ワールドトリガー(ワートリ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ワールドトリガー』とは、2013年より葦原大介が『週刊少年ジャンプ』で連載を開始し、2018年より『ジャンプスクエア』に移籍した漫画およびそれを原作としたアニメ、ゲーム作品。現代の日本に、突然異世界から近界民(ネイバー)が現れ、三門市という街を襲った。そして、それに唯一対抗できる界境防衛機関「ボーダー」という組織が作られた。そのボーダーの隊員である三雲修が、異世界からやって来たネイバーの転校生・空閑遊真に出会うところから物語は始まる。ジャンプ作品としては異質であるが故、コアなファンも多い。
ボダメシ
遠征選抜試験の一次試験「閉鎖環境試験」でボーダー隊員達が作った食事を指す。
「閉鎖環境試験」は、文字通り閉鎖環境で行われる試験であり、近界に行く間に乗る遠征艇内での生活を想定した環境での試験である。隊員達はあらかじめ用意された食材や機材などを使って自炊をする必要があり、各隊料理が得意、それなりにできるメンバーが食事作りを担当している。単行本25巻では、おまけページでそれぞれの部隊が1日目の夕食で何を作ったかが「ボダメシ」として紹介された。ファンの間では「ボダメシ」を再現するものもいる。
ワールドトリガー(ワートリ)のボダメシ・料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ - RENOTE [リノート]
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『ワールドトリガー』(ワートリ)とは、葦原大介の描くSF少年漫画。ストーリーはシリアスな展開が多いものの、コミカルな絵柄や演出で読みやすくなっており、読者の支持を集めている。世界観は、現実の世界(地球)にほぼ近く、現代の町と異世界「近界(ネイバーフッド)」が登場。舞台となっている三門市では、様々なグルメが堪能でき、登場人物がおいしそうに食事をする姿が見られる。その他、遠征選抜試験編では、各キャラクターの作る料理、通称「ボダメシ」も登場した。
トリオン
出典: chomanga.org
トリガーを使う上で、エネルギーとなるもの。
人間ならば誰しもトリオン器官を心臓の左に持っている。自身のトリオン量は計測ができるため、人によって優劣がある。千佳のように膨大なトリオン量を持っている人間も稀に存在し、そのトリオン量は黒トリガーに匹敵する。
トリオン体
別称は戦闘体(せんとうたい)。トリオンで構築された戦うためのボディであり、トリガー起動中の使用者の身体はトリガーの中に収納される。
トリオン体は非常に頑丈であり、運動能力は生身の何倍もに強化される。さらに痛みを全く感じないよう設定することも可能。身体を動かすイメージをトリオン体に伝達する「トリオン伝達脳(とりおんでんたつのう)」もしくはトリオンを管理している器官「トリオン供給器官(とりおんきょうきゅうきかん)」のどちらかが破壊されると、戦闘体が破壊される。また、損傷によるトリオン漏れが激しい場合も戦闘体は破壊される。戦っている最中に多くのトリオンを消耗していくため、トリオン量が少ない人間には戦闘が不利になる。
トリオン体を一度破壊された場合はもう一度作り直すことが可能。トリオン量が少ない人間はほんの数時間で新たに戦闘体を作ることができ、逆にトリオン量の多い人間はまる一日かかることもある。そのため、トリオン量の低い修は戦闘体が破壊されても数時間で復帰が可能だ。トリオン量が少ない人間が持つメリットと言える。
トリガー
出典: blog.livedoor.jp
ボーダー隊員が使用する道具であり、近界の文明を作り上げたテクノロジー。通常の攻撃では傷もつかないトリオン兵との戦闘ではトリオンによって形成した武器を用いることとなり、自身をトリオン体に換装するための起動装置である。
形、中身の内容、使い方の幅が広く、武器はもちろん建物にして利用することもできる。トリオン量が多い人間は武器を有効に強く使うことができ、逆にトリオン量が少ない人間は同じ武器を使っても威力が弱くなる。ちなみにどれほどのダメージを受けようが、トリオン体が破壊されようが、生身の身体には全く影響がない。
ワールドトリガー(ワートリ)のトリガーと必殺技まとめ - RENOTE [リノート]
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『ワールドトリガー』(ワートリ)とは、葦原大介による漫画、及びそれを原作としたアニメなどのメディアミックス作品である。
ある日突然現れた近界民(ネイバー)の襲撃により、三門市は大きな被害を受ける。その危機を救ったのが『ボーダー』と呼ばれる機関だった。ボーダーに所属する三雲修は空閑遊真という少年と出会う。遊真は近界民の世界からやって来ていた。
トリガーとはこの世界で使われる武器である。トリガーは地球、近界民で独自に発展し、多様な戦い方をするこの作品の要となっている。
サイドエフェクト(副作用)
トリオン能力が優れている人間にたまに発現する特別な能力である。
超能力とは少し違い、空を飛んだり瞬間移動したりといったことはできない。耳がとてもよかったり、眠ると記憶力が飛躍的にアップしたりと、基本的には人間の本来の能力の延長線上のものである。ただ中には目の前にいる人間の未来をみることができたり、人の嘘を見抜いたりすることが可能な人もいる。人格や考え方がサイドエフェクトの影響を受けている人間も多い。
ワールドトリガー(ワートリ)のサイドエフェクト・副作用・特殊能力まとめ - RENOTE [リノート]
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サイドエフェクト(副作用)とは、葦原大介による漫画『ワールドトリガー(ワートリ)』に登場する特殊能力の名称である。異世界・近界(ネイバーフッド)のテクノロジー・トリガーを使う人物に稀に発現する。トリガーは、誰しもが内に秘めているトリオンというエネルギーで作動し、そのトリオン能力が高い人間ほど発現しやすい。超能力と表されることもあるが、あくまで人間の基本能力の延長線上のもので、超常現象を引き起こすような類ではない。主人公の1人・空閑遊真も「嘘を見抜く」というサイドエフェクトを持っている。
黒トリガー(ブラックトリガー)
トリオンを優秀に扱える人物が、自分の持っている全てのトリオンと自らの生命を犠牲にして作りるトリガーのこと。
一般的なトリガーと比べ物にならないほどの性能を誇るが、黒トリガーを作った人間の性格がトリガーに反映するため、誰もが自由に使用することは出来ない。例えば遊真の黒トリガーは遊真の父親が作った強力なものだが、遊真本人しか使用することが出来ていない。ボーダー内では黒トリガーを持っている隊員は自動的にS級隊員とされる。
『ワールドトリガー』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
空閑有吾「法律(ルール)ってのは世界を回すためにある。おまえを守るためじゃない」
出典: twitter.com
「法律(ルール)ってのは世界を回すためにある。おまえを守るためじゃない」とは、『ワールドトリガー』1巻第2話に登場するセリフ。発言したキャラクターは空閑有吾だが、有吾はすでに作中で亡くなっているので、間接的に空閑遊真が発言した。
暴力を受けてもやり返さないという日本のルールに違和感を覚えた遊真は、修にこの言葉を伝える。やり返さないことが当たり前だと思っていた修は、遊真の価値観が明らかに日本人のものではないと気が付く。修自身が、遊真に「やり返さなきゃやられっぱなしのままだ」という言葉にうまく返せなかったこともあり、修は遊真の言葉に妙な本気さを感じていた。
この発言をした頃の遊真はまだ日本に来たばかりで、近界民として生きていた名残が強く残っておりかなり攻撃的だったが、後に日本に適応していき、すぐに暴力を振るうという行動にはいたらなくなった。
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目次 - Contents
- 『ワールドトリガー』の概要
- 『ワールドトリガー』のあらすじ・ストーリー
- 物語の始まり
- 黒トリガー争奪戦
- 大規模侵攻
- B級ランク戦始動
- 遠征選抜試験
- 閉鎖環境試験
- 『ワールドトリガー』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 空閑遊真(くが ゆうま)
- 三雲修(みくも おさむ)
- 雨取千佳(あまとり ちか)
- 迅悠一(じん ゆういち)
- レプリカ
- ボーダー隊員 A級
- 太刀川慶(たちかわ けい)
- 出水公平(いずみ こうへい)
- 唯我尊(ゆいが たける)
- 冬島慎次(ふゆしま しんじ)
- 当真勇(とうま いさみ)
- 風間蒼也(かざま そうや)
- 歌川遼(うたがわ りょう)
- 菊地原士郎(きくちはら しろう)
- 緑川駿(みどりかわ しゅん)
- 佐伯竜司(さえき りゅうじ)
- 里見一馬(さとみ かずま)
- 宇野隼人(うの はやと)
- 嵐山准(あらしやま じゅん)
- 木虎藍(きとら あい)
- 時枝充(ときえだ みつる)
- 佐鳥賢(さとり けん)
- 加古望(かこ のぞみ)
- 黒江双葉(くろえ ふたば)
- 喜多川真衣(きたがわ まい)
- 三輪秀次(みわ しゅうじ)
- 米屋陽介(よねや ようすけ)
- 奈良坂透(ならさか とおる)
- 古寺章平(こでら しょうへい)
- 片桐隆明(かたぎり たかあき)
- 一条雪丸(いちじょう ゆきまる)
- 桃園藤一郎(ももぞの とういちろう)
- 尼倉亜澄(あまくら あすみ)
- 木崎レイジ(きざき れいじ)
- 小南桐絵(こなみ きりえ)
- 烏丸京介(からすま きょうすけ)
- ボーダー隊員 B級
- 玉狛第二(たまこまだいに)
- 二宮匡貴(にのみや まさたか)
- 犬飼澄晴(いぬかい すみはる)
- 辻新之助(つじ しんのすけ)
- 影浦雅人(かげうら まさと)
- 絵馬ユズル(えま ゆずる)
- 北添尋(きたぞえ ひろ)
- 生駒達人(いこま たつひと)
- 水上敏志(みずかみ さとし)
- 隠岐孝二(おき こうじ)
- 南沢海(みなみさわ かい)
- 弓場拓磨(ゆば たくま)
- 帯島ユカリ(おびしま ゆかり)
- 外岡一斗(とのおか かずと)
- 王子一彰(おうじ かずあき)
- 蔵内和紀(くらうち かずき)
- 樫尾由多嘉(かしお ゆたか)
- 東春秋(あずま はるあき)
- 奥寺常幸(おくでら つねゆき)
- 小荒井登(こあらい のぼる)
- 香取葉子(かとり ようこ)
- 三浦雄太(みうら ゆうた)
- 若村麓郎(わかむら ろくろう)
- 来馬辰也(くるま たつや)
- 村上鋼(むらかみ こう)
- 別役太一(べつやく たいち)
- 漆間恒(うるしま わたる)
- 諏訪洸太郎(すわ こうたろう)
- 笹森日佐人(ささもり ひさと)
- 堤大地(つつみ だいち)
- 荒船哲次(あらふね てつじ)
- 穂刈篤(ほかり あつし)
- 半崎義人(はんざき よしと)
- 那須玲(なす れい)
- 熊谷友子(くまがい ゆうこ)
- 日浦茜(ひうら あかね)
- 柿崎国治(かきざき くにはる)
- 照屋文香(てるや ふみか)
- 巴虎太郎(ともえ こたろう)
- その他のB級部隊
- ボーダー隊員 C級
- 夏目出穂(なつめ いずほ)
- ボーダー隊員 S級
- 天羽月彦(あもう つきひこ)
- ボーダー オペレーター
- 国近柚宇(くにちか ゆう)
- 真木理佐(まき りさ)
- 三上歌歩(みかみ かほ)
- 草壁早紀(くさかべ さき)
- 綾辻遥(あやつじ はるか)
- 小早川杏(こばやかわ あん)
- 月見蓮(つきみ れん)
- 結束夏凛(ゆいつか かりん)
- 宇佐美栞(うさみ しおり)
- 氷見亜季(ひやみ あき)
- 仁礼光(にれ ひかり)
- 細井真織(ほそい まおり)
- 藤丸のの(ふじまる のの)
- 橘高羽矢(きったか はや)
- 人見摩子(ひとみ まこ)
- 染井華(そめい はな)
- 今結花(こん ゆか)
- 六田梨花(ろくた りか)
- 小佐野瑠衣(おさの るい)
- 加賀美倫(かがみ りん)
- 志岐小夜子(しき さよこ)
- 宇井真登華(うい まどか)
- ボーダー関係者
- 城戸正宗(きど まさむね)
- 忍田真史(しのだ まさふみ)
- 鬼怒田本吉(きぬた もときち)
- 根付栄蔵(ねつき えいぞう)
- 唐沢克己(からさわ かつみ)
- 林藤匠(りんどう たくみ)
- 林藤陽太郎(りんどう ようたろう)
- 雷神丸(らいじんまる)
- 忍田瑠花(しのだ るか)
- 林藤ゆり(りんどう ゆり)
- ミカエル・クローニン
- 沢村響子(さわむら きょうこ)
- 寺島雷蔵(てらしま らいぞう)
- 桐山諒治(きりやま りょうじ)
- 水沼誠二(みずぬま せいじ)
- 旧ボーダー
- 空閑有吾(くが ゆうご)
- 最上宗一(もがみ そういち)
- 梅咲鉄弥(うめさき てつや)
- 風間進(かざま しん)
- 相馬健悟(そうま けんご)
- 甲斐学(かい まなぶ)
- 平良響(たいら ひびき)
- 行方楓(なめかた かえで)
- 千尋麟太郎(ちひろ りんたろう)
- 鈴村基紀(すずむら もとき)
- 脇坂イブキ(わきさか イブキ)
- アフトクラトル
- ヒュース
- ハイレイン
- ランバネイン
- ミラ
- ヴィザ
- エネドラ
- ガロプラ
- ガトリン
- ラタリコフ
- レギンデッツ
- ヨミ
- コスケロ
- ウェン・ソー
- カルワリア
- ライモンド
- イズカチャ
- ヴィッターノ
- エルガテス(TVアニメオリジナル)
- ゼノ
- リリス
- ギーヴ
- カロン
- ラミア
- その他の登場人物
- 鳩原未来(はとはら みらい)
- 雨取麟児(あまとり りんじ)
- 春川青葉(はるかわ あおば)
- 三雲香澄(みくも かすみ)
- 神田忠臣(かんだ ただおみ)
- 九條真都(くじょう まと)
- 水沼(みずぬま)
- 嵐山副(あらしやま ふく)
- 嵐山佐補(あらしやま さほ)
- 『ワールドトリガー』の用語
- 玄界(ミデン)/こちら側の世界
- 三門市(みかどし)
- 近界(ネイバーフッド)/あちら側の世界
- 近界民(ネイバー)
- トリオン兵
- 界境防衛機関「ボーダー」
- 本部上層部
- 派閥(はばつ)
- 支部(しぶ)
- 遠征(えんせい)
- 旧ボーダー(きゅうボーダー)
- 部隊
- 部隊章・エンブレム
- 作戦室(隊室)
- ランク戦
- 遠征選抜試験(えんせいせんばつしけん)
- ボダメシ
- トリオン
- トリオン体
- トリガー
- サイドエフェクト(副作用)
- 黒トリガー(ブラックトリガー)
- 『ワールドトリガー』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 空閑有吾「法律(ルール)ってのは世界を回すためにある。おまえを守るためじゃない」
- 三雲修「僕はヒーローじゃない。誰もが納得するような結果は出せない」
- 太刀川慶「気持ちの強さで勝負が決まるって言っちまったら じゃあ負けた方の気持ちはショボかったのかって話になるだろ」
- 『ワールドトリガー』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 『ワールドトリガー』の雛型作品は『実力派エリート迅』
- 『ワールドトリガー』の略称
- 公式設定集『ワールドトリガー オフィシャルデータブック BORDER BRIEFING FILE(BBF)』
- 『ワールドトリガー』の主題歌・挿入歌
- TVアニメ『ワールドトリガー』第1期
- OP(オープニング):ソナーポケット「GIRIGIRI」(第1話 - 第23話)
- OP(オープニング):AAA「アシタノヒカリ」(第24話 - 第47話)
- OP(オープニング):Pile「ドリームトリガー」(第48話 - 第73話)
- TVアニメ『ワールドトリガー』第2期
- OP(オープニング):TOMORROW × TOGETHER「Force」
- ED(エンディング):神はサイコロくを振らない「未来永劫」
- TVアニメ『ワールドトリガー』第3期
- OP(オープニング):神はサイコロを振らない「タイムファクター」
- ED(エンディング):FantasticYouth「雲外憧憬」
- 『ワールドトリガー』の作者・葦原大介の関連記事