爽やかでサビない音楽
初めてスピッツの曲を聴いたのは、もう20年以上前のこと。そんな昔から今に至るまで、多くの人達に愛される存在だと思います。
スピッツに惹かれた最初のきっかけは、甘酸っぱい歌詞と、それに似合うハイトーンなマサムネさんの声です。
歌詞は、恋する女の子、男の子の気持ちを、リアルというよりメルヘンチックに表現されていると思います。どちらかといえば、失恋ソングよりも恋する恋心を歌った歌が多く、歌詞に自分を当てはめて、恋心が弾むような曲ばかりだと思います。
覚えやすいメロディーは、CM起用からもうかがえるように、幅広い世代から支持されていることがわかります。
朝ドラの主題歌も担当して、より多くの世代からも好感の持てる存在になっていると思います。
結成30年を超えても、全くサビることなく音楽性を高めているように感じます。現在では、楽曲ひとつひとつを丁寧に作っているので、リリースのタイミングは早くはありません。だからこそニューアルバムのリリースや、ライブなどをファンは楽しみにしているんだと思います。
とにかく、いくつになってもセンチメンタルな恋心を歌わせたら、スピッツがナンバーワン!イントロを聴いただけで、恋心忘れた年代も、真っ只中の年代も、心が弾みます。