おおきく振りかぶって(おお振り)のネタバレ解説・考察まとめ

『おおきく振りかぶって』とは、ひぐちアサによる日本の漫画作品。講談社「月刊アフタヌーン」にて2003年11月号より連載が開始された。従来のスポーツ漫画にはない繊細な心理描写や日常の細やかな描写が高く評価され、2006年には第10回手塚治虫文化賞「新生賞」を受賞した。2007年、講談社マンガ賞も受賞し、累計発行部数1000万部を突破。全く新しいタイプの野球漫画として高く評価されている作品。
弱気で卑屈な性格の投手・三橋を中心に、1年生だけしかいない県立西浦高校野球部が甲子園を目指す物語。

ARC学園高校3年5組。9月4日生まれ。O型。身長173cm。体重66kg。家族構成は祖父・祖母・母。
外野手。右投右打。背番号8。
武蔵野第一戦では8番センターで出場。

田辺 友将(たなべ ともまさ)

ARC学園高校2年6組。8月8日生まれ。AB型。身長168cm。体重70kg。家族構成は祖父・祖母・父・母・妹。
三塁手。右投右打。背番号5。
武蔵野第一戦では6番サードで出場。
ポッチャリ体型だが榛名のセーフティを軽く処理するなど俊敏な動きをする。
初戦では3塁打を2本打っている。

松原 芳朗(まつばら よしあき)

ARC学園高校2年6組。8月2日生まれ。O型。身長178cm。体重71kg。家族構成は祖母・父・母・兄・妹。
一塁手。左投左打。背番号3。
武蔵野第一戦では7番ファーストで出場。
武蔵野第一戦までの打率は3割8分。

叶 修悟(かのう しゅうご)

CV:大須賀純

三星学園1年蔦組。7月12日生まれ。B型。身長169cm。体重54kg。家族構成は祖母・父・母・弟。
投手。右投右打。背番号19。
三橋の従姉妹である瑠里の近所に住む三橋の幼馴染。幼少時には三橋と一緒に野球をしていた。
中学時代は三橋の控え投手だった。三橋はヒイキでエースになったとチーム内では言われていたが、叶は三橋の実力をチーム内で唯一認めていた三橋の理解者だった。
三橋の9分割のコントロールやマウンドへの異様な執着に劣等感を抱いていた。西浦戦ではあまり実践で登板していなかったにも関わらず落ち着いたマウンド捌きをしていた。
実戦で使用する変化球はチェンジアップとフォーク。決め球はフォーク。変化の大きいフォークと小さいフォークを投げられる。
球速は西浦戦では阿部の目測で120Km/hくらい。
夏の県大会では1年生ながらリリーフとして登板している。

中学卒業後、三橋が三星学園を離れ、埼玉県の西浦高校に行くと知ったとき、三橋にチームメイトから無視された状態で投げ続けていた野球を「野球じゃない」と言い、高校でも野球を続けろと三橋を送り出した。
西浦との対戦後、連絡を取り合うようになり、お互いの夏の初戦後にはメールのやり取りをしている。
三橋からはメールで「修ちゃん」と呼ばれている。

畠 篤史(はたけ あつし)

CV:大畑伸太郎

三星学園1年蔦組。8月9日生まれ。O型。身長179cm。体重82kg。家族構成は祖父・祖母・父・母・兄。
捕手。右投右打。
中学時代は正捕手として三橋とバッテリーを組んでいたが、三橋を贔屓でなったエースとして実力を認めておらず、エースナンバーを叶に渡せと三橋を脅していた。
西浦戦では、三橋がまだ野球をやっていることを快く思わず、脅した挙句腕を折ろうかなど暴言を吐くなど、かなりやりすぎな面が見られる。
捕手としてのリードは迷いが少ないので早いが単調で、叶の本気のフォークを捕球する事ができず、体で受けて前に落とすのが精一杯。
三橋とバッテリーを組んでいたため、三橋の真っ直ぐを投げる癖をしっており、三橋から本塁打を打っている。

西浦との対戦中に、自分が三橋の実力を認めず理不尽な暴力を奮っていたことを自覚し、試合後に三橋に謝罪している。
作者曰く、武蔵野第一の大河と同じ顔らしい。

織田 裕行(おだ ひろゆき)

CV:福山潤

三星学園1年蔦組。2月21日生まれ。O型。身長186cm。体重80kg。家族構成は母・妹。
一塁手。右投右打。
西浦戦では4番で出場。和歌山県出身。
スポーツ推薦で高等部から入学してきた選手で、中学での三橋と部員たちとの確執を知らなかった。上級生の遠征について行きたかったが、叶から三橋のまっすぐの特異性を聞き興味を持った。
三橋のまっすぐをなかなか攻略できなかったが、コーチのアドバイスで三塁打を打っている。

試合途中、叶と畠が揉めた時には仲裁に入り、激高した叶を諌めるなど周囲に対する気遣いもできる。

三橋 瑠里(みはし るり)

CV:井上麻里奈

三星学園1年松組。6月26日生まれ。A型。身長152cm。体重40kg。家族構成は祖父・祖母・父・母・弟(弟の琉は中学1年)。
三橋と同じ年の従姉妹。三橋のことを「レンレン」と呼んでいる。
中学時代、野球部の応援には三橋に拒絶され行けなかったが、高校になって三橋の様子が変わり埼玉まで応援に来ている。
中学時代、三橋が三星学園に通うため瑠里一家と同居していた。叶の家とは向い隣。

上代 祥真(かみしろ しょうま)

桃李高校1年3組。11月2日生まれ。B型。身長175cm。体重60kg。家族構成は祖父・父・母・兄・兄。
投手。左投左打。
合同練習での西浦戦では9番先発で出場。兵庫県大会の準決勝までスタメンで投げていたが、夏の疲労が影響し合宿時はBチームになっていた。正捕手である岩先輩(ガンせんぱい)を慕っているため、1年でも長くバッテリーを組みたいと考えているが、西浦戦で肩を負傷し5回に降板。
試合後、合宿に駆けつけた岩先輩に怒られている。

三橋とは合宿中に組みたい先輩が居るとか、怪我した事への焦りなどを話している。
別れる際には三橋に甲子園で会おうと言われている。

石田 成津(いしだ なつ)

桃李高校1年2組。8月1日生まれ。A型。身長175cm。体重65kg。家族構成は祖母・父・母・姉。
捕手。右投右打。
合同練習の西浦戦では3番捕手で出場。上代の蓄積疲労を心配し、試合中も何度も間合いを取ったため、上代が怒り出すシーンもあった。
上代が岩先輩に懐いてることに劣等感を感じており、同じ捕手の阿部に愚痴っているシーンがあった。

藤丘 省吾(ふじおか しょうご)

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