ONE PIECE（ワンピース）の組織・団体まとめ

『ONE PIECE』の概要

『ONE PIECE（ワンピース）』は、尾田栄一郎の描く海賊を題材とした少年漫画。1997年に集英社の『週刊少年ジャンプ』で連載が開始された。原作漫画も1999年から放映が開始されたTVアニメも話数が1,000話を超えており、『週刊少年ジャンプ』の中でも長寿連載作品となった。単行本も100巻を超えており、日本国内での発行部数は4億をしており、単行本初版発行部数の日本記録などの出版に関する国内最高記録をいくつも保持している。その人気は留まるところを知らず、全世界で人気が爆発。翻訳版は57以上の国や地域で発売されており、2021年には、全世界を対象としたキャラクター人気投票企画「第1回 ONE PIECE キャラクター世界人気投票 WT（ワールドトップ）100」が開催された。

作中では海賊や海兵、賞金稼ぎなど様々な職種や立場の人間が登場し、その多くは組織や団体に所属している。また民間人が所属する会社も登場する。

組織・団体について

『ONE PIECE』の世界で最も巨大な組織と言えば世界政府である。天竜人（世界貴族）の先祖が設立した世界の平和と秩序を守るための組織であり、海軍や司法の島エニエス・ロビー、大監獄インペルダウンなどが配下にある。主人公モンキー・D・ルフィ達海賊を取り締まる側の組織であるため、「正義」の組織であるが、”敵”として描かれる場合が多く、巨大組織ゆえの闇も存在する。

その他、民間人が所属する会社にもいろいろあり、造船会社「ガレーラカンパニー」や海賊派遣会社「バギーズ デリバリー」などユニークな会社が物語を彩っている。

『ONE PIECE』の組織・団体

海賊

『ONE PIECE』の物語の主軸となる団体。主にドクロを模した海賊旗を掲げており、大多数の海賊は海上や島々で略奪を行う。民間人から金品や食料、領地の略奪を行うため、世間的に悪の団体として認識されており、嫌われている。主人公のモンキー・D・ルフィ率いる麦わら海賊団のように冒険をメインにし、民間人に危害を加えない海賊は稀。海賊王ゴール・D・ロジャーの処刑で幕を開けた大海賊時代になってから海賊の数が急増。

また海賊といっても様々なタイプがあり、麦わら海賊団のように少数精鋭の小規模な海賊から、たくさんの傘下海賊を抱える大海賊組織も存在する。

ONE PIECE（ワンピース）の全海賊団の船長・メンバーまとめ - RENOTE [リノート]

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尾田栄一郎によって描かれた世界的大ヒット漫画『ONE PIECE』。作中では「四皇」を筆頭に、実に多くの海賊たちが日々しのぎを削っている。本記事では『ONE PIECE』に登場する海賊団の船長やメンバーの情報を、「四皇」「王下七武海」「超新星」のほか、アニメ・映画オリジナルなどジャンルごとにまとめて紹介する。

王下七武海（おうかしちぶかい）

世界政府によって公認された7人の海賊達を「王下七武海」と呼ぶ。収穫の何割かを世界政府に納めることが義務づけられ、その代わりに海賊および未開の地に対する海賊行為が特別に許されている。世界の均衡を保つ「偉大なる航路（グランドライン）」三大勢力の内の一つ。七武海に加盟した海賊は手配書が取り下げられ、その配下の海賊にも恩赦が与えられる。海軍との協力関係にあるが、海軍の中には王下七武海という制度に疑問や不満を持つ者も大勢いる。

七武海に選ばれる海賊は、他の海賊の抑止力となりうる「強さ」と「知名度」が必要。選ばれた人物は皆、世界的に有名な大海賊であり、一般の海賊に恐れられている。一方、海賊でありながら世界政府に協力していることから、七武海を「政府の狗」という海賊もいる。

ただ七武海という立場を隠れ蓑に、サー・クロコダイルやドンキホーテ・ドフラミンゴが、国の乗っ取りを計画していた、もしくは実行した事実が露見し、世界会議で制度の撤廃が正式に決定された。

ONE PIECE（ワンピース）の王下七武海まとめ - RENOTE [リノート]

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『ONE PIECE』とは尾田栄一郎の漫画及びそれを原作とするアニメ作品である。時は大海賊時代。ワンピースと呼ばれる宝と海賊王の名を巡り、主人公モンキー・D・ルフィと仲間たちが冒険をし、時に海軍や他海賊と戦闘する。王下七武海とは、海軍と手を組んだ大物海賊たちを示す。それぞれの野望や思いを胸に海賊行為を行う七武海は、その戦力や個性、バックボーンにより、物語に花を添える存在である。

四皇（よんこう）

偉大なる航路（グランドライン）の後半の海・新世界に皇帝のような強さで君臨るする4人の大海賊の総称。世界の均衡を保つ「偉大なる航路（グランドライン）」三大勢力の内の一つである。その戦力は強大かつ大規模であり、船長の他、幹部格の戦闘能力も極めて高い。これらを食い止めるには海軍も多大な犠牲を払う必要があるため、上層部の許可なく四皇への攻撃は原則として禁止されている。四皇同士の戦いはただの”戦闘”ではなく、既に”戦争”といえるレベルであり、海軍は四皇同士の接触の情報を得ると厳戒態勢を取る。

物語開始時点の四皇は、赤髪のシャンクス、白ひげ／エドワード・ニューゲート、ビッグ・マム／シャーロット・リンリン、百獣のカイドウの4人だった。その後マリンフォード頂上戦争で白ひげが死に、代わりに黒ひげ／マーシャル・D・ティーチが名を加える。そしてワノ国編で、ビッグ・マムとカイドウがルフィ達に敗れた後、ルフィと千両道化のバギーが新たに四皇に加わった。

世界政府

世界政府は、世界の平和と秩序を守るために、800年前、20人の王達によって設立された巨大組織。『ONE PIECE』の世界にある国の大半が加盟しており、その数は170に及ぶ。4年に一度、世界政府を代表する50人の王達が聖地マリージョアに集まり打規模な会議を行う。これは世界会議（レヴェリー）と呼ばれ、国家間の情報交換や親睦を深める場にもなっている。

世界政府の最高権力は、世界政府を作った20人の王達の末裔である天竜人・世界貴族の最高位である五老星。海軍や司法の島エニエス・ロビー、大監獄インペルダウン、諜報機関「CP（サイファーポール）」など様々な組織を配下に持ち、統率している。

ONE PIECE（ワンピース）の世界政府加盟国まとめ - RENOTE [リノート]

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世界政府（せかいせいふ）とは、漫画『ONE PIECE（ワンピース）』に登場する組織の名称の一つ。『ONE PIECE』の世界をとりまとめる国際組織である。800年前に20人の王達によって設立されたとされた。20人の王の末裔達は、”天竜人（世界貴族）”と呼ばれており、現代でも強い権力を持っている。170に及ぶ国が加盟しており、加盟国の中から50人の王が聖地マリージョアに集まって4年に一度行う会議を世界会議（レヴェリー）と呼ぶ。作中には世界政府に加盟する多数の国が登場する。

天竜人（てんりゅうびと）・世界貴族（せかいきぞく）

世界政府の成立は800年前、20名の王によりなされた。王たちは創造主として神のごとく祭り上げられており、その血を引く天竜人（またの名を世界貴族）もまた生き神のように尊ばれる。しかし天竜人の実態は先祖の偉業と血統を笠に平気で人を殺し、重傷患者の命よりも自分への礼儀を優先させるといった、無茶苦茶な権威を振りかざす。作中で、王侯貴族の奴隷にする為の人身売買（対象は罪人もしくは世界政府非加盟国の者）が公然と行われているのは、天竜人が奴隷を買う為でもある。
天竜人の奴隷は「龍の蹴爪」と称される天竜人の紋章を焼き因として押される。この焼き印は人間以下との証明とされ奴隷の印として虐げられる要因となる。また、オークションに出される時点で逃げ出せば爆発する仕掛けの首輪をされている為、逃げることもできない。奴隷になりたくないからと自ら舌を噛み切った者さえいる。

彼らに関わった者は皆大切な人を奪われたり殺されたりの憂き目に遭いながら泣き寝入りが常である為、天竜人の実情を知る人々からは恨みを買っている。彼らに逆らえないのは、天竜人を傷つけた際には海軍大将が出動することになっている為であり、単体では非力にして無力な存在である。とはいえ、基本的には関わり合いにならないよう膝をついてやり過ごすのが最良の策とされる。

5億もの大金をオークションでポンと出す、毎夜のごとく宴を行うなど財政的にも潤っているが、その財源の一部として天上金がある。天竜人に納めるこの資金の為に国民が飢え、国が滅んだことさえあるという。

ルフィはシャボンディ諸島で、友達となったはっちゃんを撃った天竜人チャルロス聖を殴りつけている。天竜人に手を挙げたらどうなるのか承知の上での行為である。この一件でオークション会場は騒ぎが起き、バイヤーたちは安全のため外に逃がされた。奴隷として売られそうになっていた者たちは首輪の鍵を渡され逃走に成功した模様。

天竜人はマリージョアに住んでおり、この地は聖地と称される。

ONE PIECE（ワンピース）の天竜人・世界貴族まとめ - RENOTE [リノート]

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天竜人（てんりゅうびと）・世界貴族（せかいきぞく）とは、『ONE PIECE（ワンピース）』に登場する、貴族の総称。『ONE PIECE』の世界において絶対的権力を持つ貴族である。800年前に世界政府を作り上げた20人の王達の末裔のことを指し、作中では”天竜人”と呼ばれることが多い。20人の王達は聖地マリージョアに移り住んだが、唯一アラバスタ王国を治めるネフェルタリ家だけはそれを拒否したという。”天竜人”は神であり、どんなに虐げられても決して民は逆らってはいけない。

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