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SFロボットアニメ感想
1994年から1995年にかけて放送されたサンライズ制作のロボットアニメで、サンライズの看板シリーズといえるガンダムシリーズの中でも群を抜く異色作となっていて、世界各国を代表するガンダムが格闘大会を繰り広げるという少年漫画を彷彿とさせる展開で、主要キャラクターも少年漫画にいてもおかしくない雰囲気だったり、登場するメカもMSやMAといったお馴染みの存在もいる一方で影が薄く、大部分がモビルファイターと呼ばれるガンダムで、それらガンダムのデザインも各国を象徴としたユニークすぎるものが大半という具合に、従来のガンダムとは大きく異なる作風に旧来のファンからは反感を買ったのは事実ですが、主人公ドモンの師にして最強のライバルとなるマスターアジア登場以降から人気がさらに加速し、従来は戦争を扱っているためどうしえも陰鬱な空気になりやすかったガンダムの固定観念をいい意味で打ち破り、熱い展開が堪能できる作品となっています。
(当時チビッ子だった私も過去のガンダムはろくに知らなかったので、普通に面白いロボットアニメだった記憶があったので、作り手の狙いはおおよそ間違っていない…??)。
前述のように当初はファンを困惑させた本作ですが、以降のシリーズにも大きな影響を与えた転換期としてなくてはならない存在となっています。