スピッツのベース田村明浩の魅力
スピッツと言えばボーカルの草野マサムネがリーダーで非常に目立っていますが、そのスピッツのベース、田村明浩が担当するベースプレイは、バンドの音楽において非常に重要な要素であり、彼の演奏には多くの魅力があります。何を隠そう、スピッツのリーダーはこの田村明浩なのです。
まず、スピッツの音楽はシンプルでありながらも、繊細で美しいメロディーが特徴です。田村のベースはそのメロディーを引き立て、シンプルでありながらもメロディアスであり、リズムセクションとしての役割を果たしながらも、曲の流れに自然に溶け込み、音楽全体に深みを与えています。彼のベースラインは主張しすぎず、しかし確実に存在感を放ち、スピッツの楽曲におけるバランス感覚を保っています。ベースプレイの特徴として挙げられるのは、その正確さと安定感です。彼の演奏は非常に堅実で、リズムの狂いが少なく、他のメンバーとの息の合ったアンサンブルを実現しています。
さらにお勧めするのが、彼のライブでの動きです。シンプルでメロディアスなベースラインとは真逆な激しい動きが特徴です。飛び跳ねたり、頭を振ったり、時にはベースの弦を引きちぎったりとパンクバンドのベーシストみたいな動きをします。一度スピッツのライブに行くと、田村明浩のファンになって帰ってくるお客さんも多くいる事でしょう。