迅悠一(ワールドトリガー)の徹底解説・考察まとめ
迅悠一(じん ゆういち)とは、『ワールドトリガー』の登場人物であり、本作の主人公の一人である。自らを「実力派エリート」と名乗るその実力は本物。黒トリガー「風刃」の最初の所有者であり、ボーダー内に数人しかいないとされているS級隊員であった。「未来予知」というサイドエフェクトによって目の前の人間の未来を見ることができる。「風刃」を本部に返還したため隊に所属しないA級隊員として活動している。「ぼんち揚げ」が大好物で、部屋に箱で常備しているほど。
迅悠一の概要
迅悠一(じん ゆういち)とは、『ワールドトリガー』の登場人物であり、本作の主人公の一人である。
所属は玉狛支部で、部隊には入っていないフリーの隊員。幹部メンバーを除けば玉狛第一の小南桐絵(こなみ きりえ)に次ぐ古参隊員。
初登場時は黒トリガー「風刃」を所有していたため、S級隊員だった。その後、「風刃」を手放したためA級隊員に降格している。
黒トリガーとは、トリオン量の多いトリガー使いが全てのトリオンを注ぎ込み、その生命と引き換えに作り出す特別なトリガー。他のトリガーとは一線を画し「黒トリガーの有無で戦争の勝敗が決まる」と言われるほど強力で異質なトリガーである。
そのため黒トリガーを所有する隊員は1人で1個隊扱いされるため、隊への所属やランキングから外されることとなる。
「風刃」は迅の師匠最上宗一(もがみ そういち)が黒トリガーになった姿であり、その争奪戦時はあっという間に候補メンバーを迅が倒してしまった。
また、時期は不明だが母も近界民に殺されている。
「趣味 暗躍」と公式に設定がある程、裏で手を回して盤面を動かす役割を担うことが多いキャラクター。
目の前の人間の未来を見ることができる「未来視」というサイドエフェクトを持つ。このサイドエフェクトによって敵の襲来や直接攻撃などを予知できるため、ボーダーには欠かせない人物である。
迅悠一のプロフィール・人物像
年齢:19歳
ポジション:アタッカー
誕生日:4月9日
身長:179cm
血液型:O型
星座:はやぶさ座
職業:無職
好きなもの:ぼんち揚、女子のおしり、暗躍
家族:母
CV:中村悠一
ボーダー玉狛支部所属の隊員。
初登場時はS級隊員であったが、その後A級隊員となった。
私服も戦闘服も、玉狛支部のエンブレムが入った青いジャージを着用している。
アタッカーランキング1位の太刀川隊隊長太刀川慶(たちかわ けい)と1位2位を争うほどの実力者。
黒トリガー「風刃」を所有するまではライバルと言われるほどバトルしあっていた。
同年齢の隊員は皆大学生であるが、迅は大学には所属しておらず無職。ただボーダーは給料が出るので厳密にはお金を稼いでいる。
「未来視」のサイドエフェクトを利用して相手の動きを予知することができ、近界民の襲来時にはより良い未来のために盤面を裏から動かしている。
しかし、最善の未来のために仲間が傷ついたり危険な目にあうことに負い目を感じており、玉狛第二の隊長三雲修(みくも おさむ)が死にかけたときは「おれのせいだ」「ごめん」と謝罪する一面も。
近界民と仲よくしよう派の玉狛支部に所属しているが、本人のスタンスは街の平和第一の忍田派に近い。
迅悠一のトリガー
黒トリガー:風刃(ふうじん)
風刃は迅の師匠である最上宗一がその生命と引き換えに作り出した黒トリガーである。
形状は弧月に似た日本刀のようなブレード型だが、弧月よりも切れ味と耐久性が高く、さらにスコーピオンよりも軽いと超高性能。
その真価は「物体に斬撃を伝播させ、目の届く範囲ならばどこにでも攻撃ができる」という遠隔斬撃。持ち主のトリオン量に応じてブレードの周りに光の帯が出現し、壁や地面をつたってこの光の帯を飛ばして攻撃することができる。
黒トリガーは適合者しか起動ができないため使用者が限られるのだが、風刃はボーダー内だけで20人以上が起動でき、現在でも10人以上の適合者がいる。
そのため、3年前に使用者を決めるための争奪戦が行われ、迅があっという間に全員を倒してその所有権を手に入れた。
黒トリガー争奪戦の際、迅は風刃を本部に返却。大規模侵攻時は迅の推薦によって三輪が所有していたが、終結後「攻撃一点特化の能力ゆえに対応力に欠けるため、専有させずに状況に合わせて投入すべき」と言って再度本部に返却した。
近いうちに迅が適合者たちに使い方を教えることとなっている。ガロプラ侵攻時は迅が使用してる姿が確認できる。
上述の光の帯は迅が11本、三輪だと6本出現する。トリオン量の多い玉狛第二の雨取千佳(あまとり ちか)が起動できれば光の帯は50~60本出現するそうで作者曰く「もう剣に見えない」。
ノーマルトリガー
スコーピオン
メイントリガーとサブトリガーの両方にセットされている。
アタッカーが使用するトリガー。一番人気のブレードトリガー「弧月」よりも攻撃的な性能となっている。
迅が「弧月じゃ太刀川さんには絶対に勝ち越せない」といって玉狛支部のエンジニアと作り上げたトリガーである。
当時トータルの戦績で負けていた迅であったが、スコーピオンで戦って以降は互角の戦績となった。
トリオンを消費してブレードを生成する。その為、弧月のようにトリガー自体を携帯する必要がない。更に、刃の形状を自在に変えることができ、体のどこからでもブレードを出せる。これらの特性から、弧月では考えられないような攻撃を繰り出すことが出来る。
デメリットは耐久性にあり、単純な打ち合いでは弧月に利がある。ブレードを枝分かれさせたり、伸ばすほどに耐久性は更に落ちる。
エスクード
防御用トリガーの一つ。
物質を土台に巨大な盾を生成することが出来る。シールドより耐久性が高いが、トリオン使用量が多い、一度生成した場所から動かせない、生成する土台が必要となる、土台となる物体に触れなければならない、などのデメリットもある。
古いタイプのトリガーで、トリオン消費量も多いことから使う隊員は少ない。
玉狛支部の迅、玉狛第一の烏丸京介(からすま きょうすけ)、近界アフトクラトルのヒュース(ひゅーす)、鈴鳴第一の別役太一(べつやく たいち)が使用している。
シールド
メイントリガー、サブトリガー両方にセットされている。
任意の場所に任意の形で盾を作り出せる。手で持つ必要がないため、盾を展開した状態でも両手で攻撃が可能。防御範囲を広げると防御力が下がり、小さくすれば上がる特徴がある。
バッグワーム
サブトリガーにセットされている。
マント状のトリガーで、着用すると微量のトリオンを消費し続けることと引き換えにレーダーから姿を消すことが可能となる。対電子戦用のステルストリガーであり、肉眼に対しては何の効果もないため、主にスナイパーが使用するトリガーだが、遮蔽物の多さを利用し奇襲攻撃を行うなど、状況に応じてアタッカー、ガンナー、シューターも着用することがある。
迅悠一の能力
サイドエフェクト:未来視
「サイドエフェクト」とは、高いトリオン能力を有する人間の中で、稀にそのトリオンが脳や感覚器官に影響を及ぼし発現させた、超人的な感覚のことをいう。意味は「副作用」。
あくまで人間の能力の延長線上にあるものであり、空を飛んだりと超常的なことはできない。
迅のサイドエフェクトは「未来視」と呼ばれ、「目の前の人間の少し先の未来を見ること」ができる。
ボーダーではその希少性により便宜的にランクを付けており、「未来視」は「超感覚」にあたるSランク。
いくつかの「ありうる未来」が並列で見えており、実現の可能性が高い未来なら年単位でかなり先まで見ることができる。逆に不確定な未来は、近い将来までしか見えない。
また、現実を人為的に動かすことによって、未来を誘導することが可能である。
大規模な戦闘になると迅はより良い未来にするため、隊員を動かしながら自身も暗躍する場面がみられる。
ただし、一度も目にしたことのない人間の未来は見えないため、どんな敵が襲ってくるか、などは予知することができない。
視覚を介すことから、未来の「読み逃し」による死角が生じてしまうため、本人も地形を利用して射線を切るなどの対策をしている。
迅悠一の来歴・活躍
黒トリガー争奪戦
突如として現れた近界民である空閑遊真(くが ゆうま)が黒トリガー所有者と知ったボーダーの最高司令官城戸正宗(きど まさむね)は、同じく黒トリガー所有者である迅に黒トリガーの確保を命じる。
しかし玉狛支部長の林藤匠(りんどう たくみ)の機転により、空閑をボーダーに入隊させるという形で黒トリガーは玉狛支部預かりとなった。
城戸は黒トリガーが玉狛支部にあることでボーダー内のパワーバランスが崩れることを鑑み、自身の派閥に所属するトップメンバーを玉狛支部に差し向ける。
そこに、サイドエフェクトで襲撃を予知していた迅が立ちはだかった。
大人しく引き下がるよう求める風間隊隊長の風間蒼也(かざま そうや)に対し、黒トリガーを「本人にとっては命より大事なもの」としたうえで「簡単に渡すわけにはいかない」と抗戦の構えをみせた迅。
風間隊・太刀川隊・冬島隊の当真勇(とうま いさみ)、三輪隊とA級トップチームに対し迅1人ではさすがに太刀打ちできないと踏む風間だが、このタイミングで嵐山隊が迅の加勢に現れる。
場面は混戦となり、風間隊・太刀川・三輪隊の狙撃手と迅が相対することとなった。
最初はトリオンを温存し相手のトリオンを削り、穏便に撤退させる作戦だったが狙いがバレたため一転。
風間隊の菊地原士郎(きくちはら しろう)を一発で仕留めたのち、隠していた風刃の能力を如何なく発揮しA級トップ攻撃手たちを撃破し、撤退させることに成功した。
その後、幹部たちの作戦室に突撃し、空閑の入隊を認めてもらう代わりに風刃を本部に返還。S級隊員からA級隊員に降格した。
実は風刃の返還までが迅のプランB。A級トップを撃破できる能力を秘めた黒トリガーという箔をつけ、交渉を優位に進めるために、派手に太刀川・風間を蹴散らしていた。
第2次大規模侵攻
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三輪秀次(みわしゅうじ)とは、『ワールドトリガー』の登場人物で、ボーダーのA級7位三輪隊の隊長を務めている人物。 近界民(ネイバー)という異次元からの侵略者による攻撃から世界を守る機関として作られた”界境防衛機関”通称ボーダーの戦闘における精鋭部隊の1人である。ボーダーには3つの派閥があり、その内の過激派にあたる城戸派に所属している。「ネイバーはすべて殺す」とのセリフどおり、ネイバーに深い恨みを持っている。過去に最愛の姉をネイバーに殺されているのが要因だと言える。
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風間蒼也(ワールドトリガー)の徹底解説・考察まとめ
風間蒼也(かざま そうや)とは『ワールドトリガー』の登場人物で、ボーダー本部所属A級風間隊の隊長。他人の才能や才覚を見抜くことに長けており、優れた育成能力も持ち合わせている。厳しめな物言いもするが、役目を果たしたものを称賛したりと優しさも持ち合わせている。スコーピオンをメイントリガーとして扱い、アタッカーランクは2位の実力者。部隊の戦術は聴覚と透明化のトリガーを駆使したステルス戦闘を得意としている。間接的ではあるが、本作主人公の一人三雲修(みくも おさむ)の成長に何度もかかわっている。
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目次 - Contents
- 迅悠一の概要
- 迅悠一のプロフィール・人物像
- 迅悠一のトリガー
- 黒トリガー:風刃(ふうじん)
- ノーマルトリガー
- スコーピオン
- エスクード
- シールド
- バッグワーム
- 迅悠一の能力
- サイドエフェクト:未来視
- 迅悠一の来歴・活躍
- 黒トリガー争奪戦
- 第2次大規模侵攻
- B級ランク戦
- ガロプラ侵攻
- ガロプラとの同盟
- 遠征選抜試験
- 迅悠一の関連人物
- 小南 桐絵(こなみ きりえ)
- 嵐山 准(あらしやま じゅん)
- 三雲 修(みくも おさむ)
- 空閑 遊真(くが ゆうま)
- 迅悠一の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「おれのサイドエフェクトがそう言ってる」
- 「実力派エリートなので」
- 迅悠一の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ぼんち揚げが大好物
- 実力派無職
- 師匠と母の死