ガンダム Gのレコンギスタ(Gレコ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『ガンダム Gのレコンギスタ』とは、「機動戦士ガンダム」シリーズの続編で、全26話のアニメシリーズ。
∀(ターンエー)ガンダム以来、ガンダムのTVアニメシリーズとしては15年ぶりの富野由悠季監督作品である。また後年にはテレビシリーズを基に再編された劇場版も制作されている。
独特な演出とセリフ回しはファンから富野節とも呼ばれ、小気味良いテンポで展開されていくストーリーの中で、物語中の状況の変化と共に数々の名台詞が存在している。

『ガンダム Gのレコンギスタ』の概要

『ガンダム Gのレコンギスタ』(Gレコ)の舞台となるリギルドセンチュリー(RC)は初代から続いた宇宙世紀(UC)から直接続く世界観として設定されており、主人公の「ベルリ・ゼナム」(通称ベル)と劇中でガンダムとも呼ばれる「Gセルフ」を中心にモビルスーツ(MS)を使用した地球圏から太陽系を巡る冒険や戦争が描かれている。
宇宙世紀から地続きの作品のため、Gレコの劇中では過去の作品でも扱われてきた「ニュータイプ」を思わせる演出や、博物館のような場所に展示品として現存するクラシックコレクション、地球の遺跡内部に残った残骸などで宇宙世紀のモビルスーツがチラリと映ることがあり、新規のファンはもちろん過去作のガンダムファンも楽しめる要素が隠されている。
また、UCからRCへの長い年月の間で複雑になった世界情勢、「キャピタル」と呼ばれる軌道エレベーターなどを含む地球と宇宙とを繋ぐ建造物、キャピタルを信仰する「スコード教」などの宗教観、地球規模の食糧難に一部の特権階級に代用食として食されていたという下級階層民、そしてその末裔を指す蔑称「クンタラ」や金星圏に取り残され独自の進歩を育んできた「ビーナス・グロゥブ」など人権問題、それらの劇中の描写から奥深い世界観が見える。

Gレコはガンダム35周年プロジェクトの一環として発表され、新しい世界観を描いたGレコの他には、社会的ブームにもなったことがあるガンダムのプラモデル「ガンプラ」を題材にテレビ放送されたホビーアニメ、「ガンダムビルドファイターズ」の続編『ガンダムビルドファイターズトライ』や、漫画版の「ガンダム THE ORIGINシャア・セイラ編」を原作にしながら初代ガンダムの前日譚としてシャアの過去編を劇場公開アニメ化(後にテレビ用に再編され全13話を放送)した『ガンダム THE ORIGIN』なども同時期に制作された。
Gレコの本編、1話~3話は本放送の開始前に先行公開版として再編されたものが一部の映画館で期間限定公開され、公開劇場ではガンダム35周年記念パンフレットなどの記念グッズ販売やスタッフトークショーなどのイベントも開催されていた。

『ガンダム Gのレコンギスタ』の名言・名セリフ

常日頃、臨機応変に対処しろ!とは大尉殿の教えであります。

Gレコでのベルリ・ゼナムの最初のセリフである。
ベルはキャピタルの警備などを担当するキャピタルガードの訓練生であり、教習の一環で軌道エレベーターの中で行われている全訓練生の集まるミーティングに参加していた。
教官であるデレンセン大尉がベルの飄々とした態度に苛立ってか体罰となるムチを振るい、それを軽々と避けたベルが笑顔で言ったセリフ。
教官をおちょくるようなこの一言でベルの性格を印象付けられる。
デレンセンは後の尋問のシーンなどでもアイーダの態度に苛立ってすぐに相手の顔を叩いており、暴力的な性格であると伺わせる。

スコード!

スコード教を信仰する登場人物からもたまに聞けるセリフ。
ベルは気合を入れるときなどに叫ぶ。
Gセルフのピンチの際などにベルが叫ぶことがあり、劇中でたびたび聞けるセリフ。
「南無三」や「ジーザス」のように神に祈る気持ちの表れを口に出しているらしい。

ありあとした!

ベルが感謝を表すときの一言。
「ありがとうございました」の独特な軽い言い回し。
「ありあとあす」と言うときもある。
ベルが感謝を言うときなどに劇中で何度か聞ける場面がある。

なんじゃとて!

ベルやノレドなどがよく使う独特な言い回し。
「なんだこれ」という意味でか劇中でたびたび出てくるセリフのひとつ。
ハロビィのノベルもたまに言う。

そういう気分でいるから殺しあうようなことが起こるんです。

これも、ベルの性格がわかるセリフ。
ベルたち、訓練生が乗っていた軌道エレベーターに謎の海賊部隊と共にGセルフが脅しをかけてきた所を機転を利かせてキャピタルガードのMS、レクテンで抵抗した訓練生達。
Gセルフは捕獲され、コクピットから出てきたアイーダをデレンセンが尋問。反抗的な態度を見せるアイーダに苛立ったデレンセンがアイーダの顔を叩き恫喝する様子を見たベルが呟いた一言。
この世界でも小規模な戦闘行為があることを察することができ、ベルはそのことをよく思っていない優しい性格であることが伺える。

さすが!カーヒル大尉が来てくれて!

キャピタルによるエネルギー独占を悪とみなして軍事行動に出ることがあるアメリアの軍の攻撃の際にアイーダが安堵しながら言ったセリフ。
Gセルフがキャピタルに捕獲され、アイーダは尋問後にキャピタルガードから新設立された軍組織・キャピタルアーミーの施設に捕えられていた。アイーダの奪還のため、グリモアを操り、部隊を率いてキャピタルテリトリーに踏み込んできたカーヒル大尉。
カーヒルはアイーダ達のいる海賊部隊メガファウナの属するアメリア軍のエースパイロットであり、アイーダの恋人でもあった。
捕えられていた施設からベル達に救出され戦火に巻き込まれないように逃れようとしているアイーダが、新設されたキャピタルアーミーと交戦しつつ捜索を続けるカーヒルらの様子を知り、安心感を見せる姿には少なからず世間知らずな印象が伺える。
この時はキャピタルアーミーのMSなどの戦力が揃っていないらしく、数機のグリモアの奇襲に圧倒され苦戦していた。

Gセルフです。私が付けた呼び名です。

キャピタル側の人間が「コイツ」呼ばわりしているのを聞いたアイーダのセリフ。
アメリア軍に鹵獲されて使用されていたGセルフの名前の由来がアイーダが名づけていたものだったとわかる。

仲間を殴り殺すのか!

ベルがカーヒルとの戦闘時に叫んだセリフ。
アイーダが乗ってることに気付かずにベルの操縦するGセルフの挙動を敵対行為とみなしてグリモアが猛攻を仕掛けてくる。
容赦のない攻撃からアイーダを庇うために、ベルは反射的にグリモアのコクピットをビームライフルで撃ち抜いてカーヒルを殺してしまい、アイーダから責められることになってしまう。

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