地下室など逃げられない空間が舞台のホラーな映画を紹介！『悪魔の棲む家』など

『死霊のはらわた』

現在は『スパイダーマン』なんかも手掛ける巨匠となっているサム・ライミ監督、ブルース・キャンベル出演の1981年のホラー映画。スラップスティックなまでにノン・ストップな展開をスプラッター・ホラーに取り入れた革新的作品で、その悪ノリなまでに高いテンションは、既にコメディやギャグの域。

バカンスを楽しもうとテネシー州の廃屋を訪れた5人の男女が、地下室の存在を知り中に入ってみると、この廃屋が心霊研究家の研究所で、所長は死霊を呼び出して調査中に死霊のえじきになってしまっていた！彼が残したテープを再生すると、死霊を甦らせる呪文が吹き込まれていて...。

『悪魔の棲む家』

ロングアイランドのアミティヴィルで実際に起きた超常現象（真偽はアヤシイらしい）を題材にしたジェイ・アンソン著のベストセラー『アミティヴィルの恐怖』を映画化した1979年のホラー映画。今見ると古い感は否めませんが、テレビで観てトラウマになった人は多いハズ！後に好きモノのマイケル・ベイがリメイクした。

新しい家を探していた、3人の子供を抱える夫婦。アミティヴィルの豪邸が売りに出ているのを知り、不動産屋はかつて一家惨殺事件のあった家だと話すが、よせばいいのに値段の安さに惹かれてこの家を購入。しかし、引っ越してから次々と異変が起きはじめ...。この家の隠された地下室には秘密があった！

『ダーク・フェアリー』

トロイ・ニクシー監督、ベイリー・マディソン、ケイティ・ホームズ、ガイ・ピアース主演による2010年のスリラー映画。Cクラスのテレビ・ムーヴィー『地下室の魔物』をリメイクして映画化するという大胆企画！

家主の失踪により100年も閉ざされていた屋敷の修復にあたった男女と、男の別れた妻との間の子供が、この屋敷に住み込む事になった。長年封鎖されていた地下室を発見した子供が、無邪気なイタズラ心で封印を解いてしまったからさあ大変、邪悪な妖精が次から次へと現れた！主人公たちは屋敷の呪われた過去を知るが、屋敷は修復のスポンサーたちのパーティのまっただ中で...。元ネタを踏襲したバッドエンドに、またあちゃー。