ワールドトリガー(ワートリ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ワールドトリガー』とは、2013年より葦原大介が『週刊少年ジャンプ』で連載を開始し、2018年より『ジャンプスクエア』に移籍した漫画およびそれを原作としたアニメ、ゲーム作品。現代の日本に、突然異世界から近界民(ネイバー)が現れ、三門市という街を襲った。そして、それに唯一対抗できる界境防衛機関「ボーダー」という組織が作られた。そのボーダーの隊員である三雲修が、異世界からやって来たネイバーの転校生・空閑遊真に出会うところから物語は始まる。ジャンプ作品としては異質であるが故、コアなファンも多い。

CV:桐本拓哉
舞台演者:早乙女じょうじ

ボーダーの本部司令・最高司令官。ボーダーという機関の頂点にして「城戸派」のトップ。好きなものは家族、古い映画、ブラックコーヒー。

顔の左眉毛の近くに大きな傷痕が残っている。近界民に対して激しい憎しみを抱いており、城戸派はボーダーの中でも近界民に容赦がない一派である。ボーダーを創設した初期メンバーの1人であり、遊真の父・空閑有吾(くがゆうご)とは同期。表には出していないが、有吾の息子である遊真のことを気にかけている様子がうかがえる。

忍田真史(しのだ まさふみ)

CV:草尾毅

ボーダーの本部長。攻撃手。忍田派のトップであり、町の防衛を重視する。好きなものは自己鍛錬、だし巻き玉子、しょうゆラーメン、バイク。

近界民に対して中立を保っている一派。33歳の年齢でありながら、本部においてノーマルトリガー最強の男という称号を持っている。非常に正義感が強い性格で、規律違反を犯しながらも市民を守るべく行動をした修を高く評価した。空閑有吾には恩義を感じているため、近界民ではあるが遊真に対しては友好的に接する。ボーダーソロ総合1位の太刀川に剣を教えた師匠でもある。

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鬼怒田本吉(きぬた もときち)

CV:塩屋浩三

ボーダーの本部開発室長。好きなものは家族、仕事、カップ麺、散歩。

城戸派に所属している男性。ノーマルトリガーを大量に作るシステムを作ったり、ゲート誘導システムを開発したりと数々の功績をあげている。頻繁に厄介事を持ち込んでくる修をあまり良く思っていない。

根付栄蔵(ねつき えいぞう)

CV:島田敏

ボーダーのメディア対策室長。好きなものは紅茶、馬、土いじり、ボーダーグッズ集め。

城戸派に所属している男性。テレビや雑誌、記者会見などのメディアの対応を全てこなしつつ、ボーダーの印象をよくするように動いたり、組織内の問題があれば即座に処理をしている。

唐沢克己(からさわ かつみ)

CV:竹本英史

ボーダーの外務、営業部長。好きなものはタバコ、ラグビー、明太子、釜めし。

城戸派に所属している男性。城戸派ではあるが、組織の利益を一番に考えているため非常に柔軟な対応をする人物である。ボーダーで使うお金を調達したり、ボーダーとして三門市や県や国、外国とまでもの交渉を一人で行う。その場を客観的に見ており、修のことを「馬鹿正直なヒーロー」として高く評価する。

林藤匠(りんどう たくみ)

CV:藤原啓治(1stシーズン)→ 津田健次郎(2ndシーズン以降)
舞台俳優:鯨井康介(第2弾では声のみの出演)

ボーダーの玉狛支部の支部長。好きなものはタバコ、塩ラーメン、動物。ちなみに釣りが好きだが全く釣れない。

玉狛の隊員たちには「ボス」として親しまれており、玉狛の隊員たちの直属上司である。性格は温厚で飄々としており、近界民とも非常に友好的な立場を取っている。遊真の父・有吾とは仲が良かったため、有吾の息子である遊真を守るために遊真を玉狛支部への入隊を勧誘した。

林藤陽太郎(りんどう ようたろう)

玉狛支部所属のお子様、林藤陽太郎。

CV:浦和めぐみ

玉狛支部所属のお子様隊員。5歳児の男の子。好きなものは他人が食べているお菓子・女の子・雷神丸に乗って散歩。「動物と会話できる」という副作用(サイドエフェクト)を持っている。実際には意思を通じ合わせる程度で動物に対しての命令はほとんどできない。第二次大規模侵攻時に捕虜となったアフトクラトルのヒュースとはとても仲がよくなっている。

何故お子様がいつも玉狛支部にいるのか長らく謎だったが、陽太郎の正体が近界(ネイバーフッド)の滅亡した国・アリステラの王子であることが判明した。「旧ボーダー」がアリステラ滅亡時にまだ赤ん坊だった陽太郎と姉の瑠花(るか)を連れてこちら側の世界にやってきて、それ以来、陽太郎は玉狛支部で守られている。玉狛支部の支部長・林藤匠(りんどう たくみ)と苗字が同じなので林藤の子供か親戚と思っている読者も多いが、親戚という設定になっているだけで実際の血縁関係はない。

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雷神丸(らいじんまる)

アニメ版の雷神丸

CV:浦和めぐみ

林藤匠がどこからともなく連れ帰ったカピバラ。しかし実際はボーダーの組織を支える冠トリガー(クラウントリガー)である。 雷神丸には陽太郎を守る使命があり、陽太郎に命の危険があるような場合は雷神丸が大暴走する。

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忍田瑠花(しのだ るか)

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影浦雅人(かげうらまさと)とは、『ワールドトリガー』の登場人物で、ボーダー本部所属B級影浦隊の隊長。ボーダー内屈指のアタッカーだが、暴力行為や素行の悪さも目立つ問題児。「感情受信体質」という副作用(サイドエフェクト)を発現させており、戦闘面では不意打ちや遠距離からの射撃を察知することが可能。ただし私生活では他人の感情も意図せず察知してしまうためつらい思いをしている。素行の悪さはサイドエフェクトに起因しているともいえる。本作主人公の空閑遊真(くがゆうま)と仲が良く、ライバル関係にある。

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東春秋(あずま はるあき)は、『ワールドトリガー』に登場するボーダー本部B級6位の東隊の隊長で狙撃手(スナイパー)である。年齢は25歳と、戦闘員中2番目の年長者。現ボーダー創設時のメンバーの一人で「最初の狙撃手」で狙撃手ランク第3位。ほぼ全ての狙撃手が東の弟子筋と言え、人望も厚い。指揮力も忍田真史(しのだ まさふみ)本部長と並びNo.1の実力者である。 任務外ではボーダー提携の大学院でトリオンや戦史の研究をしている。

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風間蒼也(かざま そうや)とは『ワールドトリガー』の登場人物で、ボーダー本部所属A級風間隊の隊長。他人の才能や才覚を見抜くことに長けており、優れた育成能力も持ち合わせている。厳しめな物言いもするが、役目を果たしたものを称賛したりと優しさも持ち合わせている。スコーピオンをメイントリガーとして扱い、アタッカーランクは2位の実力者。部隊の戦術は聴覚と透明化のトリガーを駆使したステルス戦闘を得意としている。間接的ではあるが、本作主人公の一人三雲修(みくも おさむ)の成長に何度もかかわっている。

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