ユースタス・キッド（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ

CV：神谷浩史

キッドやキラーと同じ最悪の世代の一人でハートの海賊団船長。亡き両親が医者であり、自身も医術を身に着けている医者である。「死の外科医」という異名を持っている。悪魔の実「オペオペの実」の能力者。本名の「トラファルガー・D・ワーテル・ロー」は周囲に隠している。新世界編では王下七武海の地位に就いていたが、麦わらのルフィと同盟を組んだことが世界に露見し、その地位は剥奪された。

偉大なる航路（グランドライン）のシャボンディ諸島でキッドと初めて出会う。人攫いに捕まったルフィの友人である人魚のケイミーが売り飛ばされる会場・人間屋（ヒューマンショップ）に居合わせた。キッドは面白そうなヤツが出品されていたら買っていこうと考えていたが、ローが何故ヒューマンショップにいたのかは不明。ルフィが友人のタコの魚人ハチを撃たれたことに激昂し、世界貴族と呼ばれる誰も逆らってはならない”天竜人”を殴り飛ばすところを目撃する。その後ヒューマンショップを取り囲んだ海軍の包囲網を抜ける際に不本意ながらキッド、ルフィと共に共闘する。キッドのことを「ユースタス屋」と呼ぶ。

ワノ国編では決戦当日の火祭りの夜にキッドやルフィ、侍軍勢と共に鬼ヶ島に侵入し、カイドウやビッグ・マム相手にまた不本意ながらキッドや同盟を組んでいるルフィと共闘する。その後ビッグ・マムとの二度目の戦いでもキッドと共闘する。

トラファルガー・ロー（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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トラファルガー・ローとは、『ONE PIECE（ワンピース）』の登場人物である。ハートの海賊団の船長であり、主人公モンキー・D・ルフィと同時期に台頭してきたルーキー海賊・超新星（最悪の世代）の一人だ。本名をトラファルガー・D・ワーテル・ローといいい、「Dの一族」であることがわかっている。
新世界編では、王下七武海となってルフィ達の前に現れ、麦わらの一味と同盟を組み、強敵たちと激戦を繰り広げていく。ワノ国編ではキッドと共にビッグ・マムを倒して懸賞金が30億ベリーへと跳ね上がった。

シャンクス

CV：池田秀一／島﨑信長（幼少期）

『ONE PIECE』の主人公モンキー・D・ルフィにトレードマークの麦わら帽子を託した男。四皇と呼ばれる皇帝のような強さを持つ大海賊の内の一人であり、赤髪海賊団の大頭。「赤髪のシャンクス」という異名を持っている。幼少期は海賊王ゴール・D・ロジャーの船で見習いをしていたという経歴がある。左目に走る三本の傷と隻腕が特徴。

本編でキッドとの直接の戦闘描写はないが、新世界に入ったキッド海賊団と抗争があったとのこと。その際にキッドは左腕を失っており、義手になっている。左腕を奪ったのがシャンクス本人かは不明。キッドは自分の名をさらに上げるために四皇の首を狙っており、その中でもシャンクスに狙いを定めている。だがキッド海賊団単体で叶わなかったからか、同じ最悪の世代のスクラッチメン・アプーのオンエア海賊団とバジル・ホーキンスのホーキンス海賊団と同盟を結ぼうとしていた。

シャンクス（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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シャンクスとは、『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE（ワンピース）』の登場人物である。主人公モンキー・D・ルフィが幼少期に出会った海賊であり、ルフィにトレードマークの麦わら帽子を託した男。赤髪海賊団の大頭であり、四皇の一角を担っている。懸賞金は40億4890万ベリー。燃えるような赤い髪に左目に走る三本の傷、隻腕が特徴。第1話から登場しているキャラクターで、物語上での登場回数は決して多いとは言えないが、その存在感は総勢1,000を超えるキャラクターの中では群を抜いている。

カイドウ

CV：玄田哲章

四皇と呼ばれる皇帝のような強さを持つ大海賊の内の一人であり、百獣海賊団の総督。「百獣のカイドウ」という異名を持っている。ロックス・D・ジーベック率いるロックス海賊団で見習いをしていたという経歴がある。偉大なる航路（グランドライン）のワノ国を拠点に活動しており、ワノ国の将軍・黒炭オロチと手を組んで人々を苦しませている。動物系幻獣種の悪魔の実「ウオウオの実 モデル“青龍”」の能力者であり、「この世における最強生物」として敵である海軍や同業の海賊から恐れられている。頭から生える巨大な二本の角と長い鯰髭が特徴。

世にも珍しい空島からの投身自殺を図った際に、キッドが最悪の世代スクラッチメン・アプーやバジル・ホーキンスと同盟を組む話し合いをしている場に落下した。これが偶然だったのか、それともこの時既に百獣海賊団の傘下に入っていたアプーの手引なのかどうかは不明。キッドやキラーはそのままカイドウとの戦闘になり、完膚無きまで叩きのめされた。しかしキッドを気に入ったカイドウはキッドの心を折り、自身の部下に加えようとキッドや海賊団のメンバー達をワノ国へ連れ帰る。

キッドやキラーと鬼ヶ島の屋上で戦闘を繰り広げた。

カイドウ（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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カイドウは、『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE（ワンピース）』の登場人物で、百獣海賊団総督。偉大なる航路（グランドライン）の後半の海・新世界で皇帝のように君臨する4人の海賊・四皇の1人。「百獣のカイドウ」という異名を持ち、”世界最強の生物”と呼ばれて海軍や同業の海賊から恐れられている。動物系幻獣種の悪魔の実「ウオウオの実 モデル“青龍”」の能力者で、能力の規模は災害に匹敵する。
ワノ国の将軍・黒炭オロチと手を組み、ワノ国に圧政を敷いてきたが、ルフィによって倒された。

ビッグ・マム／シャーロット・リンリン

CV：藤田淑子（571話）→ 小山茉美（786話～）

四皇と呼ばれる皇帝のような強さを持つ大海賊の内の一人であり、「ビッグ・マム」という異名を持っている。自分の家族で構成されたビッグ・マム海賊団の船長であり、129人という大家族シャーロット家の家長でもある。また万国（トットランド）の女王の座にも就いている。麦わらの一味のコック・サンジと自分の娘、第35女のシャーロット・プリンを結婚させ、サンジの生家ヴィンスモーク家が治めるジェルマ王国の科学力を手に入れようと目論んだ。その際に主人公モンキー・D・ルフィと衝突。ルフィを万国から取り逃がしたため、艦（ふね）に乗ってワノ国までやってくる。カイドウからは入国を拒否され、一時は大地を揺るがすほどの勢いで喧嘩をしていたが、その後どういうわけかカイドウと同盟を組むことを決めた。

本編では描かれていないが、キッドはビッグ・マム海賊団の「将星」と呼ばれる幹部を手負いにし、奪い去るべきものを奪ったとされている。そのためビッグ・マムはルフィだけでなく、キッドにも目をつけていた。鬼ヶ島屋上ではカイドウとビッグ・マムのタッグが強力すぎるので、キッド達は二人を引く離す作戦を決行。作戦通り二人を引き離し、キッドは（はっきりとは言っていないが）カイドウをルフィに譲り、ビッグ・マムの首を取るために鬼ヶ島城内で戦闘を繰り広げる。

ビッグ・マム／シャーロット・リンリン（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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ビッグ・マム（本名：シャーロット・リンリン）は、『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE（ワンピース）』の登場人物。
偉大なる航路（グランドライン）の後半の海・新世界に皇帝のように君臨する4人の大海賊・四皇の内の1人。お菓子の為なら一国を滅ぼしてしまう凶悪な人物。43人の夫を持ち、その夫との間に85人の子供を産んでいる。その子供達とビッグ・マム海賊団を結成しており、その船長を担っている。ワノ国編でトラファルガー・ローとユースタス・”キャプテン”・キッドに敗れ、四皇の座を退いた。

ユースタス・キッドの名言・名セリフ／名シーン・名場面

「この先は…それを口にする度胸がねェ奴が死ぬ海だ…！！”新世界”で会おうぜ」

ユースタス・キッドがシャボンディ諸島でルフィとローに言ったセリフ。

ヒューマンショップで世界貴族”天竜人”を殴り飛ばしたルフィのせいでキッド達は海軍に囲まれてしまう。その場にいる海軍はキッド、ルフィ、ローの力によって蹴散らされた。どんどん海軍の応援が駆けつけるのも面倒で、キッドは折を見てその場を後にする。面倒事に巻き込まれはしたが、キッドは前々から興味を持っていたルフィに一目会えたので満足していた。だからと言って馴れ合う気は毛頭ない。キッドは「次に出くわした時は容赦しねェ………！！」と啖呵を切った。しかしルフィはそれに笑って「………ふーん。でも『ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）』はおれが見つけるぞ！！！」と答えた。

そこでキッドは故郷の南の海（サウスブルー）でのできごとを思い出す。南の海ではそんな事（ひとつなぎの大秘宝や海賊王の話）をすると、よく他人に大口を開けて笑われた。キッドはそれが気に入らなかったため、自分達を笑う人間を皆殺しにしてきて旅を続けてきたのだ。キッドはルフィやローに「この先は…それを口にする度胸がねェ奴が死ぬ海だ…！！”新世界”で会おうぜ」と言い別れる。これから赴く”新世界”への期待や、同じ夢を持つライバルに出会えたことに対する喜びが混ざったセリフになっている。

「始まるんだよォ！！！誰も見た事ねェ”新しい時代”が！！！」

ルフィの義兄ポートガス・D・エースの公開処刑を発端に海軍本部のあるマリージョアで勃発した頂上戦争。海賊王ゴール・D・ロジャーが死んだ後、四皇と呼ばれる4人の大海賊が不動の地位を築いていた。しかし頂上戦争でその一角”白ひげ”エドワード・ニューゲートが死亡。時代は大きなうねり上げて荒れ始める。”黒ひげ”という新しい勢力も出てきて世界の均衡がどんどんと崩れていき、何が起こるかわからない。”新しい時代”の始まりに立ち会う高揚感からか、キッドは「始まるんだよォ！！！誰も見た事ねェ”新しい時代”が！！！」と笑った。誰も知らない世界にこれから挑むことができるという期待やその”新しい時代”で天下を取るという意気込みが感じられるセリフである。

「おれ達はおれ達の道を行く！！！」