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mikenekoSのレビュー・評価・感想

きみはかわいい女の子
8

読んでいるとポジティブになれる!主人公たちの奮闘した恋愛を親の気持ちで応援できる!!

過去に自分の外見や体型に悩んだことのある人は、この漫画を読むと少し明るく捉えることができるのではないかなと思う。
また卑屈な捉え方や言葉を選んでしまう方にもおすすめ。
卑屈なヒロインが徐々に心を開き、成長していくのをみるのはとても気分が良くなるし、自分も頑張らなきゃなと言う気持ちになる。
また、ライバルにイライラすることもあると思いますが、ライバルも憎める人じゃないので安心して読めるのもとてもいい。
王道恋愛漫画ですが、こんなことあったらよかったな~、かっこいいな~、がんばれ小枝ちゃん!っていう目線で見れたら最高に楽しめると思う。
絵も繊細でとてもかわいい。
男の子がヒロインに惹かれる理由、女の子が男の子に惹かれる理由どっちとも理解できるので、共感もしやすい。
私はもしこの漫画の世界に入れるなら、ヒロインの友達になりたいなぁと思う。
ヒロインの友達はとてもいい子で優しいので私もこんな友達欲しかったなぁと思える。
特に、小枝ちゃんの女の子らしい表情がなんと言ってもかわいいすぎる!
男の子もそれにメロメロになっちゃったんだなぁと思う。
小枝ちゃんは、男の子の素直な発言や、明るさみたいなのに惹かれたんじゃないかと思う。
そんな二人の恋愛模様をぜひ読んでみてほしい。

ゆるキャン△ / Laid-Back Camp / Yuru Camp
10

冬のソロキャンプに行きたくなります

キャンプやアウトドアを楽しむ女子高校生たちの、ゆるやかな日常を描いた漫画作品です。アニメにもなっています。
舞台は山梨県周辺で、作品の中に登場するキャンプ場やアウトドア用品は実在の施設や道具をモデルにしているようです。描写が細かく、観光地や自然の多くの魅力が伝わります。また、火起こしや寝具の種類等、キャンプ・アウトドアに関する知識が豊富に出てくるので、作品を見るだけでも楽しいですが、実際にキャンプ用品を揃えて実践してみたい気持ちになります。実在する温泉や食べ物、景色の臨場感なども作中で忠実に表現されています。
作品中には一人での気ままなソロキャンプと大人数での賑やかなキャンプ、二つの描写がありますが、双方にそれぞれ違った楽しみ方があり、ほっこりとした気分で鑑賞できます。
登場する女子高校生たちはメインで5人います。ひとりキャンプが好きな物静かな子、明るく元気いっぱいで料理上手な子、行動的で活発な子、しっかり者で落ち着いた子、お節介焼きで皆の仲を取り持つ子、それぞれ個性的で可愛らしいです。高校生らしく、身の丈にあった楽しみ方をしているため、親近感が持てます。そのほか、主人公の家族や学校の先生が登場しますが、みんな優しく、どのキャラクターも好ましいです。
安心してゆったりと楽しめる作品です。

ソラニン / Solanin
10

夢と現実の葛藤を乗り越えた若者に届く

周りの渦に巻き込まれ社会人になったものの、学生時代の夢を捨てきれず、どこか自分の中で完全燃焼できていない…。そんな人にオススメなのが映画『ソラニン』です。
主演は宮崎あおい&高良健吾が務め、監督は『僕等がいた』など多数のヒット作を生み出している三木孝浩で、浅野いにおが描いたヒット作、漫画『ソラニン』が原作となっています。
一般的に漫画原作の作品を映画化すると「作品の世界観が再現されない」など否定的な意見もありますが、この作品は大ヒットとなり、映画化により世間の認知度が更に増大しました。
物語は、宮崎あおいが演じる芽衣子と高良健吾が演じる種田の2人を中心に進んでいきます。大学の軽音サークルで出会った2人は社会人となりますが、夢を捨てきれない種田は、バンドメンバーと協力して『ソラニン』を制作します。種田は楽曲制作を通して芽衣子と衝突しながら精神的に成長していきます。その中での種田の決断を芽衣子は受け入れつつ、芽衣子自身も成長していく物語となっています。
楽しく、切なく、頼もしい、この作品を通して感じるのは1つの感情ではないと思います。観る人の経験、境遇、人生観によって様々な解釈、感想がこの作品を通して生まれると思います。
ただ1つ共通しているのは純粋に「『ソラニン』はおもしろい」ということです。

石川智晶
8

ダークな感動シーン

初めて石川智晶さんを知ったのは、You Tubeでした。
何故か急にオススメに出てきた「アニメグロシーン集」を、ちょっと興味本位で再生した時にBGMで流れたのが「アンインストール」。
出だしの叫び声のような音声、間奏、全体の雰囲気というか曲から伝わる暗さと高音の美しさ。
どれも私が好きなポイントを満たしていました。
再生が終わってすぐ、聞き取った歌詞から検索し、石川智晶さんのミックスリストへ飛び、数曲聞き、またすぐ今度はAWAミュージックを開き、お気に入りに登録し、ひたすら聞きました。

私はゲームをしないし、アニメもあまり見ないので良く知りませんでしたが、ガンダムの歌などを担当されていた方でした。
なんて言うか、彼女の歌を聞くとRPGゲームやシリアスなアニメの世界に入り込んだような気になります。
それも悲しいシーンに似合うのです。

例えば「逆光」という歌なら、正義のヒーローが実は感じている戦う事への罪の意識に悩むシーンとか、「不完全燃焼」なら戦いに参加するのに内心はためらいを捨てきれない主人公の鬱々した顔とか、「前夜」は悪役が何故そんな事をするにいたったかの過去の悲しみが分かるシーンとか。

とにかく、聞いて楽しい気分になるかと言われると首を縦には振れないのですが、悲しい気分にどっぷり浸り、昇華させたい時や、思考を別世界に飛ばしたいような時、もしくは創作をされている時にはとてもオススメです。

アニメや漫画で正義の味方より悪役が気になる方は、きっと好きになれる気がします。
ぜひ聞いてみてください。

間宮兄弟
8

変わった兄弟の日常をのぞき見してるような映画

変わった兄弟の日常をのぞき見しているような気分でクスッと笑えたり、共感…というよりも、「変な人~!」と思い、笑うことの方が多い映画です。元々、日常系のほほんとした映画が好きな私にはぴったりな作品で、今まで何度見たかわかりません。そして、効果音もとても良く、音フェチなので、それも何回も見てしまう理由なのかもしれないです。お母さん思いの優しい兄弟で、男としてはマザコン気味だし、やっていることも子供臭かったり、リアルにいたら「え~!」と引いてしまうような人たちですが、人間としてはすごく面白いな、と思います。波のある、ハラハラドキドキする映画が苦手な方には落ちついた心で観られて、本当にザ・のほほん映画です。間宮兄弟のお兄ちゃん役に『佐々木蔵之介』、弟役に『塚地武雅』という、合わなそうな二人ですが、二人の演技がとても良く、最終的には本当に兄弟なんじゃないか!?と思うほどでした。どこかで本当にこの二人が生活しているんじゃないかなと錯覚するほど、むしろどこかにいてほしいと願望すら生まれるほどでした。本当にこの映画は、いつまでも見ていられる、終わったあとも先が気になる作品でもありました。劇中の、映画を見ながら二人でポップコーンを食べている姿を見て、自分も真似をしてポップコーンを食べながらこの作品を見たことがあります。穏やかな気持ちになりたいときに見ています。

中村佳穂
10

自由な音楽と自由な表現、力をくれる中村佳穂の音楽。

時間に追われる一日、仕事のことで精一杯の日々、自分自身を見失いそうになる毎日。
そんな人にこそ聴いてほしいアーティストがいます。中村佳穂さんです。
彼女は京都出身のシンガーソングライター。丸眼鏡と柔和な笑顔が特徴的な女性です。
日本にも数多くの女性シンガーソングライターがいます。ですが、彼女はまた新しい風を吹かせてくれるアーティストです。
一度、彼女の音楽を聴いてみてください。彼女の透き通るような声、伸びやかで自由な表現力。そして一人一人に確かに音楽を伝えようとする情熱的な姿勢。毎日に疲れているあなたを、前へ進めてくれるような音楽を作り出しています。
彼女の音楽はいつだって自由です。ぜひライブにも足を運んでみてください。彼女は思うがままに、伝えたいままに、その声と眼と全身で聴衆に語り掛けてきます。奏でるピアノは時にジャジーで、時にパワフルです。
彼女の実力に加えて一緒に奏でているバンドメンバーも敏腕揃いです。各々が個性と実力と技術を兼ね備えているからこそ成立する、自由で最高の音楽。彼女の音楽を聴いている時間は、贅沢な気分を味わわせてくれます。
ノリが最強に気持ちの良い、自然と身体を揺らしてしまう、口ずさんでしまう、心を浮かせてくれる曲の数々。日々の生活に彩りを与えてくれる、そんな素敵なアーティストが中村佳穂さんです。

月夜のとらつぐみ
7

心に残る短編集まんが

笠井スイさんという方が描かれた漫画で全8篇になる短編集です。
絵柄が細密で素敵、なおかつ雰囲気があります。漫画らしさとペン画の絵本のミックスのような感じで可愛らしさと大人っぽさが両立しています。キャラクター造形も個性があるけど特殊すぎずかといってつまらなくない程度に目がいく絶妙なバランスです。キャラクターの一人ひとりの表情にもこだわりが見え、6・7篇目の「Story Teller Story」では嘘をテーマにしていて心情の複雑さを描くのが難しそうなのに上手く描いています。
ストーリーはほんわかしたもの、仄暗いもの、物悲しいもの、心温まるものとあります。ただそのストーリーはどこか静かで心に残る印象深いもので惹きつけるものがあります。特に気になったストーリーは8篇目の「猫とパンケーキ」です。妻をなくした男と兄を亡くしたホームレスの少女の話です。どちらかといえば波の激しくない単調なヒューマンドラマですが心情の切り取り方と描き方などが丁寧で読んでいると心が安らぐ感じでした。
それぞれの短編がそれぞれの個性があるのにどれも印象的でふとした時に読み返してみたくなるそんな心の残り方になる作品です。落ち着きたいときやコーヒーブレイクに読んでみても良いかもしれません。

ダイヤのA / ダイヤのA actII
10

青春できる漫画

ダントツでお気に入りの漫画です。スポーツ漫画によくある、弱小校が下克上していくサクセスストーリーとは違って、主人公「沢村栄純」は都内屈指の強豪校である「青道高校」に入学します。そこでレギュラー入りを目指し、友人やライバル達と切磋琢磨していくのですが、選手それぞれの心情がしっかり描かれているので読者としては「あぁ、この努力報われてほしい…」なんて気持ちになります。私も読みながら、18人とかケチくさいこと言わずに全員レギュラー入りさせて欲しいとか無茶な事を真剣に願っていました。ライバル校の選手たちも同様に、かなり丁寧に掘り下げて描かれており、とても魅力的です。青道には勝ち進んでほしいけど、相手校の努力や決意も報われてほしい、何度もそんな気持ちになりました。試合中の描写もあまり省略せず一球一球描かれており、実際に応援席で試合を観ているようなジリジリとした緊張感があります。展開はフィクションならではの派手な爽快感というよりも、泥臭くてちょっと地味な感じのリアル寄りな試合運びの印象です。だからこそ手に汗握るというか、もどかしさにドキドキします。
甲子園が始まる時期になると1巻から読み返したくなる、そんな熱を帯びた漫画です。努力する姿が好きだったり、気持ち的に青春したい方におすすめです。

ひとり暮らしのOLを描きました
7

思わず共感してしまう?ひとり暮らしのOLのプライベート

現代社会で辛い思いをしながら、精神的にギリギリな毎日を過ごすOLさんの漫画です。
場面は基本的に彼女の自室で、出勤前や休日などを描いています。
その姿はとても不便で、みているこちらの胸が痛むほど。共感する人も少なくありません。

第一話のタイトルは「1日目 こんなにいいお天気なのに 会社に行くためのエネルギーを 蓄えているひとり暮らしのOL」
散らかった部屋で目玉焼きのせトーストを食べながら涙を流し、ふとテレビを見れば自分の正座が占いで最下位。なんとか止めた涙が再び流れ、彼女はなんとか会社へ出勤。

1日目に限らず、多くがこのように日常(主に仕事)の存在に苦しめられている毎日を、ただただ耐え忍ぶ彼女の姿はまさに現代人です。

全編カラーで描かれていますが、気持ちの明るさと顔色が連動していて、悲しい時や辛い時は土気色になります。泣いてしまったり、涙も出なかったりしながらも、時々見せる顔色のいい彼女の笑顔は、そのギャップでとても可愛らしく幸せそうに見えます。幸せを願わずにはいられません。

部屋にいつもいるカエルの人形や、たまに出てくる某有名ロボットオモチャらしきものなど、細かいネタに注目してみると意外な発見もあります。

せいぜいがんばれ!魔法少女くるみ
8

独特なシュールギャグアニメ

街を守る魔法少女達と、それを端から見つつツッコミを入れる男子高校生3人という魔法少女傍観系ギャグアニメです。

傍観者は鈴木キヨシ、高橋イサム、佐藤シゲルという普通の男子達。
一方魔法少女達はといえば、とても特徴的な名前をしています。

彼女達はその名も「美少女魔法少女恐竜天使戦士プリマエンジェル」。
これにはキヨシ達も思わず「長いな!」「少女二回入ってるし!」と冷静なツッコミを入れていますが、一方でそれを一度聞いただけで覚えていたりする超人ぶりを見せています。

プリマピンク 安土桃山くるみ
プリマシアン 三原色みずき
プリマオレンジ 温州愛媛みかん
プリマスプリンググリーン 五月緑わかば
プリマエンジ 高円寺つばめ

なぜその色?とツッコミたくなるカラーと、どこかで聞いたような名字。そして彼女達と敵対する悪の秘密結社「暗黒ホエールズ」はどこか野球チームのような印象を受ける名前です。

プリマエンジェルと行動を共にするマスコットキャラクター的ポジションのデビるんは「きったねぇ声だな!」とキヨシ達もツッコむ特徴的な声をしているタスマニアデビル型天使で、主食は野生のカラスやネズミ。なお、声の担当は本作監督の松本慶祐氏です。

登場人物の名前だけでこれだけの情報量を誇るプリマエンジェル達は、その物語内容もシュールで破天荒。ドタバタコメディを気楽に楽しみたい方にはお勧めです。

STEINS;GATE / シュタインズ・ゲート / シュタゲ
10

綿密に練られたストーリーと個性的なキャラクターが魅力の作品

2011年の秋葉原を舞台に大学生の岡部倫太郎(おかべりんたろう)と仲間たち(通称ラボメン)が偶然、過去にメールを送れるDメールを開発してしまう。過去にメールを送ることによって現在が書き換えられてしまうが、それを認識できるのは岡部だけ。複数の過去改変により、事態は想像を超えるものとなる。
そんな書き換えられた世界を取り戻すためにラボメン達が奮闘する物語である。最初は伏線を張るシーンばかりで人によっては退屈に感じるが、必ず面白くなるから我慢してほしい。伏線が次々とつながっていく様はすごいと言わざるを得ない。
主な登場人物はラボメンになるがそれがまた個性的な面々である。主人公の岡部倫太郎は大学生になった今でも自らを鳳凰院凶真と名乗るTHE中二病。橋田至(はしだいたる:通称ダル)は典型的なオタクでネットスラングを多用するがハッキングの腕は天才的。椎名まゆりは岡部の幼馴染でおっとりした性格だがコスプレ衣装を作るのが趣味。牧瀬紅莉栖(まきせくりす)はアメリカの大学を飛び級で卒業した天才脳科学者。桐生萌郁(きりゅうもえか)はライターのアルバイトをしているが非常に無口。しかし携帯メールでは饒舌になる。メールを打つ速さは異常。漆原るか(うるしばらるか)は可憐な姿をしているが実は男。フェイリスニャンニャンは秋葉原のメイドカフェ「メイクイーン+ニャン2」の人気ナンバー1メイド。阿万音鈴羽(あまねすずは)はラボメンが集まる未来ガジェット研究所の一階にあるブラウン管工房でバイトする少女。明るい性格だがサバイバル術に長けた言動が目立つ。
この個性的なキャラクターが織りなすストーリーが本作の最大の魅力であるといえよう。

ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに / ADVANCE OF Ζ THE FLAG OF TITANS
10

最高のガンダム小説のひとつ!

機動戦士Zガンダムの数ある外伝ものの一つです。
この作品は元々ホビージャパン誌上の企画だった気がします(うろ覚えですみません)。
そして、この「ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに」は執筆が今野敏さん!(確証とか隠蔽捜査とかの人)
この作品は軍法会議を巡っての物語で、2人の主人公のエピソードを交えて進んでいきます。
ガンダムでまさかの法廷物なのです!
物語は青年将校エリアルドが軍法会議にかけられるところから始まります。
エリアルドの実験部隊時の回想と、その弁護を任された法務官コンラッド?が無実を証明するために奔走するという異色の作品です。
敵味方問わず良く描かれているなぁと自分は感じました。
特に主人公の所属の実験部隊隊長ウィスがかっこよくて好きです。
あとはTR-5 ギャプランのデザインも中々好みです。

そして、物語が終盤に近くづくにつれ、エリアルドにかけられた嫌疑の真相や政治的思惑も浮き彫りになってきます。

おそらく好き嫌いが分かれると思いますが、敵ジオン残党との戦闘シーンや実験機らしいハチャメチャなデザインも自分としてはありだと思います。
ここを読んで少しでも興味を持たれた方は、書店で是非手に取ってもらえたら、と思います。

幽☆遊☆白書 / 幽遊白書 / 幽白 / Yu Yu Hakusho
8

オープニング曲ずっと好きな幽遊白書

子供の頃楽しみにして観ていたアニメです。幽助が教師にひどく嫌われているのも他のアニメでは観たことがなく子供心に衝撃でした。だんだん、魅力的なキャラクターが出てきて、話以外にもそのキャラの虜になってしまいました。
幽助がレベルを上げて強力な敵を倒していくのも爽快なんですが、幽助と同じく人間でしかもいつも幽助に負けていた桑原という同学年のキャラクターに必殺技ができたりと、色々見所が多いアニメだと思います。また、格闘ひとつにも、知的なゲームのようになっていて観る者もつい考えてしまい、いつの間にかゲームの参加者になっているような気分にもなりました。
30年近く前にもなるアニメなのに、全然古さを感じさせないのが不思議です。異世界な物を交えているからか、それともイラストが綺麗なせいか、子供の頃と全く変わらず観ていてワクワク感と特別感を感じる作品です。幽助が圧倒的に強いのですが、成長している過程が観てる者にわかるので一緒に強く成長してきた感が強く、その点で他のキャラクターと一線を画していると思いました。他の仲間は妖怪だったりするけれど幽助は人間臭いので。すぐ感情的になるし、オープニング曲とともに元気になれるアニメ作品です。

Fallout 4 / フォールアウト4
9

リアルタイムの戦闘系が苦手な人にもオススメ

2008年当時、今までになかった世界観や舞台設定で数々の賞を受賞し、一気に有名になったFallOutシリーズの代表作。「FallOut3」や2015年に本作と同時期に発売され複雑なストーリー分岐や選択肢で話題になった「ウィッチャー3」等と比較されがちだが、個人的には「FallOut4」をオススメしたい。
1秒の差が命取りになる半FPSよりのゲームの入門として特に向いている。理由としてはオンラインではないためメニューを開いて時間停止ができることと、VATSシステムやアイテムによって時間をゆるやかにすることができることが挙げられる。また、戦闘だけでなく同じ会社のゲーム(例としてスカイリム)ではあまり価値や用途のなかったジャンク品を集めて拠点を飾ったり、数値的な要素(防御や食料・水等)を上げるクラフト要素も大きい。こちらは3にはなかった新しく追加された要素で、普段は全く別ジャンルのゲームをプレイしているユーザーにもハマりやすい部分に感じる。人によってはグラフィックが美化されすぎて3のような灰色ですこしぼやけてるようにもみえる殺伐とした世界観を懐かしむ人もいれば見た目は自由にできるものの主人公が喋ったりもう既に設定や人間関係が構築されているパターンに違和感が出てくるかもしれない。

弱虫ペダル / 弱ペダ / Yowamushi Pedal
8

ロードレースがこんなに面白いとは…

ママチャリで秋葉に通う主人公・小野田君が今泉や鳴子をはじめ、周りの人を通じてロードバイクを知っていくお話です。
ちなみに1期はインターハイの3日目のスタートまでのお話になります。この作品を見た当初ロードバイクは分かりませんでしたが、単純に面白いと感じてしまいました。ストーリーも見ていて飽きないしよくできているロードレース作品だと思います。

見ていると実に奥深い競技だなと思い知らされることが多々ありました。
スプリントライン、山岳リザルト、ゴールライン前の回想が長くてなかなか決着がつかないところもゾクゾクしながら、何回も見ています。逆に返せばそれだけでしっかり作りこんでいる作品だと思います。
今まで見てきたのは「競技」が多かったので、自転車?ロードレース?名前は聞いたことあっても興味自体はわかなかったので、とりあえず1話、2話見てみようと思い思い返してたら続きが気になり結局最後まで見ていました。見ていただく価値はある作品だと思います。この競技を知らない女性の私でもやって見たいと思うようなアニメの展開でした。特にお気に入りのキャラは御堂筋くんです。悪キャラだけどなんか憎めないところもあってあとキモくて発言とか行動に違和感がある感じも好きです。是非見ていただきたいなと思います。

プロレススーパースター列伝
8

プロレスの裏舞台を描いた作品

華やかなスポットライトのリングに颯爽と登場したのはタイガーマスク。マンガの世界から飛び出したような身のこなしに必殺技は多くのファンを魅了した。また「一番」を掲げるハルク・ホーガンは新必殺"アックスボンバー”を開発。そのヒントとなった"ウエスタンラリアット”で対戦相手を薙ぎ倒す不沈艦ことスタン・ハンセンに彼とのコンビを組むブルーザー・ブロディはまさに野獣のようだ。タッグチームならばファンクス兄弟も負けてはいない。しかし、ブッチャーの凶器攻撃は巧みでレフリーも気が付かない。そんな昭和のプロレスブームを支えたレスラーたちの活躍をマンガで描いた本作は、「巨人の星」などスポ根マンガの巨匠梶原一騎による。登場人物は実在するレスラーが数週にかけてリアルな画力で紹介する展開は、今だと目覚ましい活躍をしたアスリートの軌跡を描いた「○○選手物語」みたいな位置づけに当たる。構成は選手の活躍→下積み、新人時代の苦労話→今の時代に戻るという振り返りが数話続く。その中で流石にこれは無いだろうという必殺技やトンデモ特訓などのエピソードもたまに出てきたが、毎回アントニオ猪木のコメントが入ることで妙な説得力を持たせ、虚実入り混じえたストーリーは面白い。

ソードアート・オンライン / Sword Art Online / SAO
10

これはゲームであって遊びではない

皆さん、仮想空間にあこがれたことはありませんか?僕はあります。あー、世界がもっとこうであればいいのに、ゲームの世界に自分が世界での死とイコールでまさにキャッチフレーズのようにゲームであって遊びではないんです。ログアウトする方法はダンジョンに入り、第100層のボスを倒すことのみでした入れたらいいのになと何度夢みたことか。そんななか、その夢をもっと広げてくれたのがSAO(ソードアートオンライン)でした。主人公の桐ケ谷和人(キリト)は茅場昌彦が作り出したフルダイブ型MMOゲーム、ソードアートオンラインを運よく手に入れることができました。そして待ちに待ったサービス開始とともにログインして遊んでいるといつの間にかメニューボタンからはログアウトボタンが消えており総勢10000人のプレイヤーがゲーム内に取り残されてしまいます。ログアウトの条件はこのゲームのクリア、つまり100階層あるダンジョンすべての攻略でした。そしてこのゲーム内での死ぬことは、現実世界での死とイコールなのです。まさに、キャッチフレーズとゲームであって遊びではないなのです。ソードアートオンラインの面白いところは、まず第一にキリト君がめちゃくちゃ強いところです。どんな敵にも負けず、なにより一人でダンジョンの最前線に潜り込んでるんです。要するに、オレ強系です。第二に、キャラクター一人一人違う個性、違うストーリーがあってとても感動できたりできます。これまで見てきた中で一番面白かったアニメなので、ぜひともおすすめです。

ミミの怪談
7

恐怖と戦慄の虜になる

本作は伊藤氏には珍しい原作を基にした漫画です。
何でも、木原浩勝、中山市朗両氏による現代百物語「新耳袋」を原作とした怪奇漫画になっていて、今まで有りそうでなかった怪談噺で占められています。こういった怪異譚が伊藤氏のペンになると、恐怖と戦慄の虜になってしまい、恐怖を愉しむという愉悦にひたることができます。
古いアパートでの黒ずくめで異様に背の高い姉妹が隣人に襲いかかる恐怖を描く「隣の女」、林の中でカップルが遭遇した首吊り死体が不気味な「草音」や、海岸で多数の死者の怨念が海に遊びにきた若者を死へと導く「海岸」など、怪談噺では定番ともいうべきシチュエーションのなかでオリジナリティを発揮する伊藤氏(と中山・木原両氏)には脱帽としかいいようがありませんし、また焼身自殺した母親が真っ黒な怨念となって我が子に恐怖をもたらす「ふたりぼっち」などは迫力満点のできといえるでしょう。全ての噺において同じ若い女性が登場するのですが、これはどうやら原作にはなかったようで、伊藤氏が漫画化するにあたって担当編集者の意向だったということです。とかく、キュートな女性を描くのを得意としている伊藤氏のことを考えてのアイデアだったかもしれません。この恐怖の怪談という素材で恐怖漫画の第一人者である伊藤氏にはハマり役になったような気がしてなりません。

キングダム / KINGDOM
9

歴史好きに必見、読めば読むほどトリコになる

キングダムは若者の方にはもちろん、中年の方でもドップリとハマってしまう漫画です。いつの日か想像しませんでしたか?自分も戦場に立ってみたいと思った日々を…!!いつ読んでもドキドキハラハラします。物語は秦、つまり中国史をベースに作られています。主人公の名前は信。この主人公にはめちゃくちゃ仲のいい親友がいるのですが、そいつがまためちゃくちゃ優秀なんです。すぐに兵役につき、ぐんぐん成長していきます。そんなある日、その親友が任務により殺されてしまいます。奴隷だった信は親友の死をキッカケにある決意をします。それは中国の中で一番の武将になることです!!!これだけで最早ワクワクしてきたでしょう?まだまだです!この物語には実在していた武将も多々出てきます。自分のお気に入りは…やはり呂布です。三國志最強とも言われた男の人生に私は惹かれに惹かれました…そして、主人公との関係は!?まあここらへんにしておきます。これ以上のネタバレは嫌なので笑とにかく毎巻、毎巻ハラハラドキドキの連続です!是非ご覧にあれ!!!