月島明光(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ
月島明光(つきしま あきてる)とは『ハイキュー!!』シリーズで主人公の日向翔陽(ひなた しょうよう)が入学する宮城県立烏野高校バレーボール部のOB。そして日向の同級生の月島蛍(つきしま けい)は弟で、蛍からは冷たい態度を取られつつも、いつも明るく応援している。中学時代はエースで主将を任される程の活躍をみせるも当時白鳥沢学園と互角とまで言われていた烏野では一度もメンバーになれず引退となってしまう。それでもバレーボールへの情熱は冷めず高校卒業後は社会人チームでプレーを続けている。
月島明光の関連人物・キャラクター
月島蛍(つきしま けい)
身長:190.1cm
体重:68.4kg
ポジション:ミドルブロッカー(MB)
最高到達点:332cm
好物:ショートケーキ
CV:内山昂輝、村中知(小学生時代)
パラメーター
パワー:2/バネ:3/スタミナ:3/頭脳:5/テクニック:3/スピード:3
出典:ハイキュー!!極ファイナルガイドブック
烏野高校の1年生で長身を活かした頭脳プレーでレギュラーとして活躍している。明光の7つ下の弟で、明光を「兄ちゃん」と呼んでいる。小学生の途中までは兄弟仲がとても良く、中学のバレーボール部で活躍している明光のことを誇らしく思っていた。しかし、明光は烏野高校に進学後、活躍どころかメンバー入りすらできていなかった。
中学までは応援に行くことを喜んでいた兄が急に応援を拒み始めたことを蛍は不思議に思いながらも明光のことを信じていた。しかし、明光が3年生になり負ければ引退という大会を内緒で覗きに行くと、コートではなくスタンドで応援している兄と目があってしまう。蛍は自分が兄に期待をかけすぎたことが、まるで部活が全てであるかのように思わせてしまったと感じてしまう。その日を境に部活に必死になることに意味がないと考えるようになる。蛍は烏野高校に入学後も必死に頑張るチームメイトに対して冷たい態度をとり、練習も最低限で切り上げていたがインターハイ予選後の東京遠征でライバルから言われた一言がキッカケに前を向き始める。その言葉は梟谷学園(ふくろうだにがくえん)の木兎光太郎(ぼくと こうたろう)の「その瞬間があるかないかだ」だった。全力を出し切った時の快感を知っているから一生懸命バレーボールをやるのだという助言を受け蛍はバレーボールにハマっていき勝ちにこだわるようになっていく。そして遠征から帰った自宅には、仙台で一人暮らしをしていてしばらく会っていなかった明光がいた。まだバレーを続けているのかと蛍から聞かれた明光は社会人チームに参加していると伝える。高校で挫折を味わったの続けた理由は木兎と近いもので、中学時代にスパイクを決めたときや歓声を浴びる快感を知ってしまったから最後までやり切りたいという理由だった。この日の会話で蛍はバレーボールに楽しさを感じ始め、兄とのわだかまりも解消されていった。それから明光は弟を全力で応援する兄として度々登場し、スポーツグラスをプレゼントしたり、自身が所属しているチームの練習に呼ぶなどしている。ただ蛍は試合を見られることだけは嫌らしく、明光が変装して応援に駆けつけた時にはあからさまに怪訝そうな顔をしていた。それでも春の高校予選決勝の途中で蛍が怪我をしてしまい早く戻らなければと焦る姿をみて、駆けつけた明光が仲間を信じるよう声をかけたことでしっかりと治療を受けた上で終盤の大切な場面で復帰することができた。蛍にとって明光は1番の理解者であり、やっぱりカッコいいお兄ちゃんだったのだ。
月島蛍(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
月島蛍(つきしま けい)とは、『ハイキュー!!』に登場する烏野高校バレー部の1年生。約190cmの長身と冷静な分析力を生かし、チームのブロック攻撃の要となる。「ブロックはシステム」と語り、烏野のトータルディフェンスを成功に導く。性格はシニカルな毒舌家。周囲に刺々しい発言ばかりするが、真正面から話をされるのが苦手で、ストレートな物言いには大人しくなる。音駒の黒尾や梟谷学園の木兎からブロックの技術やバレーの楽しさを教わる。チームメイトの山口とは、少年バレー時代からの幼馴染で親友である。
鵜飼一繁(うかい いっけい)
烏野高校の元監督で明光が烏野にいたときにチームを率いていた。当時の烏野は白鳥沢に匹敵する強さと言われており、一繁の指導はかなり厳しいものだった。その後病気のため引退しているが、家の庭で子供たちにバレーボールを教えたり、日向にアドバイスを送るなどしていた。春の高校バレー大会予選の決勝の観戦に訪れた際には明光を含めOBたちが冷や汗をかきながらぎこちない会話をしている様子から当時のスパルタ具合が窺える。
宇内天満(うだい てんま)
身長:170cm前後
ポジション:ウイングスパイカー
烏野高校バレーボール部のOBで明光の一つ下の学年。明光が3年の時、烏野が全国大会に進んだ時のエースで小柄な体格ながらも空中戦に強いことから小さな巨人と呼ばれていた。ちなみに日向がバレーボールを始めたキッカケとなる人物でもある。明光とは同じポジションを争うライバルだったが、宇内がエースとして活躍し明光は試合に出ることすらできなかった。明光はスタンドからいつも宇内のプレーを眺め、あの才能があれば俺もと何度も思っていた。しかし、宇内が「月島先輩」と呼びながら駆け寄り会話しているように高校の時も2人はライバルでありながら関係性は悪くはなかった。蛍たちが出場した春の高校バレー大会の会場で明光と宇内の2人は再会するが、そこで宇内からもうバレーボールはやめてしまったと伝えられる。全国の舞台で躍動したあれだけの才能を持ちながらもったいないと内心残念に思った明光だが、今は他にやりたいことが見つかり頑張っていると笑顔で言われ、それ以上は追求しなかった。
月島明光の名言・名セリフ/名シーン・名場面
「気が済むまで本気でやれる場所にいたい」
インターハイ予選後の夏休み、東京遠征から蛍が帰宅すると明光が久々に実家に戻ってきていた。しばらく会話すらなかった2人だが、東京遠征を経て、バレーボールへ前向きに取り組もうと思い始めた蛍の顔をみて「お前顔つき変わったな」と声をかける。蛍はまだ気まずさがあるのかぎこちない返事が続くが、ボールに触れている兄をみてまだバレーボールを続けているのかと問いかけた。明光は社会人チームに所属し、大会にも出ていると答える。高校時代に試合に出ることすらできなかった挫折を味わっても続けている理由が「気が済むまで本気でやれる場所にいたい」だった。中学の時代にスパイクを決めた時の快感、歓声を浴びた時の誇らしさを知ってしまったからこそ、高校で何もできなかったまま終わりたくなかったのだ。バレーボールが大好きで努力家の明光だからこその言葉だった。
「まあまあ見てて下さいよ。ウチの弟が今にどシャっと決めてみますから」
ブロックの技術をあげようと試行錯誤をしている蛍を明光は自身の社会人チームの練習に誘った。しかし、紅白戦では社会人のパワーを前にブロックを弾かれ続けてしまう。そこで社会人チームのウイングスパイカー赤井沢剛(あかいざわ ごう)から「ヒョロっちいな!ちゃんとメシ食ってんのか!」と煽られてしまう。この煽りに対して明光が「まあまあ見てて下さいよ。ウチの弟が今にどシャっと決めてみますから」とすかさずフォローを入れたのだった。明光の弟思いな一面と先輩に対しても反論ではなく間に入る言葉遣いができる人当たりの良さが現れた場面。
「俺の仲間はほっといていても勝つ!それくらい信じていればいいんだ」
春の高校バレー大会予選決勝の白鳥沢学園戦で蛍は指を負傷してしまい試合を離脱し、治療を受けることになる。普段は冷静で皮肉混じりの表現でチームメイトをいじる蛍がこの時は悔しさで顔をにじませていた。自分が抜けたことでチームに迷惑がかかる心配で頭がいっぱいになりいつもの冷静さを失っていた蛍に明光が言った言葉が「俺の仲間はほっといていても勝つ!それくらい信じていればいいんだ」だった。この一言をキッカケに自分がいない今の心配ではなく、コートに戻った時に何ができるかを考えるようになる。そしてコートに戻るまで集中を切らさなかった蛍は終盤コートへ復帰し、勝利に貢献した。
月島明光の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
蛍へのプレゼント
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目次 - Contents
- 月島明光のプロフィール・人物像
- 月島明光のポジション・能力
- 月島明光の来歴・活躍
- 中学時代
- 宮城県屈指の強豪烏野高校へ進学
- 社会人チームでプレー
- 明光と蛍の関係
- 蛍がブロックの司令塔になるキッカケ作り
- 白鳥沢戦の応援
- 月島明光の関連人物・キャラクター
- 月島蛍(つきしま けい)
- 鵜飼一繁(うかい いっけい)
- 宇内天満(うだい てんま)
- 月島明光の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「気が済むまで本気でやれる場所にいたい」
- 「まあまあ見てて下さいよ。ウチの弟が今にどシャっと決めてみますから」
- 「俺の仲間はほっといていても勝つ!それくらい信じていればいいんだ」
- 月島明光の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 蛍へのプレゼント
- ファンを心配させた兄弟の過去
- 慣れない日本酒