ユースタス・キッド（ONE PIECE）とは【徹底解説・考察まとめ】

カイドウとの戦い

なんとか城内に進んだキッドとキラー。キッドは思う存分に暴れ、城内の鉄くずという鉄くずを集めながら鬼ヶ島の屋上を目指す。そして屋上に到着した時、そこには倒すべき敵カイドウとカイドウと同盟を組んだビッグ・マムがいた。キッドの隣にはキラー、そしてほぼ同時に屋上へやってきたルフィ、ゾロ、ローが並ぶ。カイドウ達四皇とキッド達新世代の戦いが始まった。

キッド達は最初から大技でカイドウへと攻撃をする。キッドは「磁気魔人（パンクロットン）」で巨大な金属の鎧をまとい、そこから自身の両手の拳の間に敵を挟み込み圧し潰す技「磁気万力（パンクヴァイス）」を繰り出し、カイドウを圧し潰そうとした。キッド達の猛攻にカイドウは悪魔の実「ウオウオの実 モデル“青龍”」の能力で自身を巨大な龍へと変身させる。キッドは今度は龍になったカイドウの頭を金属の鎧の手で掴み、投げ飛ばして地面に叩きつける「破壊弦（スラムギブソン）」を放つ。ルフィやローも立て続けにカイドウへと攻撃を加え、それによろめくカイドウを見てキッドは追い討ちをかけようとキラーと共に前へ出た。しかしカイドウは龍の力で「竜巻」を起こす。最早災害レベルのそれにキッド達はそれぞれ吹き飛ばされてしまった。そしてカイドウはついに”人獣型”の姿を現す。

幾度となく攻撃を加えても倒れる気配がないカイドウを見て、キッドは「攻撃が効いてる気がしねェ！！」と言う。ビッグ・マムとカイドウが並んでいる姿に、ここがさながら地獄であるような錯覚を起こす。キッド達はとりあえずカイドウとビッグ・マムを引き離す作戦に出た。しかしカイドウ達が黙ってそれを見過ごすはずもない。カイドウとビッグ・マムは二人で「覇海（はかい）」という大技を打ってきた。ゾロが思わず「ダメだろ コリャ」と言ってしまうほどの強力な技にあわや全滅かと思われたが、ゾロが一瞬だけ技を止めたことで何とか全員が生き延びた。キッドは「一瞬でもよく止めたな ありがとよ……！！」と素直に礼を言う。

ルフィがカイドウの相手をしている間、キッド達は四人でビッグ・マムをカイドウから引き離そうと動く。キッドは金属の一部を使って頑丈な箱を作り出し、ローが一定の範囲のものを入れ替える技「シャンブルズ」でビッグ・マムの魂の一部を持つ雷雲のゼウスをその箱の中に閉じ込めた。続いてゾロがビッグ・マムの乗る太陽のプロメテウスを細かく斬り、キラーが二角帽（バイコーン）のナポレオンという剣を引き離す。孤立したビッグ・マムにキッドは金属の槍を撃ち込む技「磁気（パンク）ピストルズ」を放った。しかしビッグ・マムも一筋縄ではいかない。「磁気ピストルズ」を強靭な体で弾き飛ばしながらキッドへ重いパンチを食らわせる。

ビッグ・マムのパンチでメキメキと骨が軋む音を立てる中、キッドは金属の巨大な腕でビッグ・マムを掴んだ。そして金属を反発させる技「反発（リペル）」でビッグ・マムの巨体を宙へと浮かべる。ローは一定の範囲内のものを自由に動かかす「タクト」という技で巨大な岩をビッグ・マムにぶつけ、ビッグ・マムはその反動で空を飛ぶ鬼ヶ島の屋上から海へと落ちていった。カイドウとビッグ・マムを引き離す作戦は成功したのだ。しかし先の戦いで体がボロボロになっていたゾロに限界が来て、プロメテウスがビッグ・マムを助けに行ってしまう。キッドとキラーはビッグ・マムに追い討ちをかけるためその場を離れた。

追った先に待っていたのはビッグ・マムが魂を分け与えて作った新たな雷雲・ヘラの巨大で強大な一撃だった。キッドとキラーは避けたが鬼ヶ島城内の3階まで吹き飛ばされる。しかし技の威力が強大すぎて、ビッグ・マムはキッドとキラーを見失ってしまった。キッドはビッグ・マムの首を取るため、自分を探しているビッグ・マムの元へ向かおうとする。そこに現れたのはキッドと同じ最悪の世代でカイドウの傘下に下ったバジル・ホーキンスだった。キッドにビッグ・マムの首を取らせるためにキラーがホーキンスの相手をする。キラーにその場を任せて、キッドはビッグ・マムの元へと向かった。

ビッグ・マムとの戦い

鬼ヶ島城内でビッグ・マムはお玉と麦わらの一味のナミとウソップに遭遇する。その時ビッグ・マムは記憶を失っていた時に優しくしてくれたおこぼれ町が百獣海賊団の手によって焼かれたことを知った。さらにその後お玉が百獣海賊団の飛び六胞の一人うるティに怪我をさせられた。ビッグ・マムはそれに怒り狂う。カイドウとビッグ・マムは同盟を結んでいたが、ビッグ・マムは構わずうるティとその弟で同じく飛び六胞のページワンを倒す。そして標的をお玉と一緒にいたナミとウソップに切り替えた。キッドがビッグ・マムに追いついたのはちょうどその時だ。ナミ達に襲いかかるビッグ・マムの背後からキッドは「磁気弦（パンクギブソン）」を仕掛ける。怒り心頭のビッグ・マムを前に、キッドは駆けつけたローと一時同盟を組んでビッグ・マムと戦うことになった。

鬼ヶ島城内2階でローと共に戦いを始めたキッドだが、突然体に違和感を感じ倒れ込む。キッドはいつの間にかホーキンスに命を取られていたのだ。超人系悪魔の実「ワラワラの実」の能力者であるホーキンスは、他人の分身である藁人形（ストローマン）を体に宿すことで、ホーキンスは自分が受けたダメージを肩代わりさせることができる。キッドの命を宿したホーキンスをキラーが攻撃すれば、キッドにもダメージがいくのだ。

ホーキンスは自ら頭を柱に打ち付ける。そのダメージはそっくりそのままキッドへと流れていった。キッドは絶え間なく頭を激しく打ち付けられるような感覚に立っていられなくなる。しかしこの痛みがホーキンスのせいであることを知る由もない。「頭痛！？違う…！！何が起きてんだ おれに！！」朦朧とする意識の中ようよう立ち上がるもすぐに体に痛みが駆け巡る。「やっと……『四皇』に辿り着いたんだぞ……！！これで死んだら何なんだ おれの海賊人生……！！」と弱気な感情にキッドは支配された。

ふとした瞬間、先程までの頭痛は嘘のように引き、キッドの体が軽くなった。キラーがホーキンスに勝ち、キッドの命を握っていたものがなくなったのだ。復活したキッドはローと共にビッグ・マムと戦う。

キッドはローに悪魔の実の能力が”覚醒”しているか尋ねた。悪魔の実の能力は稀に”覚醒”し、超人系の悪魔の実の能力は自然系の悪魔の実の能力のように周囲に影響を与え始める。ローもキッドも”覚醒”の領域に踏み込んでいたが、まだ制御に慣れておらず体力の消耗が尋常じゃない。”覚醒”能力を使って失敗に終われば命取りになる。だが現状ビッグ・マムに対する良い手段もなく、このままでは結局やられてしまう。キッドとローは”覚醒”能力を使ってビッグ・マムに攻撃を仕掛けた。

ローは”覚醒”能力「KROOM（クローム）」を使う。詳細は不明だが内部から”波動”を生む技だという。ローは相手の防御力を無視して刀を貫通させる「麻酔（アナススィージャ）」という技を使ってビッグ・マムに刀を貫通させ、「衝撃波動（ショック・ヴィレ）」を発動させた。ビッグ・マムはまるで雷に撃たれたようなショックを受け、口から血を流す。体の中からの波動攻撃が効いたのだ。キッドはローに続いてすかさず”覚醒”能力「付与（アサイン）」を使用した。「付与」は対象に磁力を付与する能力だ。磁力が宿ったビッグ・マムの体に周囲の金属という金属が吸い寄せられていく。その強力な磁力は周囲の建物の骨組みになっていた鉄骨も引き寄せた。とてつもない量の金属で相手を圧殺するキッドの技「磁気激突（パンククラッシュ）」がビッグ・マムを圧し潰した。

さすがのビッグ・マムもこれで終わりかと、周囲で見ていた百獣海賊団の面々も息を飲んだ。しかし鉄骨の中からビッグ・マムは立ち上がってくる。「”ライフ”オア”おしるこ”」と「魂への言葉（ソウル・ポーカス）」を唱えるビッグ・マム。ビッグ・マムは悪魔の実「ソルソルの実」の能力者で他者から寿命を奪い取る能力を持っている。ライフ（命・寿命）を差し出したくない者はおしるこを差し出さなくてはならないが、戦場におしるこがあるわけもなく、多くの者の寿命がビッグ・マムに取られてしまった。さらにビッグ・マムは自身の寿命1年分を使って自分の強さを強化する。ただでさえ巨大な体をしたビッグ・マムの体はさらに大きくなり、その姿はまさにバケモノだ。

「奪ってみやがれ！！！『四皇』の座をよォ！！！」と叫ぶビッグ・マムに、キッドは「刺し違えてもコイツを引きずり降ろす！！！」と命を賭けた戦いを再開させた。

自らの命も使って自身を強化したビッグ・マムに、ローとキッドは追い詰められて倒れる。動けなくなったキッド達になおも攻撃をしかけるビッグ・マムに、キッドやローの仲間達は「それ以上やられたら本当に死んじまうよーー！！」、「もう勘弁してくれ～～～！！」と懇願してキッド達を助けようとする。しかしビッグ・マムはそれを嘲笑い、キッド達を助けようとした仲間達にも攻撃をした。

ようやく戦場で誰も動かなくなったのを見て、ビッグ・マムは息も絶え絶えに屋上へ向かう。しかしキッドとローは立ち上がりそれを阻む。キッドは周囲の金属を引き寄せてビッグ・マムよりも巨大な金属の牛「磁気大魔牛（パンクコルナ・ディオ）」を作り出し攻撃をしかけた。そして「屋上へは死んでも行かせねェ！！！」とローと二人、叫ぶ。キッドはローと共に確実にビッグ・マムの体力を削っていった。そしてキッドは「とっておきの一撃」である「電磁砲（ダムド・パンク）」をビッグ・マムに向けて放つ。しかしそれでもビッグ・マムをほんの少しだけ地面に縫い付けることしかできなかった。ビッグ・マムは再び「魂への言葉（ソウル・ポーカス）」を唱えて自身を強化しようとする。周りの人間は次々に寿命を吸い上げられたが、キッドとローからは1秒たりとも吸い上げられなかった。キッドとローの中にビッグ・マムへの恐怖は微塵もない。キッドは二度目の「電磁砲（ダムド・パンク）」をビッグ・マムに食らわせ、ローと共にビッグ・マムを海底の奥深くまで沈める。ビッグ・マムは海底火山と誘爆し、キッド達は勝利を収めた。

戦いの後

ルフィがカイドウに勝利して、鬼ヶ島での戦いは終わった。戦いから数日、キッドはロー達と共にいたが、やはり馴れ合う気はない様子を見せる。そんな中、アプーがワノ国の外から情報を持ってきた。キッドに賭けられた新たな懸賞金は30億ベリーへと跳ね上がっていた。懸賞金のポスターを見て、ルフィが新たな四皇になったことを知ったキッドは、すぐさまルフィの首を取ろうとしたが失敗。不本意ながら、花の都をあげての宴に参加する形となった。

数日後、キッド、ルフィ、ローは、ワノ国を旅立つことを決める。そして航路がかぶらないように3人で決めて、それぞれ次の島に向けて出立する。キッドは、今回の戦いの戦利品として、カイドウが所持していたロード・ポーネグリフの写しを手渡される。それを見たキラーが、「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」のために本腰を入れなくてはなと笑った。キッドはそれに対して、「”火ノ傷”の男を探せってのか？アテがなさすぎる………！！！」と言う。”火ノ傷”の男について、ルフィ達は知らない。キッドはそれは好都合だと言って船を出すのだった。

未来島エッグヘッド島編～エルバフにて～

ルフィ達はワノ国を出て、世界一の天才科学者Dr.ベガパンクのいる未来島エッグヘッドに到着し、早速騒動に巻き込まれる。その頃、キッド達は巨人族の島・エルバフに着いていた。そこには因縁の相手、四皇・赤髪のシャンクス率いる赤髪海賊団やその傘下の海賊達が停泊していた。キッド海賊団は、以前の抗争時にシャンクスに会うこともできずに、コテンパンに敗北した過去がある。その時にキッドは左腕を失った。キラーは、「次は腕じゃ済まねェだろう 命を奪われる…！！！」と言う。それに対してキッドは、「ハハハ！！それァ――もしおれが敗けたらの話だよな！！！」と高らかに笑った。キッドは先制攻撃を取るべく、「電磁砲（ダムド・パンク）」を構えてエネルギーを充填する。その姿を見たシャンクスは見聞色の覇気で少し未来を見た。それはキッドがの「電磁砲（ダムド・パンク）」で赤髪海賊団の傘下の海賊に壊滅的な被害は出るというものだった。それほどキッドの戦闘力が上がっていたのだ。キッドが「電磁砲（ダムド・パンク）」を撃とうとした時、前方から飛んできたシャンクスから攻撃を受ける。シャンクスの覇王色の覇気をまとわせた刀身で横一線の一撃を食らい、キッドはその場で意識を失った。キッドのカバーに入ったキラーも戦闘不能。トップ2が全く歯が立たない現状を見て、ヒートやワイヤーはシャンクスに降参を申し出る。しかし、キッドはエルバフに銃口を向けてしまった。キッド海賊団エルバフの戦士ドリーとブロギーの渾身の飛ぶ斬撃「覇国（はこく）」を受ける。ヴィクトリアパンク号は大破し、キッド海賊団は壊滅するのだった。

ユースタス・キッドの関連人物・キャラクター

キラー

CV：浜田賢二

ユースタス・キッド率いるキッド海賊団の戦闘員。顔面全体を覆うマスクで顔を隠している。両手の甲に回転する鎌の武器「パニッシャー」を装着しており、体術と合わせて軽やかに舞いながら相手を鎌で斬りつけて攻撃する。異名は「殺戮武人」。初登場時に懸賞金が1億ベリーを超えており、超新星の一人に数えられていた。物騒な異名に得体のしれない雰囲気を醸し出す外見をしているが、意外と理知的で博識。短気で喧嘩っ早いキッドのブレーキ役として機能している。

キッドとは幼馴染であり、名前で呼び合う仲。キッドに深く信頼を寄せており、またキッドからも相応の信頼を返されている。麦わらの一味でいうルフィとゾロのような関係であるとファンの間では形容される。ワノ国編ではキッドと引き離され、「ガスガスの実」の能力者でマッドサイエンティストのシーザー・クラウンが作った人工悪魔の実「SMILE（スマイル）」を食べればキッドを救うチャンスをやるとオロチにに言われる。迷わず「SMILE」を口にしたが、「SMILE」の適合者にはなれず結果的に笑う以外の感情表現をなくした。自分でも大嫌いな「ファッファッファッファ」という笑い方で大笑いをするようになってしまい、その哀れな姿にキッドが激昂する場面も本編では見られた。この笑い方が嫌いな理由は不明だが、この笑い方を馬鹿にした者は皆半殺しにしてきたほど嫌っている。

火祭りの夜にルフィやロー、侍達と共に鬼ヶ島に侵入。自分達と同じ最悪の世代の一人バジル・ホーキンスと一騎打ちになる。キッドの命を人質にされピンチに陥るが、逆転勝利する。

キラー（ONE PIECE）とは【徹底解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

renote.net

キラーとは、集英社の発刊する『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE（ワンピース）』の登場人物。主人公モンキー・D・ルフィと同時期に台頭した11人の懸賞金億超えルーキー海賊・超新星の一人で、後に最悪の世代の一人に数えられる。同じ最悪の世代ユースタス・”キャプテン”キッド率いるキッド海賊団に所属。キッドとは同郷で、幼馴染。金髪の長い髪の毛と顔全体を覆うマスクが特徴。「殺戮武人」という異名を持っており、両手につけた「パニッシャー」という武器と、舞うように軽やかな体術を駆使して戦う。

スクラッチメン・アプー

CV：真殿光昭

キッドと同じ最悪の世代の一人。オンエア海賊団の船長であり、超人系悪魔の実「オトオトの実」の能力者。「海鳴り」という異名を持っている。初登場時の懸賞金は1億9800万ベリーだったが、新世界編で3億5000万ベリーと倍近くにまでなっている実力者。

人をナメてからかうことが大好きなおちゃらけた性格であり、キッドとはそもそもそりが合わなかった。それでもパンクハザード編ではルフィ達がシーザーと戦っている裏でキッド率いるキッド海賊団とバジル・ホーキンスのホーキンス海賊団で海賊同盟を結成しようとしていた。しかしこの時アプーは既に四皇・百獣のカイドウの傘下に入っており、情報屋として働いていた。この同盟の話し合いをしている場所に、空島から投身自殺を図ったカイドウが落ちてくる。キッド達のいる場所にカイドウが落ちてきたのは偶然かそれとも示し合わせていたか不明だが、カイドウと戦う選択肢を取ったキッドからすればアプーは裏切り者以外の何者でもない。

その憎しみから、火祭りの夜にルフィやロー、侍達と共に鬼ヶ島に侵入したキッドは、ライブフロアでアプーを見つけた途端殴りかかった。

スクラッチメン・アプー（ONE PIECE）とは【徹底解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

renote.net

スクラッチメン・アプーは、『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE（ワンピース）』の登場人物。主人公モンキー・D・ルフィと同時期に台頭してきたルーキー海賊・超新星（最悪の世代）の一人。”海鳴り”という異名を持つ。「オトオトの実」の能力者。中華風の衣装に身を包んでおり、鍵盤のような歯並びや辮髪（べんぱつ）が特徴。陽気な性格で人をおちょくることが大好き。自分よりも格上の相手にもちょっかいを出すことがある。
ワノ国編では、百獣海賊団の情報屋と登場し、ルフィ達と戦った。

モンキー・D・ルフィ

CV：田中真弓

『ONE PIECE』の主人公でキッドやキラーと同じ最悪の世代の一人。東の海（イーストブルー）出身で、「海賊王になる」のが夢。17歳の時に船出し、麦わら海賊団を結成した。超人系悪魔の実「ゴムゴムの実」の能力者。

偉大なる航路（グランドライン）のシャボンディ諸島でキッドと初めて出会う。友人である人魚のケイミーが人身売買を行う人間屋（ヒューマンショップ）で売られそうになった時にキッドは会場に居合わせ、ルフィが世界貴族と呼ばれる誰も逆らってはならない”天竜人”を殴り飛ばすところを目撃する。ルフィはキッドのことなんて知らなかったが、キッドはルフィのほうに興味があったらしく、「”天竜人”を殴り飛ばす」というルフィのイカれ具合が見れて満足そうだった。その後ヒューマンショップを取り囲んだ海軍の包囲網を抜ける際に不本意ながらキッド、ローと共に共闘する。この時から3人でよくくだらないことで張り合っている。キッドはルフィを「バカザル」と呼び、ルフィはキッドを「ギザ男（ぎざお）」と呼ぶようになった。

ワノ国編ではキッドが兎丼に収容されている時に再会。同じ囚人同士でどちらが多く作業をしたかなど、またくだらない張り合いを繰り広げた。決戦当日の火祭りの夜にキッドやロー、侍軍勢と共に鬼ヶ島に侵入し、カイドウやビッグ・マム相手にまた不本意ながらキッドや同盟を組んでいるローと共闘する。

モンキー・D・ルフィ（ONE PIECE）とは【徹底解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

renote.net

モンキー・D・ルフィとは、『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE』の登場人物であり、主人公。左目の下にある傷と麦わら帽子がトレードマーク。「麦わらのルフィ」という異名を持つ。悪魔の実「ゴムゴムの実」の能力者で、全身が伸び縮みするゴム人間である。
海賊王ゴール・D・ロジャーが残した「ひとつなぎの財宝（ワンピース）」を手に入れて海賊王になるという夢を叶えるために17歳で海に出た。そして愉快な仲間達と共に大海原を冒険するのだった。

トラファルガー・ロー