アリス・ギア・アイギス(アリスギア)のネタバレ解説・考察まとめ

『アリス・ギア・アイギス』とは、コロプラより配信されているスマートフォン用ゲームアプリである。機械生命体ヴァイスの襲撃により地球を捨て宇宙船団による航海を続ける人類は、ヴァイスに対抗し得る高次元兵装「アリスギア」を開発。それから3世紀、若い女性だけが操作できるアリスギアによって宇宙船団の平和は守られてきた。その船団の一つ「東京シャード」のヴァイス対策企業「成子坂製作所」に新たな隊長が赴任したことで物語が始まる。

全8話。解放条件は各レアリティの同アクトレスを一定レベルまで上げることであり、全エピソードを見るには全レアリティの育成が必要。
1話クリアごとに報酬としてスカウトポイント3が入手でき、EP4-3をクリアすることで専用スーツ用の頭部アクセサリを取得できる。
アナザーギアが実装されたアナザーアクトレスを所持して一定レベルまで成長させている場合、アナザーアクトレス専用のエピソードが解放される。これをクリアすると、専用エーススーツとカラーリングを合わせた頭部アクセサリーとそのアクトレスのアナザーギアが抽出されるギアシェルを入手できる。

解放条件は下記の通り。
EP1:そのアクトレスを入手する(レアリティ不問)
EP2:☆2アクトレスをLv10まで育成
EP3-1:☆3アクトレスをLv10まで育成
EP3-2:☆3アクトレスをLv25まで育成
EP3-3:☆3アクトレスをLv50まで育成
EP4-1:☆4アクトレスをLv10まで育成
EP4-2:☆4アクトレスをLv30まで育成
EP4-3:☆4アクトレスをLv60まで育成

コラボキャラは☆1・☆2アクトレスがいないためキャラエピソードの話数が異なる。
解放条件は下記の通り。
EP3-1:そのアクトレスを入手する(レアリティ不問)
EP4-1:☆4アクトレスをLv10まで育成
EP4-2:☆4アクトレスをLv30まで育成
EP4-3:☆4アクトレスをLv60まで育成

ミッション

特定の条件を満たしたことでクリアされるミッション。デイリーミッション(日替わり)とノーマルミッション(無期限)がある。ミッション内容と達成状況はホーム画面上端左のホワイトボード型アイコンから確認することができる。

デイリーミッション

期間はその日の午前0時00分から24時間。
ミッション内容は下記の通り。

・5回マルチプレイを行う(勝敗は問わない):スカウトポイント30
・○○(ウェポンギアの種別)を装備して任務を5回クリアする:解析でんち5個
・ギアを5レベル強化する:アニマ1500
・シェルの解析を10個行う:5000ゴールド

それ以外にも各アクトレスの誕生日にはバースデーミッションが設定される。
・○○(当該アクトレス)を編成して任務を1回クリアする:バースデーシェル(当該アクトレスの専用ギアいずれかを排出)1個

ノーマルミッション

無期限のミッション。
ミッションの種別と報酬は下記の通り。報酬は達成数値が大きいほど多くなる。

・ログイン日数が○○日に達する:スカウトポイント
・入手したゴールドの累積量が○○に達する:解析でんち
・入手したアニマの累積量が○○に達する:解析でんち
・任務クリア回数が○○に達する:アニマ
・マルチのクリア回数が○○に達する:ゴールド
・シェルの解析を○○個行う:アニマ
・プレイヤーLv○○に達する:スカウトポイント
・最大レベルに達したギアを○○個入手する:スカウトポイント
・最大レベルに達した☆○キャラクターを○○体所持する:スカウトポイント
・ギアの合成を○○回行う:解析でんち
・ギアの進化を○○回行う:解析でんち
・プレイヤーランク○○に達する:称号
・調査任務の完全回避が○○回に達する:称号
・コスチューム所持数が〇〇着に達する:称号
・アクセサリー所持数が〇〇個に達する:称号
・調査宙域の宙域クリア数が〇〇回に達する:ギア進化素材、強化キット、品質値持ちギアシェル等
・ファンの人数が〇〇人に達する:アクセサリーチケット、信頼度アイテム

戦闘

戦闘画面における情報は下記の通り。
1:残り時間と一時停止ボタン。規定時間内に条件をクリアしないと任務失敗となる
2:ステージ進行度。ゲージが右端の旗まで行くとステージのゴールとなる
3:スコア
4:敵ゲージ。体力、属性、レベル、状態、耐性等が表示される
5:ロックオンカーソル。現在攻撃目標になっている敵までの距離と装備中の武器が表示される
6:サポートアクトレス。ここをタップして援護を要請する
7:交代要員。リーダー以外に2名まで編成可能
8:自ゲージ。自機の体力と状態が表示される。被弾していない時はHPの数字が緑色で表示される
9:トップギアスキル。種別と残弾が表示される
10:SPスキルゲージ。使用可能になると白く輝く
11:ボトムギアスキル。種別と残弾が表示される
12:近接攻撃ボタン。クロスギアでの攻撃を行う

操作方法

このゲームの戦闘はTPS形式の3Dシューティングとなる。

操作方法は下記の通りである。

■移動
・画面を小さくスワイプ:その方向へ移動。
・画面を大きくスワイプ:その方向へブースト移動。ブースト移動は指を離しても一定の間継続される。ブースト移動入力後に指を離さないでいるとその間ブースト移動が継続され、ブーストゲージを使い切ったら停止する。ブーストゲージが0になるとゲージが回復するまで一定時間ブースト移動とターン回避・ステップが行えなくなる。
・画面を上フリック:前方にステップ移動。
・画面を下フリック:後方にステップ移動。
・画面を左または右にフリック:フリック方向にターン回避。ステップ移動とターン回避は発動中一定時間無敵となる。

■射撃攻撃
・ショットギア使用状態で画面をタップ:ロックオンしている相手への通常射撃攻撃。
・ショットギア使用状態で画面を長押し:チャージ。チャージ時はショットギアの銃口に虹色の光が集まった状態になっており、チャージが完了すると大きく発光して効果音が鳴る。デュアルのショットギアはチャージ完了時に自動的に発射される。
・チャージ完了時に画面をタップ:チャージショット。効果は装備しているショットギアの種別によって変化する。
・ショットギア使用状態で前方へのブースト移動中に画面をタップ:前ブースト射撃。特性は装備しているショットギアの種別によって変化する。
・ショットギア使用状態で後方へのブースト移動中に画面をタップ:後ブースト射撃。特性は装備しているショットギアの種別によって変化する。
・ショットギア使用状態で左右へのブースト移動中に画面をタップ:横ブースト射撃。特性は装備しているショットギアの種別によって変化する。

■近接攻撃
・近接攻撃射程内で「近接攻撃」ボタン(画面右端中央)をタップまたはクロスギア使用状態で近接攻撃射程内の相手をロックオンしている時に画面をタップ:ロックオンしている相手への通常近接攻撃。
・ロックオンカーソルが黄色い状態で上方向へフリックまたはロックオンカーソルがオレンジ色の状態で画面タップ:ロックオンしている相手への通常近接攻撃。
・近接攻撃のコンボ発生中に下フリック:特殊近接攻撃。効果は装備しているクロスギアやアクトレスの特性に応じて変化する。
・近接攻撃のコンボ発生中に左右フリック:コンボ中断(通称ステキャン)。威力は大きいが隙が大きくまた吹き飛ばしが発生するコンボ3撃目を移動を挟むことでわざとキャンセルして張り付いたまま近接連続攻撃の1撃・2撃目を繰り返すために使用する。
2019年6月のアップデートでステキャンの仕様が変更され、ステップにブースト消費が伴うようになった。これによりブーストゲージ量の少ないアクトレスはステキャンの長時間継続ができなくなっている。

■その他特殊行動
・ロックオンしていない敵をタップ:ロックオン対象の切り替え。「設定」画面からオン/オフ可能。
・画面上に敵がいない状態で画面をタップ:敵のいる方向へ視界を移動させる。

■交代・サポーターの使用
・画面左端中央の四角い枠で囲まれたアクトレスアイコンをタップ:表示されているアクトレス(編成メンバー)に交代する。交代時には一定の無敵時間が発生する。交代にはクールタイムがあり、一度交代を使用するとアクトレスアイコンが暗くなり、一定時間の経過でもう一度明るく表示されるまでは交代を使用できない。また、HPが0になって自動交代したアクトレスは交代要員として使用できない。
・画面左端中央の大きく丸い枠で囲まれたアクトレスアイコンをタップ:表示されているアクトレス(出撃時に選択したサポーター)を呼び出す。サポーターはSPスキル使用を含む攻撃を一定時間行った後に再度後方に下がる。後方に下がったサポーターのアイコンは暗くなり、一定のクールタイムを経て再使用可能になるまでは呼び出せない。エリアを移動するとサポーターのクールタイムは終了する。メインストーリーの特定エピソードなどで設定されるNPCサポーターは戦闘開始から終了まで常時戦闘に参加し、一定時間で後方に下がることはない。

■ギアスキル等の使用
・画面下端左のギアスキルボタンをタップ:トップギアのギアスキルを使用。効果は装備しているギアにより変化する。
・画面下端右のギアスキルボタンをタップ:ボトムギアのギアスキルを使用。効果は装備しているギアにより変化する。
※ギアスキルには弾数または使用回数とクールタイムがあり、弾数や使用回数が0になったギアスキルは一部のアクトレスの持つスキルで回復させない限り使用できない。また、クールタイムのあるギアスキルは回数が残っていても一定時間経過しないと再使用できない。
・画面下端中央のSPゲージがチャージされた状態でSPゲージをタップ:SPスキルを使用。効果はアクトレスによって異なる。

■戦闘の中止・リタイア
・一時停止ボタン(画面左端上)をタップ:中断画面の呼び出し
・中断画面で「あきらめる」をタップ:ステージ選択画面に戻る
・中断画面で「やりなおす」をタップ:戦闘開始時に戻る

■ロックオンカーソル
・ロックオンカーソルの色で相手とのおおまかな距離が分かる。水色は遠距離、黄色は近接、オレンジ色は至近距離となる。
・ロックオンカーソルに「射程外」の表示が出る:現在使用状態にあるウェポンギアではロックオンしている敵に攻撃が届かない。
・ロックオンカーソルの右側に表示される数字:ロックオン状態にある敵までの距離。ショットギアの射程を計算に入れて行動できるようになったら重要になる。
・ロックオンカーソル下部の銃と剣のアイコンで現在使用状態にあるウェポンギアがショットギアかクロスギアかが判別可能であり、ロックオンしている敵が現在使用状態にあるギアの属性に対して耐性を持っているかも判別可能。

■その他の画面情報
・細い四角枠が表示されている敵は「非ロックオン状態だが射程内にいる敵」である。
・戦闘フィールドを囲む光の線(普段は青く自機が接触すると赤くなる)は移動不可区域の境界である。移動不可区域を背負うと回避が妨害されることがあるため要注意。また、移動不可区域外に一時的に飛ばされたヴァイスに対しては近接攻撃ができない。
・画面端に小さなピンクの矢印が見える:画面外のその方向に敵がいる。矢印の数が多い時は多数の敵がいることを示している。

サポーターとNPCサポーター

サポーターは、戦闘出撃時に選択して同行する自チーム以外のアクトレスである。
選択画面ではフォロー中のフレンドが設定しているアクトレスから優先して表示される。選択画面ではアクトレスのレベルしか表示されないが、選択後の出撃画面でサポーターのアクトレス欄を長押しすることで装備や所持スキルを確認することができる。
サポーターは画面左端中央のサポーターアイコン(丸表示)をタップすることで戦闘に呼び出すことが可能。戦闘継続時間は20秒でクールタイムは15秒である(エリア移動を挟むとクールタイムは終了する)。サポーターは攻撃を受けてもダメージを受けることはないが、のけぞりや吹き飛ばしといった追加効果の対象にはなり、麻痺や気絶といった行動不能型バッドステータスの影響も受ける。
サポーターはショットギアの使用よりクロスギアやギアスキルによる攻撃を優先し、またSPゲージ100の状態で呼び出されるためSPスキルも使用する。使用回数制限のある回復系SPスキルはサポーターにも回数制限がある。前述の通りサポーターはクロスギアでの近接戦闘を優先するため大型ヴァイスからターゲットに取られやすい。

メインストーリーの特定任務や特定編成縛りのイベントミッションではサポーターがNPCアクトレスで固定されることがある。NPCアクトレスはダメージを受けない等の部分は通常のサポーターと同様だが、常時戦闘に参加するため時間制限とクールタイムが存在せず、またSPゲージは0からスタートする。また、NPCサポーターは出撃画面で装備や所持スキルなどを確認することができない。

大型ヴァイスとの戦闘

大型ヴァイスとの戦闘においては、小型ヴァイスとの戦闘にはないいくつかの特筆すべきポイントがある。これを踏まえて戦うことでより確実に大型ヴァイスを倒すことが可能となる。

・部位破壊
セルケト級の尾部やレントラー級の刃翼のように破壊可能な部位を持った大型ヴァイスは、その部分を破壊することで攻撃力が低下する、その部位を使用した攻撃をしなくなる、等の特性がある。また、ヒュドラ・クリサリスのように特定部位を破壊しないと本体にダメージが入りにくいタイプの大型ヴァイスもいる。

・多段ヒット
サーペント級の大型ヴァイスは体節ごとに命中判定がある。そのため、貫通属性や爆風効果のあるショットギアやSPスキル、範囲攻撃となるクロスギアの特殊攻撃で大きなダメージを受ける。サーペント級がボスとして出現する戦闘ではこれらの攻撃が可能なギアを選びたい。その他の大型ヴァイスでも攻撃範囲が広い武器で本体と部位の両方にダメージを与えられるものがある。部位破壊を狙うなら覚えておいて良いだろう。

・ターゲット取り
大型ヴァイスは行動パターンとして戦闘エリア内のアクトレス1人を狙ってくる。そのため、ターゲットを取られていないアクトレスは回避行動をあまり考えずに行動できる。マルチではかなり重要な概念であり、通常のソロ戦闘でもダメージを受けないサポーターにターゲットを取らせて自機は安全圏から一方的に攻撃する戦法も可能になる。

・スタンによる行動不能
クロスギアやパワーアームでの近接攻撃や一部のドレスギアによる射撃攻撃はスタン値を持ち、スタン値が一定量になった大型ヴァイスはスタン状態(気絶)となって行動できなくなる。スタン状態になった大型ヴァイスには「CHANCE!!」の文字が記載されたオレンジ色のゲージが表示されるのでゲージが終了するまでの間にできるだけ攻撃を叩き込むのが重要である。
大型ヴァイスのスタン状態は、後述のチャージ攻撃が不発に終わった場合にも発生する。大型ヴァイスのチャージ攻撃準備はピンチでもあるがチャンスでもあるのだ。
なお、セルケト変異種など一部の大型ヴァイスはスタン終了後に強力な近接攻撃をしてくることがある。調子に乗ってクロスギアで攻撃し続けていると巻き込まれるので注意すべきである。

・チャージ攻撃
大型ヴァイスはある段階になるとチャージ攻撃の準備をしてくる。チャージ攻撃準備に入った大型ヴァイスにはチャージ攻撃ゲージが表示される。この間に一定以上のダメージを与えてチャージ攻撃を不発に終わらせないと強力なチャージ攻撃を食らわせてくる。チャージ攻撃は歴戦のアクトレスでも回避が難しく当たると手痛いダメージを受けるので、可能な限り阻止しよう。幸いチャージ攻撃準備に入った大型ヴァイスは動きが緩慢になり攻撃も弱くなる。見極めて可能な限りの火力を叩き込んでいきたい。

・無敵時間
大型ヴァイスは、ダメージが一定量になると態勢立て直しのために一定時間無敵状態が発生する。金色に光っている状態の大型ヴァイスにはダメージを与えられないので、こちらも次の攻撃に備えよう。(無敵状態でも部位にはダメージが入り、SPゲージも溜まるので部位破壊やSPスキル使用の狙いがある時は攻撃を続けても構わないだろう)

覚えておくべきテクニック

戦闘にあたって、これだけは覚えておくべきと思われるテクニックを紹介していく。

・偏差射撃
実際の空戦においても使用される技術である。距離の離れた移動中の敵を狙って射撃しても着弾までのタイムラグにより敵の後方に逸れてしまうため、敵の進路上少し前を狙って射撃することで命中させる。特に高速移動型の小型ヴァイスは特定のパターンに従って行動するため、偏差射撃で簡単に撃破することができる。

・ヴァイスの発射した弾はそのヴァイスが撃破されると消滅する
非常に重要なポイントである。特にバズーカやエネルギー属性のスナイパーといった一度に多数の敵を撃破可能なショットギアを使用している場合は、ターン回避やギアスキルによる一時無敵を使って逃れるより弾を撃ってきた敵をまとめて吹き飛ばした方が良い場合がある。
高難度宙域で被弾を抑えたい場合や調査任務で完全回避ボーナスを取りたい場合、必ず役に立つ知識であろう。
なお、自機アクトレスよりレベルの高いヴァイスが撃ってくる弾はそのヴァイスを撃破しても消滅しない。このこともあり、アクトレスのレベルを上げるのは大事である。

・慣性と反動
移動中のアクトレスには慣性がかかる。特に横ブースト移動中は発射したショットギアの弾丸にも慣性がかかり直進しない。また、特に実弾属性ショットギアに顕著であるが発射時に反動が発生し後方に流されることがある。予期しない移動が発生するため、移動禁止エリアや障害物を背負って回避が妨げられることがないよう注意する必要がある。

任務

メインストーリー

「アリス・ギア・アイギス」の物語のメインとなるストーリーパート。
1エピソードは会話パートと戦闘パートそれぞれ複数で構成されている。場合によっては戦闘パートの冒頭に会話シーンが挿入されることもある。
「激動編」以降はエピソードまるまる一つが調査任務形式のヘクス踏破型で構成されていることもある。
戦闘パートではサポーターが固定されていることがあり、これらの場合登場するサポーターはストーリー中に登場するアクトレスである。固定サポーターは通常サポーターと違い時間制限なく行動し、ストーリー中では敵対しているキャラクターであってもプレイヤーに不利になる行動は取らない。(レベルが低く装備ギアが弱い、または得意武器と合致していない、等で通常サポーターよりあてにならないというところはある)

イベント

期間限定のイベントミッションや曜日別ミッション、週末エキスパート任務など常設でないミッションはここから移動することができる。
例外的に「通常ミッションやマルチをクリアすることでポイントを稼いで進行する」タイプのイベントは「ホーム」画面左下のバナーからイベント専用画面に遷移する。

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