魔界塔士 Sa・Ga（The Final Fantasy Legend）のネタバレ解説・考察まとめ

2024.02.14

『魔界塔士Sa・Ga』とは、1989年12月15日に現・スクウェア・エニックスから発売されたゲームボーイ（GB）専用ソフト。ジャンルは当時、携帯機のGBでは不可能といわれた初のRPGで、当社初のミリオンソフトとなった。
サガシリーズの記念すべき第1作目。経験値やレベルの概念がなく、キャラクターの種別によって成長方法が異なるという斬新なシステムで注目された。舞台は1本の塔によって結ばれた4つの世界。その塔の頂上には楽園があるという。その楽園を求めて主人公は塔への冒険に旅立つ。

第16階層

原子力発電所で、「イレイサー99」に必要なプルトニウムを守るロボット。ミサイルや核爆弾などの強力な兵器で攻撃してくる敵。『FF』シリーズにも登場する。

四天王

玄武

第1階層で、黒のクリスタルを護っている。
英雄の像を元通りの完全な姿にすると、黒のクリスタルが現れ、それを主人公たちに取らせまいとして襲い掛かってくる。

青龍

第5階層の海洋世界を支配している。元の支配者である竜王を追い出して、この世界を支配した。
海底の竜宮城に住んでおり、赤い宝玉を大切に持っている。

白虎

第10階層の空中世界を支配している。自分に反抗するレジスタンスを壊滅させるために傭兵を募っている。
新たな力を手に入れるため、白のクリスタルを探している。

朱雀

第16階層の都市世界を支配している。その体はバリアに覆われており、攻撃を受け付けない。
フィールド上を歩いているとランダムエンカウントで出現するが、勝ち目がないため逃げるしかない。
攻撃を有効化するには、朱雀のバリアを中和する「イレイサー99」を手に入れる必要がある。

その他

アシュラ

塔の最上階にて主人公たちを待ちうける大悪魔。四天王の親玉。
四天王を倒した主人公たちを、新たな四天王としてスカウトしようとしたが、断られた。

シルクハットの男

主人公たちの前に序盤から登場し、様々な助言をする謎の人物。
その正体は、この世界の創造主たる「神」であり、今作のラスボスとなる。
主人公たちへ各階層で重要なアドバイスをするなど一見、親切に見える行為だが、すべては自分が仕組んだ茶番である。
神は平和な世界に退屈してしまい、アシュラを魔界より呼び出して世界を壊させたり、主人公たちのような冒険者に魔物を討伐させたりと、暇つぶしのためのゲームを考案し実行していたのだった。
主人公をはじめ、この世界のものは自分が創り出したため、世界中の全てのものをオモチャのように弄んでも罪悪感など感じていない。

『魔界塔士 Sa・Ga』のキャラクター成長システム

今作のキャラクター成長システムは、経験値やレベルの概念がなく、『ファイナルファンタジーII』のような熟練度による成長システムが採用されている。
今作のキャラクターには種族があり、その種族によってそれぞれ成長の仕方が異なる。
種族には人間、エスパー、モンスターの3種類があり、人間とエスパーには性別がある。
主人公は、人間男女・エスパー男女、モンスター4種の中から1人を選択する。
他の仲間は各町にある「アドベンチャーズギルド」で3人まで無料で雇うことができる。
GB版では主人公以外の仲間を必ず3人雇わないとイベントが進められない。
一度雇った仲間は死亡しない限り外せない。
後半に登場するギルドで雇える仲間の方が初期能力は高い傾向にある。
エスパーやモンスターの能力には使用回数がある。
能力は宿に泊まれば使用回数が回復する。

種族

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@keeper

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