ひぐらしのなく頃にの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『ひぐらしのなく頃に』とは、竜騎士07が考案した同人ゲームで、アニメ化や実写映画化など、多数のメディア展開がなされている。昭和の田舎を舞台としたミステリーで、残酷で切ない物語や惨劇に立ち向かう強さを描いたストーリーが世間では高く評価されている。意味深なセリフや、仲間との絆を感じさせるセリフが、人々の心に深く刻まれている。

運命に屈するな!そもそも運命なんてな、金魚すくいの網より薄くて簡単に破れるものなんだ!それを覚えておけよ!!!

『皆殺し編』で、諦めがちな梨花に対して圭一が言ったセリフだ。叔父から虐待を受ける沙都子を助けるため、児童相談所に行くことに決めた圭一たち。梨花はそんなことをしても無駄だとやる前から諦めるが、圭一はこのセリフを言って梨花に発破をかける。皆で努力すれば、運命なんて簡単に変えられるという、圭一の熱い思いが込められた名言だ。梨花もこのセリフに心を動かされ、一緒に戦うことを決めた。

園崎魅音の名言・名セリフ

レナの境遇を察しなかった事を部長として恥じるよ。許してほしい。勿論レナが相談しなかった事も許す。私がそれだけ未熟だったって事だからね。だから私はレナの罪を許す!

『罪滅し編』で、魅音がレナに対して言ったセリフ。レナは一人で家庭の事情を抱え込んで悩んでしまい、遂に二人の人間を殺害してしまった。しかし、魅音はレナの罪を許した。レナの危機に何もできなかった事を悔いており、もう一人で抱え込ませるようなことはしないという魅音の決意が伺える名台詞だ。

仲間に隠し事ってしたらいけないワケ?話したくない事なんて生きてりゃ増えてくよ。それを全部打ち明けないと仲間と呼べないならさ、私ゃそんな仲間はいらないね。

『罪滅し編』で、魅音が圭一に対して言った言葉だ。圭一はレナに、圭一自身が過去に起こした罪を突きつける。圭一は雛見沢に引っ越してくる前、学内で成績がトップで優越感に浸っていた。しかし、親や先生の要望が強くなるたびに勉強の負担は増え、優越感を感じることもなくなってきた。そんな時、圭一はモデルガンに出会う。モデルガンに魅せられた圭一は、最初はストレス解消の一環としてダンボールの的に当てていた。しかし、次第に飽きてきた圭一は、遂に人を狙って打つようなってしまう。それも、抵抗ができない女子児童を選ぶ。しかし、ある時謝って女の子の目にモデルガンの弾が当たってしまう。ようやくそこで自分の罪に気がついた圭一は、このことを両親に話して罪を償った。
この時のことを圭一が魅音たちに伝えたら、この言葉が返ってきた。もう終わった過去は今の友情になにも関係ないし、話したくないことは話さなくてもいいという優しさが込められたセリフである。

私たち雛見沢の人間なら忘れたとは言わせない。かつて、雛見沢もダム湖の底に沈むという運命が決まっていた。でも、雛見沢を守るために二千人の人々が結束して決まっていた運命を打ち破ったじゃないか!!!

『皆殺し編』で、魅音が梨花に対して言ったセリフ。叔父からの虐待に苦しむ沙都子に対して、圭一は児童相談所に相談しようと提案する。しかし、梨花は何度も世界を繰り返してた反動か、沙都子を救うことを諦めていた。そんな時、魅音がダム戦争のことを引き合いに出して梨花に発破をかける。雛見沢では、過去に村をダム建設のために沈めるという計画があったが、村中の人々が結束することで計画を阻止したという、運命を変えた実績がある。魅音は梨花に対して、団結して挑めば変えれない運命はないということを伝えた名台詞である。

一人で石を投げられたら二人で石を投げ返せ。三人で石を投げられたら六人で石を。八人が棒で追われたら十六人で追い返し、千人が敵ならば村全てで立ち向かえ。一人で受けた虐めは全員が受けたものと思え。一人の村人のために全員が結束せよ。それこそが磐石な鬼ヶ淵死守同盟の結束なり!

『皆殺し編』で、魅音が町内会の老人たちに叫んだセリフだ。町内会の人たちだれも沙都子のことを嫌っていないにも関わらず、村に流れる空気に従って沙都子を虐める町内会の人たちに、ダム戦争の時の雛見沢の精神を持ち出して一石を投じた。一人のために村全体で立ち向かうという意味合いの名言だ。

こいつぁ最高に面白くなってきたってねッ!!この雛見沢で我が部に挨拶なしで上等を決めてくれようってんだ!!みんな!きっちりケジメを取らせてもらうよ!!

『祭囃し編』で、魅音が皆に対して叫んだ言葉だ。梨花は、自分が鷹野たちに狙われていることを告白する。皆が不安がるのではないかという梨花の心配をよそに、全員この逆境に対して燃えていた。そして魅音がみんなを締める。悪の計画に真っ向から立ち向かうことを宣言した、カッコイイ名台詞だ。そして、魅音たちは梨花を守るために次々と作戦を提案した。

私がやりたい部長はたった一つ!雛見沢分校の我が部の部長だけさッ!!罰ゲームのない戦いなんてゴメンだねっ。それに我が部にはどこにも負けない精鋭達がいる。口先の魔術師前原圭一!かぁいいモードの竜宮レナ!トラップ使いの沙都子に萌え落としの梨花ちゃん!!そして期待の新人古手羽入!!これだけの精鋭が揃ってるんだ!!これと比べりゃ世界のどこへ行こうと退屈だねッ!!

出典: blogs.yahoo.co.jp

『祭囃し編』の時に魅音が、梨花を付け狙う組織である山狗のトップの小此木に言ったセリフ。魅音はみんなの指揮官として、鷹野の計画を悉く失敗させた。小此木は魅音に対して、SASやデルタフォース、スペツナズなど、どの軍隊に入っても最高の人材になれると評価した。しかし魅音は「あっはっは!SASぅ?デルタフォースぅ?そんな退屈なところじゃ私を飼い馴らせないよ!」と、返す。そしてこのセリフを小此木に突きつけた。仲間を大切にし、仲間とともに人生を楽しむ魅音の気持ちが溢れた名言だ。

北条沙都子の名言・名セリフ

出典: blogs.yahoo.co.jp

沙都子は黄色い髪の毛の女の子だ。

家族で水入らずの食卓を囲みなさいませ!

『祟殺し編』で、沙都子が圭一に対して言ったセリフだ。沙都子は幼い頃に両親を亡くし、仲の良かった兄である悟史も家出してしまったため、現在同じく両親を亡くした沙都子の親友、梨花と二人暮らしをしていた。そんな中、圭一の両親が仕事のため、何日間か雛見沢の外に出ることになった。圭一は自炊しようと試みるが、料理をやったことがなく、苦労するばかりだ。そして、沙都子の申し出により、沙都子と梨花の家に泊まることになった圭一は、沙都子が作った美味しいご飯をいただく。圭一は、沙都子たちとの楽しい食事の時間に大満足していたが、実は沙都子の方も圭一に兄の姿を重ね、懐かしんでいた。
しかし、圭一の両親が帰宅して自分の家に戻る事となった圭一。そんな時に沙都子が圭一にこの言葉を言った。圭一が帰ってしまうのはすごく寂しいが、家族の有り難みやいない寂しさを知っているからこその、切ない名台詞だ。

私は絶対ににーにーに甘えたりしないの!泣けばにーにーが来てしまう!呼ばない!泣かない!叫ばない!だから一人で耐えて見せるんですのよ!にーにー、見てくれてますわよね⋯。沙都子はこんなにも強くなったんですわよ⋯。こんな⋯この程度で私は泣かない、助けを呼ばない⋯。にーにーが私に代わって傷ついてくれた痛みには⋯こんなの遥かに及ばないんだから⋯。

『目明し編』で、沙都子が詩音に向かって叫んだ言葉だ。にーにーとは、沙都子の兄である悟史のことである。悟史のことがすきな詩音は、園崎家に対する復讐心を募らせ、遂には大量殺人を犯すようになる。詩音は、悟史が自分の叔父や叔母から虐待を受けていた時、泣くことしかしなかった沙都子を強く恨んでいた。そして、そんな沙都子を苦しめることで、魅音に対する見せしめにしようと考える。そのため、沙都子を磔にし、包丁で体を切り刻んだ。しかし、沙都子は泣かなかった沙都子自身も、兄に頼りっぱなしだったことに負い目に感じていて、自分が悟史を追い詰めたと自覚していた。だからこそ、どこかにいる兄に強くなった自分を見せるために、詩音の拷問に耐えて見せた。沙都子の芯の強さと覚悟がダイレクトに現れた名台詞だ。

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