機動武闘伝Gガンダム / Gガン / Mobile Fighter G Gundam / Mobile Fighting Legend G Gundam

機動武闘伝Gガンダム / Gガン / Mobile Fighter G Gundam / Mobile Fighting Legend G Gundam

機動武闘伝Gガンダムとは、1994年より地上波で放送されたテレビアニメ作品。
未来世紀60年、スペースコロニー間の代理戦争として行われるガンダムファイトを戦う、ファイターたちの成長を描く。
ガンダムシリーズの監督である富野由悠季以外の手によって製作されたアニメで、従来とのシリーズ作品との繋がりはなくなっている。

機動武闘伝Gガンダム / Gガン / Mobile Fighter G Gundam / Mobile Fighting Legend G Gundamの関連記事

機動武闘伝Gガンダム(Gガン)のネタバレ解説・考察まとめ

機動武闘伝Gガンダム(Gガン)のネタバレ解説・考察まとめ

機動武闘伝Gガンダムとは、1994年より地上波で放送されたテレビアニメ作品。 未来世紀60年、スペースコロニー間の代理戦争として行われるガンダムファイトを戦う、ファイターたちの成長を描く。 ガンダムシリーズの監督である富野由悠季以外の手によって製作されたアニメで、従来とのシリーズ作品との繋がりはなくなっている。

Read Article

ガンダムシリーズの仮面キャラ・仮面の人まとめ

ガンダムシリーズの仮面キャラ・仮面の人まとめ

『機動戦士ガンダム』を第一作とするガンダムシリーズには、素顔を仮面やマスク、サングラスなどで隠した仮面キャラが登場する。ここでは、ガンダムシリーズにたびたび登場する仮面キャラ・仮面の人を一覧でまとめた。ガンダムの代名詞とも言える有名キャラクター「シャア・アズナブル」や、「歴代仮面キャラの中で最も腹黒い」とまで言われた「マクギリス・ファリド」などを紹介している。

Read Article

ガンダムシリーズの歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

ガンダムシリーズの歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

ガンダムシリーズの主題歌・挿入歌を「宇宙世紀」、「アナザーガンダム」、「外伝作品」の3種に分けて一挙に紹介する。同シリーズは日本のアニメ文化を代表する作品の1つであり、その人気も知名度も非常に高い。それだけに作品の顔とも呼べるOPやEDの曲を任されるアーティストは実力派ぞろいで、時に華々しく時に切なく物語を盛り上げてきた。

Read Article

ガンダムシリーズの宇宙世紀年表まとめ

ガンダムシリーズの宇宙世紀年表まとめ

宇宙世紀とは『機動戦士ガンダム』から『G-SAVIOUR』までの作品間に存在する、架空の歴史である。 いわゆる戦記の体裁を採用しており、主に上記作品群の劇中で描かれた戦争をはじめとした、国家および組織間の闘争に年月を当てはめ、あたかも本当にガンダムワールドの歴史が続いているかのように楽しむ事を可能とした設定となっている。 反面、宇宙世紀のガンダムシリーズは年表に基づいた作劇を行うため、この設定を知らないと作品を理解する事が難しくなるという難点も抱えている。

Read Article

機動戦士ガンダム 水星の魔女(G Witch)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム 水星の魔女(G Witch)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』とは、サンライズによるアニメ作品で、ロボットアニメの金字塔である『ガンダムシリーズ』の作品群の1つ。同シリーズでは7年ぶりのテレビ用作品で、放送前からファンの注目を集めていた。 人類が宇宙に進出し、太陽系に広く勢力を拡大したA.S.122年。アスティカシア高等専門学園に、辺境の地・水星からスレッタ・マーキュリーという少女が編入してくる。やがて彼女を含むパイロット候補生たちは、巨大企業の陰謀に飲み込まれるも、それに懸命に抗っていく。

Read Article

機動戦士ガンダム サンダーボルト(サンボル)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム サンダーボルト(サンボル)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダムサンダーボルト』とは、原案を矢立肇と冨野由悠季、作画を太田垣康男によるガンダムシリーズの漫画作品またはそれを原作とするOVA(オリジナルビデオアニメーション)作品である。 本作は大元の原作であるアニメ『機動戦士ガンダム』とほぼ同じ時代から数か月たった期間を描いた作品である。 地球連邦軍所属のイオ・フレミングとジオン公国軍所属のダリル・ローレンツのダブル主人公で構成され、二人の宿命的な出会いと運命的な殺しあう様を描いている。

Read Article

機動戦士ガンダムSEED(シード)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダムSEED(シード)のネタバレ解説・考察まとめ

「機動戦士ガンダムSEED」は2002年10月から2003年9月まで毎日放送・TBS系列で放送されたロボットアニメ。「機動戦士ガンダム」シリーズの中でも新しい世代に向けて作られた、“平成のファーストガンダム”と呼ばれる作品。幼少期の親友でありながら敵対する立場にいる2人の少年と、戦争を終わらせるために戦場に身を投じる中での葛藤や苦悩を描いた壮大なストーリーが見どころ。

Read Article

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(鉄オル)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(鉄オル)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』とは、2015年10月から2016年3月に第1期(第1話~第25話)、2016年10月から2017年4月に第2期(第26話~第50話)が放送されたアニメ作品。「機動戦士ガンダム」シリーズの一作である。 火星の民間警備会社に所属する少年の三日月・オーガスは、ガンダム・バルバトスに乗って戦うことになる。生き抜くために戦いを繰り広げる少年少女たちの成長や挫折といった人間ドラマが濃密に描かれている。

Read Article

機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダムUC』(きどうせんしガンダムユニコーン)とは、福井晴敏による小説、およびそれを原作としたアニメ作品。2007年より小説版が連載され、2010年よりOVA劇場上映および発売された。2016年には『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』のタイトルでTVアニメ版が放送された。 『機動戦士ガンダム』から続く「宇宙世紀」と呼ばれる世界を舞台に、地球連峰が最重要機密として秘匿する「ラプラスの箱」を巡る陰謀と戦い、その中で苦悩しながら成長していく少年の姿を描く。

Read Article

機動戦士ガンダム(ファースト・初代)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム(ファースト・初代)のネタバレ解説・考察まとめ

1979年から1980年にかけて日本サンライズによって制作・放送されたロボットアニメ。ファンが多く知名度が高い作品だが、放送当時は視聴率が振るわず打ち切りとなった。 ガンダムシリーズの1作目で「初代(ガンダム)」や「ファースト(ガンダム)」とも呼ばれる。 ガンダムに乗ったアムロやその仲間が各地を転戦しながら、宿敵シャアをはじめ様々な人々との出会いや別れ、戦いを経て成長していく物語である。

Read Article

機動戦士Ζガンダム(ゼータガンダム)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士Ζガンダム(ゼータガンダム)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士Ζガンダム』とは、1985年から1986年にかけて日本サンライズによって制作・放送されたロボットアニメ。全50話で略称は「Ζ(ゼータ)」。 一年戦争終結から7年、地球連邦軍は増長したエリート組織ティターンズと反地球連邦組織エゥーゴが内紛状態に陥っていた。学生だったカミーユ・ビダンはその抗争に巻き込まれる中で、様々な出会いや別れ、戦いを経験し、新たなニュータイプとして覚醒していく。

Read Article

新機動戦記ガンダムW(ウイング)のネタバレ解説・考察まとめ

新機動戦記ガンダムW(ウイング)のネタバレ解説・考察まとめ

『新機動戦記ガンダムW』とは、サンライズ制作の『ガンダムシリーズ』のテレビアニメ。物語の主軸は戦争であるが、本作ではコロニーを支配するためにOZがめぐらす戦略やガンダムに乗るパイロットたちをめぐる人間性と様々な葛藤も描かれている。また日本、西洋、中東、アメリカ、中国をイメージした5機のガンダムが登場し、それぞれのガンダムパイロットの5人全員が主人公役扱いになっている。

Read Article

機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士クロスボーン・ガンダム鋼鉄の7人』とは、『月刊ガンダムエース』2006年7月号~2007年9月号に連載された長谷川裕一による漫画作品。『ガンダムシリーズ』の中でも『クロスボーン・ガンダムシリーズ』と呼ばれるシリーズの第二期長編作品である。 地球滅亡を目論む木星帝国の野望を阻止した少年トビア・アロナクスは、その三年後、木星帝国がまだ健在であること、新たな地球壊滅計画が進行中であることを知る。今度こそ決着をつけるため、トビアは7人の仲間と共に木星帝国の本拠地へと乗り込んでいく。

Read Article

機動戦士ガンダム00(ダブルオー)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム00(ダブルオー)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダム00』(きどうせんしガンダムダブルオー)とは、サンライズが製作した日本のオリジナルロボットアニメである。2度のテレビ放映の後に劇場版も公開されている。 宇宙へ進出し、地域格差が現代よりも厳しくなっている地球を舞台に武装組織「ソレスタルビーイング」が戦争根絶を目的として、世界へ宣戦布告する。世界は混乱しながらも一致団結してソレスタルビーイングと戦いを繰り広げていく。

Read Article

機動戦士ガンダムF91(Formula 91)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダムF91(Formula 91)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダムF91』(きどうせんしガンダム フォーミュラ ナインティワン)は、1991年に劇場公開されたアニメ作品。 シリーズである『機動戦士ガンダム』の劇場公開10周年を記念して製作された。 宇宙世紀0123年を舞台に、地球連邦軍と貴族主義を掲げるクロスボーン・バンガードとの戦いを描く。 「人は、いつ戦争を忘れることが出来るのか?」がキャッチコピーとしてつけられた。

Read Article

ガンダム Gのレコンギスタ(Gレコ)のネタバレ解説・考察まとめ

ガンダム Gのレコンギスタ(Gレコ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ガンダム Gのレコンギスタ』とは富野由悠季氏による日本のアニメーション作品。 技術の頂点を極めた人々が戦争の末に人類を滅亡しかけた宇宙世紀の1000年以上後を舞台にしている。命からがら生き延びた人々は新しい時代を「リギルド・センチュリー(R・C)」と名付け、さらには同じ轍を踏まぬよう技術に制限をかけ再び繁栄を初めていた。 明るく純粋無垢な主人公ベルリ・ゼナム、少し世話の焼けるお嬢様アイーダ・スルガンの二人の成り行きで始まった世界の仕組みを知る旅の物語である。

Read Article

機動戦士ガンダム 第08MS小隊(08小隊)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム 第08MS小隊(08小隊)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』とは、1年戦争当時、東南アジアのジャングル地帯でジオン軍の開発する新兵器を巡る攻防と、それに関わる若き連邦士官とジオン軍女兵士との関係を描いた外伝作品。 ビデオ11作と完結編で構成されており、1996年から1999年にかけて発売された。陸戦が主体で、リアルな戦場を描いた作品であるとともに、戦時下の兵士の苦悩を描いている。ガンダムシリーズには珍しく、特別なガンダムが活躍する話ではない。

Read Article

機動戦士ガンダム THE ORIGIN(オリジン)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム THE ORIGIN(オリジン)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』とは、アニメ「機動戦士ガンダム」の作画監督を務めた安彦良和が原作アニメ設定やストーリーを再構築したコミカライズ(マンガ化)作品をアニメ化したもの。 アニメ化に際し、原作マンガの描いた79年の原作アニメの前日談の部分を再構築し、原作アニメにつながるストーリーとなっている。79年のアニメでは主人公アムロ・レイの好敵手であるシャア・アズナブルが本作の主人公として描かれている。

Read Article

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(シード フリーダム)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(シード フリーダム)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(きどうせんしガンダムシード フリーダム)とは、TVアニメ『機動戦士ガンダムSEED』シリーズのその後を描いた、福田己津央監督による2024年公開のアニメ映画。キャッチコピーは「私の中にあなたはいます。 あなたの中に私はいますか?」 。 2度に渡って世界を絶滅戦争の危機から救ったキラ・ヤマトは、仲間たちと共に地球の小国に招かれ、策謀によって全滅の危機に陥る。この時恋人のラクス・クラインが誘拐されたことを知ったキラは、彼女を取り戻すべく再び戦場に赴く。

Read Article

機動戦士クロスボーン・ガンダム(クロボン)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士クロスボーン・ガンダム(クロボン)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士クロスボーン・ガンダム』とは、『月間少年エース』1994年12月号から1997年3月号にかけて連載された漫画作品。『ガンダムシリーズ』の中でも『クロスボーン・ガンダムシリーズ』と呼ばれるシリーズの第一期作品である。 交換留学生として木星圏を訪れたトビア・アロナクスは、地球圏侵攻を目論む木星帝国、そしてそれを阻止せんと戦う宇宙海賊軍の存在を知る。宇宙海賊軍の一員となったトビアは、木星帝国の野望を阻む大きな力へと成長していく。

Read Article

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(逆シャア・CCA)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(逆シャア・CCA)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』は富野由悠季による日本のアニメ映画。 宇宙世紀0093。新生ネオ・ジオン軍のアクシズ落とし計画を阻止しようと、全力をもって挑む連邦軍の特殊部隊「ロンド・ベル」。その中で、アムロ・レイとシャア・アズナブルという、『機動戦士ガンダム』シリーズきってのメインキャラクターが互いの信念をぶつけ合い、決着を迎えることとなる。

Read Article

機動戦士ガンダムΖΖ(ダブルゼータ)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダムΖΖ(ダブルゼータ)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダムΖΖ』とはガンダムシリーズの3作目として1986年3月~1987年1月に放映された。スペース・コロニー「サイド1」でジャンク屋を営んでいた「ジュドー・アーシタ」は前作Z(ゼータ)ガンダムの主人公「カミーユ・ビダン」との邂逅によりニュータイプとして目覚めたことをきっかけにモビルスーツのパイロットとして戦火へと身を投じてゆく。

Read Article

機動戦士ガンダムSEED DESTINY(種死・種デス・種運命)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダムSEED DESTINY(種死・種デス・種運命)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』とは、TBS系列で2004年10月9日から2005年10月1日まで放送された『ガンダムシリーズ』の1つに属するロボットアニメ。全50話+特別編。制作はサンライズ、毎日放送。『機動戦士ガンダムSEED』の続編であり、2年後の世界を描く。戦争で家族を失った主人公シン・アスカは、守りたいものを守れる力を欲し軍へ入隊した。しかし、シンの力への渇望と純真すぎる心が、彼自身を戦いの中心へと駆り立て、戦火はより広がって行くのだった。

Read Article

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY(スターダストメモリー)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY(スターダストメモリー)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY(Mobile Suit Gundam 0083)とは、1991年から1992年にかけて、全13話が製作されたOVAシリーズである。アムロ・レイの活躍によって終結した、『機動戦士ガンダム』の戦いの三年後を描く。本作の星の屑作戦によって地球にコロニーが落とされたことで、物語は『機動戦士Ζガンダム』へと続いていく。

Read Article

機動武闘伝Gガンダム / Gガン / Mobile Fighter G Gundam / Mobile Fighting Legend G Gundamのレビュー・評価・感想

機動武闘伝Gガンダム / Gガン / Mobile Fighter G Gundam / Mobile Fighting Legend G Gundam
10

ガンダムシリーズ1番の異端児でありながら最高傑作!?ガンダムの歴史を変えた異色作『機動武闘伝Gガンダム』!!

シリーズ生誕45周年を迎えたリアルロボットアニメ作品の金字塔である「ガンダムシリーズ」。その中で非常に賛否が別れながらもファンからの人気が根強い作品が『機動武闘伝Gガンダム』です。

本作の舞台は未来世紀(FutureCentury=F.C)という架空の年号の世界、F.C60年から始まります。この世界では現実にもあるアメリカや日本などの国家が宇宙空間に浮かぶコロニーに移り変わっており、その中で宇宙の覇権を競って行われる大戦争の代わりにMF(モビルファイター)”ガンダム”を各国家が作り上げ、その搭乗者であるガンダムファイターと共に地球を舞台とした格闘技「ガンダムファイト」を4年ごとに行う。その勝者の所属する国は次のガンダムファイトまで各コロニー国家間の覇権を握ることが出来るという世界設定になっています。

主人公「ドモン・カッシュ」はネオ・ジャパン代表として幼馴染のレイン・ミカムラをサポーターに、レインの父が造った「シャイニングガンダム」と共に地球に降り立ち優勝を目指すのですが、それは表向きの理由。ネオ・ジャパンを裏切り父であるライゾウ博士が造ったデビルガンダムを奪って逃亡した兄キョウジ・カッシュを捜し出すことが、真の目的でした。
その後、ドモンはキョウジの跡を追う中で多くのファイターとの闘いを経験し、その中で仲間と出会い、師匠である「東方不敗マスターアジア」との再会と別れ、キョウジの真相を知り、そして己の愛を見つけ、最終的に全ての元凶である巨悪を打ち倒します。

この作品は従来のガンダム作品と異なり「戦争」ではなく「スポーツ」としてロボットが戦うという作風の為、従来のファンから否定的な意見も多い作品でした。しかし、ハチャメチャな戦闘の裏では従来のシリーズにもある”地球と宇宙の対立”、”戦争や人類による深刻な地球の環境問題”、”人と人の相互理解”というガンダム作品のシリアスなテーマが散りばめられているのです。また、それまでのガンダム作品の中にあった壁を打ち壊した傑作でもあり、固定化されていたシリーズの作品を変えた作品でもあります。
人機一体を実現したモビルファイターのダイナミックかつツッコミ所のある戦闘シーンは無茶苦茶でありながら爽快で、戦闘シーンだけでも面白い。それでいてガンダムシリーズ屈指の名シーンもある、ガンダム初心者にもおススメの作品です。

機動武闘伝Gガンダム / Gガン / Mobile Fighter G Gundam / Mobile Fighting Legend G Gundam
10

「代理戦争」としてのスポーツ

ガンダムシリーズをはじめアニメファンでこの作品を知らない人はまず居ないであろう、名作中の名作。もう既に本作の内容の面白さについては語られてきた気もするのですが、今回は少し違う切り口からこの「Gガンダム」を語ってみましょう。
それはタイトルにも書いてあるように「代理戦争」としてのスポーツという側面です。意外と「Gガンダム」を語る上でこの点ってあまりファンの間でも議論になることが少ないからかと思れます。
ここからはネタバレを含みますが、「Gガンダム」の世界観、舞台設定は「ガンダムファイト」という四年に一度地球をリングとして開かれるものです。本編ではこれはあくまで「代理戦争」であって「スポーツ」ではありません。故に戦いのためならどんな手段を使っても許されます。銃火器を初めとした武器を使ってもいいし、地形を活かして策を練って勝つのもありです。また物語後半の決勝大会では直接コックピットを狙ってもいいというルール変更までなされるなど、いわゆるこの時代に流行った他のスポーツ漫画、格闘漫画とはかなり違ったユニークな切り口の大会です。現実で言えば総合格闘技「K-1」に近いと言えるでしょう。
ガンダムシリーズ全体として見ると余りにも非合理的で馬鹿馬鹿しいと思われるシステムですが、しかしそもそも考えてみれば「スポーツ」とは人間の闘争本能、競争心を「ゲーム」として昇華し、戦争の代理として行わせ、国家同士の強さを競い合うものでしょう。実際ガンダムファイトという代理戦争は国家戦争で生じる罪なき人々の犠牲を出さないようにするためのものとして作られたという背景設定があります。
しかし、だからといってそれで問題の本質は解決するわけではありません。むやみやたらと人が死ぬことは避けられましたが、それでもやはり国家間の経済格差による実力の格差は縮まることはありませんし、また全身18m以上もあり人型ロボットを借りて地球で戦う以上、地形破壊や環境破壊を免れることは出来ず、結果として地球のあらゆる国、街が見る影もない位に荒廃しているという問題があります。それを解決するためにネオジャパンのカッシュ博士(主人公ドモンの父親)は「地球再生」を目的としてアルティメットガンダムを開発するのですが、これが裏目に出てデビルガンダムに変貌、「人類抹殺」という真逆の答えを導き出してしまう。最初は「善」を目的として作られた物が「悪」に変わってしまう。
本作を「ガンダムシリーズ」として、改めて見直すとこの「代理戦争としてのスポーツ」から生じる様々な問題が私たちに「何が正しくて何が間違いなのか?」を考えさせるきっかけにもなっており、決してただ強くなって戦って頂点に立つことというありがちなスポーツ漫画のセオリーに終始していないというところに本作の「ガンダムらしさ」があり、今見直しても十分通用する普遍性があります。勿論エンタメとして素晴らしい作品ではありますが、こういう観点からも是非一度ご覧頂きたい一作です。

機動武闘伝Gガンダム / Gガン / Mobile Fighter G Gundam / Mobile Fighting Legend G Gundam
8

SFロボットアニメ感想

1994年から1995年にかけて放送されたサンライズ制作のロボットアニメで、サンライズの看板シリーズといえるガンダムシリーズの中でも群を抜く異色作となっていて、世界各国を代表するガンダムが格闘大会を繰り広げるという少年漫画を彷彿とさせる展開で、主要キャラクターも少年漫画にいてもおかしくない雰囲気だったり、登場するメカもMSやMAといったお馴染みの存在もいる一方で影が薄く、大部分がモビルファイターと呼ばれるガンダムで、それらガンダムのデザインも各国を象徴としたユニークすぎるものが大半という具合に、従来のガンダムとは大きく異なる作風に旧来のファンからは反感を買ったのは事実ですが、主人公ドモンの師にして最強のライバルとなるマスターアジア登場以降から人気がさらに加速し、従来は戦争を扱っているためどうしえも陰鬱な空気になりやすかったガンダムの固定観念をいい意味で打ち破り、熱い展開が堪能できる作品となっています。
(当時チビッ子だった私も過去のガンダムはろくに知らなかったので、普通に面白いロボットアニメだった記憶があったので、作り手の狙いはおおよそ間違っていない…??)。
前述のように当初はファンを困惑させた本作ですが、以降のシリーズにも大きな影響を与えた転換期としてなくてはならない存在となっています。

機動武闘伝Gガンダム / Gガン / Mobile Fighter G Gundam / Mobile Fighting Legend G Gundam
9

異色な熱血ガンダム作品

スレイド、グレンラガンと並ぶ漢の教科書と言われることもあるこの作品。正直、設定が無茶苦茶なグレンラガンと一緒にしないでほしいが…。
この作品は、ガンダムファンなら食わず嫌いしている人がかなり多いと思う。自分も学生のときはそうだった。しかし、いざ見ているとどっぷりはまってしまった。まず、一見熱いだけのアニメと思われてしまうが、以外と雰囲気に終末感が漂っていたり、主人公はクールだったりと見てみないと分からないことがある。そして、4クールもあるのに全く飽きさせないように上手く作られている。ただのガンダムファイトだけの物語ではないからだろうと思います。
キャラクターに関しても非常に魅了的で皆様々な背景があり、そしてそれぞれの目的の為に戦っているところが良かった。音楽は、田中公平のためもちろん素晴らしいのだが、導入の仕方も上手で盛り上がってたと思う。声優は本当に文句なし。叫ぶ演技は心に来るものがあった。ガンダムファンもそうでない人も見てほしい傑作だそしてキャラがとにかく良いです。
熱い主人公、個性的な仲間たち・師匠・魅力的なヒロインたち、シャイニングガンダムやゴットガンダムのデザイン。「俺のこの手がー」から始まる必殺技も格好いいです。

機動武闘伝Gガンダム / Gガン / Mobile Fighter G Gundam / Mobile Fighting Legend G Gundam
9

地球がリングだ!相手もガンダムだ!

機動戦士ガンダムが今年で40周年を迎えようとしていますが、その間には様々なガンダム作品があり、新たな世界観・ガンダム像によるストーリーも多く展開されました。その転機となる記念すべき作品こそ、「機動武闘伝Gガンダム」なのです。
1994年に作られた当時は、いわゆる格闘ゲームが大ブームの真っ只中で、本作も世界中のお国柄を反映したようなデザインのガンダムが、操縦者(ガンダムファイター)の能力や動作をトレースし特徴を生かした対戦を行います。
主人公はドモン・カッシュで、トーナメントで勝ち上がりながら行方不明の兄を追います。戦いを通じてドモンは対戦者達と心を開き、やがて自分の師匠マスターアジアの陰謀に立ち向かうなか、謎のファイターシュバルツとの邂逅を経て「明鏡止水」の境地に達します。しかしマスターアジア操るマスターガンダムとの激戦にて乗機であるシャイニングガンダムが大破。絶体絶命のピンチに空から球体が現れその中から新たな機体、モビルファイターゴッドガンダムにドモンが乗り込みマスターを撃退します。決戦の地ホンコンには勝ち抜いてきた猛者が揃い、ドモンを苦しめます。そこで出会う美少女ファイター・アレンビーとの奇妙な友情と秘めた謎、ホンコンの首相ウォンとマスターアジアの暗躍、果たしてドモンは戦いを制しガンダム・オブザ・ガンダムの称号を得られるのか、さいごに控える「究極のガンダム」の正体とは、戦いしか知らぬドモンの心を満たすものとは、それではガンダムファイト・レディー・Go!!

親タグ

兄弟タグ