おおきく振りかぶって(おお振り)のネタバレ解説・考察まとめ

『おおきく振りかぶって』とは、ひぐちアサによる日本の漫画作品。講談社「月刊アフタヌーン」にて2003年11月号より連載が開始された。従来のスポーツ漫画にはない繊細な心理描写や日常の細やかな描写が高く評価され、2006年には第10回手塚治虫文化賞「新生賞」を受賞した。2007年、講談社マンガ賞も受賞し、累計発行部数1000万部を突破。全く新しいタイプの野球漫画として高く評価されている作品。
弱気で卑屈な性格の投手・三橋を中心に、1年生だけしかいない県立西浦高校野球部が甲子園を目指す物語。

投手が投げるふりをして投げなかった時などにボークが宣告される。
・投手板に触れている投手が、投球に関する動作を起こしながら投球を中止した場合。
・投手板に触れている投手が一塁に送球する真似だけして実際に送球しなかった場合。
・投手板に触れている投手が塁に送球する前に、足を直接その塁の方向に踏み出さなかった場合。
・投手板に触れている投手が走者のいない塁に送球したり、送球する真似をした場合。
ただし、プレーの必要があれば差し支えない。
・投手が反則投球をした場合。
*反則投球とは
・投手板に触れないで打者に投球すること。
・投手が打者に正対しないうちに投球した場合。
・投手が投手板に触れないで投球に関連する動作をした場合。
・投手が不必要に試合を遅延させた場合。
・投手が球を持たないで投手板に立つか、あるいは投手板を離れていて投球する真似だけした場合。
・投手が正規の投球姿勢を取った後、実際に投球するか、類に送球する場合を除いて球から一方の手を離した場合。
・投手板他に触れている投手が故意であろうと偶然であろうと球を落とした場合。
・故意四球が企図された時に、投手がキャッチャーボックスの外にいいる捕手に投球した場合。
・投手がセットポジションから投球するに際して完全に静止しないで投球した場合。

ボーイズ

少年硬式野球の団体の一つで、リトルリーグやシニアリーグとは別の団体が運営する小学生・中学生硬式野球のリーグ。
関西を中心に成長している。

田島が所属していた荒川シーブリームスや阿部の弟が所属している川口イーグルスはボーイズチーム。

アイソメトリック

等尺性収縮運動といい、通常の筋トレとは筋肉の使い方が違い、効果も特徴的な筋トレ方法の一種。工夫すればどこででもできる利点がある。

アンダースロー

投手の投法の一つ。下手投げと呼ばれる。
アンダースローという呼び名は和製英語であり、英語ではサプマリンと呼ぶのが一般的。
投手がボールをリリースする際身体が沈み、ボールが下から上に上がってくることからサブマリン投法とも呼ばれる。

春日部市立高校の鈴木葵がこの投法をしている。

Kボール

軟式と硬式の中間くらいの「kボール」を使って行う野球。
素材は軟球と同じゴムでできているが、重さ・大きさは硬球と同様。さらに中身が空洞であるため、衝撃加速度・圧縮荷重値は硬球の約1/3という構造になっている。

ARCの太田川がやっており、中3の春から3期全国優勝している。

インステップ

踏み出す足が中央より内(右投手なら右)に寄ること。
故障の原因になる。

中間守備

野球の守備位置では、前進守備・中間守備・定位置・深い守備位置とに分けられる。
中間守備は、前進守備よりも後ろ、定位置よりは前という位置に守備する。
走者1・3塁で、無死か1死の時、打球の強さによって3塁走者を刺すために本塁に投げるか併殺を狙うかという時に使われる。

スリーフットライン

1塁線の真ん中から1塁へ向かって平行に引かれた線をスリーフットラインといい、1塁線とスリーフットラインの間のエリアをスリーフットレーンという。

打者が1塁に向かって走る時、スリーフットラインの中を走っていないとアウトになる。
打者走者に送球が当たれば危険であるし、守備側からするとラインの中を走っていないと送球するのに走者が邪魔になるため。

スリーフィートラインアウト

ランダウンプレイなどで野手に追っかけられた時、それを避けるためにスリーフィート以上逃げてはいけないというルール。

ランダウンプレイ

野球で塁間に立っている走者をアウトにしようとする守備側のプレイの事を言う。
日本語では挟撃・挟殺ともいう。

4市大会

西浦高校のある彩野市は、浦中市・宮央市・与原市・石規市の4市が合併して出来た市であり、合併前から隣接していた4市が合同で行っていた市民スポーツ大会がそのままの名で合併後も残り小学生から社会人まで様々な種目が競われている。
その中の高校生硬式野球の部には、22校が参加している。
7ブロック3校ずつに分かれて総当たり戦を行い、各ブロック1位のチームに昨年の優勝チームを加えた8校が決勝リーグに進み戦う。
ただ、10月から11月という時期に行われるので、学校によっては修学旅行の日程とかぶってしまい2年生抜きで戦わなければならないという事情がある。

もともと1年生のみの西浦は予選ブロックを勝ち抜け決勝リーグに進んだ。

ディスボール

「このボールで必ず走れ」という盗塁のサイン

『おおきく振りかぶって』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

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