おおきく振りかぶって(おお振り)のネタバレ解説・考察まとめ

『おおきく振りかぶって』とは、ひぐちアサによる日本の漫画作品。講談社「月刊アフタヌーン」にて2003年11月号より連載が開始された。従来のスポーツ漫画にはない繊細な心理描写や日常の細やかな描写が高く評価され、2006年には第10回手塚治虫文化賞「新生賞」を受賞した。2007年、講談社マンガ賞も受賞し、累計発行部数1000万部を突破。全く新しいタイプの野球漫画として高く評価されている作品。
弱気で卑屈な性格の投手・三橋を中心に、1年生だけしかいない県立西浦高校野球部が甲子園を目指す物語。

阿部隆也の母。6月29日生まれ。O型。身長160cm。
隆也の弟・旬を溺愛しており、兄弟の試合が重なると弟の応援に行くことにしている。
桐青戦は観戦していないが、その後の試合は観戦している。花井の母同様に、観戦に慣れている。
きっちりとした専業主婦であるため、隆也は家事をしなくてもいい状況だった。そのため、隆也が合宿で朝食を作る際には三橋が主導権を握っていた。

阿部 隆(あべ たかし)

CV:檀臣幸

阿部隆也の父。9月2日生まれ。O型。身長180cm。体重99kg。
給排水設備会社社長をしている。野球に詳しく、いつも息子と野球の話をしているが、からかいを多く含むため言い合いとなり、大声での怒鳴り合いにまで発展してしまう。
地声が大きく、初めて三橋と会った時には、三橋に怯えられてしまった。
隆也の声のデカさは父親譲り。

阿部 旬(あべ しゅん)

CV:梶裕貴

阿部隆也の弟。10月18日生まれ。O型。身長165cm。体重52kg。
捕手、外野手。右投右打。
兄弟が小さいうちは同じチームは良くないという父の教育方針で、隆也とは違う川口イーグルスというボーイズチームに所属している。
名門である荒川シー・ブリームスで4番を打っていた田島のことを尊敬しており、田島が阿部家を訪れた際には田島に練習を見て欲しいと頼み込んでいる。

栄口 和花子(さかえぐち わかこ)

栄口勇人の姉。城彩大学文学部日本文学科2年生。8月6日生まれ。A型。身長160cm。
漫画投稿に打ち込んでいる。

栄口 幸裕(さかえぐち ゆきひろ)

栄口勇人の弟。小学5年生。4月19日生まれ。AB型。身長140cm。体重33kg。
遊撃手。右投左打。

西広 かずみ(にしひろ かずみ)

西広辰太郎の母。1月5日生まれ。O型。身長156cm。
パートで働いているため、まだ試合観戦には参加していない。

篠岡 悦子(しのおか えつこ)

篠岡千代の母。8月2日生まれ。B型。身長154cm。
母の介護をするため、千代が高校入学を機に実家に引っ越した。

百枝 利昭(ももえ としあき)

百枝まりあの父。10月25日生まれ。A型。身長173cm。左投左打。
工作機械メーカーの営業職をしている。三橋の投球指導をするためコーチとして招かれた。
今まで誰もわからなかった三橋の「まっすぐ」の仕組みを解析し、三橋や阿部に丁寧に解説している。
持参したビデオやタブレットを用い、視覚的にも解りやすく投球を解析し、理路整然と指導している。三橋が投球フォームを改造した際、腕がパンパンになるまで投げ込んでいい、と話し、阿部から疑問をぶつけられるが、バランスが大切、と返し、納得させている。
東京の私学の強豪、斉徳高校出身で、甲子園で投手として投げた経験がある。自身が怪我のため野球をリタイヤしたことから、西浦の指導では故障者は出さないと明言している。
まりあが西浦の監督になることに反対していたが、後に認めコーチとして協力するようになった。
千朶戦で打順に迷っていたまりあに助言をしている。
かつて、まりあが所属していた少年野球チームの監督を務めていた。

河合 和己(かわい かずき)

CV:花輪英司

桐青高校3年6組。6月15日生まれ。B型。身長180cm。体重78kg。家族構成は祖父・祖母・父・母・弟・妹。野球部主将。捕手。右投右打。後輩からは「和さん」と呼ばれている。
桐青の守備の要。投手を立てるリードをする。西浦戦では5番で出場し三橋の「まっすぐ」の特異性にいち早く気づいた。

野球部引退後は進学の選択肢を広げるために予備校に通っている。
野球への情熱は未だに衰えることはないが、部に戻るとその思いが溢れてしまうので部とは距離を置いている。
西浦対美丞大狭山戦では予備校をサボって観戦に訪れ、野球部の先輩であり美丞大狭山高校のコーチである仲沢呂佳の横に座った。
そこで、やたらとグラウンドから客席を気にする捕手・倉田の動きが気になり、何かあるのではと不審に思った。
試合終了後、倉田と会い、遠まわしに忠告している。

仲沢呂佳にファミレスに呼び出され、西浦のことを聞かれた時に、1500円までなら奢ると言われ、瞬時に計算し、ぴったり1500円分注文するという特技を見せた。

高瀬 準太(たかせ じゅんた)

CV:杉山紀章

桐青高校2年4組。2月2日生まれ。O型。身長177cm。体重69kg。家族構成は父・母・弟。投手。右投右打。背番号10。

桐青の2年生エース。「準太」と呼ばれている。西浦戦では7番を打っていた。
スリークォーター気味の打たせて取るタイプの投手。球種はストレート・シンカー・スライダー・フォーク、シュート。速球は130km/h台。
西浦戦では4番田島をシンカーで苦しませた。フォークは右打者に対する決め球。
シュートは本人曰く打席に立たないとわからない程度の変化しかなく、捕手が打者の力を測り兼ねている時に直球の代わりに保険として投げているだけ。
背番号のシワの寄り方で田島に牽制球の癖を見破られ、田島がコーチャーズボックスに入っている時は走られ放題になってしまった。
夏の初戦ということで、西浦戦では緊張して調子が上がらず、西浦に先取点を取られることになってしまったが、三橋を挟んだ時に三橋が慌てる表情を見て思わず吹き出しそうになり、緊張がほぐれた。それ以降は調子を取り戻した。

西浦に敗れたことせに責任を感じ落ち込んでいた。河合ら3年が引退した後は練習をサボり気味になっていたが、河合が練習に顔を出し「高校野球はみじっけえぞ、負けから学べ、オレもそうする」と言われて元気になった。

島崎 慎吾(しまざき しんご)

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