二宮匡貴(ワールドトリガー)の徹底解説・考察まとめ
二宮匡貴(にのみや まさたか)とは、『ワールドトリガー』の登場人物。ボーダー本部所属B級二宮隊隊長。射手(シューター)ランク1位、個人総合ランク2位。かつてはA級部隊を率いていたが、隊員の鳩原未来(はとはら みらい)の違反行為により降格処分を受けた過去を持つ。鳩原について今も独自に調査を続けている。実力に裏付けされた高圧的でぶっきらぼうな態度、辛辣な物言いが目立つが、能力のある人間には敬意を払い、必要なら教えを乞うことも辞さないストイックな人物。
二宮匡貴の概要
二宮匡貴(にのみや まさたか)とは、『ワールドトリガー』の登場人物。ボーダー本部所属B級二宮隊隊長。射手(シューター)ランク1位、個人総合ランク2位。
本部隊員トップのトリオン量を持ち、戦術にも長ける作中屈指の実力者。ランク戦ではどう二宮を倒すか、ではなく、いかに二宮と戦わないか、という方向の対策がとられるほど。
かつてはA級部隊を率いていたが、隊員の鳩原未来(はとはら みらい)の違反行為によって降格処分を受けた過去を持つ。今でも鳩原についての調査を独自に行っており、関係者である主人公・三雲修(みくも おさむ)と雨取千佳(あまとり ちか)に接触してきた。
遠征を目指す修たちに対して、事実上の最後の壁として、B級ランク戦で激突する。
二宮匡貴のプロフィール・人物像
年齢:20歳
ポジション:シューター
誕生日:10月27日
身長:184cm
血液型:A型
星座:とけい座
職業:大学生
好きなもの:焼き肉、ジンジャーエール、才能のある人間
家族:父、母
ランク:個人総合2位、射手1位
CV:諏訪部順一
高いトリオン能力と指揮能力を併せ持つ、ボーダートップクラスの実力者。
ぶっきらぼうで無愛想、歯に衣着せぬ物言いで、辛辣な面が目立つ。目つきも鋭く表情が固いのもあり、高圧的な印象を受ける。
B級ランク戦ROUND3において、主人公・三雲修の戦術を解説が良く評価した点について「ぬるい解説」と苦言を呈し、修に対し「戦術をかじっただけの雑魚」と切り捨てた。
また、隊員だった鳩原に対しても「作り笑いが顔に張り付いた冴えない女」「(トリガー横流し事件に対し)あの馬鹿がそんな大層なことを計画できるわけがない」とこれまた辛辣。
言葉選びこそ容赦ないが、単に当たりの強い人物というわけでもない。修に対しては後の成長と隊のパワーアップを認め、戦うに値する相手であり脅威であると、間接的にだが認めている。
鳩原に対しても、言葉の裏を返せば重大な規定違反を犯した主犯ではないと擁護していることにもなり、また失踪した鳩原の行方を独自に追っていることからも、鳩原を侮辱する意図はないことが伝わる。
また、遠征を目指す玉狛第二に対し、空閑遊真(くが ゆうま)をA級部隊に編入させるというその時点での現実的な方法を提案し、実際にA級部隊である加古隊に裏で紹介をしていたこともある。
隊員の誕生日に隊で焼肉を楽しんだりするなど、むしろ、他者を思いやって気の回る人物ですらあるといえる。
さらにいえば遠征試験においては、雨鳥千佳に対し淡い恋心を抱く絵馬ユズル(えま ゆずる)に対し、無言の圧を受けて同じ隊に組み込んだり、その理由を千佳の前ではぼかしたりと、察しの良さまで見せている。
また能力のある人間には年齢を問わず敬意を払う。自分より歳も個人ランクも下の出水公平(いずみ こうへい)に対し、技術を教わるために頭を下げて弟子入りした過去があり、またかつては戦術よりもトリオン能力に物を言わせていたが、指導を受けた東春秋(あずま はるあき)に薫陶を受けて戦術・指揮を磨いた。
態度のためにクールな人物に思われがちだが、意外と熱くなりやすく挑まれた勝負は受けるタチで、修からは「意外と理屈よりも感情で動くタイプの人なんじゃないか」と評されている。
総じて、良い意味でも悪い意味でも素直な人物と言える。
また作者曰く「天然」。その天然エピソードは枚挙に暇がなく、コスプレ感を嫌って隊服をスーツにしたらボーダー内で浮いてしまって逆にコスプレ感が出ていたり、やたらとポケットに手を入れていたり、ランク戦中に硬直状態に陥った間に雪だるまを5つを作っていたり、隊のエンブレムの由来が妙に中二病っぽかったり(「才能により王座を取る」ことを意味する「血の王冠」)……と、本人は大真面目なのだが、傍から見ると異様に見えるといったことが多い。
二宮匡貴のトリガー
多くの隊員に共通のシールドとバッグワームを除けば全て弾トリガーを揃えた典型的なシューター。
二宮のトリオン能力で放たれる弾はいずれも強力。
また1対1の局面において、数重視の弾と威力重視の弾でフルアタックすることで多面的にも集中的にも防御を許さないという、作中でタイマン最強と呼ばれる戦法を得意とする。
他にもシューターの技術として、出水から教わった合成弾や、置き弾による奇襲を使いこなす。
アステロイド
メイントリガー、サブトリガー両方にセットされている。
通常弾。トリオンキューブを好きな数に分割して発射する、シューターのもっとも基本的なトリガー。
多くの隊員が立方体に分割するのに対し、二宮は細かい調整のためか四角錐や三角錐に分割する。
ハウンド
メイントリガー、サブトリガー両方にセットされている。
発射後に目標を自動追尾する。
トリオン体の反応を追う探知誘導(誘導弾)、視線でより正確に誘導する視線誘導(追尾弾)がある。
合成弾として、ハウンド2つを合成した強化誘導弾(ホーネット)、後述するメテオラと合成した誘導炸裂弾(サラマンダー)も使用。
B級ランク戦ROUND8では強化誘導弾(ホーネット)の追尾性能を巧みに調整し、追い込んだ敵を隊員に仕留めさせた。
また同じくROUND8で、高く打ち上げたハウンドに2段階の時間差をつけることで1対1の局面を勝利するといった活用を見せた。
メテオラ
メイントリガーにセット。
炸裂弾。着弾すると爆発する弾丸。
敵の隠れ場所を潰す、ワイヤーなど敵に有利な地形を破壊する、といった形で活用。
ハウンドと合成した誘導炸裂弾(サラマンダー)も使用する。
シールド
メイントリガー、サブトリガー両方にセットされている。
トリオン能力の高さからシールドも強固で、もっとも威力に優れた狙撃銃のアイビスも防ぎきることができる。
バッグワーム
サブトリガーにセット。
二宮隊のものはスーツに合わせてか、襟を立てている。
合成弾
徹甲弾(ギムレット)
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目次 - Contents
- 二宮匡貴の概要
- 二宮匡貴のプロフィール・人物像
- 二宮匡貴のトリガー
- アステロイド
- ハウンド
- メテオラ
- シールド
- バッグワーム
- 合成弾
- 徹甲弾(ギムレット)
- 強化誘導弾(ホーネット)
- 誘導炸裂弾(サラマンダー)
- 二宮匡貴の来歴・活躍
- B級ランク戦ROUND3観戦
- 玉狛支部を訪問
- B級ランク戦ROUND4
- ガロプラ侵攻
- B級ランク戦ROUND8
- 遠征選抜試験
- 二宮匡貴の関連人物・キャラクター
- 通常部隊メンバー
- 犬飼澄晴(いぬかい すみはる)
- 辻新之助(つじ しんのすけ)
- 氷見亜季(ひやみ あき)
- 遠征選抜試験部隊メンバー
- 東春秋(あずま はるあき)
- 雨鳥千佳(あまとり ちか)
- 絵馬ユズル(えま ゆずる)
- 加賀美倫(かがみ りん)
- その他
- 鳩原未来(はとはら みらい)
- 三輪秀次(みわ しゅうじ)
- 加古望(かこ のぞみ)
- 月見蓮(つきみ れん)
- 太刀川慶(たちかわ けい)
- 出水公平(いずみ こうへい)
- 二宮匡貴の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「ぬるい解説しやがって……」
- 「座れよ 三雲」
- 「俺の点だ」
- 「……残念だが 三雲じゃ到底二宮隊(うち)の脅威にはならないな」
- 「太刀川はだめだ 俺の部隊(チーム)に太刀川は要らない」
- 二宮匡貴の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 隊服はスーツ
- 独特なトリオンキューブ
- ポケイン
- 試合中に雪だるまを作る
- 紺宮