人間16号、17号、18号が起動される。彼らの目的はただ1つ、悟空を殺すことであった。人造人間16号は巨漢ながら自然と動物を愛する優しさをもっており、無用な戦いも好まない。人造人間17号と18号は双子の姉弟であり、もともと人間だったところを20号に改造された。17号が双子の弟、18号が双子の姉である。
その頃、謎の生物の抜け殻が発見される。その正体はセルで、彼もまたドクター・ゲロのコンピュータによって生み出された人造人間である。その目的は完全体となることであり、人造人間17号と18号を吸収するために未来からタイムマシンで現代へとやって来た。2人を吸収し、目的を果たしたセルは、セルゲームの開催を通告。その日に向けて戦士たちの修行が始まった。悟空も悟飯とともに、精神と時の部屋で修行を開始。悟空は悟飯にまず超サイヤ人に目覚めてもらい、そして父である自分をさらに超えてもらいたいことを告げた。悟飯が超サイヤ人に覚醒後は、親子2人とも寝る時以外は超サイヤ人の姿でいることを意識し、超サイヤ人状態での気持ちの高ぶりを抑えることを目指した。

ついに開催されたセルゲームでは、まず悟空が対峙。悟空とセルとの戦いは序盤から激闘となったが、なんと悟空は途中で戦いを放棄。次鋒として悟飯を指名し、セルと戦わせる。この行動にはピッコロが激怒。実の息子を強敵のもとに向かわせる悟空に詰め寄るが、セルに勝つためには悟飯の潜在能力を引き出すしかないと考えた悟空なりの結論であった。しかも悟空は仙豆をセルに与えることで体力回復までさせている。人造人間16号の働きかけもあり、怒りをもって超サイヤ人2へと覚醒した悟飯は信じられないような超パワーと超スピードでセルを戦慄させ、徐々に追い詰めていく。悟空はセルにとどめを刺すよう叫ぶが、悟飯はその言葉を無視し、引き続きセルをいたぶり続ける。やがてセルが18号を吐き出したことで完全体が崩れてしまう。窮地に陥ったセルは身体を大きくふくらませ地球もろとも自爆しようとするが、その寸前、悟空がセルとともに界王界へ瞬間移動。界王界にやって来た悟空はセルの自爆とともに死亡した。
悟空の自己犠牲によって死んだと思われていたセルだったが、なんとさらなるパワーアップを果たし、悟空の瞬間移動をも身に付けて地球へと戻ってきてしまう。絶望のあまり自分を責め、戦意を喪失する悟飯に、悟空は「あの世」からエールを送る。悟飯が片手で放ったかめはめ波に寄り添うように悟空も隣でかめはめ波を放ち、ようやくセルを消滅させた。

魔人ブウ編

超サイヤ人3となった悟空が魔人ブウにパンチを繰り出す。

セルゲームで悟空が死を遂げてから7年後が物語のスタート。悟飯は高校生になっている。天下一武道会が開催されることになり、占いババに頼み込んで悟空は1日だけ「この世」に帰ってくることが許された。仲間たちとの再会を喜びあいつつ、天下一武道会では仲間たちの誰もが楽々と予選を通過していった。そんな中、悟飯とキビトとの試合中に乱入してきた者があった。彼らは悟飯のエネルギーを吸収して去っていくが、魔人ブウの居場所を突き止めるために界王神シンがわざと様子を見ていたのであった。界王神は惑星を管理する創造神のような存在であり、シンは東の界王神、キビトはシンの付き人である。乱入者の後を追って辿り着いたのは、魔導師バビディと暗黒魔界の王ダーブラのもとであった。バビティはベジータの奥底に眠る悪の心につけ込み、洗脳しようとする。しかし、ベジータはこの洗脳をわざと受け入れた。強敵と戦うごとにどんどん強くなっていく悟空との再戦をずっと望んできたベジータにとって、絶好のチャンスだったのである。悟空は洗脳されたベジータと対峙するが、この戦闘の最中に魔人ブウが完全復活してしまう。これに責任を感じたベジータは悟空を気絶させ、その間に魔人ブウもろとも自爆を試みる。ベジータは死亡するが魔人ブウには再生能力があったため、ベジータの犠牲もむなしく結局魔人ブウの復活を許してしまった。

西の都が魔人ブウに破壊される前にトランクスにドラゴンレーダーを取りに行かせ、その間に悟空は魔人ブウを足止めするために初めて超サイヤ人3に変身。これによって悟空は「この世」にいられる時間が短くなってしまう。次男・悟天とトランクスのフュージョンの修業をピッコロに託し、悟空は「あの世」へと帰っていった。フュージョンとは合体のことであり、独特の変身ポーズをとる必要があり、変身する2人の息がピッタリ合って初めて成功する。悟天とトランクスはピッコロの指導のもとフュージョンを成功させ、合体戦士ゴテンクスとして魔人ブウに立ち向かっていく。どんどん形態変化を遂げ、強大になっていく魔人ブウを前に、戦士たちは手も足も出なかった。ゴテンクスも善戦したが敵わず、自身の潜在能力を限界まで引き出した悟飯でさえも吸収されてしまい、もはや魔人ブウは無敵状態となった。界王神界でこの様子を見ていた老界王神(界王神シンの15代前の先祖にあたる界王神)は自分の命を悟空に与え、打倒魔人ブウを悟空に託す。瞬間移動で地球へと戻ってきた悟空は、占いババの力によって1日だけ生き返っていたベジータとポタラを使って合体し、ベジットとなって魔人ブウに戦いを挑む。ポタラは界王神のみが所持しているイヤリングで、これを2人の人間が片耳ずつ付けることで瞬時に身体が合体する。ベジットはこの合体によって誕生した戦士であり、悟空とベジータの力が掛け合わされることで最強となった。魔人ブウの体内へと侵入したベジットは、合体が解けて悟空とベジータの姿に戻ってしまう。そこで無邪気の魔人ブウ(魔人ブウの善の心が分離したもの)を発見したベジータは、無邪気の魔人ブウを魔人ブウの体内から引き剥がそうとする。これが魔人ブウをより強大にするきっかけとなり、地球を破壊させるにまで至ってしまった。悟空は瞬間移動でベジータと地球の格闘技チャンピオンであるミスター・サタンを連れ、界王神界へと避難する。そこへ魔人ブウが追ってきたため、悟空は超サイヤ人3となって戦うことになった。しかし、魔人ブウは悟空の超サイヤ人3の力をもってしても倒すことができない。最後の手段として、悟空は元気玉で魔人ブウを倒すことを決意。ベジータの機転やミスター・サタンの協力を得て最大級の元気玉が完成。まともに食らった魔人ブウは、これをもって完全消滅した。

魔人ブウの消滅から10年後、悟空は出場した天下一武道会でウーブという少年と出会う。この少年は魔人ブウの生まれ変わりであり、純粋な心をもった少年であった。悟空はウーブが世に出てくるのを待っており、彼との対決を心待ちにしていたのである。ウーブは武道家としては素人同然でありながら、大会で悟空と対等な戦いを見せたことで周囲を驚かせた。ウーブに地球の未来を託すことを考えた悟空は途中で試合を放棄し、ウーブとともに修行へと旅立っていった。

『ドラゴンボール超』

破壊神ビルス編

悟空は魔人ブウとの戦いを終えてからは真面目に働き、畑仕事をしていた。界王星での修行中、ブルマの誕生日パーティーがあったことを思い出すが、もともとパーティーが苦手な悟空は行かないことにする。その時、破壊神ビルスと、ビルスの付き人ウイスがやって来る。破壊神ビルスはワガママな気分屋であり、気に入らないことがあるとすぐに星を破壊してしまうため、周囲から恐れられる存在であった。ビルスの目的は超サイヤ人ゴッドを探すこと。悟空は超サイヤ人3となってビルスと戦うも、ビルスからたった2発の攻撃を受けただけで重傷を負ってしまい、格の違いを見せつけられることになった。その後ビルスとウイスは地球へと向かい、仙豆で全快した悟空も後を追うように地球へ瞬間移動する。ブルマの誕生パーティーに突如として現れたビルスに、その場にいた仲間たちは驚く。特にビルスがどういう存在かを知っていたベジータは必死でビルスの機嫌をとり、その逆鱗に触れないようにしていた。

しかし、プリンを巡ってビルスと魔人ブウが口論になり、ブウがプリンをすべて食べてしまったため、ついにビルスの怒りが爆発。超サイヤ人ゴッドもいなかったことから地球を破壊すべく暴れ始めたビルスの前に、悟空が姿を現した。悟空は超サイヤ人ゴッドの存在を知るために待ってほしいとビルスに告げ、ドラゴンボールで神龍を呼び出し、超サイヤ人ゴッドになる方法を確認する。超サイヤ人ゴッドになるためには、悟飯、悟天、ベジータ、トランクス、そして悟飯の妻ビーデル(のお腹の中に宿っていたサイヤ人の血を引く新たな命)の5人の協力が必要であった。超サイヤ人ゴッドへと変身を遂げた悟空は、地球の存続をかけてビルスと戦う。悟空の戦いぶりはゴッドという名に恥じぬものではあったが、ビルスも神というだけあって一筋縄ではいかない。悟空は戦いの途中で超サイヤ人ゴッドとしての変身が解けてしまい、これによって興醒めしたビルスはすべてを終わりにしようと巨大な気弾を放つ。しかし、再び超サイヤ人ゴッドへと変身した悟空がこれを食い止め、地球破壊は免れた。結局悟空がビルスに勝利することはなかったものの、ビルスは超サイヤ人ゴッドとなった悟空のことを気に入り、結局地球の破壊はせずにその場から飛び去っていった。ビルスは地球の食べ物がよほど気に入ったのか、その後はたびたび地球に姿を現し、おいしいものを口にしている。また、悟空はベジータとともにビルスのもとで修行をつけてもらうまでの仲になっている。

フリーザ復活編

かつて悟空が撃破し、トランクスによって一刀両断された宇宙人フリーザ。そのフリーザが、かつて自身が率いていた部下たちの手で集められたドラゴンボールによって復活してしまった。フリーザの目的は、もちろん悟空への復讐。悟空との戦いに向けてトレーニングを積みパワーアップしたフリーザは、軍を引き連れて地球へと襲来する。
自称「超エリート」の銀河パトロール隊員ジャコは、フリーザの復活と襲来を友人のブルマに連絡する。しかし、悟空はこの頃ベジータとともにウイスのもとで修行をしており、すぐに連絡がつかない状態であった。2人が修行から戻ってくるまでの間の時間稼ぎとして、悟飯、ピッコロ、天津飯、クリリン、亀仙人がフリーザ軍を迎え撃つ。超サイヤ人へと変身した悟飯によって優位に立つかに見えたが、かつてナメック星で悟空と対峙した際の悟飯の存在を覚えていたフリーザは、一撃で悟飯を戦闘不能にする。ようやく悟空とベジータが地球に帰還。ウイスとの修行によって超サイヤ人ブルー(超サイヤ人ゴッド超サイヤ人)へと変身できるようになっていた悟空は、ゴールデンフリーザとなったフリーザと長い時を経て再び激突することになった。フリーザ自身もトレーニングを積み、強くなっていたことで悟空はそのパワーに驚かされるが、一方で強さの分だけ持続力がないというフリーザの弱点も見抜いていた。悟空はフリーザに帰るよう告げるが、超サイヤ人ブルーの変身を解除した途端、隠れていたフリーザの部下によって重傷を負わされてしまった。これを見ていたベジータも戦闘に加勢。かつてフリーザ軍のもとにいた時のベジータとは比較にならない強さでフリーザを圧倒する。追い詰められたフリーザは地球をまるごと破壊してしまう。仲間たちもろとも地球を破壊され、フリーザに情けをかけたことを後悔する悟空。しかし、ウイスの力を使えば、3分だけ時間を元に戻すことができるという。これにより地球が破壊される前に時間を戻してもらった悟空は、情けを捨てた全力のかめはめ波を放ち、フリーザを地獄へと舞い戻らせた。

破壊神シャンパ編

ビルスのもとで修業を続ける悟空とベジータ。そこに、ビルスとは別の破壊神シャンパが現れる。世界には12の宇宙が存在しており、悟空たちの住む第7宇宙はビルス、シャンパは第6宇宙の破壊神であった。ビルスとシャンパは兄弟関係にある。ビルスが紹介した地球の食べ物の美味しさを絶賛し地球に目を付けたシャンパは、どんな願いでも叶う超ドラゴンボールを巡ってビルスと戦うことにする。その名も、破壊神選抜格闘大会。悟空はベジータ、ピッコロ、魔人ブウ、モナカとともに第7宇宙の選抜選手として参加することになり、シャンパの第6宇宙からも選抜選手が揃った。モナカとはビルスが連れてきたキャラクターであり、普段は物静かで温和な性格だが、ひとたび牙を向けばビルスでさえも倒すのに手こずるほどの実力をもっている。悟空は第6宇宙の5人目の選抜選手、ヒットとの対戦において苦戦する。ヒットは第6宇宙における最強の殺し屋であり、冷戦沈着かつ寡黙な人物である。その実力は高く、自分以外の時間を0.1秒だけ止める「時飛ばし」という技を使うことで超高速攻撃を繰り出し、超サイヤ人ブルーとなったベジータを圧倒するほどであった。悟空は最初こそヒットのこの攻撃に苦戦していたが、やがて「時飛ばし」を見破り、戦況は徐々に悟空が優勢になる。さらに悟空は超サイヤ人ブルーに界王拳を使用した状態となってヒットとの激闘を繰り広げるが、ヒット自身も戦いの中で成長しており、悟空とヒットは互角以上の戦いを見せることになった。最終的には悟空たち第7宇宙が勝利を収める。試合終了後、12の宇宙すべての神々のトップに立つ人物・全王が現れ、一瞬にしてその場に緊張が走った。

当初、全王は勝手に大会を開いたことを注意しにきたつもりだった。しかし、観戦しているうちにだんだんこの大会に面白さを感じるようになり、全王は12のすべての宇宙から選抜戦士を集めて改めて大会を開催することを提案する。これに対して悟空は大喜び。周囲が全王の前で恐れおののく中、悟空の物怖じしない態度は逆に全王に気に入られることになった。悟空はこの後、全王と友だちになり、いつでもどこでも全王を召喚できるスイッチまでもらっている。戦いに勝利したビルスは、超ドラゴンボールで第6宇宙の地球の復活を願い、これにて兄弟の対決は終了した。

未来トランクス編

かつて悟空とともに人造人間やセルと戦った未来のトランクス。そのトランクスの住む未来が、再び壊滅的な状況に陥っていた。その世界に現れたのは、悟空と瓜二つの外見をした人物ゴクウブラック。しかし、その性格は悟空とは似ても似つかぬ残虐非道であり、常に険しい表情をしていた。未来の世界は、このゴクウブラックの手によって破壊の限りを尽くされていた。青年トランクスは悟空に助けを求めるため、タイムマシンに乗って再び過去の世界(悟空たちのいる現代)へと向かう。すべての事情を知った悟空とベジータは、打倒ゴクウブラックのため未来の世界へ向かうことになった。
ゴクウブラックの正体は、ザマス。ザマスは第10宇宙の北の界王で界王神見習いであり、界王の中でもトップクラスの実力を誇る。ザマスは現代世界、もう一つの現代世界(並行世界)、未来世界の3つの時間軸を往き来しており、並行世界において悟空の身体と入れ替わったザマスがゴクウブラックの正体であった。なお、この時代の悟空はザマスと身体が入れ替わった直後に、妻のチチ、次男の悟天とともに殺害されている。
悟空とベジータ、そして青年トランクスは未来世界でゴクウブラックとザマスに戦いを挑むも、2人の見事な連携に苦戦する。加えて、ザマスは超ドラゴンボールの力によって不老不死の力を得ていたこともあり、ダメージを与えることができなかった。超サイヤ人ブルーとなった悟空、ベジータの力をもってしてもなかなか倒すことができず、激闘の末に重傷を負わされ、現代世界へと帰還する場面も見られた。
3度目の戦いでは、ゴクウブラックと未来世界のザマスが界王神のもつイヤリング・ポタラによって合体した合体ザマスの姿となる。ゴクウブラック、ザマスの力が掛け合わされることでさらなる脅威となった。これに対し、悟空は自分たちもポタラで合体することをベジータに提案。ベジットとなることで形成は逆転し合体ザマスを倒せるかに見えたが、あと一歩のところでベジットの合体が解除され、悟空とベジータそれぞれに分離してしまった。合体ザマスの猛攻を受け、もはや打つ手なしかと絶望的な状況になったとき、悟空は咄嗟に全王の召喚を思い付く。悟空が全王と友だちになった際、全王からもらったスイッチがあったのである。未来世界の全王を召喚し、全王のもつ万物を消し去る力によってザマスは消滅。しかし、これによって同時に未来世界そのものも消滅させることになってしまった。

『ドラゴンボールGT』

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@minami_49

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フリーザ(ドラゴンボール)の軍団・一味・家族・一族まとめ

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フリーザ軍とは、鳥山明の漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ドラゴンボール』シリーズに登場する組織である。シリーズ最大の悪役フリーザを筆頭に、あらゆる種族の宇宙人から構成される。戦闘力の計測を行うスカウターなど、フリーザ軍の所有するアイテムは読者を魅了した。宇宙人から成る構成員たちも悪役ながら魅力あふれるキャラクターで、様々な個性を持って物語に花を添える。フリーザ軍の一味、フリーザの家族、一族を紹介する。

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の神様まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の神様まとめ

『ドラゴンボール』とは、鳥山明による漫画及びそれを原作とするアニメ作品である。七つ集めるとどんな願いでも叶えるドラゴンボールを巡り、主人公・孫悟空の冒険が始まった。悟空は強い者との戦いを求め、次々現れる強敵と戦うことになる。迫力のバトルシーン、魅力的なアイテム、キャラクターで今なお世界中を魅了する作品。「神様」と呼ばれる存在も、魅力あるキャラクター達である。基本的に神々の戦闘描写はないが、彼らは時に悟空の師となり、時に目標となってストーリーや世界観に広がりを持たせている。

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ドラゴンボールの融合(フュージョン・ポタラ・同化・吸収)まとめ

ドラゴンボールの融合(フュージョン・ポタラ・同化・吸収)まとめ

『ドラゴンボール』とは、鳥山明の漫画を原作のメディアミックス作品で、バトル漫画の金字塔である。「融合(ゆうごう)」は、作中登場する技の1つで、2人以上の人物が結合し、1人の人間となるものである。単体の時よりも戦闘力が倍加する為、強敵との戦闘の際に行われる。特殊な動きで2人が1人の戦士になる「フュージョン」、界王神のアイテムを使い1人の戦士になる「ポタラ」、ナメック星人が一体化することで同胞に力を預ける「同化」、他者のエネルギーや能力を奪う「吸収」が登場した。

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)のレッドリボン軍まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)のレッドリボン軍まとめ

レッドリボン軍とは、鳥山明の漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ドラゴンボール』シリーズに登場する悪の組織である。国家に所属していない私設軍ながら武力、財力共に高く警察すら手出しができない「世界最悪の軍隊」と怖れられる。幹部たちがそれぞれの部隊を率いており、地域派遣された部隊は現地の住民を脅してこき使うことが多い。世界征服の野望を持ち、物語初期では7つ集めることで願いを叶える龍を呼び出せる「ドラゴンボール」を巡って主人公孫悟空(そん ごくう)と戦った。

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の種族まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の種族まとめ

『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)とは、鳥山明による漫画作品。ひたすらに純粋に強さを求め続ける快男児・孫悟空が繰り広げる、世界も宇宙も次元も超える大冒険を描いている。国境を超えた人気作品で、「日本の漫画」を世界的に広めるきっかけともなった。 舞台が様々に変化するため、作中には多種多様な種族が登場する。地球に住まう人間、獣人、魔族、宇宙から来たナメック星人やサイヤ人、1つの世界を丸ごと管理する神である芯人や天使など、ここでは『ドラゴンボール』に登場する様々な種族を紹介する。

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の都市伝説・豆知識/裏話・トリビア・小ネタまとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の都市伝説・豆知識/裏話・トリビア・小ネタまとめ

『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)とは、鳥山明による漫画作品。ひたすらに純粋に強さを求め続ける快男児・孫悟空が繰り広げる、世界も宇宙も次元も超える大冒険を描いている。国境を超えた人気作品で、「日本の漫画」を世界的に広めるきっかけともなった。 11年に渡る大長編であり、登場するキャラクターから作品そのものに関することまで様々なトリビアや裏話が存在する。ここでは、『ドラゴンボール』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話をまとめて紹介する。

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)とは、鳥山明による漫画作品。ひたすらに純粋に強さを求め続ける快男児・孫悟空が繰り広げる、世界も宇宙も次元も超える大冒険を描いている。国境を超えた人気作品で、「日本の漫画」を世界的に広めるきっかけともなった。 悟空は人間離れした大食漢であり、行く先々で作られる様々な料理を山のように平らげてきた。ここでは、一般的なものからSFチックなもの、ファンタジックなものまで、『ドラゴンボール』に登場する料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物をまとめて紹介する。

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ジャンプの歴代ヒロインまとめ

ジャンプの歴代ヒロインまとめ

日本でもっとも発行部数の多い漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』は、人気でも知名度でも漫画という文化の頂点に位置する存在であり、幾多の傑作を生み出してきた。少年漫画であるだけにほとんどの作品の主人公は男性キャラクターだが、彼らを盛り立てるヒロインもまた魅力的な造形の人物ばかりである。 大人に子供、主人公に守られるだけの存在から共に戦う相棒、正規のヒロインを蹴散らして主人公と結ばれた者、“少年漫画”の常識を超えたヒロインかつ女性主人公というタイプ。ここでは、ジャンプ作品を彩ったヒロインたちを紹介する。

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

鳥山明による日本の漫画作品。略称は「DB」。 西遊記をモチーフにした中国風の世界にSFの要素を取り入れた独特の世界観を形成している。 長期連載と作者の鳥山明のセンスが相まって、様々な名言を生み出しており、これらの名言は、インターネットはもちろんのこと、様々なエンターテインメント作品に影響を与えている。

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人造人間18号/ラズリ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

人造人間18号/ラズリ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

人造人間18号/ラズリとは、『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、世界征服を企むレッドリボン軍の科学者ドクター・ゲロの作り出した人造人間である。元は普通の人間だったがドクター・ゲロによって改造されてしまい、双子の弟であるラピスも同様に改造され人造人間17号となる。同じくドクター・ゲロによって作り出された人造人間セルが倒された後、本作品の主人公である孫悟空の友人クリリンと結婚。マーロンという女の子を授かり、クリリンの師匠である亀仙人と共に暮らしている。

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人造人間16号(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

人造人間16号(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

人造人間16号(じんぞうにんげん16ごう)とは『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)シリーズのセル編に登場する、ドクター・ゲロが作り出したすべてが機械でできている人造人間。ゲロ自身が最後まで起動を許さなかったほど危険な力を保持している。 人造人間17号・18号によって起動すると唯一プログラムされていた「孫悟空の殺害」という同一目的のため、行動を共にすることになる。セルが完全体へ進化後は悟空たちと共に「セルゲーム」に参加する。自然や動物を愛する心優しい性格。

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破壊神ビルス(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

破壊神ビルス(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

破壊神(はかいしん)ビルスとは、鳥山明監修のアニメ作品『ドラゴンボールZ 神と神』及び『ドラゴンボール超』に登場する破壊の神である。第7宇宙で宇宙の摂理に従い破壊を行うのが役目で、その戦闘力は「強い」という次元ではない。気に入らないことがあると周辺の星を破壊するなど子供っぽく我が儘な面から、立場としては対等な神の界王神にも恐れられている。「超(スーパー)サイヤ人ゴッド」が自分の強敵になるとの予知夢を見て主人公の孫悟空と戦った。邪悪な存在ではなく、それなりの良識や神としての威厳も持ち合わせている。

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セル(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

セル(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

セルとは、『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、世界征服を企んだレッドリボン軍に所属していた天才科学者のドクター・ゲロが作り出した人造人間。同じくドクター・ゲロが作り出した人造人間17号・18号を吸収して究極の生命体となり、世界を恐怖に陥れることを計画していたが、孫悟空親子や他の戦士達の活躍により、その計画は阻止された。 冷静で話し方にも知性が感じられるが、自分が劣勢になると激昂し冷静さを失ってしまう。また、人間が恐怖に怯える顔を好むような冷酷さも持っている。

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ベジータ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ベジータ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ベジータとは、『ドラゴンボール』シリーズの惑星ベジータの誇り高き王子であり、主人公・孫悟空(そんごくう)の最大にして最強のライバル。その生まれからエリート意識が非常に強く、他人から指図されることが大嫌い。地球に定住後は、悟空を目標としながら自己鍛錬の日々を送る努力の人でもある。他人にも自分にも厳しく、当初は冷酷な態度が目立った。しかし、悟空や仲間たちと過ごす中で少しずつ人間らしい感情を見せ始め、愛する者のために戦う強さも身に付けていく。私生活では妻ブルマの他、息子と娘が1人ずついる。

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ドクター・ゲロ/人造人間20号(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ドクター・ゲロ/人造人間20号(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ドクター・ゲロ/人造人間20号とは、鳥山明の人気漫画『ドラゴンボール』に登場するレッドリボン軍の元科学者。世界征服を目論む超悪名高い組織の中で殺戮マシーン「人造人間」を開発し、勢力を増強させていった。しかし、孫悟空のたった1人の進撃によりレッドリボン軍は壊滅し、野望を絶たれてしまう。生き延びた後は悟空に復讐する為、秘密基地に身を隠し、より強力な人造人間の研究開発に没頭する。そして長い年月を経て自身を人造人間に改造し、再び悟空の前に姿を現したゲロは、その研究成果を存分に発揮してゆく。

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魔人ブウ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

魔人ブウ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

魔人ブウとは『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、本作品の主人公である孫悟空の敵キャラクターである。はるか昔、ビビディという魔道士に生み出されるものの手に負えず、封印されてしまった。時が経ち、ビビディの子供バビディが地球にて魔人ブウを復活させ世界を恐怖に陥れた。その後、魔人ブウは善と悪の2人に分かれ、悪の魔人ブウは孫悟空たちの活躍によって倒される。善の魔人ブウは孫悟空たちと協力し、悪の魔人ブウを倒したあと、地球で暮らしている。

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孫悟飯(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

孫悟飯(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

孫悟飯(そんごはん)とは、鳥山明の漫画『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、主人公孫悟空(そんごくう)の長男である。初期は泣き虫で甘えん坊だったが、強敵たちとの戦いの中父を超える潜在能力を見せ、戦士として成長を遂げた。全ての潜在能力を引き出された「アルティメット悟飯」は、単体で最強の戦士である。戦闘民族サイヤ人の血を引いているものの、悟飯自身は争いを好まない穏やかな性格で、平和な時代が訪れると幼い頃からの夢だった学者の道を歩むようになる。

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亀仙人(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

亀仙人(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

亀仙人(かめせんにん)とは、『ドラゴンボール』に登場する主人公、孫悟空にできた初めての師匠。 初登場時の年齢は319歳であり、亀の甲羅を背負った陽気でスケベなおじいちゃんだが、実際は武天老師と呼ばれる亀仙流武術の達人である。 少年時代の悟空とクリリンを修行し、時に厳しく、時に孫のように愛情をもって弟子を育てる広い心の持ち主。『ドラゴンボール超』では弟子たちと肩を並べて戦っており、武術家としては生涯現役である。

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全王(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

全王(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

全王(ぜんおう)とは、鳥山明原作のアニメ『ドラゴンボール超』のキャラクターで、12の宇宙の頂点に立つ最高位の神である。純粋な性格だが、それゆえの恐ろしさもまた持っている。何でも一瞬で消し去ってしまう能力も相まって、破壊神たちですら全王に逆らうことはできない。とはいえ基本的には無邪気であり、機嫌を損ねなければ善側に位置する。自分に物怖じしない主人公の孫悟空(そん ごくう)を気に入り、彼と友達になった。

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ミスター・ポポ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ミスター・ポポ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ミスター・ポポとは、鳥山明原作の漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品『ドラゴンボールシリーズ』の登場人物で、地球の神に仕える付き人である。愛嬌のある顔つきながら、ピッコロ大魔王という脅威から地上を救った孫悟空(そん ごくう)を簡単にあしらえる強さを見せる。単なる戦闘力だけではなく、無駄を省いた動きや視覚以外の感覚を研ぎ澄ませた結果の強さで、悟空にもその戦い方を伝授した。後々のエピソードでも、サポートの役割で登場し、活躍している。

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神龍(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

神龍(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

神龍(シェンロン)とは、鳥山明の漫画作品『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、文字通り神の龍である。世界中に散らばる7つのドラゴンボールを集めることで召喚され、呼び出した者の願いを叶える。ドラゴンボールを作った神様の力を超える願いは叶えられないが、死者の蘇生など超常的な事象は起こせる。登場時より威厳のある存在として描かれてきたが、テレビアニメ『ドラゴンボール超』では破壊神ビルスに怯えるなどコミカルな描写も増えた。

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ピッコロ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ピッコロ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ピッコロとは、大人気漫画『ドラゴンボール』シリーズに出てくるキャラクター。初登場時は、主人公・孫悟空の敵として地球の命運をかけた戦いを繰り広げた。悟空に敗れてからは、地球を征服しに来たサイヤ人に対して悟空と共闘するようになり、今では仲間として頼もしい存在となっている。悟空の息子・孫悟飯の師匠でもあり、普段はなかなか感情を表に出さないが、悟飯の前では優しい一面を見せている。

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ブルマ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ブルマ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ブルマとは『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、世界的な大企業カプセルコーポレーションの令嬢である。科学者でもあり様々な機器を開発し、本作品の主人公である孫悟空や他の仲間たちをサポートしている。幼い頃に家でドラゴンボールを見つけ、7個集めるとどんな願いも叶えられることを知る。ドラゴンボール探しの旅に出た先で孫悟空や様々な仲間達と出会い、その中で孫悟空と同じサイヤ人のベジータとの間にトランクスという男の子を授かり母親となる。

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トランクス(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

トランクス(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

トランクスとは、『ドラゴンボール』に登場する、戦闘民族サイヤ人のベジータと地球人のブルマとの間に生まれたハーフの男性。薄紫色の髪色で青色の瞳をしている。トランクスは本編時代と未来時代でそれぞれ登場し、育ってきた環境が異なるため性格も異なっている。トランクスの家はカプセルコーポレーションという大企業で、幼い頃から機械などに接していたため頭も良く、強さだけでなく知的な面も持っている。

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ブロリー(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ブロリー(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ブロリーとは、『ドラゴンボール』のキャラクターで、映画『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』で初めて敵キャラとして登場する。 その後、映画『危険なふたり!超戦士はねむれない』『超戦士撃破!!勝つのはオレだ』の3部作にわたって敵として登場している。 3部作にわたり公開されていることから、敵キャラの中でも人気の高さがうかがえる。 20数年ぶりに、ブロリーが登場する『ドラゴンボール超 ブロリー』が公開されると、かなりの話題になった。 尚、原作には登場しておらず、映画オリジナルキャラクターである。

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モロ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

モロ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

モロとは、鳥山明原案の漫画『ドラゴンボール超(スーパー)』のキャラクターで、「星食いのモロ」の異名を持つ悪役である。見た目には青いヤギを思わせる獣人。1000万年前、大界王神(だいかいおうしん)という神に力を封じられ銀河刑務所に収監された。わずかながら力を取り戻すと、他の囚人クランベリと共に脱獄。非道な性格で自分以外は餌と見なしており、部下も捨て駒にする。他者や星のエネルギーを奪うことでパワーアップを繰り返し、神の域に達した戦士の孫悟空(そん ごくう)たちを苦しめた。

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バーダック(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

バーダック(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

バーダックとは、『ドラゴンボール』に登場する主人公・孫悟空の実の父親で、戦闘民族サイヤ人の下級戦士。サイヤ人は宇宙の帝王フリーザに裏切られ滅ぼされようとしており、バーダックはこの事にいち早く気付き仲間を引き連れて対抗しようと試みたが、誰もバーダックを信じず、たった1人でフリーザに戦いを挑んだ。そして力が及ばずに返り討ちにあって死んでしまい、一族や故郷である"惑星ベジータ"の敵討ちを息子の孫悟空に託すこととなった。

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