スピッツの魅力
スピッツは、男性4人組のベテランロックバンドです。デビューは1991年で、今年で30周年を迎えましたが、今でも第一線で活躍されています。スピッツといえば、「ロビンソン」や「空も飛べるはず」といったフォークロック調の曲のイメージが強いかもしれませんが、ハードロック系の楽曲や、ストリングスを取り入れた楽曲といった、幅広い楽曲を積極的に制作していることも魅力です。ボーカルの草野マサムネさんの独特のハイトーンボイスと魅力的な作詞・作曲センス、ギターの三輪さんのレスポール(エレキギターの機種)を使用したアルペジオ奏法の独特なアレンジング、ベースの田村さんの踊り狂いながら熱狂的に演奏するライブパフォーマンス、ドラムの崎山さんのしっかりとしたドラミングも魅力的です。また、アルバムを発表した後は、毎回欠かさず47都道府県のほとんどを回るほどライブ活動も精力的に行っており、全国のファンを魅了しています。私は、3回ほどライブに行かせてもらいましたが、お馴染みの曲からデビュー当時の曲、新しい曲も演奏され、毎回良い感じで会場内は盛り上がります。また、マサムネさんを中心に話すライブ途中のライブMCも独特で面白く、ライブの雰囲気を良い感じに和ませてくれます。また、そのライブMCの4人のやり取りを聞いていると分かりますが、4人がとても仲が良いのが伝わってきます。今では、音楽の教科書に楽曲が載るほど、お馴染みのバンドになっており、全員50代に突入しておりますが、今後も頑張って良い楽曲を送り出してくれると思います。