パイレーツ・オブ・カリビアン／生命の泉（映画）のネタバレ解説・考察まとめ

シレーナ

キャスト : アストリッド・ベルジュ=フリスベ
ホワイトキャップ湾に住んでいた人魚。『シレーナ』という名前はフィリップが仮につけた。
獰猛な人魚族の中でシレーナだけは人の心を理解し、フィリップとの恋に落ちた。
『悲しみの涙は流さないが喜びの涙は流す』という人魚の特性から、黒ひげにその恋心を利用され、儀式に必要な涙を採取されてしまう。

『パイレーツ・オブ・カリビアン／生命の泉』の名言・名セリフ

「Here’s to revenge.」

「復讐に乾杯」
バルボッサの黒ひげに対する怨恨に気付いたジャックが静かに言った台詞。
バルボッサの義足の内部はワインボトルになっており、二人でワインを酌み交わした。

「Do not waste my tear.」

「私の涙を無駄にしないで」
ジャックのために聖杯を探し出し、渡した人魚の台詞。
宣教師と人魚の愛情が垣間見えるシーン。人魚のこの行動の意図は作中で深く語られていない。

「It’s a pirate’s life for me. Savvy?」

「それが海賊暮らしさ。おわかり？」
ラストシーン、永遠の生命を諦めたジャックだったが、決して悲観的な思いではなかった。
いつ最後を迎えるかわからないことを享楽的に受け取り、限りある生命を楽しむことを決意した。

『パイレーツ・オブ・カリビアン／生命の泉』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話

ペネロペ・クルスの代役

ペネロペ・クルスは撮影当時妊娠5ヶ月で、想像より早く腹部が目立ち始めたために代役を立てた。代役となったのはペネロペに瓜二つの姉、モニカ。上半身と顔はペネロペ、遠方からの全身の映像はモニカが起用された。

防寒コートの差し入れ

ジョニー・デップは、生命の泉のスタッフ500人に防寒コートを差し入れた。
プレゼントを受け取ったスタッフは、『この気遣いこそジョニーがハリウッドで良い男と言われる所以さ』と言ったという。

日本人出演者：松崎悠希

生命の泉には日本人の出演者がいる。黒ひげの部下・ガーヘン役の松崎悠希。
クランクアップ日の撮影後はジョニー・デップと熱い抱擁を交わした。
他作品では『ラスト・サムライ』や『硫黄島からの手紙』などに出演している。