Dr.STONE(ドクターストーン)のアイテム・発明品まとめ

『Dr.STONE』とは、原作:稲垣理一郎、作画:Boichiによる漫画作品である。
ある日、地球を怪光線が包んだ。その光線は人類全てを石化させてしまう。それから3700年後、石神千空という少年が石化から解ける。千空は卓越した科学力を持っており、石化した人類、崩壊した文明を取り戻そうとする。
千空は試行錯誤しながら、様々なアイテムを開発していく。

圧倒的な武力を誇る司帝国に対抗するために千空が作り出した。
千空が石神村の長となってから作り始めたコイル、バッテリー、真空管、マイクなど、全てを組み合わせた大作である。ストーンワールドにおいて、情報を伝達できる携帯電話は大きな武器となった。
携帯電話を使うためには1台だけではなく2台必要で、1台が完成して歓喜していた石神村の住人たちはそのことを聞いて卒倒した。

レコードプレーヤー

千空の父親である百夜は宇宙飛行士であり、石化の光が発生した時、宇宙にいたことで石化から逃れていた。そして地球へ戻った百夜は他の宇宙飛行士との間に子孫を作った。石神村の住人たちはいつか復活する千空のために百夜が残した子孫だった。そんな百夜は自身の音声をレコードとして残していた。そのレコードを聴くために千空が作った。
魚の骨でレコードの溝をなぞり、真空管とスピーカーによって声を出せるようにしたものと思われる。

音爆弾

水に電気を流して発生させた水素と酸素の混合ガスを鹿の膀胱などに詰めたもの。爆発させるとものすごい音がなる。千空たちを監視していたほむらの気をこれで引いた。

閃光玉

ほむらを捕まえるために千空が投げた。
海水を煮詰めて出来たにがりに電気を流してマグネシウムを作る。そのマグネシウムを電球に入れることで閃光玉ができる。これにより千空はほむらを捕まえたが、あっさりと逃げられてしまった。

ブラックライト

千空がほむらを追跡するために作っていた。
タングステンが眠っていた鉱床で取れるニッケルとバリウムをガラスに混ぜ合わせることで作ることができる。ブラックライトが当たって光っているのはタングステンの粉末である。千空が閃光玉で目が眩んだほむらを逃したのは、タングステンの粉末をほむらにつけることが目的だったためである。

ぜんまい

リリアンの歌が録音されたレコードをブレなく聞かせるために作られたぜんまい。
千空たちはこのレコードを聞かせたことにより、リリアンの大ファンで司帝国の監視役・ニッキーを仲間にすることに成功した。

蒸気機関

司帝国に捕まったクロムを助けるため、化学王国民で助けに行くことになるが、化学薬品やその道具の運搬が非常に困難だった。そこで千空は自動車を作ることに決める。
精巧な部品はロウで型取りし、鉄を流し込んで作った。肝心のエンジンは蒸気の力で動く『首振りエンジン』というものを採用している。

自動車

蒸気機関にハンドル、タイヤをつけたもの。
以前は木でタイヤを作っていたが、走行の際の衝撃が強く、とてもじゃないが人や化学薬品を乗せられる状態ではなかった。そこで、竹を編み込んだタイヤを自作した。

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