アリス・ギア・アイギス(アリスギア)のネタバレ解説・考察まとめ

『アリス・ギア・アイギス』とは、コロプラより配信されているスマートフォン用ゲームアプリである。機械生命体ヴァイスの襲撃により地球を捨て宇宙船団による航海を続ける人類は、ヴァイスに対抗し得る高次元兵装「アリスギア」を開発。それから3世紀、若い女性だけが操作できるアリスギアによって宇宙船団の平和は守られてきた。その船団の一つ「東京シャード」のヴァイス対策企業「成子坂製作所」に新たな隊長が赴任したことで物語が始まる。

吾妻楓の父で剣術道場の道場主。非常に厳格な人物であり、剣士としての腕は楓より数段上。
遮那仮面を名乗り街の犯罪者を退治していた楓を打ち倒しアクトレス廃業を命じるが、それは楓が正義に溺れて自身を見失うことを懸念してのことだった。最終的には楓を勘当し成子坂の隊長に預けるが、それも楓が正しい剣の道を進むことを願ってのことであった。
AEGiS東京との密約で京と楓の姉妹いずれかをAEGiSに送らなければならなくなった際、京が「吾妻流の後継者は楓がふさわしい」と判断したことで京を勘当に見せかけてAEGiSへと向かわせた。
白米が大好きで米に対する造詣が深く、宇佐元杏奈や大関小結とも米人(こめびと)としての親交がある。出番のたびに剣聖としての側面より美食家としての側面が強調されるようになり、イベントシナリオやキャラエピソードにおいても娘の楓より小結と会話しているシーンの方が多い。

日向リキ(ひむかい りき)

日向リンの上の兄で有名なプロ野球選手。小倉スキップジャックス所属。何だかんだ言いつつ妹には甘く、リンが作ったツチノコの情報を求めるチラシを配っていたが弟のリュウ共々ファンに気付かれてチラシの裏にサインをしていたためリンに怒られた。
成子坂の隊長に「リンに言うことを聞かせたいなら食べ物をおあずけすればいい」とのアドバイスを送ってまたリンに怒られていた。

日向リュウ(ひむかい りゅう)

日向リンの下の兄で有名なプロサッカー選手。リキと共にリンの作ったチラシを配っていた。兄よりも軟派な性格で、以前から面識のある小鳥遊怜からは「プロ選手になってからチャラくなった」と苦言を呈されていた。それでもプロ意識は高く、選手としての生き方はリンから尊敬の対象となっている。

藤野五月(ふじの さつき)

藤野やよいの母。19歳の娘がいるにしては若々しい容姿で性格も極めて無鉄砲。家出をしたやよいを連れ戻すために「サツキ・ザ・マム」を名乗り動画サイトを通してMCバトルで宣戦布告をしてきた。昔は内気だったやよいにとっては天敵とも言える存在で、面識のある桃歌もできれば関わりたくないと思うぐらいに行動が荒っぽい。
最終的には親と子の本音をMCバトルでぶつけ合ったことでやよいと和解、娘の行く末への祈りを込めて高級ヘッドホンを贈った。
イベント「蒼天のアルバトロス」では、ゴルフ場でのマナーの悪さが近所で問題視されていたエンパイア中野の二代目・室江央典を制裁すべく覆面を被り「シスターX」を名乗りゴルフ勝負を挑んできた。

櫻木隆(さくらぎ たかし)

小芦睦海の父で「対戦ゲームのレジェンド」と称される人気プロゲーマー。幼い頃の睦海に格闘ゲームを教えた師でもあるが、多忙のため長らく家に帰っておらず、睦海からは家族を捨ててゲームを選んだものと思われている。しかし「櫻木」は本名ではなく妻(睦海の母)から付けてもらった名字であり、その妻から贈られたゲーム用ヘッドホンを長らく愛用している等決して妻子への愛情を失ってはいない。後述の行動を見ても娘と同様に感情表現が不器用なだけだと思われる。
世界大会決勝で敗れた睦海の前に現れて「アクトレスとの二足の草鞋を履いていては自分には勝てない」と挑発、その挑戦を受けるが世界大会での敗北を糧に一皮剥けた彼女に僅差で敗北。睦海の成長を認め愛用のヘッドホンを託して去っていった。

依城兵蔵(よりしろ へいぞう)

依城えりの祖父でマタギ。都会に出たえりのことを心配している。
津軽シャードは20世紀初頭の文化を再現しているため、当初はTVに馴染みがなく中継放送されることに困惑していたが、現在はかなり慣れた模様。TVの視聴もするようになり、成子坂のアクトレスでは吾妻楓がお気に入り。
宿敵である凶暴な巨熊「荒魂鬼」により危機に陥ったが、津軽シャードに戻ったえりが代わりに荒魂鬼を討ち果たした。

依城のり(よりしろ のり)

依城えりの祖母でイタコ。夫の兵蔵よりは東京シャード由来のテクノロジーに順応している。
イタコとしての実力は高く、武田信玄と上杉謙信の霊を同時に降ろすことができるという。

陸奥(むつ)

兵蔵の愛犬でマタギ犬(猟犬)。
狼と見間違えるような巨躯であり、並みの獣であれば一吠えしただけで退散させるほどの迫力の持ち主。
犬でありながら単身津軽シャードから東京シャードにやってきて兵蔵の危機を告げる等、人知を超えた能力の持ち主でもある。

荒魂鬼(あらばき)

津軽シャードのイワキ山に棲む凶暴な人喰いの巨熊。兵蔵の宿敵でえりの両親の仇でもある。
全長10メートル体重6トンとその巨体はもはや熊というより怪獣の域に至っており、それに加えて人間以上に知恵も働くことから大型ヴァイスより危険な存在と言われている。兵蔵を危機に陥れたが、陸奥の導きで帰郷したえりと対決。慈悲を以て獲物を射抜くマタギの奥義「菩堤薩婆訶」によって眉間を撃ち抜かれて絶命した。兵蔵曰く、自然界のバランスが崩れたことで人間を裁くため山の神が遣わした存在だという。

ジーヤ

一条家に仕える執事で気品ある初老の男性。多忙な綾香の両親に代わって綾香のサポートを務めており、彼女に人生のアドバイスを送る。フルネームは「セバスチャン・ジーヤ」らしい。

スカンダ・ラナ

サンティ・ラナの父。娘と同様にグルカ傭兵として紛争地シャードを転戦している。
テロ組織の討伐任務中に危機に陥り一時は消息不明になったが、現地に駆けつけたサンティによって救出された。
加齢臭が気になる年齢なのか、サンティから貰った東京シャードのお土産は消臭剤や消臭石鹸といったものばかりであった。

文島富也(ふみしま とみや)

文島明日翔の父。娘思いだが過保護気味で、娘を危険に晒すまいと色々なものから娘を遠ざけてきた。
鳳加純との出会いでアクトレスを志すようになった明日翔を止めようとするが、娘の意志が自分の想定よりはるかに固く、また精神的に大きく成長していたことを知りやむなくその進路を認める。
それでも娘の身を案じる思いは強く、明日翔の専用ギアは彼の意向を受けて防御性能優先のものに仕上がっている。
前述のように明日翔がアクトレスになることに懸念を抱いていたが、その明日翔がアクトレス名鑑に大きく取り上げられた時は我が事のように喜んでいたという。

王新良(わん しんりゃん)

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