アリス・ギア・アイギス(アリスギア)のネタバレ解説・考察まとめ

『アリス・ギア・アイギス』とは、コロプラより配信されているスマートフォン用ゲームアプリである。機械生命体ヴァイスの襲撃により地球を捨て宇宙船団による航海を続ける人類は、ヴァイスに対抗し得る高次元兵装「アリスギア」を開発。それから3世紀、若い女性だけが操作できるアリスギアによって宇宙船団の平和は守られてきた。その船団の一つ「東京シャード」のヴァイス対策企業「成子坂製作所」に新たな隊長が赴任したことで物語が始まる。

声:本渡楓
属性:電撃
得意ギア:デュアル
準得意ギア:片手剣
17歳、神樹ヶ峰女学園高等部2年。8月28日生まれ。

「バトルガール ハイスクール」コラボ第3弾より登場。
人気アイドルデュオ「f*f」のメンバー。高校2年生。登場時は奏乃宮女学院に所属していたが、後に神樹ヶ峰女学園高等部に転入。ややサディスティックな面があるツンデレで、怒らせると「素足で顔を踏むわよ」と言い出す。モデルガンやプラモデルが趣味というアイドルらしからぬ意外な一面がある。
当初は奏乃宮女学院の生徒として、神樹ヶ峰女学園の星守とは同じイロウスと戦う者でありながら対立する立場として登場。しかし、花音と詩穂を指導していた教師・七嶋葵の正体はイロウスの首領イリスであり、二人を親密にしてから仲違いさせて詩穂を強大なイロウスへと変化させることがイリスの目的だった。
イリスの幻覚により花音から見捨てられたと思い込んだ詩穂はイロウスに変貌、それを見た花音も絶望しかけるが星守たちにより立ち直り、星守の力を得て詩穂を取り戻した。
コラボ第1弾では歌声のみの登場であったが第2弾最終話では詩穂と共に「f*f」としてのライブシーンが描かれ、第3弾でアクトレスとして実装された。

アイドルとしてのカリスマ性は高く、楓やバーベナに対しては嫉妬心を剥き出しにする桃歌も花音に対しては一人のアイドルとして尊敬しつつライバルとして接していた。

「迷探偵な庶民派アイドル」国枝詩穂(くにえだ しほ)

声:下地紫野
属性:冷撃
得意ギア:拳銃
準得意ギア:バズーカ
17歳、神樹ヶ峰女学園高等部2年。10月24日生まれ。

「バトルガール ハイスクール」コラボ第3弾より登場。
人気アイドルデュオ「f*f」のメンバー。高校2年生。登場時は奏乃宮女学院に所属していたが、後に神樹ヶ峰女学園高等部に転入。引っ込み思案で大人しい文学少女。本来はアイドルをするつもりはなかったが、大切な存在である花音の誘いであったことからアイドルとなった。
七嶋葵を名乗り奏乃宮女学院の教師をしていたイリスにより、花音と仲違いするよう仕組まれ、その心の闇につけ込まれイロウスへと変貌。しかし、花音や星守たちにより救出されると詩穂も星守として覚醒、花音と共にイリスを撃退した。
コラボ第2弾では百科文嘉と小説の話題で盛り上がり、ミステリ小説マニアの一面を見せた。実装後も☆4エピソードで文嘉と「吹雪で外界と途絶した山荘で起きる連続殺人事件」をテーマに盛り上がっていたところ、横で聞いていたサドネが怖がって泣き出すという事態に発展してしまった。

コラボ第1弾では歌声のみの登場であったが第2弾最終話では花音と共に「f*f」としてのライブシーンが描かれ、第3弾でアクトレスとして実装された。

「運命のヴィーナス」かすみ

声:桑島法子
属性:冷撃
得意ギア:片手剣
準得意ギア:ライフル

19歳、2月23日生まれ。職業は忍者であるが、今コラボでは素性を伏せている。
本来の「DEAD OR ALIVE」では優れた格闘家のクローンで生体兵器を造ろうと企てる悪の組織と戦っている忍者であるが、今コラボではリゾート地でのビーチバレー大会をテーマにした派生作品である「DEAD OR ALIVE Xtreme Venus Vacation」を原作とするため、表向きは「ヴィーナス諸島シャードを訪れた成子坂製作所の面々にあてがわれた世話係」ということになっている。しかし、身のこなしや格闘術の腕前から同じ忍者である来弥や武道家である楓は彼女の正体を薄々察している模様。アクトレス免許を所持しており、ストーリー中でもシャード近辺に出現したヴァイスを撃退した。装備種別は片手剣となっているが、椎奈と同様の徒手格闘タイプである。
穏やかな物腰で言葉遣いも丁寧だが、芯には強いものを秘めている。占いが得意で、自身の行動指針も占いによって決めている。兄・ハヤテと、父親が違う妹・あやねの三人兄妹だが、拉致されたハヤテを探すためにかすみが忍びの里を抜けたことから追手を命じられたあやねとは対立していた(後に和解)。
好物は苺のミルフィーユ。

「小悪魔ヴィーナス」マリー・ローズ

声:相沢舞
属性:重力
得意ギア:片手剣
準得意ギア:デュアル

18歳、6月6日生まれ。職業はサーバント(召使い)。スウェーデン出身。
「DEAD OR ALIVE」シリーズにおいて、かつては悪の組織であった巨大企業DOATECを平和的組織へと新生させたDOATEC総帥エレナ・ダグラスに仕える家事使用人兼ボディガード。18歳にしては小柄で十代前半にも見える容姿をしている。ロシアの軍隊格闘術システマの達人。今コラボでは、ヴィーナス諸島シャードのリゾート施設に出資しているエレナの命令で成子坂製作所の面々をかすみと共に世話している。アクトレス免許を所持しており、シャード近辺に出現したヴァイスを撃退している。コラボ元の出自(註:原作の派生元である「DEAD OR ALIVE」は格闘ゲームである)のためかすみ同様にクロスギアは徒手格闘になるが、かすみとは違い足技が主体になっている。
子供っぽく見られたくないと言っている割に容姿のみならず言動も子供っぽい。主人であるエレナへの忠誠心は非常に高く、自分の仕事に落ち度があるとエレナの面子を傷つけると考えているため、成子坂製作所の面々に対して熱心に世話をしている。
好物はプリンセスバーケルセ(伝統的なスウェーデンのケーキ菓子)。

「自由気ままな猫天使」シルフィーII

声:日高里菜
属性:電撃
得意ギア:片手剣
準得意ギア:デュアル

11月25日生まれ。BLEDEN ELECTRONICS社製。所属陣営はSENTINEL GLORY。
風の精霊「シルフ」から着想を得て作られたD-Phone。軽量化されたボディと早い反応速度から得られる高速機動が特徴だが、猫をモチーフにした性格設計のせいか気分屋であり、ノリの良し悪しが戦果を左右することも多い。内心では同じD-Phoneが争い続けていることを良く思っておらず、早く陣営間の戦争を終わらせて平和な世界を作りたいと思っている。
「アリス・ギア・アイギス」の世界では人間と同様の身長とプロポーションになっているが、本来の姿は身長8cmで五頭身程度の丸っこいプロポーションである。この姿は、「万能情報書庫」が「電磁蝗害」と呼ばれるコンピューターウイルスを切り離すために作り出した仮想世界「テラオルタ」に転移させられた際に発生したバグによるものである。それ以降も、再実体化により本来の姿から人間サイズへと変化できる模様。また、「デスクトップ・アーミー」の世界では人類が消失しているため、テラオルタでシタラが人間であることを聞かされた時は非常に驚いていた。
コラボイベントのストーリー内では、VRゲームのテストプレイ中に電脳世界「テラオルタ」に迷い込んだシタラと出会い、テラオルタから脱出するためにシタラと共闘する。後に同様の経緯で戦っていたリンやシルフィーII MODE-Bと合流、「カツブシ小隊」を結成してテラオルタの発生原因である電磁蝗害を除去するために戦った。

2020年2月の「UNKNOWNトライアル任務」で初登場。その時は、シタラの専用ギア「ガネーシャ」の色違いを装備していた。その後、同年7月末に「超・万能少女電撃隊(後に「超・万能少女革命」に改題)」にて新規デザインの専用ギアを装備して実装された。

「冷静沈着な猫天使」シルフィーII MODE-B

声:日高里菜
属性:重力
得意ギア:片手剣
準得意ギア:デュアル

11月25日生まれ。BLEDEN ELECTRONICS社製。所属陣営はSENTINEL GLORY。
シルフィーIIのアナザータイプで愛称はモビちゃん(MODE-Bから)。データ上ではシルフィーIIと同一機体扱いとなる(同時編成は不可)。
元気でノリのいいシルフィーIIとは違い、落ち着いた真面目な性格だが決して機械的ではなく、褒められると赤面するなど少女らしい側面も見せる。D-Phoneとしての多機能装甲の使い方はシルフィーIIより得意であり、人間なので戦っていると空腹になるシタラたちのために食事を再物質化で提供していた。シルフィーIIと同様に、D-Phone同士の戦いを早く終わらせて平和な世界を作りたいと願っている。
コラボイベントのストーリー内ではリンと同行しており、後にシタラたちと合流する。

「あなたのアイキャッチ」アヤ

声:竹達彩奈
属性:電撃
得意ギア:ライフル
準得意ギア:片手剣

享年17歳。ドール登録日(命日)は8月10日。
東京ドールズ・チームCのリーダー。流行やファッションに敏感な今どきの女の子らしい性格。
責任感の強い頑張り屋で負けず嫌い。戦闘だけでなく表の顔であるアイドル活動にも熱心だが、他のチームメンバーがアイドル活動に対してやる気がない割に才能に恵まれているのが悩みの種。ややお調子者で楽観主義のところがあり、そのせいかここぞというところで詰めの甘さが目立つ。一見ツンデレのように振る舞ってはいるが根は気さくで親しみやすい性格をしており、他者と打ち解けるのは早い。
ポテトチップスが大好物だが、アイドルとしての自制心が先に立ち体型維持のために極力食べないよう心掛けている。成子坂製作所に来た時には、24世紀の技術で太らないポテトチップスが作られているのではないかと思ったが、そんなにうまい話はなかった模様。
ドールズとしての戦闘もアイドルとしてのパフォーマンスと同じで一体感や連携が戦局を左右すると考えており、チームリーダーとして他のメンバーを牽引する。

生前は、忙しい両親に代わって病弱な妹の面倒を見ていた鍵っ子で、ずっと家にいたせいでゲームが得意だったらしい。死因は背中の傷。

「アリス・ギア・アイギス」とのコラボでは、「ツンデレ」「ツインテール」「アイドル」という共通項で一条綾香との絡みが多く、綾香たちバーベナの面々を相手にアイドルとしての在り方を説き意気投合していた。

「儚キ歌姫」ユキ

声:内田真礼
属性:冷撃
得意ギア:両手剣
準得意ギア:バズーカ

享年17歳。ドール登録日(命日)は12月25日。
東京ドールズ・チームCのメンバー。無口で無表情な少女。
主体性に乏しく、チームリーダーやマスター(指揮官)に言われた通りに行動しがち。自発的に行動することは少なく、普段は他のドールズたちがいるところになんとなく一緒にいることが多い。アイドルとしては無口で無表情なところが逆に神秘性を醸し出しているため人気が高く、歌唱力の高さから「天使の歌声」と呼ばれている。ダンスでも一度見た動きをすぐに再現できる優れた能力を誇る。
猫が好きで趣味は昼寝。目を離すといつの間にかどこかへ行って寝ているため、他のドールズからは「本人も猫のようだ」と言われている。
前述のような感情や自我の希薄さについては彼女自身も悩んでおり、自分は変な人物なのではないかと思っている。
ドールズとしての戦闘時には他の追随を許さない反応速度で正確かつ迅速に敵を抹殺するが、ユキ自身は判断力に欠けるため「戦闘力の高い駒」として他のメンバーの指示通りに動くようにしている。

死因は右目の傷で、崩壊した建物から転落した際に破片が刺さって死んだと思われる。

「アリス・ギア・アイギス」とのコラボでは、兼志谷シタラと声優が同じということもあってキービジュアルなどではシタラと並び立つ場面が多かったが、シナリオ内ではシタラとの絡みはあまり多くなかった。

「怠惰アイドル」ヤマダ

yuku_sakana
yuku_sakana
@yukusa_kana

目次 - Contents